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【潜入】衝撃の舞台裏、みんなの憧れの学園でまさかの… ▶15話
#6 必要最低限の接触ってやつを可及的速やかに(ルキ視点)
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遠耳のスキルには効果範囲の他に、障害の有無も関係してくる。複雑な魔法術式の多い学園内で、フローラの居場所─主に、教室かサロン─の声を拾うには、中庭近くの回廊が最も収音率が良かった。
(…っても、今日もまたくだんねぇ話しかしねぇなぁ、こいつら…)
人目を避けた廊下の壁、背中を預けて拾う会話はここ最近でうんざりするほど聞き飽きたもの。男達が複数人でフローラの美しさとやらを称え合い、貢物を献上しまくり、恋のさや当てを行う。
(よくもまぁ、同じ内容で飽きもせず、毎日毎日…)
結局、毎度、フローラが誰も選ばずに終わるから、勝負は常に持ち越し、会話もループし続けている。スキルに毒されているとは言え、「それでいいのか?」と男連中が心配になるが、よく考えたらアイツらは毎日好きな女と会っているわけで─
(…ざけんなよ、マジで…)
別の意味でイラつきが増した。エルから、セリがリーンハルトに絡まれていたという話を聞いてから、既に一週間。捜査は進展しないし、セリにも会えていない。
(クッソ、こっちがどんだけ…)
「…ルキ先生?」
「…」
(…ミスったな。)
気配には気づいていたが、話しかけてくるとは思わなかった。常日頃、周囲にまとわりつく生徒達とは異なる雰囲気の、どちらかというとこっちのことなんて見下してそうな高位貴族、そんな雰囲気のお嬢様に声を掛けられ、僅かに迷う。
(…ここ、まだ、離れらんねぇしなぁ…)
仕方なく、お嬢様と向かいあった。
「…なんだ?何か用か?」
「初めまして、ルキ先生。私、淑女科二年のレナータ・ヤンセンと言います。」
「…」
(…淑女科の二年。)
セリが所属するクラスの名が出てきたことに、身構える。
「私、ルキ先生と、一度お話してみたいと思っていたんです。」
「俺は思わねぇから、用ってのがそれなら、どっか行ってくれ。」
「…先生はこちらで何を?」
「…」
「…本当に噂どおり。先生って、素っ気ないというか、女性に対して少し冷たくありません?」
言って、こちらをのぞき込む女の顔が笑っている。
「…それって、やっぱり、婚約者さんに操を立てているから?それとも、お仕事の都合上、生徒と親しくするわけにはいかないんですか?」
無視し続ける会話の中、女の言葉に不快さが増した。
「…それなら、先生、私は例外だと思いますよ?…だって、私、先生が何のために学園の先生なんてやっているのか、その理由、知っていますから。」
「…何が言いてぇんだよ。」
膨らむ予感は、神経に触る。だが、この女の言い方だと─
「実は私、先生のお仕事の中身、知ってるんです。」
「…なに?」
「ヤンセンという名に聞き覚えありません?外務大臣のオズワルド・ヤンセンは私の父なんです。」
「外務大臣、てことは…」
「ええ。先生をこの国にお呼びした、冒険者風に言うなら、『依頼主』ということになるのかしら?それが、うちの父です。私、父からこっそり、先生の正体を教えてもらってるんです。」
「…」
(…おいおい、最悪じゃねぇか。)
一体、この国の情報規制はどうなってるんだと、責任者を問い詰めたい。
(国家機密扱いだろうが。…それを父親が娘にって…)
「…疑ってます?本当に知ってるんですよ?先生がS級冒険者で、学園内で起こってる事件の捜査のために潜入してるってこと。…王太子殿下に関わる事件、なんですよね?」
共犯者めいた笑みを浮かべる女に、怒りを通り越して、逆に冷静になれた。
「…知ってんのは、それだけか?」
「え?」
「捜査対象は?指揮系統は?支援員の数は?」
「え?え?…あの、いえ、そこまでは、ただ、」
「何だよ。結局、何も知らねぇのと同じじゃねぇか。」
