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転生〜統治(仮題)
犯人との接触
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翌朝、朝食を摂っている最中、カレンが驚きの報告をしてきた。
「皆さん、お食事中に失礼します。リノアを監視していた者の正体がわかりました。」
「だ、誰なんですか!?」
「リノア、落ち着いて下さい。・・・相手は、次期聖女です。」
「「「「「「「「「「え?」」」」」」」」」」
聖女?男じゃなかったの?皆同じような考えだったのか、口を開けて固まっている。奥さん達、美人が台無しですよ?
「ラミス神国はここから離れていますからね。ローデンシア天空王国と並んで閉鎖的な国ですから、皆さんがご存知無いのも無理はありません。あの国は建国当初から、狂信者の国だったのです。」
「教信者?それって、神の教えは絶対で、それを守る為なら何をしても許されるとか言う宗教団体の?」
「大まかにはルークの言う通りです。一般の知識と少し違うのは、あの国は今、神を求めているのです。」
色々と考えてしまうが、口を挟むと遅刻しそうなので我慢する。昨日皆に問い詰められてから騒動となったお陰で、オレ達はいつもより遅い起床だったのだ。
「あの国はとある神のお気に入りだったのですが・・・神々がこの世界を離れる際、その神も一緒に離れてしまったのです。それ以来、あの国に唯一絶対の神は存在しなくなり・・・住民それぞれが居もしない神を祀り上げては争うようになりました。」
「なら、カレンがその神になれば良かったんじゃないの?」
「ふぉうふぇふよ!(そうですよ!)」
ナディア、口を挟まないで!ティナ、飲み込んでから喋って!あ、違う、喋っちゃダメ!!
「それがですね・・・神を捕えようと考えているのですよ・・・。」
「「「「「「「「「は!?」」」」」」」」」」
「捕えてどうするつもりなのか知りませんけど、そんな国には近寄りたくないではありませんか?ですから、私の正体も公にはしていないのです。」
「あの・・・私が狙われてる理由は・・・?」
リノアが恐る恐る挙手して、カレンに理由を尋ねた。オレもそれが気になる。
「これは私の推測ですが、リノアを女神に祀り上げてしまおうとしているのではないかと・・・。」
「じゃあ、リノアはオレが常に護衛するとして、聖女の方はどうしようか?」
「あの国って、下手に近付くと危ないのよねぇ。様子見でいいんじゃないかしら?」
「ナディアの意見に賛成です。直接手出しして来ない内は、こちらも手の出しようがありません。」
スフィアもナディアに賛成か。まぁ、手を出して来たら返り討ちにするだけだし、今はとりあえず・・・。
「いえ、ルークも「リノア!遅刻する!!」あっ!?」
「え?あぁぁ!」
「「行って来ます!!」」
「「「「「「「「「「行ってらっしゃい(ませ)!」」」」」」」」」」
カレンが何か言い掛けていたが、とりあえず帰ってから聞く事にして、オレとリノアは魔の森の出口付近に転移した。リノアの足に合わせた時間に出発となるので、今までのようなギリギリではまずいのだ。最悪の場合はリノアを抱えて飛ぶしかないが、それは非常時にとっておこう。
歩いている途中、リノアが恥ずかしそうにオレの手を取ったので、オレはその手を握り返し、仲良く会話しながら歩いている。学園都市や学園の敷地内で様々な視線を浴びたが、リノアは気にしていないようなので、オレも考えるのをやめた。
授業が始まる前に、オレ達は学園長に結婚の報告をしに行った。シーツ片手にノックすると、気の抜けた返事が返って来る。
「誰じゃ~?開いておるぞ~?」
「「失礼します!!」」
一瞬視界に入った全裸の幼女にシーツを投げつけ、グルグル巻きにして頭だけ出す。
「こら、ルーク!折角解放感に浸っておったのに、何をするんじゃ!!」
「そんなに解放されたいなら、今生からも解放してやろうか?」
「はぅ!・・・・・少し感じてしまったのじゃ。」
ツッコもうかと思ったが、リノアが引いていたので我慢して報告だけ済ませる。
「学園長。この度、オレとリノアは結婚する事となりましたので、ご報告に伺いました。」
「つきましては、私もルークと一緒に住む事になりましたので、退寮の許可を頂きたいのですが・・・?」
「・・・この学園の規則に『特待生同士の結婚には、もれなく学園長も付いて来る』というものがある。じゃから、私もルークのお嫁さんじゃ!!」
「そんな規則あるかぁ!!絶対今考えただろ!?」
「な、何の事じゃ~?」
学園長は視線を逸らしながら、口笛を吹いている。一体いつの時代だ?
