最初から最強ぼっちの俺は英雄になります

総長ヒューガ

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メモワール

四百三十七話 30年ぶりの英雄

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クレア&アンリデットvs硬王将

第3ラウンド開始

『ふはは、面白くなってきたな。戦士達』

「私は既に面白いと思ってるよぉ、この状況を既に楽しんでるからねェ!」

「凄いね、アーちゃんは…………でも私も負けてられない」

ーーさっきの速い攻撃はよく見れば分かるよ!

アンリデットとクレアは頷いた

速い攻撃はよく見ないから分からなかったのもあるかもしれない

だから速い攻撃はよく見る

それをやればもしかしたら案内役の言うことになる

「こうだね!」

『なにっ!?』

寸前で躱した

  アンリデットも寸前で躱して速さに慣れてきている、硬王将も予想していなかったのか驚いた顔をしている。こんなことは予想していなかったんだろう、だから少し驚いていたのだが正常を取り戻してクレアとアンリデットを見て確実に当てようとしてきている。ここまで確実に当てようとしてきているのはやばい気もしているが諦める訳には行かない、この余裕な表情に戻った顔があまりにもムカついてくるから余裕を無くしてやりたいと思っているらしい。硬王将が攻撃出来ないくらいに
  余裕じゃなくさせて硬王将に勝って見せたいのだがまだ勝ち筋が見えなくてまだ余裕は見せられない、油断を見せたら隙をついて攻撃をしてきそうだからあまり油断はしない方がいいだろう。油断を見せたらあまりにも怖すぎるからだ、やつは多分弱点を知っているからこそ余裕な表情をしている。心臓か脳みそかの二択を狙われたら人間は死ぬ

『ふふ、ふっははははは!なかなかやるな、戦士達よ!これでこそ、″戦い″だ!』

「またくるよ!アーちゃん!」

「了解だよぉ!」

ーーこれは……………ダメ!行かないで!

ブンッ!ととんでもない速さでクレアの肩を貫く

とんでもない速さは見えなかった

誰もが見えなかった、アンリデットさえも

いつやった、いつ攻撃したのかも

「くっ……………」

「クレア!」

ーークレア!

クレアの肩を貫いたのは一本の腕だった

  硬王将は何本も腕を生やし、とんでもない速さでクレアの肩を貫いていたわけだからとんでもないヤツなんだろうがここまで速く攻撃してくるのは予想外だったのかもしれない。クレアの肩を貫いてくるなんて有り得ないスピードなんだったんだろう、有り得ないスピードで来て有り得ないスピードでクレアを貫くだけでとんでもないことを目の当たりにした気がした。やっぱり硬王将かは只者では無かったようだ、最初から気づいていたわけだが実際にそんなヤツと戦っているわけだ
  本当なら恐怖に怯えているところなんだがあまりにも強敵と戦いすぎて慣れてしまっているということだ、だから攻撃を喰らおうとなんだろうとなんだろうと負けるわけには行かない。第二ステージで終わらせてくれるんだからチャンスは逃してはならない、チャンスを逃したらもうクリア判定にはさせてくれないだろうからここで諦めるわけには行かないはずだ。どこまで強いかはまだ検討もつかない、まだ隠してる