「っ!?それは、でも、お父様に聞けばすぐに分かるわ!」
「分かった時点で、俺は今回の依頼、降りるからな?…そういう契約なんだからよ。」
「っ!?私!私は、そういうつもりじゃ!」
「そういうつもりじゃねぇなら、何?」
国家機密を利用しての強請り行為。そう受け取られてもおかしくない発言をしていることに、どうやら、このお嬢様は気づいていないらしい。
怒りに赤く染めてた顔で、何とか平静を取りつくろうとしている。
「…私、私は、ただ、先生と仲良くなりたいなと思っただけで…」
「はぁ?」
「…ねぇ、先生?私と仲良くしません?そうすれば、生徒の情報や、王太子殿下の情報も、先生に教えてあげることができるし、」
「要らねぇ。」
「っ!?なんで、そんなっ!」
「仕事の仕方もしらねぇガキとは組まねぇってことだよ。お前じゃ無理。」
「!?そんなこと言って、後で後悔しても知りませんよ!」
「しねぇよ。」
言って、会話を終了する。どうやら、アチラも、今日は解散の時間らしい。遠ざかる音にスキルを切って、壁から背を離した。
「じゃあな。お前、あんま余計なこと言って回んなよ?自分の首絞めることになるからな?」
「っ!馬鹿にしてっ!」
馬鹿にしているのではなく、単なる忠告。それを素直に聞き入れない時点で、一緒に仕事なんてのはまず絶対にあり得ない。
「…ああ、そういや、お前、名前なんだっけ?」
確認の意味で振り向けば、一瞬、驚いた女の顔に笑みが浮かんだ。
「…なんだ、結局、名前、覚えてくれる気あるんじゃないですか。…レナータ・ヤンセンです。ちゃんと覚えててくださいね、ルキ先生?」
「レナータ・ヤンセン。…お前、覚えたからな。」
念押しして、今度こそ、その場を後にする。ギルド経由で警告を出してもらうにしても、時間がかかる。この程度の契約違反では、依頼破棄にはならないだろうから、こちらが自衛するしかないのだろう。面倒だなと、そこまで考えて、ふと思い浮かんだ。
(…これ、セリにも忠告しといたがいい、よな?)
口実ではない。あの女がセリの存在まで認識していないとしても、同じクラスに居る以上、注意しておくに越したことはない。そう、自分自身に納得させる。
エル経由で伝えればいいという事実には最後まで気づかなかった。
(…っても、今日もまたくだんねぇ話しかしねぇなぁ、こいつら…)
人目を避けた廊下の壁、背中を預けて拾う会話はここ最近でうんざりするほど聞き飽きたもの。男達が複数人でフローラの美しさとやらを称え合い、貢物を献上しまくり、恋のさや当てを行う。
(よくもまぁ、同じ内容で飽きもせず、毎日毎日…)
結局、毎度、フローラが誰も選ばずに終わるから、勝負は常に持ち越し、会話もループし続けている。スキルに毒されているとは言え、「それでいいのか?」と男連中が心配になるが、よく考えたらアイツらは毎日好きな女と会っているわけで─
(…ざけんなよ、マジで…)
別の意味でイラつきが増した。エルから、セリがリーンハルトに絡まれていたという話を聞いてから、既に一週間。捜査は進展しないし、セリにも会えていない。
(クッソ、こっちがどんだけ…)
「…ルキ先生?」
「…」
(…ミスったな。)
気配には気づいていたが、話しかけてくるとは思わなかった。常日頃、周囲にまとわりつく生徒達とは異なる雰囲気の、どちらかというとこっちのことなんて見下してそうな高位貴族、そんな雰囲気のお嬢様に声を掛けられ、僅かに迷う。
(…ここ、まだ、離れらんねぇしなぁ…)
仕方なく、お嬢様と向かいあった。
「…なんだ?何か用か?」
「初めまして、ルキ先生。私、淑女科二年のレナータ・ヤンセンと言います。」
「…」
(…淑女科の二年。)
セリが所属するクラスの名が出てきたことに、身構える。
「私、ルキ先生と、一度お話してみたいと思っていたんです。」
「俺は思わねぇから、用ってのがそれなら、どっか行ってくれ。」
「…先生はこちらで何を?」
「…」
「…本当に噂どおり。先生って、素っ気ないというか、女性に対して少し冷たくありません?」