遅刻しそうなので、オレ達は教室へ向かう事にした。後ろで「解け!」とか「放置プレイ?」とか叫んでいるが、無視だ無視。手を繋いで移動し、そのまま教室に入った為、リノアは女性達から質問責めにあっている。
次期聖女の様子を伺うと、どうやらリノアではなくオレを見ているようだった。標的がオレに移ってくれれば心配事が減るのだが、有り得ない仮定はやめておこう。
最初の1週間は、半日で授業が終わるらしい。授業に慣れるまでは無理させない方針との事だった。座学と実技が1日おきに入れ替わるので、確かに慣れるまでは無理出来ないだろう。リノアの実力では、授業についていけないのだから。
今日は歴史と一般常識で授業が終わったので、持参した弁当を食堂で食べる事にした。
「ルークの作ってくれたお弁当、本当に美味しい!」
「喜んでもらえると、作った甲斐があるよ。」
「仲がよろしいんですね?ご一緒しても?」
例の次期聖女が料理を持ってオレ達の横に立っている。断ろうかと思ったが、優しいリノアが横にズレながら声を掛けた。
「どうぞ、エミリアさん!」
「あら、ありがとうございます。」
「・・・何処に座っている?」
「あら?重かったですか?」
次期聖女はテーブルに料理を置くと、何故かオレの膝の上に座って来た。どけという意味で聞いてみたが、オレの首に手を回して抱き着いて来る。
「重くはないんだけど、ここはリノアの席なんだ。遠慮してくれると助かる。」
「くんくん。やはり貴方からは神の香りがしますね?・・・リノアさんには悪いですが、ルーク様は私が頂きますね?あん!?」
リノアがプルプルと震えているので、オレは無理矢理エミリアを横に降ろして説明する。それと、出来れば厭らしい声を上げないで欲しい。ちょっと手が胸に当たっただけだ。堪能出来なかったので、特に感想は無い。
「オレとリノアは結婚したんだ。悪いけど、君の物にはなれないかな。」
「っ!?」
「「「「「「「「「「結婚!?」」」」」」」」」」
エミリアだけでなく、周囲で聞き耳を立てていた者達も驚いている。が、オレは構わず質問する。
「それで?リノアの部屋に侵入しようとしたり付け回したり、さらにはオレにちょっかい出したりして・・・一体何が目的なんだ?」
「・・・・・気付いていらしたのですか。いいでしょう!事情を説明させて頂きます。ですが、ここでは周囲の目がありますので・・・私の部屋に来て頂けませんか?」
明らかに罠だろう。オレとリノアは少し相談して、オレだけ誘いに乗る事にした。リノアはカレンに校門前まで迎えに来てもらい先に帰した。こういう時の事を考え、結婚指輪には通信用の魔法を込めてある。
エミリアの部屋をノックすると、ドアを開けてエミリアが姿を現した。
「皆さん、お食事中に失礼します。リノアを監視していた者の正体がわかりました。」
「だ、誰なんですか!?」
「リノア、落ち着いて下さい。・・・相手は、次期聖女です。」
「「「「「「「「「「え?」」」」」」」」」」
聖女?男じゃなかったの?皆同じような考えだったのか、口を開けて固まっている。奥さん達、美人が台無しですよ?
「ラミス神国はここから離れていますからね。ローデンシア天空王国と並んで閉鎖的な国ですから、皆さんがご存知無いのも無理はありません。あの国は建国当初から、狂信者の国だったのです。」
「教信者?それって、神の教えは絶対で、それを守る為なら何をしても許されるとか言う宗教団体の?」
「大まかにはルークの言う通りです。一般の知識と少し違うのは、あの国は今、神を求めているのです。」
色々と考えてしまうが、口を挟むと遅刻しそうなので我慢する。昨日皆に問い詰められてから騒動となったお陰で、オレ達はいつもより遅い起床だったのだ。
「あの国はとある神のお気に入りだったのですが・・・神々がこの世界を離れる際、その神も一緒に離れてしまったのです。それ以来、あの国に唯一絶対の神は存在しなくなり・・・住民それぞれが居もしない神を祀り上げては争うようになりました。」
「なら、カレンがその神になれば良かったんじゃないの?」
「ふぉうふぇふよ!(そうですよ!)」
ナディア、口を挟まないで!ティナ、飲み込んでから喋って!あ、違う、喋っちゃダメ!!
