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それから柏木に出されたケーキをゆっくりと味わっていく。
そして、学校での出来事を話したり、何でもないことを話していた。
「そういえばそろそろテストがありますね。卓人くんはお勉強されてますか?」
「あっ……」
結衣に言われて思い出す。
するとそんな俺をみて結衣は苦笑しながら話してくる。
「もし、卓人くんが良かったら一緒に勉強しない?」
結衣が恥ずかしそうにしながら提案してくる。
「俺は助かるけど、結衣はいいのか?」
「うん、いつもなら有紗ちゃんと一緒にするんだけど、卓人くんとも一緒にできたらその……楽しいかなって――」
佐倉も一緒か……。
なんだか色々とからかわれそうだ。
でも、結衣と一緒に居られるのなら……。
「そうだな、せっかくだし一緒に勉強するか」
「うん!」
嬉しそうに笑みを浮かべる結衣。
◇
「でも試験が終わったら学校も休みになるんだな……。学校が休みになってしまうと毎日会えなくなってしまうな……」
「うん……。で、でもどこかに遊びに行こうね」
「もちろんだ」
せっかく夏休みなのにどこにも行かないなんて考えられないからな。
「でも、そのためにはまず勉強しないとダメだね。補修になったら夏休み中に学校に行って勉強しないとダメだからね」
「あぁ、大丈夫だ。しっかり勉強すればなんとかなるからな」
「うん、それじゃあ試験が終わったらどこに遊びに行くか考えようね」
俄然やる気が出てくる。
よし、精一杯頑張るか。
「それで結衣と二人で夏休みか……。恋人同士なんだから二人でいろんな所に出かけられるよな。海とか祭とか……」
「あっ、そ、その……、卓人くん?」
「んっ? どうかしたか?」
真っ赤な顔をする結衣に対して首を傾げる。
「そ、その、今のってひとりごと? だよね」
しまった。つい言葉に出てしまったようだ。
まぁ変なことを言っていないので大丈夫だろうけど……。
「まぁひとりごとではあるな。ただ、結衣といろんな所に行きたいって思ってることは事実だぞ?」
「う、うん……。わ、私も卓人くんと一緒に色々出かけたいな……」
結衣が俺の隣に座ってそっと肩を寄せてこようとする。
しかし、その瞬間に扉が開く。
「あっ、お姉ちゃん。飲み物を持ってきたよ!」
真奈がお盆に俺たちの分の飲み物を載せてやってくる。
ただ、タイミングが悪く、結衣は驚いて俺から離れてしまった。
「……? どうかしたの?」
「な、なんでもないよ。それよりもありがとうね」
顔を真っ赤にした結衣は慌てて真奈からお盆を受け取る。
「も、もう真奈は用がないよね。それじゃあ部屋から――」
「真奈も一緒に飲もうと思って三つ持ってきたんだよ? それよりもお姉ちゃん……?」
真奈がニヤリと微笑んだ。
そして、小声で結衣に確認していた。
「もしかして、お姉ちゃん、何かいかがわしいことでもしようとしたの? ダメだよ、そんなことしたら」
「し、し、してないよ、そんなこと!!」
顔を真っ赤にしながら怒り出す結衣。
それを見て真奈は口に指を当てて疑惑の表情を見せながら聞く。
「本当かなー? 信じられないなぁ……」
「ほ、本当だよ! それに卓人くんとはまだそんなことは一度も……」
「えーっ、それじゃあどこまでしたの?」
「ま、まだ手を繋いだだけ……って何を言わせるの!」
「あははっ、お姉ちゃんが勝手に言ったんだよ。でも、まだ手を繋いだだけなんだ……。それじゃあ次はキスをしないとね」
「ま、まだキスは早いよ……」
結衣は照れて頬に手を当てていた。
「そんなことないよ。せっかく二人きりなんだから頑張ってね」
「真奈!?」
どうやら二人でひそひそ話すのが終わったようで真奈が俺の方に近付いてくる。
「やっぱり私は一人で飲むね。それよりもお兄ちゃんも頑張ってね」
にっこり微笑むとコップを一つとって部屋を出て行ってしまった。
