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48 神の粉
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大人と違って、子供は仲良くなるのが早い。
それに比べ、大人同士は「はい仲良くしましょう!」とすぐにはいかない。結局、ソーズさんが即答できず、家に滞在を続けることになった。
国の一大事だし、俺としてもできる範囲で協力を惜しむつもりはない。
クルークさんには大豆の活用方法を提案しながら、こちらも料理の勉強をしている。
さすが王坂の台所を任されているだけあって、慣れてしまえば俺なんかよりずっと腕がいい。
ソーズさんの答えが出ないまま、四日目に突入した。
必然的にカイラちゃんも居残りになり、モモと一緒に勉強やトレーニングをしながら、ソーズさんから武術も教わっている。
「自分は気づいたら身についていましたね。最初は筋肉を傷つけられるのが嫌で回避用の筋肉を、その次は傷がつかない硬い筋肉を、さらに攻撃される前に倒せる破壊力のある筋肉を……まあ簡単に言えば筋肉なんですよね」
最終的に筋肉なんですよね、って言われても全く理解できない。
女子二人をムキムキにする気じゃないかと監視しているが、訓練風景はいたって普通だ。
ただ、組手という殴り合いを見ていると、心臓に悪い。だが、この世界ではあれが標準らしい。
「あれが標準なら、この世界は魑魅魍魎だらけですね」
とクルークさんがぼそり。
うちの娘、いつの間にかかなり強くなっているらしい。
モモは魔力コントロールが巧みで、カイラちゃんは種族特性で肉体が常識外れだと、クルークさんが説明してくれた。
——ただその他にも問題は山積みだ。
「にゃーん」
「姉さん、狭いって言っても仕方ないじゃないですか」
1LDKの我が家に、大人の男四人、子供二人、大型犬と姉さんがひしめく地獄絵図。
気温のせいでドナルを外に置くわけにもいかず、今回は家の中で過ごしてもらっている。
寝室は女の子組と姉さん、大福が使い、大人四人は居間でぎゅうぎゅう詰め。
「そもそも寝るときは俺の方が狭いんですよ。姉さんはまだいいじゃないですか」
「にゃーん」
分かりますけど、そんなに態度も壁もカリカリしないでください。
「にゃーん」
「おやすみなさい」
姉さんはぷりぷりしながら寝室へ。
家中が爪痕だらけになる未来が見える。
入れ替わりにモモとカイラちゃんがお風呂から上がり、牛乳を飲みに来た。
寝る場所の違いやカイラちゃんの存在で、モモと過ごせる時間が減り、俺のモモ成分は明らかに不足中。
しかもカイラちゃんの影響で「パパとお風呂はもう無理」宣言まで飛び出した。……うん、ここは成長を喜ぼう。
「お父さん、おやすみなさい」
「おやすみ、モモ」
子供たちが寝室へ行ったのを見計らい、大人の時間開始。
特別にポテサラと燻製肉、それにビールを引っ張り出す。
「これが悠殿の作られたビールですか! 美味いぃー!」
「兄貴!」
獣人コンビはテンション高め。ソーズさんはというと——。
「お酒飲まないんですか? 宗教的な理由とか?」
「禁酒の掟はありませんが、筋肉に良くないですから」
ぶれない筋肉ファースト。
「それにしても女の子って大人になるの早いですよね。昨日の今日で風呂拒否ですよ」
「うちのも似たようなもんです」
「クルークさんとこは何人いるんですか?」
四本の指を広げられた。子供が四人。羨ましい。
「モモにも兄弟を作ってあげたいけど……まずは嫁探しかな。ソーズさん、誰かいい人いません? できれば巨乳で!」
男四人が集まれば、多少の下世話もご愛嬌。
「ふむ。いないこともないです。巨乳教に崇められる者がいますが、本人は心底嫌がってますね」
「マジっすか!」
「もう一人、ショタ教に崇められる者もいます」
色々な意味で恐ろしい国だ。