「それがですね・・・神を捕えようと考えているのですよ・・・。」
「「「「「「「「「は!?」」」」」」」」」」
「捕えてどうするつもりなのか知りませんけど、そんな国には近寄りたくないではありませんか?ですから、私の正体も公にはしていないのです。」
「あの・・・私が狙われてる理由は・・・?」
リノアが恐る恐る挙手して、カレンに理由を尋ねた。オレもそれが気になる。
「これは私の推測ですが、リノアを女神に祀り上げてしまおうとしているのではないかと・・・。」
「じゃあ、リノアはオレが常に護衛するとして、聖女の方はどうしようか?」
「あの国って、下手に近付くと危ないのよねぇ。様子見でいいんじゃないかしら?」
「ナディアの意見に賛成です。直接手出しして来ない内は、こちらも手の出しようがありません。」
スフィアもナディアに賛成か。まぁ、手を出して来たら返り討ちにするだけだし、今はとりあえず・・・。
「いえ、ルークも「リノア!遅刻する!!」あっ!?」
「え?あぁぁ!」
「「行って来ます!!」」
「「「「「「「「「「行ってらっしゃい(ませ)!」」」」」」」」」」
カレンが何か言い掛けていたが、とりあえず帰ってから聞く事にして、オレとリノアは魔の森の出口付近に転移した。リノアの足に合わせた時間に出発となるので、今までのようなギリギリではまずいのだ。最悪の場合はリノアを抱えて飛ぶしかないが、それは非常時にとっておこう。
歩いている途中、リノアが恥ずかしそうにオレの手を取ったので、オレはその手を握り返し、仲良く会話しながら歩いている。学園都市や学園の敷地内で様々な視線を浴びたが、リノアは気にしていないようなので、オレも考えるのをやめた。
授業が始まる前に、オレ達は学園長に結婚の報告をしに行った。シーツ片手にノックすると、気の抜けた返事が返って来る。
「誰じゃ~?開いておるぞ~?」
「「失礼します!!」」
一瞬視界に入った全裸の幼女にシーツを投げつけ、グルグル巻きにして頭だけ出す。
「こら、ルーク!折角解放感に浸っておったのに、何をするんじゃ!!」
「そんなに解放されたいなら、今生からも解放してやろうか?」
「はぅ!・・・・・少し感じてしまったのじゃ。」
ツッコもうかと思ったが、リノアが引いていたので我慢して報告だけ済ませる。
「学園長。この度、オレとリノアは結婚する事となりましたので、ご報告に伺いました。」
「つきましては、私もルークと一緒に住む事になりましたので、退寮の許可を頂きたいのですが・・・?」
「・・・この学園の規則に『特待生同士の結婚には、もれなく学園長も付いて来る』というものがある。じゃから、私もルークのお嫁さんじゃ!!」
「そんな規則あるかぁ!!絶対今考えただろ!?」
「な、何の事じゃ~?」
学園長は視線を逸らしながら、口笛を吹いている。一体いつの時代だ?
遅刻しそうなので、オレ達は教室へ向かう事にした。後ろで「解け!」とか「放置プレイ?」とか叫んでいるが、無視だ無視。手を繋いで移動し、そのまま教室に入った為、リノアは女性達から質問責めにあっている。
次期聖女の様子を伺うと、どうやらリノアではなくオレを見ているようだった。標的がオレに移ってくれれば心配事が減るのだが、有り得ない仮定はやめておこう。
最初の1週間は、半日で授業が終わるらしい。授業に慣れるまでは無理させない方針との事だった。座学と実技が1日おきに入れ替わるので、確かに慣れるまでは無理出来ないだろう。リノアの実力では、授業についていけないのだから。
今日は歴史と一般常識で授業が終わったので、持参した弁当を食堂で食べる事にした。
「ルークの作ってくれたお弁当、本当に美味しい!」
「喜んでもらえると、作った甲斐があるよ。」
「仲がよろしいんですね?ご一緒しても?」
例の次期聖女が料理を持ってオレ達の横に立っている。断ろうかと思ったが、優しいリノアが横にズレながら声を掛けた。
「どうぞ、エミリアさん!」
「あら、ありがとうございます。」
「・・・何処に座っている?」
「あら?重かったですか?」
次期聖女はテーブルに料理を置くと、何故かオレの膝の上に座って来た。どけという意味で聞いてみたが、オレの首に手を回して抱き着いて来る。
「重くはないんだけど、ここはリノアの席なんだ。遠慮してくれると助かる。」
「くんくん。やはり貴方からは神の香りがしますね?・・・リノアさんには悪いですが、ルーク様は私が頂きますね?あん!?」
リノアがプルプルと震えているので、オレは無理矢理エミリアを横に降ろして説明する。それと、出来れば厭らしい声を上げないで欲しい。ちょっと手が胸に当たっただけだ。堪能出来なかったので、特に感想は無い。
「オレとリノアは結婚したんだ。悪いけど、君の物にはなれないかな。」
「っ!?」
「「「「「「「「「「結婚!?」」」」」」」」」」
エミリアだけでなく、周囲で聞き耳を立てていた者達も驚いている。が、オレは構わず質問する。
「それで?リノアの部屋に侵入しようとしたり付け回したり、さらにはオレにちょっかい出したりして・・・一体何が目的なんだ?」
「・・・・・気付いていらしたのですか。いいでしょう!事情を説明させて頂きます。ですが、ここでは周囲の目がありますので・・・私の部屋に来て頂けませんか?」
明らかに罠だろう。オレとリノアは少し相談して、オレだけ誘いに乗る事にした。リノアはカレンに校門前まで迎えに来てもらい先に帰した。こういう時の事を考え、結婚指輪には通信用の魔法を込めてある。
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