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第六章 元勇者とお姫様
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振り返った先には、にこやかに微笑む美人さん、朱桃菖が立っていた。
「お久しぶりです、悠司さん」
「よぉ、久しぶり」
「本当に、かなりの『お久しぶり』ですからね?」
本気で怒っているわけではないだろうが、彼女の言葉には部長を責めるような響きがあった。
「わかってるよ、そのうち朱桃のうちにも顔出すさ」
「絶対に来てくださいね?約束ですよ?」
念を押す彼女に、部長は肩をすくめて答える。一応それで満足したのか、お姫様の視線が今度はこちらを向いた。
「…あなたが、秀一兄さまが見つけていらした方かしら?」
「そうです。花守の協力者です」
「…そう」
「花守」という言葉を強調してみたが、それには興味を引かれなかったらしい彼女に、上から下までジロジロと観察された。この露骨さはわざとなんだろうな。つい最近も同じようなことがあった気がする。
「私、あなたとお話がしたいわ」
「え?あ、はい。いいですよ。何のお話ですか?」
視線の感じから、もっとこう、罵倒されるのかと思っていたけれど、意外なことに「お話合い」を提案されてしまった。比較的友好的な態度に、こちらも特に拒絶はしなかったのだが―
「…ここではなく、何処か二人きりでお話できるところで」
「?」
どういうことだろう。世間話のノリではなくて、突っ込んだ話がしたいということ?確認の意味をこめて、隣に立つ部長の顔を見上げれば、イイ笑顔と共にサムズアップが返ってきた。
結局、よくわからないままガーデンパーティーを抜け出し、連れてこられたのはホテルの一室。初めて入るけど、これは所謂スイートルームというやつでは?
しかも、『二人きり』と言われたはずが、ちゃっかり彼女にはお付き?の男性が二人ついてきた。その内の一人は、部屋の外で待機するようだが、もう一人については、お茶の用意を調えると、そのままお姫様の後方に控えてしまった。あれ?二人きりの定義って…?
「突然、こんな形でお呼びしてしまってごめんなさい。でも、私、貴女がどういう方なのか、どうしても知っておきたかったの」
「構いません。外部の人間を受け入れるのに情報は必要ですよね」
本当なら、実際に使い物になるのか試しておきたいくらいだと思う。
「秀一兄さまは、純粋な戦力として、貴女を花守に迎えられたのかしら?」
「…どういう意味ですか?」
「長い歴史の中で、花守が外部の人間を受け入れるのは貴女が初めてだから、何か特別な理由があるのかしらと思って」
理由も何も、今まで外部の協力者が居なかったということ自体、初耳だった。答えようのない質問に首を傾げるしかない。
「…明莉さん、だったかしら?貴女、秀一兄さまのことが、お好きなの?」
「!?」
「だから、ご自分の力を使って花守の家に取り入ろうとなさってるの?ご自分の力があれば、花守の、時期当主である兄さまの妻の座が狙えるとでも?」
「…」
それは、いくら何でも飛躍しすぎだ。秀への想いを今更否定するつもりはないけれど。「妻の座」とかそんなことまでは考えてもいなかった。
勝手に進む話の終着点は、果たして何処なのか―
「貴女に、忠告しておきます。秀一兄さまが貴女に何をおっしゃったかは知りませんが、兄さまが真実愛しているのは、この私です」
「!?」
「ですが、兄さまは、花守の家から力が喪われることをとても憂いていらっしゃる。ですから、これ以上、力を喪わないために、私と結ばれるわけにはいかないというお考えなの」
「…」
哀しげに揺れる彼女の瞳は真に迫っていて、少なくとも、それが彼女にとっての真実なのだということがわかる。
「仮に兄さまが貴女に何かを言ったのだとしても、それは貴女に戦う力があるから。家のために、仕方なく貴女を選んだだけです」
「仕方なく」という言葉には結構クルものがあった。だけど、彼女の言葉には矛盾がある。私の力は、正確には殴る専門でしかなく、部長やチサのように門や幽鬼を封じることは出来ない、不完全なものなのだ。彼女の言うことが本当なら、秀は私ではなくチサを選んでいるだろう。
チサに面倒をかけるつもりはないし、そもそも秀に『選ばれた』記憶も無いから、黙っておくけれど―
「…わかっていただけたかしら?貴女を私達の家の事情に巻き込んでしまったことは申し訳ないと思うわ。だけど、ここまできちんと説明した以上、秀一兄さまには今後一切近づかないで。不愉快だから」
綺麗な顔をしているだけに、彼女に睨まれると迫力がある。しかし、それも一瞬のことで―彼女の言葉を拒絶する間もなく―次の瞬間には、険しかった顔が大きくほころんだ。
「それと今、あるプロジェクトが進行中なの。これが上手くいけば、花守が守役筆頭の座を降りることになるわ。そうすれば、秀一兄様が朱桃の家に入ることも可能になる」
彼女の言葉と笑顔に、呆気にとられた。それは、そんなに嬉しそうに話すような、こと―?
