引き籠もりVTuber 学生編

龍之介21時

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お姉ちゃん?とお風呂

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【亜沙美の部屋】
「じゃあロミーは配信機材の調整してるから、配信ガンバなさいよ」

「う、うん、ごめんね。最後まで手伝えなくて…」

時刻は20:53
間もなく亜沙美が毎日配信してる時間だ

「良いのよ…あ!そうそう、今夜の配信中に間違っても「ロミーと同棲生活を始めました」なんて言うんじゃないわよ?」

「えっ?なんで?」

「はあぁ…何で?じゃないでしょ…」

ロミータは亜沙美の天然チックな回答に頭を抱え込んだ…

「良い亜沙美!リアルな姿を見せないVTuberにとって身バレは最高に危険なことなのよ、迂闊に情報を与えるのは危険な事なの!分かってるのっ?」

「う、うん。分かってるけど?」

「分かってて何で言ったら駄目なのか分からないんかっ!」と言いたげな表情を浮かべるロミータ

「あのねぇ亜沙美…ロミーたちは三重県に住む高校1年生です。って2人とも明かしちゃってるのよ!」

「うん、そうだよねぇ…」

そこまで話しても「何が駄目」なのか?全く理解してない亜沙美に、同棲初日から驚かされているロミータ

「三重県に住む高校1年生で、今日から一緒に住み始めました。そこまでの情報を与えちゃったら、あっという間にこの家に住むロミー達だってバレちゃうじゃないの!」

「Σ(゜д゜;)えっ?そうなの?」

「本気で分かってないよ、この子は…」

亜沙美が天然な性格なのは十分承知しているつもりだったロミータ。しかし、まさかここまで鈍いとは予想も出来なかったようだ

「良い?1ヶ月以内の近況報告は絶対にNGよ!どこから特定されるか分かったもんじゃないんだからね。分かった?」

「う、うん。分かりました!!」

顔を近付けられ強く言われた事で、流石の亜沙美も「取り敢えずダメな事なんだ」と認識したようだ

「それから、配信が終わったら亜沙美の方からロミーの部屋まで来てね。予定通りに配信が終わらないなんて事は珍しくないんだから、ロミーの方からは絶対に来ないからね。終わったら一緒にお風呂はいるからね?」

「(。'-')(。,_,)ウンウン 了解です!」

ロミータの勢いに負け、素直に頭を上下する亜沙美
(あっ!流されてお風呂一緒に入る。って事を承諾しちゃった!…ロミータちゃん、エッチぃ事してこないと良いなぁ…あ、21時になっちゃう!)

今夜は久しぶりに裸の付き合をする事になってしまったが、それを後悔している間もなかった。後1分で配信時間だ。オープニングのムービーは3分で終わる。亜沙美は慌てて段取りをした



【お風呂場】
「…で、無策のまま配信を始めちゃったから【視聴者参加型】のレースゲームをして…当たり前のように負けたから【愛の告白トーク】を披露したと?」

「う、うん。それくらいしか思い付かなかったんだよぉ…すっごく恥ずかしかったぁ(汗)」
 

「ε٩(๑>ω<)۶зもう!亜沙美ってばっ!そういうセリフはロミーに言ってよねっ!」

亜沙美を愛している宣言をしているロミータにとっては、そんな嬉しいセリフはまず1番先に自分(ロミータ)が言われたかったようだ

「ええー!?…ロミータちゃんと向かい合ってたら言えないよぉ…恥ずかし過ぎるもん!」

湯船に浸かりながら、その時の事を思い出し恥ずかしくなって「イヤイヤ運動」をしている亜沙美の素振りを凄く可愛く感じたロミータだが、やはり羨ましいようだ

「…はぁ、まぁ良いわ。で、喜んでもらえたの?視聴者(アミーゴ)たちにはさ…」

「それがねぇ…「アミちゃん、少し胸が小さいからイマイチなんだよなぁ」って言われちゃったぁ!!」

「ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!ドイツだ?ロミーの亜沙美にそんな事を言った奴は!絶対に許さないわっ!」

亜沙美(アミ)の事を悪く言われると、自分の事のように許せないロミータ。だが…

「ピキーン!!そうだ亜沙美。ロミーが亜沙美の胸を大きくしてあげましょうか?むふふ♪」

「えっ!?…あの、何だか、すごーく悪い予感がするから遠慮しときますぅ…」

「遠慮なんかしなくて良いんだって!ロミーが毎日亜沙美の胸を直揉みしてあげるだけなんだからさっ!」

「ヒィィィ!!Σ(๑꒪ꑣ꒪๑ノ)ノ 遠慮しますぅ!」

亜沙美に入れ込んでいるロミータは、隙あらばエッチぃスキンシップをしようと常に虎視眈々だったw



【父親(ロミータ)の部屋】
「どう、配信調整は終わったぁ?」

「うん、もうすぐ終わるわっ」

結局、亜沙美の配信が少し時間オーバーして終わっても配信機材の調整が終わりきらなかったロミータは、風呂から出てからも最後の調整をしていた


「そういや、ロミーが転校してくる少し前くらいは亜沙美は不登校だったんですって?」

「え?…うん、そうなの…」

中3の時に父親が亡くなり、中学を卒業する手前辺りから母親が家に帰らなくなった亜沙美の家庭。そんな環境の中、不登校になってしまった亜沙美

「ま、色々あるよね。でも、これからはロミーが一緒に住むんだから、駄々コネたってロープで牽引してでも一緒に学校に行くからね!」

「( ̄▽ ̄;)一緒に行くからワンちゃんみたいな扱いはしないでね?」

「ꉂꉂ(´▽`)はは。亜沙美次第かな?」

そう言いながらパソコンの調整をするロミータ。暇だった亜沙美はコーヒーとクッキーを差し入れに用意していた

「あむ、あむ…ズズッ…」

亜沙美が用意したクッキーを食べて、コーヒーで流し込みながらパソコンとカメラの連動を調整しているロミータ。その様子を斜め後ろから眺めている亜沙美

「まるで、お姉ちゃんみたいだなぁ…」

「(⊙_⊙)えっ?お姉ちゃん?」

「いや、その。ち、違うの!私、兄弟が居なかったから…お姉ちゃんが居たらこんな感じなのかなぁ?と思っちゃって…決してロミータちゃんに甘えたい!とかじゃないの…」
 

独り暮らしが長過ぎたせいか?兄弟の居る生活に憧れていたのか?…とにかく配信でもプライベートでも頼りになるロミータの事を、思わず【お姉ちゃん】と呼んでしまった亜沙美

「(。-∀-)ニヤリ 良いんだよ亜沙美。ロミーの事をお姉ちゃんと呼んでくれてもさ♪…じゃあ、まずは…亜沙美のオッパイを大きくする所から始めちゃおうかなっ(笑)」

「エッチぃお姉ちゃんは嫌だぁ!!」

兎にも角にもロミータとの同棲生活が始まった亜沙美。同じクラスの同級生でもあり、同じVTuber活動をする者との今後に期待している亜沙美だった



続く
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