「なかなかのスピードだったねェ、見えない速さだったよぉ」

「流石に見えなかったね…………いてて………」

ーー大丈夫?クレア

「うん、大丈夫だよ。肩くらいなら平気だから」

まだまだ行ける表情をして立ち上がった

これくらいならまだ行けるだろう

男ではないが根性はある、クレア

だから諦める訳には行かない

「根性は男じゃなくてもあるんだからね」

『ふ、ふはははは!なかなかやるではないか、人間よ。気に入った!』

「それはどうも、こちらも気に入ったよ」

ラストなのにこんなにも長引くとは思わなかった

  硬王将がここまで強くてここまでヤバい奴だとは思いもしなかっただろう、流石にクレアもアンリデットも押されている。戦う度に強くなるというのはこういうことなんだろうか、硬王将は戦う度に強くなっているからこちらが追い付けなくなってきているからマジで勝てないらしい。こんなにも強くなるなんて思わなかったのに何故かこの戦いで面白いと感じている、好奇心旺盛でだんだん熱くなってきている。クレアもアンリデットもこの好奇心旺盛は止めらんないでこの戦いで勝者を決める
  この熱は誰にも止められないくらいに熱くなってきている、熱くなってきているのは見れば分かる気もするが熱くなりすぎるとオーバーヒートをするかもしれないから控えた方がいいかもしれない。でもクレアもアンリデットもそう言われようと関係無しに戦い続けるだろう、誰になんと言われようが2人は無視して戦い続けるはずだ。でもまだ勝ち筋が見えていないから勝つことは無理だろうが諦めることは無い

『天理の天秤・勝利と敗北』

空間に閉じ込められたクレアとアンリデット

「天秤ねェ、負けた方に罰が与えられる…………そゆことだよねェ」

『勝利した者には古代の武器を、敗北した者には記憶から消えてもらおう』

「いいねェ、ゾクゾクするぅ」

勝者をした者には古代の武器が渡される

やっぱり権限を持っている

硬王将は更にスピードを上げてきている

どれだけ強いのかお手並み拝見だ

「記憶から消えるということは私たちは挑戦出来なくなるってことだね」

『そういうことだ、お前達には消えてもらうしかない』

「君がここの主ならぁ、私たちはぁ、君を倒すしかないよねェ」

挑戦出来なくなるくらいだったら倒すしかない

  硬王将はかなり強くってスピードも速くなってきている、意味わからんスピードになってきてはいるがギリギリで避けられるか避けられないかの半分の確率であった。そんな確率で本当に当てられるんだろうか、そんな確率で本当に避けられるんだろうかと運をかけられている。運だけの世界はもちろんつまらないからどちらかが確率上がるまでは勝利できない、クレアとアンリデットは避ける度にだんだん慣れてきている。それを見ている硬王将は避ける度に人間の凄さに気付いてきている
  人間は凄すぎるんじゃないかと多分思っているんだろうが諦めないからこそ諦めない心がヤツに通用している、ここでくたばるわけには行かない。英雄ギルドを二度と助けられなくなるからだ、そうなったら本当に精神が壊れることになってしまうだろう。誰かに助けて貰ったら一番なんだが英雄ギルドは出られないようになっている、レンならまだありえるかもしれないが流石に出ることは不可能だと思っている

『ふはははは!ゴォォォォォォォォォォォォォォッ!!』

「あ、ゴォォって言ったぁ、ゴォォって言ってたよぉ」

「あはは……………」

ーー本当にアンリデットさんは…………らしいね

アンリデットらしいことだ

アンリデットはアンリデットのペースで生きて行く

それが一番何じゃないかと思っている

息苦しい日常を送っていても仕方がない

「見つけた…………本当の勝者への道を…………」

「え?」

『なんだと?』

本当の勝者への道を見つけることが出来た

  息苦しくて上手く避けることなんて出来なかった、なんで息苦しい戦い方をしなきゃ行けなかったのだろうかと思わなくて済めばいいだけだ。それなら息苦しい戦い方をしなければいいだけの話だ、クレアとアンリデットがずっとやっていたのは息苦しい戦い方の方だ。確かによく見て避けてはいるがずっと避けられないのが当たり前なとこではある、人間だからこそ人間の行動をしなければならない。特別なんて要らないんだって人間のままで生きて行けばいいんだって答えはそれから出てくる
  だからクレアはようやく答えを見つけ出して勝利への道を見つけ出した、これに全ての運と体力と今の実力をかけてこの第二ステージをクリアさせて古代の武器はこちらが頂くとしよう。これでも勝てなかったら本当に負けなんだなと思った方がいいだろう、だが負ける訳には行かないと何回言ってきたのかは分からないくらいに言っている。だが本当に負けたくはなかった、英雄ギルドを助けられなくなる

(私はあなたの想像を超えるよ、硬王将!)