「三人で国を良くしようと語り合ったものですが、自分は向いてないと感じまして」
珍しくソーズさんが弱気。
「総選挙出るの迷ってるんですか?」
「自分は人を導くよりも、自己研鑽に励んで、筋肉を鍛える方が向いていると思っています」
「我々もそろそろ国に帰ろうと思っているのですが、ソーズさんのお考えは変わらないですか?」
「クルーク殿……自分には荷が重いと考えています。先ほど話題に出た、友人を王坂国に紹介するのはいかがでしょうか?」
クルークさんも多少難色を示している。
ソーズさんは武神とまで今われる戦う力と他国にまで伝わるその人柄から信用ができる部分も大きいとのことだ。
王坂の前に俺に紹介してほしいとは今の状況で言いずらい……。
俺としてもモモが外に出る時のため、環境は整えておきたいが、食料の種を誰に渡すかは超ナイーブな話になってくる。ここは一手、俺から出してみるか。
「じゃじゃーん! プロテイン!」
神様ショップでの販売品。
袋を開けた瞬間、ソーズさんが奇怪な動きでにじり寄る。
「はっ! 筋肉が……反応している! これは何ですか!」
「筋肉に良いサプリみたいなもんです」
牛乳で割って渡すと、一気飲み。
白い髭をつけたまま固まる。
「ソーズさん?」
「はっ! 神の粉だ!」
何言ってんだこの人。
過呼吸になってません?
「もっとください!」
「ダメです。高いし飲みすぎも良くない」
「そんな……では自分は……どうすれば!」
知らんがな!
「サプリメントですか……文献でも見たことがあります。現物があり、解析さえできれば作れるかもしれないですね。今回の計画には解析の勇者殿も参加予定ではありますので可能性はありますね」
ニヤリとクルークさんが笑っている。
そんなまさか、こんな単純な方法でやる気になるはずないじゃないですか。
「ソーズさん、協力してくれるならこの一袋差し上げます」
「やります! 総選挙で必ずトップに立ちます!」
本当にこれでいいの? 大丈夫?
「兄貴」
……はいはい、ビールおかわりね。
それに比べ、大人同士は「はい仲良くしましょう!」とすぐにはいかない。結局、ソーズさんが即答できず、家に滞在を続けることになった。
国の一大事だし、俺としてもできる範囲で協力を惜しむつもりはない。
クルークさんには大豆の活用方法を提案しながら、こちらも料理の勉強をしている。
さすが王坂の台所を任されているだけあって、慣れてしまえば俺なんかよりずっと腕がいい。
ソーズさんの答えが出ないまま、四日目に突入した。
必然的にカイラちゃんも居残りになり、モモと一緒に勉強やトレーニングをしながら、ソーズさんから武術も教わっている。
「自分は気づいたら身についていましたね。最初は筋肉を傷つけられるのが嫌で回避用の筋肉を、その次は傷がつかない硬い筋肉を、さらに攻撃される前に倒せる破壊力のある筋肉を……まあ簡単に言えば筋肉なんですよね」
最終的に筋肉なんですよね、って言われても全く理解できない。
女子二人をムキムキにする気じゃないかと監視しているが、訓練風景はいたって普通だ。
ただ、組手という殴り合いを見ていると、心臓に悪い。だが、この世界ではあれが標準らしい。
「あれが標準なら、この世界は魑魅魍魎だらけですね」
とクルークさんがぼそり。
うちの娘、いつの間にかかなり強くなっているらしい。
モモは魔力コントロールが巧みで、カイラちゃんは種族特性で肉体が常識外れだと、クルークさんが説明してくれた。
——ただその他にも問題は山積みだ。
「にゃーん」
「姉さん、狭いって言っても仕方ないじゃないですか」
1LDKの我が家に、大人の男四人、子供二人、大型犬と姉さんがひしめく地獄絵図。
気温のせいでドナルを外に置くわけにもいかず、今回は家の中で過ごしてもらっている。
寝室は女の子組と姉さん、大福が使い、大人四人は居間でぎゅうぎゅう詰め。
