最初から最強ぼっちの俺は英雄になります

総長ヒューガ

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日本

二百八十九話 鬼畜戦法

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始まった、アイシャ・エレナvsハーメルン

ハーメルンは笛を鳴らし、神絶級のミノタウロスを四体出した

ミノタウロス四体を目の前にしてエレナの手は震えている

『どうしタ?アイシャ・エレナ、手が震えているゾ。もしかしテ怖いのカ?神絶級を目の前にビビっているのカ?あの英雄ギルドがただの神絶級にビビっているのカ?情けないナ、私だったら、簡単に倒せてしまうナ、心臓に毒刺しをすれば楽勝ダ、それくらいは出来るだロ?アイシャ・エレナ』

「こ、怖くありませんわ!毒刺しは出来ないけれど、倒すことは出来ますわ!舐めないでくださいまし!」

手を震わせながら、斬りかかる

ミノタウロスの身長は高い、だから一回一回ジャンプして戦うしかない。ミノタウロスってなんでこう面倒臭いのだろうか

「はぁぁぁぁッ!!」

斬りかかった右腕を掴まれた

「ッ!ならこうですわ!」

左手で持っている剣で掴んだ手をぶった切った

『ヴォォォォォォォッ!!』

『ほウ、中々のIQプレイだナ、だが、今お前の目の前に居るのハ、ミノタウロス四体だということヲ、忘れるナ。そしてミノタウロスは神絶級ダ、それくらいでハ、効きもしなイ。そんな弱い攻撃じャ、ミノタウロスを倒せないゾ、アイシャ・エレナ』

殴りかかってくる

「分かっていますわ、それくらい。ミノタウロスの耐久力、ミノタウロスがやって来ることは全部分かりますわ!ミノタウロスにくらい勝ってみせますわ!この手で!!」

ミノタウロスの腕を使ってバク転で下がって

そのままジャンプして再び斬りかかる

「エンジェル・ライトニングッ!!」

天使の羽を生やし、ビリビリと雷を纏いながら斬りかかった

「はぁぁぁぁッッ!!」

『『『『ヴォォォォォォォッ!!!!』』』』

「ッ!!」

四体で殴りかかってくる鬼畜行動をしてきた

(避けきれませんわ…………!)

エレナは四体同時攻撃を食らってしまい、吹き飛ばされる

「あ゛あ゛っっ!!」

壁まで吹き飛ばされた

「かハッ……………………」

あっという間にやられてしまった、エレナはそのまま気絶しかけてしまう。あまりのパンチの強さに気絶しかける

相手が強すぎる

いやこれは相手が卑怯すぎたのかもしれない、あまりにも卑怯すぎる。ミノタウロス四体は流石に無理があった、何処かの超人じゃあるまいし、しかもあのミノタウロスは神絶級のモンスターだ、より無理である。ミノタウロス四体相手に勝てる訳がない、一体を攻撃したら、三体が反応してくる。そんなの鬼畜すぎる

『ふんッ、最近の英雄ギルドはこんなものカ、相手にならヌ、相手にならないナ。こんな弱い奴を倒しても意味がないナ、何故ミノタウロス四体を倒せないのカ、不思議で仕方がなイ、あァ、次は誰を殺そうカ、英雄ギルドの誰を倒そうカ』

「待ち…………なさい……………..!まだ……………戦いが……………終わって……………いませんわ…………!ヒール…………!」

回復したが、喋れる程度にしか回復しなかった

『ほウ、なんとか生きているようだナ、その耐久力だけでも褒めてやろウ、でもそんな傷で何ができル?足掻くことカ?このミノタウロス四体に足掻くことカ?神絶級の魔物、最高傑作、このミノタウロス四体に足掻くことだけガ、お前の出来ることカ?』