(合わせればいいんだねェ、了解)

『なんだ貴様ら、その合わせ方はっ………!』

個人のやり方で息苦しくない戦い方をした

これはもちろん硬王将には読めない動きだ

これを読まれたらもちろんもう負けみたいなもんだ

だから読まれないように動けばいい

(くっ、読めない、コイツらの動き!)

『自由型か!』

「そういうことだよぉっ!」

新しいスキルを手に入れました・・・自由型

自由型・・・読まれない行動、読めない行動、息苦しくない戦い方が出来る

  そのスキルは今頃習得したのかってくらい遅い気がしているが今頃でタイミングが良かったのかもしれない、この自由型がどこまで通用するかも分からないただのギャンブルでもあるがそんなのは気にしてられない。気にしてたらいつ破られるかなんてわかったもんじゃない、硬王将のことだから直ぐに対策してきそうな予感はしているがやらせるわけには行かない。その前に硬王将を倒してクリアさせるんだからやらせたら終わりだ、でもどうやって勝てるかはまだ決まってすらないらしい
  ここまで敵が進化しているとは思わなかったからちょっとびっくりしているのだが進化しているのは硬王将だけではない、クレアもアンリデットも進化しているから変わらないようだ。50%同士の天秤対決の勝者はどちらに向くんだろうか、戦いはまだ続いているらしいが決着はまだつかない。大戦国の次のメモワールはかなりの強敵揃いなのかもしれない、第二ステージで苦戦しているなんて普段は有り得ない

『人間達よ、再び面白くさせる!ふははは!最高っだ!最高だぞ!人間達よ!』

「流石に硬すぎるね」

「名前の通りではあるからねェ、硬王将だしぃ」

ーーそう、硬王将さんは皮膚が硬くてなかなか破壊出来ないよ

硬王将という名前からして硬そうだが、皮膚は簡単に破壊出来ない

出来ないならここまでということにはなる

もちろんクレアとアンリデットは諦めない

という選択肢を取った

『やはり面白いッ!人間は面白い!ふははははは!人間は素晴らしいな、その諦めない心を尊敬する!』

「それが人間だからね!諦めたくは無い!」

「死ぬ気で戦うよぉ!」

硬王将には負けたくない

  硬王将は2人の諦めない強さに少し尊敬をしているようだ、クレアとアンリデットの諦めない心はだんだんと認めてきているようだ。ここまで諦めずに斬りかかってくるのは多分初めてなんじゃないかってくらい硬王将は今を楽しんでいる、硬王将は確かに記憶で作られたヤツだがその前はなんだったんだろうか。記憶で作られたから前世はいいヤツだったんだろう、良いヤツじゃなかったらここまで優しくしてくれないはずだ。戦いもここまで楽しむことも無かっただろうしでやっぱり優しいヤツだ
  でもどうやって戦死したんだろうかとか聞いたら多分失礼にはなるだろう、だからあまり聞かない方がいいんだろうがやっぱり気になって仕方がなかったようだ。ここまで強かったんなら前世はもっと強かったんじゃないかとかなんで強いのに誰にやられたのかが気になっている、そしてクレアは一旦戦闘を止めて硬王将に聞くことにしたらしいのだが、アンリデットも硬王将もそれを感じ取って戦闘を止めた

