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その十七
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食事が終わり、部屋に帰る途中。アイレーンが口を開いた。
「アメリア様。私共に至らない点などございましたら遠慮なく言ってくださいませんか」
悲しそうな声である。
「どうして?」
「後光が弱くなられています」
「後光!?」
後光……
言葉としてはクエスチョンマークつけたいレベル。でも言いたいことはわかる。
『元気がない』って言いたいんだろう。
「……そんなことないよ」
戻れないことだって決まったわけじゃない。夢だって可能性もゼロじゃない。
ではなぜ……こんなにもむなしい?
自分の存在が認められていないようなむなしさをなぜ感じているの?
「そうでございますか」
「うん。何ともない。
料理美味しかったよ」
「料理長も喜びます」
「うん……」
アイレーンの笑顔に私も笑みを返す。
「用などございましたらお呼びください」
「ありがとう」
いつの間にか部屋に着いていた。少しの間放心していたようだ。
ベッドに腰掛け上を見上げれば、天使の絵が見えた。……黒髪の……
わざわざ描かせたのかは知らないが、この絵を描かせたのは確実にバルドだろう。
ポフンと後ろに倒れれば、柔らかい布団の感触がふわり。
ひんやり冷たい羽毛布団に包まれて、そのまま眠りに就いたのだった。
「アメリア様。私共に至らない点などございましたら遠慮なく言ってくださいませんか」
悲しそうな声である。
「どうして?」
「後光が弱くなられています」
「後光!?」
後光……
言葉としてはクエスチョンマークつけたいレベル。でも言いたいことはわかる。
『元気がない』って言いたいんだろう。
「……そんなことないよ」
戻れないことだって決まったわけじゃない。夢だって可能性もゼロじゃない。
ではなぜ……こんなにもむなしい?
自分の存在が認められていないようなむなしさをなぜ感じているの?
「そうでございますか」
「うん。何ともない。
料理美味しかったよ」
「料理長も喜びます」
「うん……」
アイレーンの笑顔に私も笑みを返す。
「用などございましたらお呼びください」
「ありがとう」
いつの間にか部屋に着いていた。少しの間放心していたようだ。
ベッドに腰掛け上を見上げれば、天使の絵が見えた。……黒髪の……
わざわざ描かせたのかは知らないが、この絵を描かせたのは確実にバルドだろう。
ポフンと後ろに倒れれば、柔らかい布団の感触がふわり。
ひんやり冷たい羽毛布団に包まれて、そのまま眠りに就いたのだった。
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