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Ⅲ 誓約
28. 新しい一歩
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「シルファ!」
レイは不安を抱えながら、大きな声でシルファを呼んだ。
まもなく、シルファの瞼がゆっくりと開かれた。
「……はい、レイさま。申し訳ございません、動力を温存していたため、返事が遅れました」
レイはホッと息を吐き出した。
「ああ……びっくりした……。死んでしまったかと思った」
シルファが驚いた表情を向ける。
「私は人形です。生なき者に、死はおとずれません」
「ああ……理屈では、そうなんだけど……。俺はつい、君が人形だということを、忘れてしまうんだ。だって君は、人と同じように、笑うし、驚くし、悲しむし、泣くから……」
シルファは一瞬ためらったのち、
「私は泣きません」
と答えた。
「涙は出ないけど、泣くのと同じ気持ちにはなっただろう?」
シルファは不思議な気持ちで、レイを見つめた。その視線を受け、レイが複雑な表情を浮かべる。
「ごめん……シルファ。悪気はないんだけど、俺、分かってしまうんだ。君は今まで、何度か、心の中で泣いていた……」
申し訳なさそうな顔で、そう告げたレイの瞳は、とても優しく穏やかで、エイミアの面差しを髣髴とさせた。シルファは胸に何か、温かい灯がともったような心地がした。
「……私に心があると言ってくださったのは、エイミア様とレイ様だけです。人と同じように接してくださったのは、お二人だけ……。この心は、本物なのでしょうか?私には、分かりません。人に似せて作られた、まがい物の器に……人と同じ心は、宿るのでしょうか?」
魔王が感じた疑問と同じものを、誰よりもシルファ自身が、強く感じていた。
しかしそれを悩むたび、禁忌の扉が近づき、シルファの思考を冷たく凍りつかせてしまう。今までずっと、そうだった。
そのもどかしい霧をはらうように、レイが口を開く。
「君は間違いなく心を持ってるよ。エイミアもきっとそれを知ってたんだな」
(エイミア様……)
シルファは心の中でそっと、特別な少女の名前を呼んだ。
その名を思い出すたび、胸に広がるあたたかい感情と、彼女の抱えていた悲しみの名残、そして別れの日の苦痛が甦る。
遥かな過去からエイミアが解放した心の枷は、レイを助けた後にまた元に戻ってしまったが、それは以前のような完璧な拘束力を失っていた。
シルファの感じた、エイミアの苦しみの記憶も、今は何の障害もなくはっきりと思い出せる。
「レイ様……エイミア様が、私を……レイ様を、助けてくださったのです。過去から、あの優しい眼差しで、私を見つめて……。以前、レイ様は、私にお尋ねになりましたね。エイミア様のことを……。お話しする機会を、私に授けてくださいませんか」
「大丈夫なのか? あのときみたいに、また……」
「今ならもう、お話し出来るような気がするのです」
「そうか。じゃあ、ここを出て、君の体が治ったら、ゆっくり聞くよ。実はさ、魔王が俺を解放すると言うんで、今からみんな一緒にこの<最果ての間>を出るんだ。……なあ、シルファ、500年目の奇跡がどんなものなのか知らないけど、それまで俺と一緒に暮らしてくれるか?」
「はい、もちろんでございます、レイ様。喜んで、お世話させていただきます」
「うん。頼むよ。……良かった。実は君の世話になるのにすっかり慣れちゃってさ……俺も堕落したもんだ」
レイが自嘲の笑みを浮かべながらシルファを抱えあげたとき、魔王が居間に入ってきた。レイに頼まれた一冊の絵本を、手に持っている。
「これか?」
あっ、とシルファが小さく声を上げる。
レイは魔王に頷いて、絵本をシルファに手渡してもらった。
「君にあげる。いいよな? 魔王」
「構わぬが……過去からの伝言には驚いた。……あれがおまえの心を決めるのに一役買ったのなら、エイミアという少女に感謝せねばな」
