姉に代わって立派に息子を育てます! 前日譚

mio

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2章 学園生活

61話 初めての魔法基礎(3)

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「さて、次は属性の説明です。
 属性は基本的に5つあります。
 火、水、風、土、そして光です。
 一番身近なためこれは知っているかもしれませんが、光属性はとても希少な属性で持っている人は少ないです。
 光属性の魔法は例えば怪我をした際に傷の深さによっては完璧に治すことができますが、深いと止血等ができる程度でしょうか。
 あとは術者の魔力量によっては防御壁等を張ることもできます。
 次に火属性はその名のとおり火を操ることができます。
 魔力量、コントロール力によってはただ目的に火を灯すことだけでなく、火の玉を打つことや剣などに火をまとわせて維持をするなど様々ことができるようになります。
 中には触れたものを容赦なく溶かしていくどろどろとした高温度の火を生み出せたものもいたそうです。
 次に水属性では水を操ることができ、こちらも魔力量、コントロールによっては水球等を作製維持することができるようです。
 また、こちらでは火などでは溶かせない氷を作製できるものもいたようで、そのものが作り操った氷の剣はなんでも水の状態と氷の状態をうまく使い分け、最強の剣と謳われたそうです。
 風属性では風を操ることができ、魔力量、コントロールによっては見えない刃を生み出し攻撃をしたり、緻密なコントロールにより目的の音を拾う、届ける、消したりをできたものもいたそうです。
 土属性では土ひいては植物を操ることができ、魔力量、コントロールによっては作物が育たなくなった土地を豊作にしたり、土人形を作ったりなどができるものもいたそうです。
 このようにそれぞれの属性に置いてそれぞれの特徴があり、多くの人はこのうち一つを自身の得意魔法とします。
 しかし、まれに数属性を得意魔法とするものもいます。
 皆さんの属性判断はもう少し後に行う予定です」

 先生はそこまで一気に話すと楽しみですね、と話を締めくくった。そっか、今日はまだ自分の属性を知ることはできないのか。それは少し残念だ。

 それにしても……。先ほどの先生の話からすると光属性ではあまりに深い傷を治せない? でもお姉様方の傷は相当深手だったし、お姉様は私のおかげで皆が助かったといった。それは私があの傷を治したということだよね? 
 今日話を聞けば何かわかるかもと期待していたけれど謎は深まったばかりだ。もういっそセイットに聞いてみたら早いかな。

 ちらりとセイットの方を見てみるとセイットは興味深そうに先生の話を聞いていた。そんなセイットの横顔を見ているとふと彼がこちらを向いた。そしてこちらを見ると何か? と言うように首をかしげる。

「あとで教えてほしいことがあります」

 声を低めてそう伝えると、少しきょとんとした後に嬉しそうにうなずかれてしまった。
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