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169 四人で初のダンジョン
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オルシマに帰って約束の20日目。
ミシェル、ノエルに私とミールが合流。
牛肉・・いえいえ、ミシェルのレベル上げを狙って、ジャバル特級ダンジョンに入る。
ダンジョン内は高級食材の宝庫。
ただし難度は国境地帯でナンバーワン。
そのせいでお金があって、強い冒険者しか来ない。
ギルド出張所前に1軒だけあるホテルも豪華仕様。
部屋も12だけ。
合流地点をオルシマにしなかったのは念のため。
拠点にするオルシマで合流したかったが、私の『超回復』を狙う人間の監視の目がある。
ミシェルと私のつながりは、まだ隠すべき。
ギルド経由で連絡して、日時と場所を決めた。
オルシマにいる間に貴族家が4つ来たけど打診のみ。強要はされない。
「貧相な顔をしたデストロイヤー」。悲しくなる名前で恐れられている。
イツミ伯爵家がワイバーン2匹の討伐の際、冒険者ユリナき協力要請したと公表してくれた。
ノエル中心の戦闘集団イツミ伯爵家でワイバーン1匹を討伐。
1匹は私の単独討伐だと情報を出してある。
ここからは少し伯爵様の意図が入っている。
「冒険者ユリナに借りがある」とイツミ伯爵が発表。
ハーフエルフ兵器・ノエルがユリナの仲間となり、有事の際は伯爵家とのパイプ役となる。
私も初めて聞いたね。もちろんノエルも知らなかった。
2人で納得。
オルシマ周辺の有力者は手を出さないと思う。
今の私には、この情報操作がワイバーンの素材をもらうよりもありがたい。
これなら、ミシェルを守りやすい。
だけど、南に100キロ行った国境を越えてきた集団は意図が分からない。
「タスマニ伯爵家」「ラリア商会」が要注意だ。
◆◆
「久しぶり、ユリナとミールは元気だった?」
「ノエルも元気そうね。ミシェルも中級ダンジョンは踏破したみたいね」
「ノエルがすごかったよ。俺ら30階からスタートしたのに、ノエルに2日で追い付かれたもん」
「だけど、その後は出番が少なかったわ」
「なんでだろ」
「ミシェルは魔法寄りだから、レベル54「ダーク」が敵の目を覆って、すごい効果的だった」
魔法に有用性が出て、同行したケイン達に喜んでもらえたそうだ。
すごい、いい笑顔でミシェルがノエルと話している。
心配はいらなかった。
「ねえノエル」
「どうしたのミール」
「ミシェルとも仲良しになれたね」
「うん、ユリナの話やオルシマの話で盛り上がったよ」
「じゃあさ、ノエルは早くミシェルの子供を産んでよ。私は2人の子供を沢山産むから」
「へ、まだそこまで関係は進んでないよ」
「ミ、ミール。えらく積極的だね」
「うん。ユリナ様が私の赤ちゃんを抱っこしたいって言ったもん」
そういえば、前に話の流れの中で言った。
それを覚えていてくれた。だから、子供にこだわるんだ。
「ありがとうミール。自然な流れの中でいいよ。待ってるからね」
和気あいあいにダンジョンの中に入った。
あ、そんな場所じゃないや。
◆
ジャバル特級ダンジョン。牛系。敵最低レベル65。全80階。
ダンジョンボス・レインボーミノタウロスレベル150。
ギルドで買った情報では、普通のダンジョンと同じく10階ごとにフロアボス。11階から転移装置が作動。
セーフティーゾーンは各階に1つずつ。
敵は牛に乗ったミノタウロスが現れる。そして2匹が、個別に戦う。
1階を歩きながら説明していると、さっそく最初の敵が来た。
今回はミシェル・レベル55とミール・レベル52のレベル上げ。
ノエル、私は最初はサポート。
ミシェルは動きが単純な牛の首を狙う。ミールがミノタウロスを相手にする。
ノエルが2匹の足を水の精霊術で止めて、風の障壁で動きを阻害する。
ミールがあっという間にミノタウロスに
とどめ。
「土遁」でミシェルの援護に回った。