「あれを読んだのか、魔王」
「ああ。昔、ここに籠っていた母が、不思議がって私に見せてくれたのを、思い出したのだ。今の今まで忘れていたが、あの古代アキュラージェ語で綴られた言葉は、おまえへの伝言だったのだな。もう一度目を通して、ぞくりとしたぞ……」
「ああ。……俺も初めて見たとき、びっくりしたよ」
レイの腕の中で、シルファはエイミアとの思い出の品を、大切そうにそっと抱え込んだ。
「ありがとうございます、レイ様、陛下……」
魔王は改めて、レイに横抱きにされているシルファを見つめた。
そして眉をひそめて、レイに視線を移す。
少年にも少女にも見えるシルファは、レイが抱いていると、まるで彼に大切にされている幼い恋人のように見えた。
「……そのように抱くより、背負った方が安定するのではないか? ……いや、私が持とう。どのみち、おまえが人形を抱いていること自体、不自然だ。おまえは<最果ての間>にいたのではなく、今日、外から到着することになっているのだからな。さあ、私によこせ」
腕の中のシルファが、畏怖の念から縮こまるのを感じ、レイは慌てて魔王から一歩下がった。
「……じゃあ、都合が悪くなるところまで、俺が抱いて行くことにする。いいだろ、俺の人形だ。……くれると言ったのはあんただぞ」
「いや、そうだが、しかし……」
「おい、魔王。俺への贈り物に焼きもちを焼くなんて、みっともないぞ」
魔王の心中を見透かし、そう言い放つと、レイは魔王を無視してさっさと歩き出した。
返す言葉もなく、魔王はレイの後を追いながら、「くそっ……」と小さく毒づいた。
レイは封印扉の前で足を止め、改めて堅固な扉を仰ぎ見た。
もうすぐここから出られるのかと思うと、心が躍った。
広い大地と青い空が、恋しかった。
壁も天井もない空間で、生まれたばかりの風に吹かれ、燦々と降り注ぐ日の光を、肌で直接感じたかった。そして子供のようにふざけながら、草の上を転げ回り、どこまでも全力疾走し、意味もなく跳びはね、新鮮な空気を肺が破れそうなほど吸い込みたい。
自然を満喫したあとは街中に出て、人いきれの雑踏の中に身を投じ、日常というありふれた情景の一部になりたかった。買い物をしながら、人々と他愛もない会話を交わし、ただぶらぶらと街を歩きたい――しかしそう思った直後、レイは肩を落とした。
(当分は王宮に缶詰状態だろうな……。街中に遊びになんか、行けないか……)
魔王がレイの前に出て、大きな背中で視界をふさぐ。
その背中を見つめるうち、レイの胸に、再び不安が渦巻き出した。
(王妃として、役に立つんだろうか。この俺が……)
――いっそ、脱走してしまおうか。
ちらりとそう考えたとき、魔王が振り返り、鋭い目つきでレイを睨み付けた。
「レイ、ここから出ても、悪いがしばらくは王宮内でおとなしくしていてもらうぞ。王宮の外には絶対に出るな。良いな?」
ギクリと、レイが生唾を呑み込む。
魔王は表情を和らげ、困ったように笑いながら、そっとレイの額に口付けた。
「……っ!」
レイの体に、ゾクリと心地よい震えが走る。魔王は長身をかがめながらレイの瞳を覗き込み、人を魅了する低い声で、囁いた。
「少しでも脱出する素振りを見せれば、<最果ての間>に逆戻りだ。……いいな? レイ」
「!」
見透かされていたことに気付き、レイは顔を赤らめて俯いた。
腕の中のシルファは、気を利かせて目を閉じ、気配を殺している。
同意を求める魔王の目が、至近距離でレイをねめつける。
(この、変態め……)
レイは心の中で毒づいた。
でもこんな風に魔王に拘束されるのも、まんざら悪い気はしなかった。――むしろ、もっとがんじがらめに、捕まえていて欲しかった。
身動きも取れないほどに、この男の太い腕に締め付けられ、逞しい胸元に、窒息しそうなほど、顔をうずめたい――そんな思いに駆られた自分に、レイは羞恥を通り越し、あきれ返った。
(俺も相当な変態だな……。魔王のが移ったのか)