「そもそも寝るときは俺の方が狭いんですよ。姉さんはまだいいじゃないですか」
「にゃーん」
分かりますけど、そんなに態度も壁もカリカリしないでください。
「にゃーん」
「おやすみなさい」
姉さんはぷりぷりしながら寝室へ。
家中が爪痕だらけになる未来が見える。
入れ替わりにモモとカイラちゃんがお風呂から上がり、牛乳を飲みに来た。
寝る場所の違いやカイラちゃんの存在で、モモと過ごせる時間が減り、俺のモモ成分は明らかに不足中。
しかもカイラちゃんの影響で「パパとお風呂はもう無理」宣言まで飛び出した。……うん、ここは成長を喜ぼう。
「お父さん、おやすみなさい」
「おやすみ、モモ」
子供たちが寝室へ行ったのを見計らい、大人の時間開始。
特別にポテサラと燻製肉、それにビールを引っ張り出す。
「これが悠殿の作られたビールですか! 美味いぃー!」
「兄貴!」
獣人コンビはテンション高め。ソーズさんはというと——。
「お酒飲まないんですか? 宗教的な理由とか?」
「禁酒の掟はありませんが、筋肉に良くないですから」
ぶれない筋肉ファースト。
「それにしても女の子って大人になるの早いですよね。昨日の今日で風呂拒否ですよ」
「うちのも似たようなもんです」
「クルークさんとこは何人いるんですか?」
四本の指を広げられた。子供が四人。羨ましい。
「モモにも兄弟を作ってあげたいけど……まずは嫁探しかな。ソーズさん、誰かいい人いません? できれば巨乳で!」
男四人が集まれば、多少の下世話もご愛嬌。
「ふむ。いないこともないです。巨乳教に崇められる者がいますが、本人は心底嫌がってますね」
「マジっすか!」
「もう一人、ショタ教に崇められる者もいます」
色々な意味で恐ろしい国だ。
「三人で国を良くしようと語り合ったものですが、自分は向いてないと感じまして」
珍しくソーズさんが弱気。
「総選挙出るの迷ってるんですか?」
「自分は人を導くよりも、自己研鑽に励んで、筋肉を鍛える方が向いていると思っています」
「我々もそろそろ国に帰ろうと思っているのですが、ソーズさんのお考えは変わらないですか?」
「クルーク殿……自分には荷が重いと考えています。先ほど話題に出た、友人を王坂国に紹介するのはいかがでしょうか?」
クルークさんも多少難色を示している。
ソーズさんは武神とまで今われる戦う力と他国にまで伝わるその人柄から信用ができる部分も大きいとのことだ。
王坂の前に俺に紹介してほしいとは今の状況で言いずらい……。
俺としてもモモが外に出る時のため、環境は整えておきたいが、食料の種を誰に渡すかは超ナイーブな話になってくる。ここは一手、俺から出してみるか。
「じゃじゃーん! プロテイン!」
神様ショップでの販売品。
袋を開けた瞬間、ソーズさんが奇怪な動きでにじり寄る。
「はっ! 筋肉が……反応している! これは何ですか!」
「筋肉に良いサプリみたいなもんです」
牛乳で割って渡すと、一気飲み。
白い髭をつけたまま固まる。
「ソーズさん?」
「はっ! 神の粉だ!」
何言ってんだこの人。
過呼吸になってません?
「もっとください!」
「ダメです。高いし飲みすぎも良くない」
「そんな……では自分は……どうすれば!」
知らんがな!
「サプリメントですか……文献でも見たことがあります。現物があり、解析さえできれば作れるかもしれないですね。今回の計画には解析の勇者殿も参加予定ではありますので可能性はありますね」
ニヤリとクルークさんが笑っている。
そんなまさか、こんな単純な方法でやる気になるはずないじゃないですか。
「ソーズさん、協力してくれるならこの一袋差し上げます」
「やります! 総選挙で必ずトップに立ちます!」
本当にこれでいいの? 大丈夫?
「兄貴」
……はいはい、ビールおかわりね。
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