そして、学校での出来事を話したり、何でもないことを話していた。
「そういえばそろそろテストがありますね。卓人くんはお勉強されてますか?」
「あっ……」
結衣に言われて思い出す。
するとそんな俺をみて結衣は苦笑しながら話してくる。
「もし、卓人くんが良かったら一緒に勉強しない?」
結衣が恥ずかしそうにしながら提案してくる。
「俺は助かるけど、結衣はいいのか?」
「うん、いつもなら有紗ちゃんと一緒にするんだけど、卓人くんとも一緒にできたらその……楽しいかなって――」
佐倉も一緒か……。
なんだか色々とからかわれそうだ。
でも、結衣と一緒に居られるのなら……。
「そうだな、せっかくだし一緒に勉強するか」
「うん!」
嬉しそうに笑みを浮かべる結衣。
◇
「でも試験が終わったら学校も休みになるんだな……。学校が休みになってしまうと毎日会えなくなってしまうな……」
「うん……。で、でもどこかに遊びに行こうね」
「もちろんだ」
せっかく夏休みなのにどこにも行かないなんて考えられないからな。
「でも、そのためにはまず勉強しないとダメだね。補修になったら夏休み中に学校に行って勉強しないとダメだからね」
「あぁ、大丈夫だ。しっかり勉強すればなんとかなるからな」
「うん、それじゃあ試験が終わったらどこに遊びに行くか考えようね」
俄然やる気が出てくる。
よし、精一杯頑張るか。
「それで結衣と二人で夏休みか……。恋人同士なんだから二人でいろんな所に出かけられるよな。海とか祭とか……」
「あっ、そ、その……、卓人くん?」
「んっ? どうかしたか?」
真っ赤な顔をする結衣に対して首を傾げる。
「そ、その、今のってひとりごと? だよね」
しまった。つい言葉に出てしまったようだ。
まぁ変なことを言っていないので大丈夫だろうけど……。
「まぁひとりごとではあるな。ただ、結衣といろんな所に行きたいって思ってることは事実だぞ?」
「う、うん……。わ、私も卓人くんと一緒に色々出かけたいな……」
結衣が俺の隣に座ってそっと肩を寄せてこようとする。
しかし、その瞬間に扉が開く。
「あっ、お姉ちゃん。飲み物を持ってきたよ!」
真奈がお盆に俺たちの分の飲み物を載せてやってくる。
ただ、タイミングが悪く、結衣は驚いて俺から離れてしまった。
「……? どうかしたの?」
「な、なんでもないよ。それよりもありがとうね」
顔を真っ赤にした結衣は慌てて真奈からお盆を受け取る。
「も、もう真奈は用がないよね。それじゃあ部屋から――」
「真奈も一緒に飲もうと思って三つ持ってきたんだよ? それよりもお姉ちゃん……?」
真奈がニヤリと微笑んだ。
そして、小声で結衣に確認していた。
「もしかして、お姉ちゃん、何かいかがわしいことでもしようとしたの? ダメだよ、そんなことしたら」
「し、し、してないよ、そんなこと!!」
顔を真っ赤にしながら怒り出す結衣。
それを見て真奈は口に指を当てて疑惑の表情を見せながら聞く。
「本当かなー? 信じられないなぁ……」
「ほ、本当だよ! それに卓人くんとはまだそんなことは一度も……」
「えーっ、それじゃあどこまでしたの?」
「ま、まだ手を繋いだだけ……って何を言わせるの!」
「あははっ、お姉ちゃんが勝手に言ったんだよ。でも、まだ手を繋いだだけなんだ……。それじゃあ次はキスをしないとね」
「ま、まだキスは早いよ……」
結衣は照れて頬に手を当てていた。
「そんなことないよ。せっかく二人きりなんだから頑張ってね」
「真奈!?」
どうやら二人でひそひそ話すのが終わったようで真奈が俺の方に近付いてくる。
「やっぱり私は一人で飲むね。それよりもお兄ちゃんも頑張ってね」
にっこり微笑むとコップを一つとって部屋を出て行ってしまった。
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