クッ、と笑いながら、レイは魔王を見つめ返す。
「わかっているんだろう、魔王? ……もう俺が、あんたから離れられないと」
レイの蜂蜜色の双眸が熱を帯び、とろりと魔王の心を絡め取る。
痛いほどに愛おしさが募り、魔王はレイに口付けようと、顔を寄せた。しかしレイはスッと一歩引くと、意地悪い笑みを浮かべた。
「おい、魔王。大事な公務はどうした? 早くここから出ようぜ?」
「……くっ……!」
魔王は切なげに嘆息し、レイに背を向けると、扉に向き直った。
レイの視界が、再び広い背中で埋め尽くされ、長い呪文を唱え始めた魔王の声が、耳に響く。
歌うように繰り出される深みのある低い美声が、しみこむように辺りを満たす。
一瞬心地よい目眩を感じ、レイは目を閉じた。
そして深呼吸を一つすると、再びゆっくり目を開き、前を見据える。
――嵐に見舞われ、思いがけない場所に辿り着いたが、目の前の道を進むのに、もう迷いはなかった。
解かれ、開かれてゆく封印扉と同じように、レイの心の楔が解けてゆく。
やがて扉が完全に開かれると、魔王が振り向いた。
「行くぞ」
レイは頷くと、しっかりとした足取りで、前に踏み出した。
*** 「虹の月 貝殻の雲」完 ***
「滅びの序曲 希望の歌」に続く
レイは不安を抱えながら、大きな声でシルファを呼んだ。
まもなく、シルファの瞼がゆっくりと開かれた。
「……はい、レイさま。申し訳ございません、動力を温存していたため、返事が遅れました」
レイはホッと息を吐き出した。
「ああ……びっくりした……。死んでしまったかと思った」
シルファが驚いた表情を向ける。
「私は人形です。生なき者に、死はおとずれません」
「ああ……理屈では、そうなんだけど……。俺はつい、君が人形だということを、忘れてしまうんだ。だって君は、人と同じように、笑うし、驚くし、悲しむし、泣くから……」
シルファは一瞬ためらったのち、
「私は泣きません」
と答えた。
「涙は出ないけど、泣くのと同じ気持ちにはなっただろう?」
シルファは不思議な気持ちで、レイを見つめた。その視線を受け、レイが複雑な表情を浮かべる。
「ごめん……シルファ。悪気はないんだけど、俺、分かってしまうんだ。君は今まで、何度か、心の中で泣いていた……」
申し訳なさそうな顔で、そう告げたレイの瞳は、とても優しく穏やかで、エイミアの面差しを髣髴とさせた。シルファは胸に何か、温かい灯がともったような心地がした。
「……私に心があると言ってくださったのは、エイミア様とレイ様だけです。人と同じように接してくださったのは、お二人だけ……。この心は、本物なのでしょうか?私には、分かりません。人に似せて作られた、まがい物の器に……人と同じ心は、宿るのでしょうか?」
魔王が感じた疑問と同じものを、誰よりもシルファ自身が、強く感じていた。
しかしそれを悩むたび、禁忌の扉が近づき、シルファの思考を冷たく凍りつかせてしまう。今までずっと、そうだった。
そのもどかしい霧をはらうように、レイが口を開く。
「君は間違いなく心を持ってるよ。エイミアもきっとそれを知ってたんだな」
(エイミア様……)
シルファは心の中でそっと、特別な少女の名前を呼んだ。
その名を思い出すたび、胸に広がるあたたかい感情と、彼女の抱えていた悲しみの名残、そして別れの日の苦痛が甦る。
遥かな過去からエイミアが解放した心の枷は、レイを助けた後にまた元に戻ってしまったが、それは以前のような完璧な拘束力を失っていた。
シルファの感じた、エイミアの苦しみの記憶も、今は何の障害もなくはっきりと思い出せる。
「レイ様……エイミア様が、私を……レイ様を、助けてくださったのです。過去から、あの優しい眼差しで、私を見つめて……。以前、レイ様は、私にお尋ねになりましたね。エイミア様のことを……。お話しする機会を、私に授けてくださいませんか」
「大丈夫なのか? あのときみたいに、また……」
「今ならもう、お話し出来るような気がするのです」
