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167 春が来ている
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オルシマに来て1年間近くになる。
私も4人婚が決まった。そして、大切な人達にも春がきている。
スマトラ、オルガカップルに、アルバ、メルバさんに会いに行くと言うと、居場所を教えてくれた。
「ミール、アルバさんは教会なんだね。私の代わりに孤児院の子供の面倒をみてくれてるのかな」
「どうかな」
うけけ、とミールが悪い笑いを浮かべている。
アルバさんは孤児院の壁を修理していた。
見てると、水を持ったシスターサンジェラ30歳が、アルバさんの方に向かっていった。
小さな子供が3人一緒。アルバさんの膝にも1人座って休憩してた。
すごく馴れている。
談笑する2人。私にだって、どんな関係か分かる。
「アルバさん、最初はユリナ様との使命として孤児院に来てたんだ。ある事件がきっかけでシスターと親密になったよ」
「事件?」
「ユリナ様の絡みとかで寄付が集まったら、悪い商人が寄って来て、シスターを脅したの」
「それを、アルバさんが撃退しちゃったのね」
護衛代わりになってアルバさんは、シスターは半同棲状態だそうだ。
ちょっと挨拶した。
普段は冷静なアルバさんのしどろもどろの弁解を聞いて、ちょっと微笑ましがった。
◆
次に向かったのは、商店が立ち並ぶ一角。
見覚えがある薬屋に行った。
メルバさんと秘密でやっている「地獄のホネマスク」活動で、心臓を治したベカンさんの店だ。
薬屋に入った。
「おっ、ホネマスク1号じゃねえか。その節は本当に世話になったな」
バレバレだね。
「ベカンさん、その後の体調はいいみたいね。ところでメルバさんは来てない?」
「2号メルバなら、もうすぐ帰ってくるから待ってな」
ちょうどメルバさんが店に入ってきた。紙袋を持ち、女性を伴っている。
「お帰りメアリー。メルバ、ユリナが来てるぞ」
アルバさんに続いてメルバさんも、いい雰囲気である。
ベカンさんに勧められ、私、ミール、メルバさん、メアリーさん21歳で店の奥で話している。
「ユリナさん、ベカンの娘のメアリーです。父を助けてもらって、ありがとうございました」
「え~と、バレバレだよね。とぼけても仕方ないか」
「実は最近、ユリナさんのお陰だと知りました。なぜ父を選んでくれたのでしょうか」
メルバさんから、聞いてないようだ。
「私がスキルを使ったけど、決めたのは私じゃないよ」
「え、どういうことですか」
「私とメルバさんのお助け活動、ほとんどはメルバさんのチョイスなの」
「あ、ユリナ様」
メルバさんの制止も構わず続けた。
「ホネマスクの本格的な活動よね。ベカンさんを最初のターゲットに決めたのは、メルバさん」
「え、メルバさん、最初って・・」
「い、いや。火傷をユリナ様に治療してもらう前、醜い顔の俺に良くしてくれたのはベカンさんと奥さんと・・」
メアリーさん、熱い目でメルバさんを見ている。
「そしてメアリーさんだったから・・」
はにかむメルバ、メアリーを残して、私とミールは薬屋を出た。
◆
「ミール、アルバさん達の今の姿見て安心したよ」
「でしょ。ユリナ様が助けた人、特にアルバ兄さん達が幸せになっていく姿を見せたかったの」
「うん、私が借りてるようなスキルのお陰だけど、うれしい」
アルバ四兄弟の末っ子、ジェルバさんは心に決めた人がいるそうだが、相手が分かれば応援したい。
「ユリナ様、カミユ君のことは悲しいよね。マルコに聞いた」
「悲しい。今でも、行動の順番を間違えたと思ってる」
「ユリナ様・・」
「苦しいけど、そのことは忘れない。短期間でも、カミユが「私の子」として必死に頑張っていたことを覚えていたい」
「うん、カミユも彼と仲が良かった2人も喜ぶと思う」
「だといいな・・」
◆
次の日から、とにかく忙しかった。
昼はミールと初心者冒険者の面倒を見た。夕方から弱い闇属性の子と中級ダンジョン中層で生活費稼ぎのお手伝い。
そして夜中にメルバさんと「ホネマスク活動」に行った。
秘密の活動なのに、集合場所は薬屋のベカンさん宅。
メアリーさんが待っていて、夜食を持たされた。
気にせず、お弁当をいただきました。
オルシマの人達と関わりながら、濃い日々を過ごしている。
『超回復』を使って72時間連続で動き、15時間ほど寝た。これで4日。
5日目は「ふーどこーと」に入り浸りの1日。
エールをひっきりなしに飲んで、端から1軒ずつ回っておつまみを買い、飲んで食べた。
「ふーどこーと」経営で一番お世話になっているサルバさんが来た。
2人で話した。
やっぱりサーラ、カミーラ、タルモとのことだった。
「ユリナ様、彼女達3人と一緒に住むことになりました。3人とも正式に妻にしたいのです」
「ストレートに聞くけど、手は出した?」
「はい。3人一緒に言われて、同じ日に・・。軽蔑しますか」
