妄想女医・藍原香織の診察室

Piggy

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迷走編

21話【off duty】佐々木 楓:先生んち(楓編)①

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 何とか先生のアパートにたどり着いて、ベッドに寝かせた。大橋くんには目隠ししてもらって、引き出しからパンツを探す。新しいパンツだけ履かせて、上から布団をかけた。先生はもう、完全に意識を失って、今は爆睡してる。どれくらい盛られたんだろう? お酒も入ってるし、しばらくは目が覚めないかもしれない。

「ねえ楓さん。このあとどうするの?」
「どうするって、置いて帰るわけには行かないでしょ? とりあえず先生が目を覚ますまでは、付き添うよ。……あたしのせいも、あるし」
「え、そうなの?」

 何にも知らない大橋くんは、きょとんとしてる。あたし、本当は、藍原先生からのメールがなんかおかしいなって、気づいてた。でも、返信しなかったんだ。先生が小山内くんとくっつくならそれもいいと思ってたし、それに……。

「でもさ、先輩が、楓さんも来るからって嘘ついて藍原先生を呼び出したんでしょ? だったら、楓さんのせいじゃないじゃん。それをいうならさ、合コンに先輩を誘った俺が悪いって話だよ」
「……そうね。あんなオオカミを呼ぶなんて、あんたの人選ミスよね」
「えっ、そう来る!?」
「何よ、自分からいっといて」

 もう、大橋くんたら、あいかわらず調子いいんだから。

「……ねえ、それよりさ……」

 ベッドの横で座ってるあたしのうしろから、大橋くんがすり寄ってきた。

「藍原先生、なにされたんだろ? パンツまで、脱がされてたよね。まさに、危機一髪?」
「……あたしが入ったときは、もうまさに、入る直前だった」
「えっ、楓さん、ガッツリ見ちゃったの?」
「……うん」
「マジかぁ!?」

 ちょっと大橋くん、あからさまに興奮しすぎ! 不謹慎なんだから。

「あたしが見ちゃったってこと、絶対先生にバラさないでよ!?」
「わかってるよ!」
「あんたが先生のおっぱい見たってことも、誰にもいっちゃダメだからね!?」
「わかってるってば」

 まったく。アホな大橋くんのせいでこんなことが周りに知れたら、藍原先生、可哀想すぎる。

「……先生のおっぱい、デカかったね」

 突然、耳元で大橋くんが呟いた。

「……何よ、やっぱりおっぱいはデカいほうがいいってこと?」
「ち、違うよ。デカくてびっくりしただけだよ」
「どうせあたしは手のひらサイズですよ」
「いや、そういうことがいいたいんじゃなくて……」

 大橋くんが、うしろからあたしの服の下に手を忍ばせてきた。

「先生の胸見たら、ムラムラしちゃって、楓さんのおっぱいを揉みたくなってきた、って話」

 いいながら、もう両手はあたしの胸を揉み揉みしてる。

「ちょっと、大橋くん! こんなときに、しかもここ藍原先生んち……あんっ」

 大橋くんの指が、コリッとあたしの乳首を摘まんだ。やだ、うっかり声出ちゃったじゃない。

「大丈夫だよ、先生、爆睡してるから当分起きないし……むしろ、今のうち?」

 大橋くんが、うしろからあたしの首に吸いついてくる。ぴちゃぴちゃと音を立てて舐めながら、両手は乳首をクリクリするもんだから、あたしは別にしたいわけじゃなかったのに、急に体がスイッチ入ったみたいに敏感になっちゃう。

「ねえ、やめてってば……んっ、あんんっ」
「はは、やめてっていいながら、キモチよさそうじゃん?」

 大橋くんの声が意地悪になった。まただ、いつもはあんなにヘタレなのに、こういうときだけ、あたしに意地悪をいってくる。いつもだったらタコ殴りにしてやるのに、大橋くんにキモチいいことされながらいわれると、どうしても逆らえない。力なく暴れるあたしを簡単に押さえ込むと、大橋くんが後ろから手を伸ばしてパンツの中に手を突っ込んできた。茂みの奥にある突起を指の腹ですりすりと擦る。あたしの体は勝手にビクビクと痙攣して、出したくないのについ甘えたような声が漏れる。