「硬王将さんは元は人間だよね?」

『ほう、確かにそうだ。俺はかつて戦場に居た男だ………だが俺は悪の組織のトップ、ゼルベラウス閣下というクソにやられた』

「ゼルベラウス閣下だって!?」

『知り合いか?ならいい、そのゼルベラウス閣下はとんでもないヤツだ。仲間が後2人くらい居たらしいがソイツらは姿を消したとのこと』

悪の組織はクレアとレンを探している

多分また悪の組織がどこかに現れてくるだろう

レンとクレアを狙っているのだから

英雄ギルドを殺してまで奪いに来るはずだ

「ゼルベラウス閣下は私たちが今倒そうとしている標的だねェ」

『ほう?ゼルベラウス閣下を倒す気か……………ならあの意味分からない魔法について教えてやらないとな、壊滅魔法を』

「壊滅魔法?」

ーー壊滅魔法は周りのあるものを全てを壊滅にさせる魔法だよ

それが意味分からない魔法だった

  そんな意味わからない魔法を悪の組織のトップは使っているわけだ、なんでそんな魔法を使っているのか。何故そんな魔法を持っているのかは分からないのだがゼルベラウス閣下は月空間魔法だけではなくて壊滅魔法も持っているらしいのだがなんでそんなに魔法を持っているんだろうか、確かにトップだから当たり前なのかもしれないが2つの魔法を持つことなんて有り得ない世界だからどうやって手に入れたんだろうか。2つの魔法を取得している人はあまり居ないというくらいに珍しい
  悪の組織はやっぱり警戒しとくべきのヤツらだ、あんな危ないヤツらを世の中に放っておくわけには行かないだろう。だから奴らを倒すために英雄ギルドが探しているから多分見つかるはずだ、それに悪の組織も悪の組織で英雄ギルドと再会しようとしているから好都合だろう。デヴォント・アークも倒さなきゃならない、だから死ぬ訳には行かない。やられるわけに行かないのにヤツがあまらはにも強すぎる

『だから…………っ!』

「どうしたの?硬王将さん?ねぇ!」

ーー魔力の反応!気をつけて!

「とんでもない魔力量だねェ、これはこれは」

硬王将は後ろから刺されてそのまま消え去った

あの硬王将をワンパンをするのはヤツらしかいない

悪の組織だ、そいつらしか居ないはずだ

トップ5 クオーナ・ジェルチだ
懸賞金・51億2000万

「な、なに、このとんでもない魔力量……………」

「っ」

ーーやばいね、これが悪の組織のトップ5、クオーナ・ジェルチ

悪の組織のクオーナ・ジェルチが登場した

  またまたこれは女の人だ、狂っている感じは無いがめちゃくちゃに魔力は感じているクレアとアンリデット、硬王将より強いヤツが出てくるなんて有り得ないくらいだが本当に出てきてしまったなら仕方がない。悪の組織が出てきた以上はこちらも戦わないわけには行かないからだ、悪の組織は必ず倒すしかないと思ったクレアとアンリデットだったが武器すら取り出せないくらいに恐怖を感じている。あのアンリデットさえも恐怖を感じているくらいだからこいつは相当やばいヤツではある
  51億2000万という大金の懸賞金のヤツが目の前に来ると今までに無いくらいにやばいヤツだとわかる気がする、なんでこんなヤツが記憶に居るのかはこちらも分からないくらいに後ろから登場した。そして硬王将はワンパンで倒されて亡くなってしまった、その仇も必要だから戦うしかないのだが少しだけ手が震えていて攻撃がしずらい形となっている。なんか本当に適わねぇと思った敵には無理だと思ってしまう

「やほやほ~、私がクオーナ・ジェルチだよ~。英雄ギルド、貴方達を今から排除するねっ!あはっ!」

「魔力量半端ない…………」

「ひ、久しぶり手が震えてるよぉ、やばいヤツだって感知したみたいだねェ」

ーーあのアンリデットさんが………………

アンリデットでもこの魔力にビビっているようだ

久しぶりに手が震えているのがわかる

絶望が来ているがでも怖がっている場合ではない

戦うしかない、戦うしか

「あれれ、足が震えてるよ~、あっは」

どんどん近付いてくる、すると急に魔力を感じた

「っ!」

「はぁッ!!」

ザクッ

予想外の攻撃にクオーナ・ジェルチは防ぎ切れなかった

その後ろ姿は見たことある、それにこの魔力は

「レン……………」

「待たせたな、クレア、アンリデット」

レンがここに現れた

英雄が記憶の中に入り込んできた。
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