そんでミシェルが「ダーク」で牛の目をふさいで、ミスリル大剣を使ってひたすら攻撃。
ワンセットが15分で終わった。
3人とも魔法の燃費が無茶苦茶。それも当然、想定内。
私の『超回復』を使いまくる。
悪い有力者への牽制と底力アップのために、ミシェルを最終的にはレベル120にする。
最下層まで行っても、ミシェルの貢献度が低くてレベル80程度で止まる。
ノエルの予想だから、あながち外れてないだろう。
だけど3か所くらい特級ダンジョンを踏破すれば、貢献度が低いミシェルでも120。
貢献度が高くなる、ノエルとミールが130くらいだろう。
私は、あとで特級ダンジョン下層に行く。レベル85を狙う。
それが私達4人の幸せの前提。だから、お互いに遠慮しない。
「等価交換」用に大型ダチョウ89匹。
そして初心者冒険者を雇って、木の枝と材木をダチョウ100匹分くらいの量で集めた。
「ユリナ、リキンのギルドで聞いたんだ」
ここのダンジョンをクリアすれば、ノエル、ミシェル、ミールはCランクに自動昇格。
そして盗賊か犯罪者で対人戦を1回成功させれば、Bランクになれる。
みんな初耳。ノエルも知らなかった制度。
「普通、特級ダンジョンに挑む人ってBランク以上だから、あまり知られていない制度なんだって」
EランクやDランクのまま特級ダンジョンを踏破した冒険者もいる。
そんな人間は、何か事情があって最初からランクを上げる気はない。
制度を利用した例が、まだない。
「なるほどね。・・げ。じゃあランク据え置きの私だけしばらくEじゃん」
「あはは、俺も付き合うって。ユリナと同じ日にランクを上げたい」
「ありがとうミシェル」
「じゃあ、私も」
「ねえねえ、簡単に言っているけど、ここって国境地帯最大の難所って言われているのよ。気が早いって」
あと2回、エンカウントした感じでは歯ごたえ不足。
以降は戦いを避けて、一気に10階。
そしてフロアボスのレベル80ミノタウロス、1・8メートルのベコウシ3匹のセットを倒した。
ここまで36時間。
11階の転移装置に登録して、安全地帯で24時間の休憩を取った。
ミシェル、ノエルに私とミールが合流。
牛肉・・いえいえ、ミシェルのレベル上げを狙って、ジャバル特級ダンジョンに入る。
ダンジョン内は高級食材の宝庫。
ただし難度は国境地帯でナンバーワン。
そのせいでお金があって、強い冒険者しか来ない。
ギルド出張所前に1軒だけあるホテルも豪華仕様。
部屋も12だけ。
合流地点をオルシマにしなかったのは念のため。
拠点にするオルシマで合流したかったが、私の『超回復』を狙う人間の監視の目がある。
ミシェルと私のつながりは、まだ隠すべき。
ギルド経由で連絡して、日時と場所を決めた。
オルシマにいる間に貴族家が4つ来たけど打診のみ。強要はされない。
「貧相な顔をしたデストロイヤー」。悲しくなる名前で恐れられている。
イツミ伯爵家がワイバーン2匹の討伐の際、冒険者ユリナき協力要請したと公表してくれた。
ノエル中心の戦闘集団イツミ伯爵家でワイバーン1匹を討伐。
1匹は私の単独討伐だと情報を出してある。
ここからは少し伯爵様の意図が入っている。
「冒険者ユリナに借りがある」とイツミ伯爵が発表。
ハーフエルフ兵器・ノエルがユリナの仲間となり、有事の際は伯爵家とのパイプ役となる。
私も初めて聞いたね。もちろんノエルも知らなかった。
2人で納得。
オルシマ周辺の有力者は手を出さないと思う。
今の私には、この情報操作がワイバーンの素材をもらうよりもありがたい。
これなら、ミシェルを守りやすい。
だけど、南に100キロ行った国境を越えてきた集団は意図が分からない。
「タスマニ伯爵家」「ラリア商会」が要注意だ。
◆◆
「久しぶり、ユリナとミールは元気だった?」
「ノエルも元気そうね。ミシェルも中級ダンジョンは踏破したみたいね」
「ノエルがすごかったよ。俺ら30階からスタートしたのに、ノエルに2日で追い付かれたもん」