「見る力に長けた兄さまが朱桃の家に入れば、兄さまが力で侮られることもなくなる。兄さまのためにも、それが一番だわ。私達は二人で幸せになるの」
「…本気で、言ってるの?」
「あら?貴女は兄さまの味方ではないの?兄さまのお立場よりも、ご自分の想いを優先なさるおつもり?今のままの兄さまでは、戦えずに周囲から揶揄されるだけ。そんなの、兄さまがお可哀想なだけでしょう?」
「…」
久しぶりの感覚だった―
来叶に罵倒された時にも、美歌に一方的に距離を置かれた時にも、結莉愛に、来叶との付き合いを秘密にされていた時にも感じなかった―
「…『可哀想』は、違うと思うよ?」
「そう?では、何だとおっしゃるの?」
ドロドロとした胸の内、燃えるような怒りとは反対に、頭は怖いほどに冷めていく。
「…私、これから大活躍するから」
「え?」
「花守の協力者である私が活躍しまくって、門も幽鬼も片っ端に倒す。花守が守役筆頭の座を降りなくてすむように」
「…頭に乗らないで、五家でもない人間が。多少力があるからと言って、あなたに一体何が出来ると言うの」
氷のように冷たい表情からは、彼女の怒りが伝わってくる。冷ややかな視線のまま、彼女の唇だけが大きく弧を描いた。
「兄様に聞いたわ。つい先日も大怪我をおったばかりだそうじゃない?」
嘲笑うような言葉に、胸の熱が凍りつきそうになった。
―秀は、この人と会っているということ?
動揺し、胸に痛みが走った。けれど、次の瞬間にはそれもなくなる。大丈夫。彼女の言葉に振り回される必要はない。真実が知りたいなら、確かめたいなら、相手はこの人じゃない。
「…秀は優しいから、少し大袈裟に言ったのかもね?私を辛い目に会わせないように色々考えてくれてるんだ」
「っ!?不愉快だわ!」
叫ぶと同時に菖が立ち上がった。水色のドレスの裾を翻し、足早に部屋の扉へと向かう。そのまま見送れば、開かれた扉を彼女が通り抜けると同時に、部屋の扉がバンという大きな音を立てて閉じられた。
振り返った先には、にこやかに微笑む美人さん、朱桃菖が立っていた。
「お久しぶりです、悠司さん」
「よぉ、久しぶり」
「本当に、かなりの『お久しぶり』ですからね?」
本気で怒っているわけではないだろうが、彼女の言葉には部長を責めるような響きがあった。
「わかってるよ、そのうち朱桃のうちにも顔出すさ」
「絶対に来てくださいね?約束ですよ?」
念を押す彼女に、部長は肩をすくめて答える。一応それで満足したのか、お姫様の視線が今度はこちらを向いた。
「…あなたが、秀一兄さまが見つけていらした方かしら?」
「そうです。花守の協力者です」
「…そう」
「花守」という言葉を強調してみたが、それには興味を引かれなかったらしい彼女に、上から下までジロジロと観察された。この露骨さはわざとなんだろうな。つい最近も同じようなことがあった気がする。
「私、あなたとお話がしたいわ」
「え?あ、はい。いいですよ。何のお話ですか?」
視線の感じから、もっとこう、罵倒されるのかと思っていたけれど、意外なことに「お話合い」を提案されてしまった。比較的友好的な態度に、こちらも特に拒絶はしなかったのだが―
「…ここではなく、何処か二人きりでお話できるところで」
「?」
どういうことだろう。世間話のノリではなくて、突っ込んだ話がしたいということ?確認の意味をこめて、隣に立つ部長の顔を見上げれば、イイ笑顔と共にサムズアップが返ってきた。
結局、よくわからないままガーデンパーティーを抜け出し、連れてこられたのはホテルの一室。初めて入るけど、これは所謂スイートルームというやつでは?
しかも、『二人きり』と言われたはずが、ちゃっかり彼女にはお付き?の男性が二人ついてきた。その内の一人は、部屋の外で待機するようだが、もう一人については、お茶の用意を調えると、そのままお姫様の後方に控えてしまった。あれ?二人きりの定義って…?