「そうか。じゃあ、ここを出て、君の体が治ったら、ゆっくり聞くよ。実はさ、魔王が俺を解放すると言うんで、今からみんな一緒にこの<最果ての間>を出るんだ。……なあ、シルファ、500年目の奇跡がどんなものなのか知らないけど、それまで俺と一緒に暮らしてくれるか?」
「はい、もちろんでございます、レイ様。喜んで、お世話させていただきます」
「うん。頼むよ。……良かった。実は君の世話になるのにすっかり慣れちゃってさ……俺も堕落したもんだ」
レイが自嘲の笑みを浮かべながらシルファを抱えあげたとき、魔王が居間に入ってきた。レイに頼まれた一冊の絵本を、手に持っている。
「これか?」
あっ、とシルファが小さく声を上げる。
レイは魔王に頷いて、絵本をシルファに手渡してもらった。
「君にあげる。いいよな? 魔王」
「構わぬが……過去からの伝言には驚いた。……あれがおまえの心を決めるのに一役買ったのなら、エイミアという少女に感謝せねばな」
「あれを読んだのか、魔王」
「ああ。昔、ここに籠っていた母が、不思議がって私に見せてくれたのを、思い出したのだ。今の今まで忘れていたが、あの古代アキュラージェ語で綴られた言葉は、おまえへの伝言だったのだな。もう一度目を通して、ぞくりとしたぞ……」
「ああ。……俺も初めて見たとき、びっくりしたよ」
レイの腕の中で、シルファはエイミアとの思い出の品を、大切そうにそっと抱え込んだ。
「ありがとうございます、レイ様、陛下……」
魔王は改めて、レイに横抱きにされているシルファを見つめた。
そして眉をひそめて、レイに視線を移す。
少年にも少女にも見えるシルファは、レイが抱いていると、まるで彼に大切にされている幼い恋人のように見えた。
「……そのように抱くより、背負った方が安定するのではないか? ……いや、私が持とう。どのみち、おまえが人形を抱いていること自体、不自然だ。おまえは<最果ての間>にいたのではなく、今日、外から到着することになっているのだからな。さあ、私によこせ」
腕の中のシルファが、畏怖の念から縮こまるのを感じ、レイは慌てて魔王から一歩下がった。
「……じゃあ、都合が悪くなるところまで、俺が抱いて行くことにする。いいだろ、俺の人形だ。……くれると言ったのはあんただぞ」
「いや、そうだが、しかし……」
「おい、魔王。俺への贈り物に焼きもちを焼くなんて、みっともないぞ」
魔王の心中を見透かし、そう言い放つと、レイは魔王を無視してさっさと歩き出した。
返す言葉もなく、魔王はレイの後を追いながら、「くそっ……」と小さく毒づいた。
レイは封印扉の前で足を止め、改めて堅固な扉を仰ぎ見た。
もうすぐここから出られるのかと思うと、心が躍った。
広い大地と青い空が、恋しかった。
壁も天井もない空間で、生まれたばかりの風に吹かれ、燦々と降り注ぐ日の光を、肌で直接感じたかった。そして子供のようにふざけながら、草の上を転げ回り、どこまでも全力疾走し、意味もなく跳びはね、新鮮な空気を肺が破れそうなほど吸い込みたい。
自然を満喫したあとは街中に出て、人いきれの雑踏の中に身を投じ、日常というありふれた情景の一部になりたかった。買い物をしながら、人々と他愛もない会話を交わし、ただぶらぶらと街を歩きたい――しかしそう思った直後、レイは肩を落とした。
(当分は王宮に缶詰状態だろうな……。街中に遊びになんか、行けないか……)
魔王がレイの前に出て、大きな背中で視界をふさぐ。
その背中を見つめるうち、レイの胸に、再び不安が渦巻き出した。
(王妃として、役に立つんだろうか。この俺が……)
――いっそ、脱走してしまおうか。
ちらりとそう考えたとき、魔王が振り返り、鋭い目つきでレイを睨み付けた。
「レイ、ここから出ても、悪いがしばらくは王宮内でおとなしくしていてもらうぞ。王宮の外には絶対に出るな。良いな?」
ギクリと、レイが生唾を呑み込む。
魔王は表情を和らげ、困ったように笑いながら、そっとレイの額に口付けた。
