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2章 村での生活
35話 焼きミドリサツマノイモを食べる……!
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ブレンまでも影響を受けるミドリサツマノイモの幸福成分か……
(ブレン、実際どうなんだろ? ブレンにも影響はあったんだろ?)
《……実は正気に戻ってからすぐ緊急の案件として問い合わせをしました。それによると──》
○ミドリサツマノイモに毒性はない。
○噂にあるように食べすぎると天に召されると言うのは、あまりの幸福感に心の底から満たされてそのまま呼吸まで忘れてしまう人がいただけで、死の間際以外に食べて亡くなった人(NPC)は現時点ではいない。
○絶妙な焼き加減で調理した時のみ、幸福を感じる成分が強い香りとして放出され、その成分を吸い込みすぎると食べすぎた時と同じ症状が起きることがある。
○現在プレイヤーはVRコネクトを用いているため、強い作用が出てもカットオフされてログアウトされる。よって死者が出ることはない。
○強い香りを放出したミドリサツマノイモは、食べても強い影響は出ない。
○ミドリサツマノイモを食べた動物には、大量の旨味成分と豊富な栄養素が含まれる。
《──とのことです。》
(……死の間際とは言え、実際に亡くなったNPC居たんだ……プレイヤーに対策してくれてるのはありがたいが、そこまで強い成分を作る必要あったのか……?)
《ミドリサツマノイモに限って言えば、野生の掛け合わせで偶然発生したそうなんです》
(マジか……と言うか、最後の動物が~って所必要だったの?)
《その……ミドリサツマノイモの発生に関して、野生動物の影響もあったそうで……説明から外せないとの事でした》
(はぁ……色々な要素が影響しあった、と言うことなのか。わかった、ありがとな!)
「……俺もそれは思ったけど、さっき香りとして成分がかなり抜けたから、今なら普通より美味しい芋って感じみたいだよ」
「そう、なんですか?」
「うん。それに、俺が先に食べるから安心していいよ!」
流石に、絶対大丈夫と言えるもので無ければとても他人には食べさせられないしな。
まずは自分で食べて、問題ないことを証明しよう。
俺は石窯からミドリサツマノイモを取り出して半分に割ってみた。
サツマノイモと同じく蜜が染み込んでいるような見た目だが……色が深緑色で全然美味しそうには見えない。
……しかしその香りはサツマノイモよりも強く、食欲がどんどん湧き出てくる。
正直、この香りがなかったらとても美味しそうには思えないだろう。
こんな深緑色の芋が、あんなに強い幸福成分やものすごい旨味を含んでるとか……知らない人が聞いたら、まず信じないだろうし採取しようとも思わないだろうな。
「先生、本当の本当に大丈夫なんですか……?」
「大丈夫だよ」
そう言って一口食べてみると、口の中に強い甘さがじんわりと広がってくる。
そして焼けた皮のいい香りがなんとも言えない。
ここまではサツマノイモと同じだが、更に全身に染み渡ってくる多幸感……
これは、なんて言葉にしたらいいのか分からないな……
一つ確実に言えるのは、ミドリサツマノイモが最高の食材だと言うことだな。
(ブレン、実際どうなんだろ? ブレンにも影響はあったんだろ?)
《……実は正気に戻ってからすぐ緊急の案件として問い合わせをしました。それによると──》
○ミドリサツマノイモに毒性はない。
○噂にあるように食べすぎると天に召されると言うのは、あまりの幸福感に心の底から満たされてそのまま呼吸まで忘れてしまう人がいただけで、死の間際以外に食べて亡くなった人(NPC)は現時点ではいない。
○絶妙な焼き加減で調理した時のみ、幸福を感じる成分が強い香りとして放出され、その成分を吸い込みすぎると食べすぎた時と同じ症状が起きることがある。
○現在プレイヤーはVRコネクトを用いているため、強い作用が出てもカットオフされてログアウトされる。よって死者が出ることはない。
○強い香りを放出したミドリサツマノイモは、食べても強い影響は出ない。
○ミドリサツマノイモを食べた動物には、大量の旨味成分と豊富な栄養素が含まれる。
《──とのことです。》
(……死の間際とは言え、実際に亡くなったNPC居たんだ……プレイヤーに対策してくれてるのはありがたいが、そこまで強い成分を作る必要あったのか……?)
《ミドリサツマノイモに限って言えば、野生の掛け合わせで偶然発生したそうなんです》
(マジか……と言うか、最後の動物が~って所必要だったの?)
《その……ミドリサツマノイモの発生に関して、野生動物の影響もあったそうで……説明から外せないとの事でした》
(はぁ……色々な要素が影響しあった、と言うことなのか。わかった、ありがとな!)
「……俺もそれは思ったけど、さっき香りとして成分がかなり抜けたから、今なら普通より美味しい芋って感じみたいだよ」
「そう、なんですか?」
「うん。それに、俺が先に食べるから安心していいよ!」
流石に、絶対大丈夫と言えるもので無ければとても他人には食べさせられないしな。
まずは自分で食べて、問題ないことを証明しよう。
俺は石窯からミドリサツマノイモを取り出して半分に割ってみた。
サツマノイモと同じく蜜が染み込んでいるような見た目だが……色が深緑色で全然美味しそうには見えない。
……しかしその香りはサツマノイモよりも強く、食欲がどんどん湧き出てくる。
正直、この香りがなかったらとても美味しそうには思えないだろう。
こんな深緑色の芋が、あんなに強い幸福成分やものすごい旨味を含んでるとか……知らない人が聞いたら、まず信じないだろうし採取しようとも思わないだろうな。
「先生、本当の本当に大丈夫なんですか……?」
「大丈夫だよ」
そう言って一口食べてみると、口の中に強い甘さがじんわりと広がってくる。
そして焼けた皮のいい香りがなんとも言えない。
ここまではサツマノイモと同じだが、更に全身に染み渡ってくる多幸感……
これは、なんて言葉にしたらいいのか分からないな……
一つ確実に言えるのは、ミドリサツマノイモが最高の食材だと言うことだな。
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