「良く喋りますわね!その口を閉じなさい!私はあまり長話は好きじゃありませんわ!」

『お前、少し焦っているナ。ふっ、面白イ、倒してみロ、ミノタウロス四体を、この私ヲ!!』

そしてこれを見ている武翠達は

武翠side

避難所から見届けている、武翠達

「アンリデットよ、ソナタから見た彼女はどう思うのじゃ?アンリデットから見る結末はどんな感じじゃ?」

「私から見た結末はねェ、今のエレナちゃんの焦りようじゃぁ~、死ぬってことくらいかなぁ~。もし焦ったまま攻撃をし続けるんならぁ~、死んじゃうかなぁ~って思うねェ」

すると起き上がってきたミラエルがアンリデットの肩を掴んだ

「エレナは死にません!必ず!ゴホッゴホッ…………!死にませんから!だから勝手なことを言わないでください!!」

「なんでよぉ~私はセンディアちゃんの質問に答えただけだよぉ~?でも私から言わせてもらうとねェ、今のエレナちゃん、死ぬよ?」

「ッ!!」

アンリデットはミラエルの耳元で低い声で言ってきた、ミラエルはびっくりしたと同時に顔を真っ青にした

アンリデットは今のエレナの結末を予測することが出来る、今の焦り方じゃ、エレナは必ず死ぬと

焦りを無くさなければ、死ぬ未来は無くなるだろう

低い声で言ってた姿、それを見ていた武翠も少し冷や汗をかいていた

(一度人の死を見ただけで人の結末が分かるなんて流石だな、私でもセンディアでも冷や汗をかいていたくらいだ)

「未来は自分で変えるしかないのじゃ、ワシ達が手を出してはならぬ。その行為に相手が何をしてくるのか分からぬのじゃ」

「………………死ぬ結末だけは認めませんから、絶対に」

「それはどうだろうねェ、死ぬ結末は変えられない時は変えられないからねェ、厳しいこと言うかもだけどぉ、どんな結末でも見届けることしか出来ない君には口出しは不要だねェ」

「ッ!アンリデット!!」

アンリデットの襟を掴んだ

             ミラエルは本気で怒って襟を掴んだ、確かにアンリデットの言う通り、結末を見届けることしか出来ない、ミラエルに口出しは出来ないが、流石に言い過ぎというのがあった、でもアンリデットはまだ英雄ギルドと打ち解けていない、だから英雄ギルドに向かってなんか言ってしまうのは仕方がない。この変わるかどうかも分からない結末を見届けることしか出来ない、武翠もミラエルもセンディアもシフリギヤも助けたとしてもこれは自分の成長にはならない、ミラエルの時は助けて少し経って成長したが、エレナの今の状態では成長不可能である
              成長することは無い、成長するんだとしたら、焦りを無くしてミノタウロス四体にビビらず戦うしかない。それが出来ないんだとしたら、死ぬ結末を迎えるしかない。焦ったまま、ビビったまま、ミノタウロス四体とハーメルンと戦うのならば、勝つことは不可能。どんな結末になろうと見届けるしかない

「よすんだ、ミラエル。僕はアンリデットさんに参戦さ、彼女の戦いに水を差すのは間違ってる」

「……………………」

無言で話した

「ミラエルちゃんは見届ける存在、結末を見届けようねェ。今は彼女の安否を心配しないとねェ」

「狂人め…………………」

アンリデットを睨んでそう言った

エレナside

焦っていると言われたエレナは図星をつかれた、ミノタウロス四体にビビっていることもバレた

『こんな奴らにビビるとは英雄ギルドモ、落ちたものだナ。イヤ、お前だけカ?それとも英雄ギルド全員カ?イヤ、お前だけだナ、お前以外、そのオーラは感じられなかッタ。だからお前だけだナ?最初から焦っていただロ?勝てないことヲ怖がったナ?いつそれを感じ取っタ?』

「最初からに決まっていますわ、最初から貴方から強い、というオーラを感じましたわ。勝てないと悟りましたわ、でも焦ったのは貴方が神絶級のミノタウロスを出した途端からですわ」

『ハハハ!フハハハハハ!そうカそうカ!それを感じ取っタだけでモ、凄いと思うナ、褒めよウ。だガ、焦り出した時点デ、ビビっタ時点デ、お前の負けダ、今のお前は無力ダ、新しい力を手に入れたのかもしれないガ、お前は無力、弱者ダ。勝てるものなら勝ってみせヨ、アイシャ・エレナ。でも今のお前は勝てなイ』

「それはやってみないと分かりませんわ!勝ってみせますわ、貴方に勝ってみせますわ!状況をひっくり返して逆転してあげますわ!」

『やってみロォォォォォォォォォォッ!!!』

アイシャ・エレナvsハーメルン&ミノタウロス四体

第2ラウンドが始まる
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