「……っ!」
レイの体に、ゾクリと心地よい震えが走る。魔王は長身をかがめながらレイの瞳を覗き込み、人を魅了する低い声で、囁いた。
「少しでも脱出する素振りを見せれば、<最果ての間>に逆戻りだ。……いいな? レイ」
「!」
見透かされていたことに気付き、レイは顔を赤らめて俯いた。
腕の中のシルファは、気を利かせて目を閉じ、気配を殺している。
同意を求める魔王の目が、至近距離でレイをねめつける。
(この、変態め……)
レイは心の中で毒づいた。
でもこんな風に魔王に拘束されるのも、まんざら悪い気はしなかった。――むしろ、もっとがんじがらめに、捕まえていて欲しかった。
身動きも取れないほどに、この男の太い腕に締め付けられ、逞しい胸元に、窒息しそうなほど、顔をうずめたい――そんな思いに駆られた自分に、レイは羞恥を通り越し、あきれ返った。
(俺も相当な変態だな……。魔王のが移ったのか)
クッ、と笑いながら、レイは魔王を見つめ返す。
「わかっているんだろう、魔王? ……もう俺が、あんたから離れられないと」
レイの蜂蜜色の双眸が熱を帯び、とろりと魔王の心を絡め取る。
痛いほどに愛おしさが募り、魔王はレイに口付けようと、顔を寄せた。しかしレイはスッと一歩引くと、意地悪い笑みを浮かべた。
「おい、魔王。大事な公務はどうした? 早くここから出ようぜ?」
「……くっ……!」
魔王は切なげに嘆息し、レイに背を向けると、扉に向き直った。
レイの視界が、再び広い背中で埋め尽くされ、長い呪文を唱え始めた魔王の声が、耳に響く。
歌うように繰り出される深みのある低い美声が、しみこむように辺りを満たす。
一瞬心地よい目眩を感じ、レイは目を閉じた。
そして深呼吸を一つすると、再びゆっくり目を開き、前を見据える。
――嵐に見舞われ、思いがけない場所に辿り着いたが、目の前の道を進むのに、もう迷いはなかった。
解かれ、開かれてゆく封印扉と同じように、レイの心の楔が解けてゆく。
やがて扉が完全に開かれると、魔王が振り向いた。
「行くぞ」
レイは頷くと、しっかりとした足取りで、前に踏み出した。
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ご感想、ありがとうございます!! お礼を申し上げるのが、遅くなって、ごめんなさい!
読んでいただいて、とてもとても嬉しいです!
「虹の月 貝殻の雲」は、「滅びの序曲 希望の歌」に続いていますので、もしよろしければ、そちらの方も読んでいただけると、更に嬉しいです。
といっても、「滅びの序曲 希望の歌」はまだ完結していませんので、途中なのですが、時間が出来次第、また続きを書きたいと思っています。
「読み応えがある」というお言葉をいただいて、感無量です!
貴重なお時間をさいて、こんなに嬉しいご感想をお寄せいただき、本当に本当にありがとうございます!
感想を送ろう送ろうと思っていれば、気が付くとかなりの時間が経っていてすみません。
「世界で一番、尊い奇跡」の方も全話一気に読んでしまう程面白かったのですが、個人的にはこの作品が大好きです!
出来れば、無理のない範囲で続きを書いて下さると日々の楽しみとなりますのでどうかお願いします!
長々と失礼しました。
三刀屋 暁月さま、ご感想いただきまして、ありがとうございます!
私の小説が、三刀屋 暁月さまの「日々の楽しみ」になれるなら、とても嬉しく、素人ながら作家冥利に尽きます!(´▽`*) 書いていて良かったな~と、心から報われる思いです。
また、「虹の月 貝殻の雲」が大好きと言っていただけて、望外の喜びです!!
そのお言葉を励みに、続編を少しずつでも書き進めてみようと思います。
近々、手元に書き上がっている続編の1章だけでも先に投稿を始めようと思っています。
貴重なお時間を使って、とても励みになる嬉しいご感想をお寄せいただき、本当にありがとうございました!