言って、こちらをのぞき込む女の顔が笑っている。
「…それって、やっぱり、婚約者さんに操を立てているから?それとも、お仕事の都合上、生徒と親しくするわけにはいかないんですか?」
無視し続ける会話の中、女の言葉に不快さが増した。
「…それなら、先生、私は例外だと思いますよ?…だって、私、先生が何のために学園の先生なんてやっているのか、その理由、知っていますから。」
「…何が言いてぇんだよ。」
膨らむ予感は、神経に触る。だが、この女の言い方だと─
「実は私、先生のお仕事の中身、知ってるんです。」
「…なに?」
「ヤンセンという名に聞き覚えありません?外務大臣のオズワルド・ヤンセンは私の父なんです。」
「外務大臣、てことは…」
「ええ。先生をこの国にお呼びした、冒険者風に言うなら、『依頼主』ということになるのかしら?それが、うちの父です。私、父からこっそり、先生の正体を教えてもらってるんです。」
「…」
(…おいおい、最悪じゃねぇか。)
一体、この国の情報規制はどうなってるんだと、責任者を問い詰めたい。
(国家機密扱いだろうが。…それを父親が娘にって…)
「…疑ってます?本当に知ってるんですよ?先生がS級冒険者で、学園内で起こってる事件の捜査のために潜入してるってこと。…王太子殿下に関わる事件、なんですよね?」
共犯者めいた笑みを浮かべる女に、怒りを通り越して、逆に冷静になれた。
「…知ってんのは、それだけか?」
「え?」
「捜査対象は?指揮系統は?支援員の数は?」
「え?え?…あの、いえ、そこまでは、ただ、」
「何だよ。結局、何も知らねぇのと同じじゃねぇか。」
「っ!?それは、でも、お父様に聞けばすぐに分かるわ!」
「分かった時点で、俺は今回の依頼、降りるからな?…そういう契約なんだからよ。」
「っ!?私!私は、そういうつもりじゃ!」
「そういうつもりじゃねぇなら、何?」
国家機密を利用しての強請り行為。そう受け取られてもおかしくない発言をしていることに、どうやら、このお嬢様は気づいていないらしい。
怒りに赤く染めてた顔で、何とか平静を取りつくろうとしている。
「…私、私は、ただ、先生と仲良くなりたいなと思っただけで…」
「はぁ?」
「…ねぇ、先生?私と仲良くしません?そうすれば、生徒の情報や、王太子殿下の情報も、先生に教えてあげることができるし、」
「要らねぇ。」
「っ!?なんで、そんなっ!」
「仕事の仕方もしらねぇガキとは組まねぇってことだよ。お前じゃ無理。」
「!?そんなこと言って、後で後悔しても知りませんよ!」
「しねぇよ。」
言って、会話を終了する。どうやら、アチラも、今日は解散の時間らしい。遠ざかる音にスキルを切って、壁から背を離した。
「じゃあな。お前、あんま余計なこと言って回んなよ?自分の首絞めることになるからな?」
「っ!馬鹿にしてっ!」
馬鹿にしているのではなく、単なる忠告。それを素直に聞き入れない時点で、一緒に仕事なんてのはまず絶対にあり得ない。
「…ああ、そういや、お前、名前なんだっけ?」
確認の意味で振り向けば、一瞬、驚いた女の顔に笑みが浮かんだ。
「…なんだ、結局、名前、覚えてくれる気あるんじゃないですか。…レナータ・ヤンセンです。ちゃんと覚えててくださいね、ルキ先生?」
「レナータ・ヤンセン。…お前、覚えたからな。」
念押しして、今度こそ、その場を後にする。ギルド経由で警告を出してもらうにしても、時間がかかる。この程度の契約違反では、依頼破棄にはならないだろうから、こちらが自衛するしかないのだろう。面倒だなと、そこまで考えて、ふと思い浮かんだ。
(…これ、セリにも忠告しといたがいい、よな?)
口実ではない。あの女がセリの存在まで認識していないとしても、同じクラスに居る以上、注意しておくに越したことはない。そう、自分自身に納得させる。
エル経由で伝えればいいという事実には最後まで気づかなかった。
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