「あんっ、あぅ、お、大橋くんッ、あ……っ、んふっ」
「ほらね、楓さんだって大好きじゃん、ここ、こうされるの……」

 後ろからあたしを羽交い絞めにする大橋くん。振りほどこうとしても、びくともしない。やっぱり男なんだなって、思い知らされる。あたしはもう全身が性感帯みたいになって、ビクビクが止まらない。

「あ、楓さん、濡れてきたよ? へへ、藍原先生んちなのに、エロいね、楓さん。誰かいるほうが、感じちゃうの?」
「あんっ、ちがっ、違うもんっ、あっ、あっ……」

 大橋くんの指はもうあたしの中にずっぷりと根元まで入って、慣れた手つきであたしの一番キモチいい奥のほうをグリグリと刺激する。あたしの膣はきゅうきゅうと喜んでよだれを垂らしまくる。大橋くんは、あたしの弱いところをもう全部知ってる。どこをいじったらキモチいいか、どうしたらあたしがおかしくなるのか、全部わかってて、あたしはもうどうしようもない。

「ほらね、すっげぇぐしょぐしょ……。クリもぷっくり膨らんで、触ってっていってるよ?」
「あっ、あんっ、いっ、いいっ、大橋くん……っ」

 ベロベロと首筋を舐められ、乳首とクリを同時に摘ままれて、あたしはもうすっかり抵抗できなくなる。目の前で藍原先生が寝てるのに、そんなのおかまいなしに、勝手に声が出ちゃう。大橋くんの指はクリと膣の中をせわしく行ったり来たりして、あたしを翻弄する。そのうちあたしのほうが我慢できなくなって、大橋くんの指が奥のほうまで入り込んだ瞬間に、お尻を突き出してその指を逃がすまいと咥え込む。勝手に腰が動いちゃって、大橋くんが嬉しそうに笑った。

「すげぇエロいね、楓さん。そんなに奥が好きなの?」
「んっ、ふっ、す、好きなの……」

 恥ずかしいのに、大橋くんに聞かれると、口が勝手に答えちゃう。

「ホントだね……うわ、もう汁が溢れて足まで伝わってるよ? やばいね、藍原先生んち、汚しちゃう。ははっ、新條んちでもヤッたし、今度はここでも、楓さんのやらしい汁、垂らしちゃうの?」
「ううっ、やだ、だめぇ……あっ、はあ……っ」

 だめ、藍原先生の家を汚すなんて、絶対ダメ。でも、止まらない。こんなのダメって思うほど、腰が動いちゃう。あたしは背後の大橋くんに後ろ手ですがりつきながら、身の置き所がないように体を揺らした。

「ねぇ、ダメ、汚しちゃダメ、でも、あっ、やめられない……っ、ね、大橋くんっ、お願い……ッ」

 もう、何がお願いなのかよくわらない。耳元で大橋くんがふっと笑った。

「仕方ないなあ、楓さん、ドエロだから……」

 そういうと、大橋くんが服を脱いで、半袖の下着をあたしのお尻の下に敷いた。

「はい。楓さんのやらしい汁、いっぱい垂らしていいよ」

 いうなり、大橋くんの指がもう一度あたしの中に入って激しく動き始めた。途端に声が上ずる。

「あっ、あっ、あっ、いいっ、いいの……っ、もっと、もっとして……!」

 一気に膣の入り口から漏れる水音が音量を増して、あたしは夢中で腰を揺らした。裸になった大橋くんの体は、みかけによらず逞しい。いつも、えっちの最中にふと目に入って、ドキッとする。普段は全然、大橋くんのこと男だなんて意識もしないのに。

「はっ、ああっ、そこ、奥、好きなの……ッ」

 大橋くんの指は一番キモチいいところをぐいぐいと擦って、あたしはもう急激に昇りつめていく。

「んっ、はっ、いいっ、あ、イキそう――!」
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