妄想女医・藍原香織の診察室

Piggy

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障害編

27話【hot spring travel】佐々木 楓:混浴(楓編)③

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「あ……っ」

 夜の露天風呂とはいえ、大橋くんの目の前に、あたしのアソコが曝される。夜風がひんやりと冷たくて、人目も気になってもじもじしていると、大橋くんの両手があたしのお尻を掴んだ。

「動いちゃダメでしょ。俺にちゃんと見えるように、もっと突き出して?」
「あ……やだ……ね、し、新條くんが、戻ってきちゃうかも……」

 さっき遠ざかっていった新條くんが気になる。手をついて四つん這いにさせられると、首を捻じ曲げないと新條くんが行った方向が見えない。今戻ってきちゃったら、あたし、大変なカッコを曝すことになっちゃう。

「楓さん、見られたくないの?」
「あ、当たり前でしょ……ッ」
「じゃあむしろ、でかい声で喘いじゃいなよ? そしたらあいつ、戻ってこないからさ……」
「ひゃああっ……!」

 大橋くんがいきなりあたしのアソコにしゃぶりついた。ひんやりと冷えた入り口に突然大橋くんの生温かい舌が広い範囲で触れて、油断していたあたしは大きな声を出してしまった。ねっとりとざらついた感触がすごくキモチよくて、立ち上る快感を我慢するのに体が震える。

「そうそう、いい声出てるよ、楓さん。もっとさ、見せつけてやろうよ……」
「ああん! ダメ、大橋くんッ、あッ、ひゃあっ、いいっ、あ、そこ……ッ!」

 ベロベロと上下に舌を動かしながら、指先でその奥の小さな豆をクリッと摘ままれる。痺れるような快感が走ったかと思うと、今度はその指がまたあたしの中に入ってぐいぐいと掻き混ぜ、鈍い快感を後押しするように、長い舌が伸びて硬く尖った舌先が敏感な豆を刺激する。次から次へと襲ういろんなキモチよさに、あたしはもう恥ずかしいとか誰がいるとか考えられなくなって、ひたすらに大橋くんを求めた。

「ああっ、いい、また、あッ、またイキそうッ、ねえ、大橋くんッ、も、おかしくなっちゃう、ね、あ、あ、い……ッ、あああぁぁ――ッ!!」

 ガクガクと腰が震えて、また指と舌でイカされてしまった。もう両足が震えてうまく立てない。なのに大橋くんは、ぺたりと石の上に脱力したあたしの腰を持ち上げて、熱くて太い棒を、濡れてヒクヒクと痙攣するあたしのアソコにあてがった。

「楓さんだけ、ずるいんじゃない? 俺にも、イカせてよ」

 耳元でそう囁くと、バックの体勢から、大橋くんが一気にあたしの中を貫いた。ずん、と一瞬にして最奥を一突きされ、言葉にならない嬌声をあげる。

「んああッ! ひ、あ、ああああ……ッ!」

 もう2回もイッたのに、体には力が入らなくて立つことすら精いっぱいなのに、あたしの中は、三度みたびもたらされた快楽を味わいつくそうと貪欲に大橋くんの肉棒を捕らえて離さない。ゆっくりとしたストロークで、重く深く突かれる感覚に、全身が打ち震える。

「もっと……! もっと……!! ああっ、イイッ、もう1回……ッ!」

 勝手に口走ってしまう。もっと、ずっと、何回でも突いてほしい。あたしの体を知り尽くした大橋くんのモノで、ずっとあたしを翻弄していてほしい。そんな気持ちと、もっと激しく、強く貫いて最高の高みまで連れて行ってほしい、そんな気持ちが、交互に現れる。終わりたくない。まだ終わりたくないのに、大橋くんが徐々に腰の動きを速めていく。

「アッ、イイッ、もっと、もっと強く、ああっ、奥までッ! あああっ、いいの、ひ、あ……ッ」

 もっと味わっていたいけど、大橋くんの動きが激しくなるにつれて、奥を突き抜かれる深い快感に身悶えて、またふるふると全身が震え出す。大橋くんの息遣いが、どんどん荒くなっていった。

「あ、はあっ、楓さんっ、すごいよ、すごい締まる……ッ、あ、やば、もう、もたない……ッ」

 大橋くんの抽送が勢いを増し、あたしの中を満たす彼自身が、ぐっと大きく膨張した。

「ひあ……ッ! いいっ、そこ、ああっ、キモチいい……ッ!」

 大きくなった大橋くんの先っぽの形が、よくわかる。カリの部分があたしの一番いいところをぐいぐいと擦り上げて、あたしは一気に高みへと押し上げられた。

「ひゃあっ、大橋くんっ、また、また、クる、クるのッ、ひっ、ああああぁぁ……ッ!」
「うあ、楓さん、すげ……っ、ダメだ、俺もイク――ッ!」

 目の前が真っ白に光って、自分の中がぎゅうっと大橋くんを締め付けるのがわかった。そして、大橋くんのモノがあたしの中でビクビクと数回跳ねて、それから背後で、大橋くんの熱いため息が聞こえた。

「……っ、あぁ……。楓、さん……」

 大橋くんの胸が、ぴたりとあたしの背中にくっつく。後ろから抱きかかえられたまま、あたしたちは再びお湯の中へ身を沈めた。
 やっと我に返って、あたりを窺う。誰もいない……たぶん。でもきっと、新條くんにはばれてる。だって新條くん、まだ男湯に戻ってないはずだもん。
 夜風に曝したままで冷えた上半身を温め直しながら、あたしは大橋くんの顔をちらっと見た。目が合った大橋くんが、てへっと舌を出す。

「やっぱり我慢できなかった! ごめんね、楓さん」
「謝るくらいならしないでよっ」

 調子のよさに、またかちんと来る。

「でもさ、楓さんだって……すごく、よかったでしょ?」
「う……」

 ……それは、そうだけど。大橋くんにいわれると、素直にうんといえない。……えっちの最中は、あんなにあられもなくおねだりしちゃうのに。
 そっぽを向くと、大橋くんが楽しそうにあたしの頭をくしゃくしゃと撫でた。

「ははは、いいよいいよ。そういう強がりな楓さんも、大好きだから」

 もう、大橋くんてば。普段のときとえっちのときで全然違うから、調子が狂っちゃう。でも……どっちの大橋くんも、意外と嫌いじゃない……っていうのは、悔しいからまだいってやらない。
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