私達も4人婚をすることを言うと、安心した顔をしていた。
結婚祝いは、タルモ、カミーラ、サーラの強制レベリングにしようと思う。
私も4人婚が決まった。そして、大切な人達にも春がきている。
スマトラ、オルガカップルに、アルバ、メルバさんに会いに行くと言うと、居場所を教えてくれた。
「ミール、アルバさんは教会なんだね。私の代わりに孤児院の子供の面倒をみてくれてるのかな」
「どうかな」
うけけ、とミールが悪い笑いを浮かべている。
アルバさんは孤児院の壁を修理していた。
見てると、水を持ったシスターサンジェラ30歳が、アルバさんの方に向かっていった。
小さな子供が3人一緒。アルバさんの膝にも1人座って休憩してた。
すごく馴れている。
談笑する2人。私にだって、どんな関係か分かる。
「アルバさん、最初はユリナ様との使命として孤児院に来てたんだ。ある事件がきっかけでシスターと親密になったよ」
「事件?」
「ユリナ様の絡みとかで寄付が集まったら、悪い商人が寄って来て、シスターを脅したの」
「それを、アルバさんが撃退しちゃったのね」
護衛代わりになってアルバさんは、シスターは半同棲状態だそうだ。
ちょっと挨拶した。
普段は冷静なアルバさんのしどろもどろの弁解を聞いて、ちょっと微笑ましがった。
◆
次に向かったのは、商店が立ち並ぶ一角。
見覚えがある薬屋に行った。
メルバさんと秘密でやっている「地獄のホネマスク」活動で、心臓を治したベカンさんの店だ。
薬屋に入った。
「おっ、ホネマスク1号じゃねえか。その節は本当に世話になったな」
バレバレだね。
「ベカンさん、その後の体調はいいみたいね。ところでメルバさんは来てない?」
「2号メルバなら、もうすぐ帰ってくるから待ってな」
ちょうどメルバさんが店に入ってきた。紙袋を持ち、女性を伴っている。
「お帰りメアリー。メルバ、ユリナが来てるぞ」
アルバさんに続いてメルバさんも、いい雰囲気である。
ベカンさんに勧められ、私、ミール、メルバさん、メアリーさん21歳で店の奥で話している。
「ユリナさん、ベカンの娘のメアリーです。父を助けてもらって、ありがとうございました」
「え~と、バレバレだよね。とぼけても仕方ないか」
「実は最近、ユリナさんのお陰だと知りました。なぜ父を選んでくれたのでしょうか」
メルバさんから、聞いてないようだ。
「私がスキルを使ったけど、決めたのは私じゃないよ」
「え、どういうことですか」
「私とメルバさんのお助け活動、ほとんどはメルバさんのチョイスなの」
「あ、ユリナ様」
メルバさんの制止も構わず続けた。
「ホネマスクの本格的な活動よね。ベカンさんを最初のターゲットに決めたのは、メルバさん」
「え、メルバさん、最初って・・」
「い、いや。火傷をユリナ様に治療してもらう前、醜い顔の俺に良くしてくれたのはベカンさんと奥さんと・・」
メアリーさん、熱い目でメルバさんを見ている。
「そしてメアリーさんだったから・・」
はにかむメルバ、メアリーを残して、私とミールは薬屋を出た。
◆
「ミール、アルバさん達の今の姿見て安心したよ」
「でしょ。ユリナ様が助けた人、特にアルバ兄さん達が幸せになっていく姿を見せたかったの」
「うん、私が借りてるようなスキルのお陰だけど、うれしい」
アルバ四兄弟の末っ子、ジェルバさんは心に決めた人がいるそうだが、相手が分かれば応援したい。
「ユリナ様、カミユ君のことは悲しいよね。マルコに聞いた」
「悲しい。今でも、行動の順番を間違えたと思ってる」
「ユリナ様・・」
「苦しいけど、そのことは忘れない。短期間でも、カミユが「私の子」として必死に頑張っていたことを覚えていたい」
「うん、カミユも彼と仲が良かった2人も喜ぶと思う」
「だといいな・・」
◆
次の日から、とにかく忙しかった。
昼はミールと初心者冒険者の面倒を見た。夕方から弱い闇属性の子と中級ダンジョン中層で生活費稼ぎのお手伝い。
そして夜中にメルバさんと「ホネマスク活動」に行った。
秘密の活動なのに、集合場所は薬屋のベカンさん宅。
メアリーさんが待っていて、夜食を持たされた。
気にせず、お弁当をいただきました。
オルシマの人達と関わりながら、濃い日々を過ごしている。
『超回復』を使って72時間連続で動き、15時間ほど寝た。これで4日。
5日目は「ふーどこーと」に入り浸りの1日。
エールをひっきりなしに飲んで、端から1軒ずつ回っておつまみを買い、飲んで食べた。
「ふーどこーと」経営で一番お世話になっているサルバさんが来た。
2人で話した。
やっぱりサーラ、カミーラ、タルモとのことだった。
「ユリナ様、彼女達3人と一緒に住むことになりました。3人とも正式に妻にしたいのです」
「ストレートに聞くけど、手は出した?」
「はい。3人一緒に言われて、同じ日に・・。軽蔑しますか」
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