「だけど、その後は出番が少なかったわ」
「なんでだろ」
「ミシェルは魔法寄りだから、レベル54「ダーク」が敵の目を覆って、すごい効果的だった」
魔法に有用性が出て、同行したケイン達に喜んでもらえたそうだ。
すごい、いい笑顔でミシェルがノエルと話している。
心配はいらなかった。
「ねえノエル」
「どうしたのミール」
「ミシェルとも仲良しになれたね」
「うん、ユリナの話やオルシマの話で盛り上がったよ」
「じゃあさ、ノエルは早くミシェルの子供を産んでよ。私は2人の子供を沢山産むから」
「へ、まだそこまで関係は進んでないよ」
「ミ、ミール。えらく積極的だね」
「うん。ユリナ様が私の赤ちゃんを抱っこしたいって言ったもん」
そういえば、前に話の流れの中で言った。
それを覚えていてくれた。だから、子供にこだわるんだ。
「ありがとうミール。自然な流れの中でいいよ。待ってるからね」
和気あいあいにダンジョンの中に入った。
あ、そんな場所じゃないや。
◆
ジャバル特級ダンジョン。牛系。敵最低レベル65。全80階。
ダンジョンボス・レインボーミノタウロスレベル150。
ギルドで買った情報では、普通のダンジョンと同じく10階ごとにフロアボス。11階から転移装置が作動。
セーフティーゾーンは各階に1つずつ。
敵は牛に乗ったミノタウロスが現れる。そして2匹が、個別に戦う。
1階を歩きながら説明していると、さっそく最初の敵が来た。
今回はミシェル・レベル55とミール・レベル52のレベル上げ。
ノエル、私は最初はサポート。
ミシェルは動きが単純な牛の首を狙う。ミールがミノタウロスを相手にする。
ノエルが2匹の足を水の精霊術で止めて、風の障壁で動きを阻害する。
ミールがあっという間にミノタウロスに
とどめ。
「土遁」でミシェルの援護に回った。
そんでミシェルが「ダーク」で牛の目をふさいで、ミスリル大剣を使ってひたすら攻撃。
ワンセットが15分で終わった。
3人とも魔法の燃費が無茶苦茶。それも当然、想定内。
私の『超回復』を使いまくる。
悪い有力者への牽制と底力アップのために、ミシェルを最終的にはレベル120にする。
最下層まで行っても、ミシェルの貢献度が低くてレベル80程度で止まる。
ノエルの予想だから、あながち外れてないだろう。
だけど3か所くらい特級ダンジョンを踏破すれば、貢献度が低いミシェルでも120。
貢献度が高くなる、ノエルとミールが130くらいだろう。
私は、あとで特級ダンジョン下層に行く。レベル85を狙う。
それが私達4人の幸せの前提。だから、お互いに遠慮しない。
「等価交換」用に大型ダチョウ89匹。
そして初心者冒険者を雇って、木の枝と材木をダチョウ100匹分くらいの量で集めた。
「ユリナ、リキンのギルドで聞いたんだ」
ここのダンジョンをクリアすれば、ノエル、ミシェル、ミールはCランクに自動昇格。
そして盗賊か犯罪者で対人戦を1回成功させれば、Bランクになれる。
みんな初耳。ノエルも知らなかった制度。
「普通、特級ダンジョンに挑む人ってBランク以上だから、あまり知られていない制度なんだって」
EランクやDランクのまま特級ダンジョンを踏破した冒険者もいる。
そんな人間は、何か事情があって最初からランクを上げる気はない。
制度を利用した例が、まだない。
「なるほどね。・・げ。じゃあランク据え置きの私だけしばらくEじゃん」
「あはは、俺も付き合うって。ユリナと同じ日にランクを上げたい」
「ありがとうミシェル」
「じゃあ、私も」
「ねえねえ、簡単に言っているけど、ここって国境地帯最大の難所って言われているのよ。気が早いって」
あと2回、エンカウントした感じでは歯ごたえ不足。
以降は戦いを避けて、一気に10階。
そしてフロアボスのレベル80ミノタウロス、1・8メートルのベコウシ3匹のセットを倒した。
ここまで36時間。
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