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第七章 わすれられない
9.
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9.
泣きじゃくる彼女に手を伸ばす。震える体を抱き締めた。
「…明莉ちゃん」
―ごめんね
「僕は明莉ちゃんの決断を、『良かった』って思う」
君の思いを、真実、理解は出来ないまま―
「明莉ちゃんや、チサさんが無事で居てくれること、それが嬉しい。君に会えたから」
君の苦しみを知ってなお、君が喪われなかったことを、どこまでも喜んでしまう―
「僕は今の明莉ちゃんが好きだし、生きていてくれて本当に良かったと思う。君に出会えて幸運だった」
―この気持ちが君に伝わればいいのに
抱き締める腕に力がこもる。
「…秀、秀」
「今までごめんね。明莉ちゃんがつらい思いするようなこと、お願いして」
胸元で、小さく首をふり続ける彼女をただ、抱き締めた。
泣きじゃくる彼女に手を伸ばす。震える体を抱き締めた。
「…明莉ちゃん」
―ごめんね
「僕は明莉ちゃんの決断を、『良かった』って思う」
君の思いを、真実、理解は出来ないまま―
「明莉ちゃんや、チサさんが無事で居てくれること、それが嬉しい。君に会えたから」
君の苦しみを知ってなお、君が喪われなかったことを、どこまでも喜んでしまう―
「僕は今の明莉ちゃんが好きだし、生きていてくれて本当に良かったと思う。君に出会えて幸運だった」
―この気持ちが君に伝わればいいのに
抱き締める腕に力がこもる。
「…秀、秀」
「今までごめんね。明莉ちゃんがつらい思いするようなこと、お願いして」
胸元で、小さく首をふり続ける彼女をただ、抱き締めた。
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