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2章 村での生活
36話 やめられない美味しさ!
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散々味わってから飲み込むと、もう無くなってしまったという思いから、思わずため息をついてしまった。
「はぁ……これは、本当に旨いな……!」
俺が食べても問題なかったと見た二人は、目にも止まらぬ速度で俺の手からミドリサツマノイモを奪い取り、一口食べ──そして俺と同じようにため息をついた。
「はぁ……すごく甘くてとってもおいしい……」
《はぁ……凄い……! リョウさん! これ、もの凄く美味しいですね! 私、こんな美味しいもの初めて食べました!》
「同感だ。とても芋とは思えない美味しさだよな!」
ブレンのテンションがちょっと振り切れてる気はするが、おかしくなってる訳じゃないから問題は無さそうだ。
……だが──
「《もう一口!》」
なんとなく、あまり食べさせるのも不味いような気がするな……
確かにサツマノイモより美味しいし、例の危ない成分が大分少ないのも間違いないと思うけど……
「待った! 女将さんにも渡したいし、一度食べるのやめよう?」
「《えー……》」
いや……割った芋を両手に持ちながら、そんな嫌そうな顔で見られても……
「それに、ラベンダーはおやつ残して貰ってるんだろ? 今、ここで食べすぎるのはよくないと思うよ?」
「サツマノイモの方がはるかに美味しいです!」
えぇ……
と言うか、あまり食べさせると俺が女将さんに怒られそうなんだよ……!
こうなったら、別の話題で反らすしかないか。
「えっと……今度サツマノイモを使ったお菓子の作り方を教えてあげるから──」
「《今作りましょう!!》」
「いや、女将さん待ってるから今度な?」
「《今度っていつですか!?》」
話題の選択間違ったな……
俺はにじり寄ってくる二人に、必死に説得を試みるが……
二人の目が完全に据わってしまっている……これ、絶対ミドリサツマノイモの影響あるだろ!?
数分かけて二人を説得した俺は、疲れ果てていた……
目は据わってるし、しつこいし……まるで酔っぱらいを説得してるような気分だった。
ミドリサツマノイモを誰かにあげる時は、気を付けた方がいいのかもしれないな。
──例え、成分の抜けたミドリサツマノイモでも。
「はぁ……これは、本当に旨いな……!」
俺が食べても問題なかったと見た二人は、目にも止まらぬ速度で俺の手からミドリサツマノイモを奪い取り、一口食べ──そして俺と同じようにため息をついた。
「はぁ……すごく甘くてとってもおいしい……」
《はぁ……凄い……! リョウさん! これ、もの凄く美味しいですね! 私、こんな美味しいもの初めて食べました!》
「同感だ。とても芋とは思えない美味しさだよな!」
ブレンのテンションがちょっと振り切れてる気はするが、おかしくなってる訳じゃないから問題は無さそうだ。
……だが──
「《もう一口!》」
なんとなく、あまり食べさせるのも不味いような気がするな……
確かにサツマノイモより美味しいし、例の危ない成分が大分少ないのも間違いないと思うけど……
「待った! 女将さんにも渡したいし、一度食べるのやめよう?」
「《えー……》」
いや……割った芋を両手に持ちながら、そんな嫌そうな顔で見られても……
「それに、ラベンダーはおやつ残して貰ってるんだろ? 今、ここで食べすぎるのはよくないと思うよ?」
「サツマノイモの方がはるかに美味しいです!」
えぇ……
と言うか、あまり食べさせると俺が女将さんに怒られそうなんだよ……!
こうなったら、別の話題で反らすしかないか。
「えっと……今度サツマノイモを使ったお菓子の作り方を教えてあげるから──」
「《今作りましょう!!》」
「いや、女将さん待ってるから今度な?」
「《今度っていつですか!?》」
話題の選択間違ったな……
俺はにじり寄ってくる二人に、必死に説得を試みるが……
二人の目が完全に据わってしまっている……これ、絶対ミドリサツマノイモの影響あるだろ!?
数分かけて二人を説得した俺は、疲れ果てていた……
目は据わってるし、しつこいし……まるで酔っぱらいを説得してるような気分だった。
ミドリサツマノイモを誰かにあげる時は、気を付けた方がいいのかもしれないな。
──例え、成分の抜けたミドリサツマノイモでも。
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