妄想女医・藍原香織の診察室

Piggy

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迷走編

22話【off duty】佐々木 楓:先生んち(楓編)②

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 足元からざわざわと鳥肌が上がってきたところで、急に大橋くんが指を抜いた。

「んん……っ、大橋、くん……っ」

 なんで? もっとしてよ。息も絶え絶えに振り返ると、大橋くんがにやりと笑った。

「ね、もっとしてほしい?」
「うんっ、もっと、早く……ッ」
「じゃあ、自分でおねだりしてごらんよ。お尻突き出してさ」
「やぁ……ッ、そんな……」
「できないなら、これで終わりだよ?」

 うそ。大橋くん、いつからそんなに意地悪になったの。

「うう、やだ、ね、早く、続きしてよ……」

 もう泣きそうになりながらお尻を擦り付けてねだってるのに、大橋くんはやめたままだ。

「ダメ。自分でパンツ脱いでさ、お尻、出して?」
「うぅ……」

 大橋くんの、意地悪。あたしが逆らえないこと知ってて、そんなこというんだから。あたしは半泣きでもそもそと下着を脱いだ。スカートをまくったところで、もじもじする。

「ほら、お尻出さないと、いじれないよ? 四つん這いになってさ、楓さんのいじってほしいとこ、見せて?」
「うう……っ、大橋くん……っ」

 何もされてないのに恥ずかしすぎて呼吸が荒くなる。はあはあいいながら、あたしは藍原先生が寝てるベッドのヘリに両手をかけた。膝をついて、後ろにいる大橋くんへ犬のようにお尻を向ける。もう恥ずかしすぎて、体が震える。

「ひゃあ、楓さん、めっちゃいい眺め。全部丸見えだよ」
「やあ、いわないで……っ」
「うわ、楓さんのアソコ、ヒクヒク震えてる。俺に見られるだけで、感じてんの?」
「んぅ、そんなこと、ない……っ」
「でも、ヒクヒク震えて、どんどん汁が溢れてるよ? はは、可愛いお尻の穴も、丸見え……」

 もうやだ。早く、早くどうにかして。

「ねっ、大橋くんっ、も、早く……っ」

 フルフルとお尻が震えちゃう。

「え、なに? なにしてほしいの?」
「んっ……、い、いじってよ……っ! 早く、指、入れてッ、奥まで、いじって、お願い……っ!」

 どうしよう、あたし、完全に大橋くんのいいなりになってるペットだ。ベッドに掴まってぷるぷると震えながら、飼い主の大橋くんが可愛がってくれるのを待ってる。
 大橋くんが、あたしの耳元に顔を寄せた。

「ふふ、よくできました」

 いうなり、2本の指があたしのぐしょぐしょになった穴を貫く。

「あああっ!」

 そう、これ。これが欲しかったの。激しく突き動かす大橋くんの指に合わせて、あたしは必死で腰を振った。ぎしぎしとベッドがきしんで、寝てる藍原先生の体もゆらゆらと揺れる。もしかしたら、起きちゃうかも? ああ、でもダメ、考えてらんない。

「うっわ、楓さん、すげぇ。もう、大洪水。ちょー滴ってる」

 四つん這いになって後ろから指を抜き差しされて、お預けをくらっていたあたしの体はまた急激に昇っていった。

「うっ、ああっ、ひっ、あ、ダメ、出ちゃう、なんか、出ちゃう……ッ!」

 尿道が刺激されるようなむず痒い快感が押し寄せて、あたしはもう我慢できなくて全身を震わせた。

「あっ、ああ、ああーっ!」

 恍惚とした時間が訪れて、大橋くんの指がゆっくりと抜かれた。

「ひゃあ、すげえな楓さん。めっちゃ潮吹いてる……」
「ああ……」

 肩で息をしながら下を見ると、大橋くんの黒いTシャツが濡れて、半分くらい、色が変わっていた。

「ふふ、楓さん、可愛い……」

 大橋くんがするりとあたしのお尻を撫でて、そこに顔をうずめた。ぺろりとイッたばかりのアソコを舐められて、電気が走ったみたいな刺激に思わず悲鳴を上げる。

「ひゃああっ! や、ダメ、今は、ダメ……っ!」
「ふふ、ダメじゃないでしょ? キモチよすぎるだけでしょ?」

 ぴちゃぴちゃとざらついた大きな舌で舐め回されて、あたしの体は陸に上がった魚のようにビクンビクンと跳ねる。

「んうっ、はっ、やっ、も、大橋くんっ、も、ダメ……っ」
「はは、仕方ないなあ……まあ、俺もかなり、限界」

 大橋くんの舌が離れたと思ったら、直後、太い衝撃が後ろから突き刺さった。

「んああああっ!」

 いきなり一番奥を突かれて、あられもない嬌声をあげてしまう。大橋くんのモノはもうパンパンに膨らんで硬くなってて、容赦なくあたしを後ろから突き上げた。さっきイッたはずなのに、またあたしの奥深くのところから、ぐんぐんと太い快感が奔流となって押し寄せる。もうダメだったはずなのに、またすぐ、もっと欲しくなる。大橋くんにされると、もう快楽の終わりが見えなくて、最高にキモチよくて、辛くなる。

「うおっ、楓さんの中、もうギュウギュウだよ? すごい、締めつけてくる……っ」

 大橋くんが、夢中になってあたしに腰を打ち付ける。狭いアパートの一室で、パンパンとお尻のぶつかる音と、ぐちゅ、ぐぷ、といういやらしい水音が響いて、声も我慢できないし、もう隣に聞かれてるんじゃないかと思うくらい。目の前には藍原先生が寝ていて……ああ、どうしよう。

「ああんっ、ああっ、いいっ、いいよぅ、大橋くん……っ! もっと、もっと、突いて……!」
「うあっ、キモチいい、楓さん……ッ! 楓さんっ、俺の、好き? ねえ、好き?」

 息を切らした大橋くんの熱くて湿った声が、耳元で問いかける。ああ、それだけでもゾクゾクする。

「はああっ、好き、大好き……っ! いいのっ、もっと……!」

 あたしはもうなりふり構わずおねだりして、とにかく最高の快感を求めて腰を動かす。ベッドに掴まっていても倒れてしまいそうなくらい激しく突かれて、あたしの奥から再び何かがせりあがってきた。

「ひゃあっ、やあっ、も、イク、また、イッちゃう――!」
「ああっ、俺もっ、も、出る、楓さん……ッ」
「ああっ、ひ、あっ、ああああ――ッ!!」

 叫び声を堪えもせずに、あたしは背中を大きくのけ反らせて二度目の絶頂を迎えた。中で、大橋くんのモノがグッと容積を増して、ビクビクと震えてるのがわかる。

「うあ……っ、は……っ……」

 律動の止まった大橋くんの腰が、二度、三度と不規則に動いて、それからゆっくりと止まると、汗ばんだ大きな胸板が、あたしの背中にぴったりと張り付いた。

「ああ……楓さん……」

 大橋くんが、中に入ったまま、背中からきゅっとあたしを抱きしめる。あたしはそんな大橋くんの両腕を自分の手で包んで、そのまま床に倒れ込んだ――。
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