「突然、こんな形でお呼びしてしまってごめんなさい。でも、私、貴女がどういう方なのか、どうしても知っておきたかったの」
「構いません。外部の人間を受け入れるのに情報は必要ですよね」
本当なら、実際に使い物になるのか試しておきたいくらいだと思う。
「秀一兄さまは、純粋な戦力として、貴女を花守に迎えられたのかしら?」
「…どういう意味ですか?」
「長い歴史の中で、花守が外部の人間を受け入れるのは貴女が初めてだから、何か特別な理由があるのかしらと思って」
理由も何も、今まで外部の協力者が居なかったということ自体、初耳だった。答えようのない質問に首を傾げるしかない。
「…明莉さん、だったかしら?貴女、秀一兄さまのことが、お好きなの?」
「!?」
「だから、ご自分の力を使って花守の家に取り入ろうとなさってるの?ご自分の力があれば、花守の、時期当主である兄さまの妻の座が狙えるとでも?」
「…」
それは、いくら何でも飛躍しすぎだ。秀への想いを今更否定するつもりはないけれど。「妻の座」とかそんなことまでは考えてもいなかった。
勝手に進む話の終着点は、果たして何処なのか―
「貴女に、忠告しておきます。秀一兄さまが貴女に何をおっしゃったかは知りませんが、兄さまが真実愛しているのは、この私です」
「!?」
「ですが、兄さまは、花守の家から力が喪われることをとても憂いていらっしゃる。ですから、これ以上、力を喪わないために、私と結ばれるわけにはいかないというお考えなの」
「…」
哀しげに揺れる彼女の瞳は真に迫っていて、少なくとも、それが彼女にとっての真実なのだということがわかる。
「仮に兄さまが貴女に何かを言ったのだとしても、それは貴女に戦う力があるから。家のために、仕方なく貴女を選んだだけです」
「仕方なく」という言葉には結構クルものがあった。だけど、彼女の言葉には矛盾がある。私の力は、正確には殴る専門でしかなく、部長やチサのように門や幽鬼を封じることは出来ない、不完全なものなのだ。彼女の言うことが本当なら、秀は私ではなくチサを選んでいるだろう。
チサに面倒をかけるつもりはないし、そもそも秀に『選ばれた』記憶も無いから、黙っておくけれど―
「…わかっていただけたかしら?貴女を私達の家の事情に巻き込んでしまったことは申し訳ないと思うわ。だけど、ここまできちんと説明した以上、秀一兄さまには今後一切近づかないで。不愉快だから」
綺麗な顔をしているだけに、彼女に睨まれると迫力がある。しかし、それも一瞬のことで―彼女の言葉を拒絶する間もなく―次の瞬間には、険しかった顔が大きくほころんだ。
「それと今、あるプロジェクトが進行中なの。これが上手くいけば、花守が守役筆頭の座を降りることになるわ。そうすれば、秀一兄様が朱桃の家に入ることも可能になる」
彼女の言葉と笑顔に、呆気にとられた。それは、そんなに嬉しそうに話すような、こと―?
「見る力に長けた兄さまが朱桃の家に入れば、兄さまが力で侮られることもなくなる。兄さまのためにも、それが一番だわ。私達は二人で幸せになるの」
「…本気で、言ってるの?」
「あら?貴女は兄さまの味方ではないの?兄さまのお立場よりも、ご自分の想いを優先なさるおつもり?今のままの兄さまでは、戦えずに周囲から揶揄されるだけ。そんなの、兄さまがお可哀想なだけでしょう?」
「…」
久しぶりの感覚だった―
来叶に罵倒された時にも、美歌に一方的に距離を置かれた時にも、結莉愛に、来叶との付き合いを秘密にされていた時にも感じなかった―
「…『可哀想』は、違うと思うよ?」
「そう?では、何だとおっしゃるの?」
ドロドロとした胸の内、燃えるような怒りとは反対に、頭は怖いほどに冷めていく。
「…私、これから大活躍するから」
「え?」
「花守の協力者である私が活躍しまくって、門も幽鬼も片っ端に倒す。花守が守役筆頭の座を降りなくてすむように」
「…頭に乗らないで、五家でもない人間が。多少力があるからと言って、あなたに一体何が出来ると言うの」
氷のように冷たい表情からは、彼女の怒りが伝わってくる。冷ややかな視線のまま、彼女の唇だけが大きく弧を描いた。
「兄様に聞いたわ。つい先日も大怪我をおったばかりだそうじゃない?」
嘲笑うような言葉に、胸の熱が凍りつきそうになった。
―秀は、この人と会っているということ?
動揺し、胸に痛みが走った。けれど、次の瞬間にはそれもなくなる。大丈夫。彼女の言葉に振り回される必要はない。真実が知りたいなら、確かめたいなら、相手はこの人じゃない。
「…秀は優しいから、少し大袈裟に言ったのかもね?私を辛い目に会わせないように色々考えてくれてるんだ」
「っ!?不愉快だわ!」
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