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第9章:アルカノア農場戦記 ~器を満たす者~
第128話 空の怒り
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「ここからは災害だ……!」
そんな天貴の言葉に、私たちは正門から少し離れ、大木の陰へ身を寄せた。
「シーダさんやノーグさん達、大丈夫っすかね……」
玄太さんは農場を振り返りながら仲間を気遣ってくれる。
「ええ……お父様を追う前に、皆で地下室に避難させたわ」
「他の者は用水路から外へ出るように言ってある。心配するな」
安心させようとするコンバインさんの顔は、お父様をかばった炎の焦げ跡が痛々しかった。そして、その腕の中で眠るように動かないお父様……。
――――思い出す。
最初は小さな畑で、お父様と並んで鍬を振ったこと。小さな手じゃすぐに鍬がすっぽ抜けて、情けなくて泣きそうになった。
「ははは、アリス!気にするな」
お父様は大きな手で頭をくしゃっと撫でて笑った。「子供に鍬は重い」なんて言いながら、結局やらせてくれた。
「キャッ!!」
泥に足を取られて転んだとき、コンバインさんが「ほらよ」と手を差し出してくれる。その手を取って立ち上がれば、お父様とコンバインさん、二人が揃って笑っている。
そんな農場の毎日が、たまらなく好きだった。
「しょげるな、アリス。失敗は働いた証だ」
「……で、でもぉ」
「父さんが横にいるだろ?心配するな」
その横で、コンバインさんが小さく笑った。
「でも、アリスのお嬢は筋がありますぜ、ね?隊長!」
お父様の笑顔に、コンバインさんの声が重なる。二人並んだ姿に囲まれると、不安なんてどこかに消えていった。
「ほぉらアリス!焼きたてだぞ?」
家に戻れば、窯の前でパンを取り出す父の背中。そのすぐ隣には、すでにパンを頬張るコンバインさん。
ふふ……コンバインさんったら、もう何個目なんだろう。
「どうだアリス、うまいか?」
ふぅふぅ言いながら頬張る私を見て、お父様は嬉しそうに聞く。
「……うん!お父様のパンが世界で一番好き!」
「おい聞いたか、コンバイン!俺のパンは世界一だってよ!」
「俺ァ、隊長が焼いたパンも、隊長の声も笑顔も背中も、ぜ~んぶ世界で一番大好きであります!」
「ばっ、バカ者!娘の前だぞ!!」
「へへっ、つい本音が……!」
「あー!お父様ったら、赤くなってるぅ!」
二人が笑い合うのを見て私も笑う、そんな毎日が大好きだった。二人の間にいる自分が好きで、守られているのが嬉しくて……。こんな日がずっと続くと思ってた。
けれど、こんな二人は見たくなかった。
「……お父様……どうして……こんな……」
丸焦げになったお父様を抱くコンバインさんの背中は、いつもより小さく見えた。
*****
一方、ゲドはそんな俺の言葉を、鼻で笑いやがった。
「……災害だと?調子に乗るなよ?」
ゲドの口元が気持ち悪いくらい吊り上がる。
「災害ってのはな、誰一人抗えない……つまり、この俺様のことを言うのだ!!」
俺は真っ直ぐに睨み返した。
「誰一人抗えねぇ?おもしれぇ冗談だな。農場ひとつも落とせない奴が!」
俺の挑発に、にたりと歯を見せた。
「それも今日で終わりだ!この農場は消し炭になって跡形も残らん」
遠くで雷鳴がゴロゴロと鳴った。黒雲がうねり、稲光が影を引き裂く。
「……聞こえたか、ゲド」
稲光が一閃し、奴の顔を白く照らす。
「空はもう怒ってんだよ。お前に、な」
ゲドは嘲るように鼻で笑い、黒外套を脱ぎ捨てた。
「バカらしい!空も、神も……糞喰らえだ!」
次の瞬間、俺は咄嗟に掌を掲げ、空に走る稲光を呼び寄せる。
「ならこれも喰らえっ……青雷ッ!」
ピシャァァァァッ――!!
「ははっ、またそれかよ。見飽き――」
ゲドは黒い剣を振り上げ、稲光を切り裂いた……ように見えた。
「……なに!?手ごたえがない!?」
だが違う。
落雷は俺自身に落とし、そのままブルーストライクに吸い込まれていく。スコップが青白く震え、掌に痺れるほどの力が溜まった。
「よぉ、探し物はこれか?」
ブルーストライクを薙ぎ払い、稲妻をゲドの正面からぶつけてやった!
バシィィィィ!!
「ぐっ……!」
轟音とともに青雷が一直線にゲドを焼く。
「もう一発……青雷ッ!」
その頭上に、次の青雷が落ちる。
「くっ、次は上か!?チッ!」
剣を振り上げ、かろうじて受ける。だが、その間にはもう次の青雷を吸い込んだブルーストライクが正面から突き出されている。
「真上!正面!正面……と見せかけて真上!!」
的を絞らせねぇ二方向の攻撃を、間断なく叩き込んでやった。
「ぐぅっ、捌ききれん……!」
ゲドは必死にエクリプス・ブレードを振り回すが、青雷の速さに完全に翻弄されてやがる。
「ならば!!器本体を叩くまでよ!!」
ゲドが咆哮し、被弾なんざ無視して突っ込んでくる。闇をまとった剣が一直線、俺めがけて振り下ろされる。
ガキィィンッ!!
「ぐっ……!!」
ブルーストライクで受け止めた瞬間、衝撃に押し負け、俺の身体は吹っ飛ばされる。肺から空気が抜け、咳き込みながら床に転がった。
「どうした神の器ぁ!!雷ばかりでは人は救えんぞォォ!!」
追撃の影が迫る。
「ごほっ、がはっ……!間に合わねえ!!」
でも、体が動かない。
「死ねぇぇぇぇ!神の器ぁぁぁぁ!!!」
ズガァァァァン!!
大地そのものが爆ぜたような衝撃。瓦礫と雪が宙に跳ね上がり、ゲドはそのまま動きを止めた。
「な……なんだ……?」
その瞬間、視界が白に塗りつぶされる。地平も空も区別なく、すべてを呑み込んだ吹雪がゲドの視認を奪い去った。
「クソッ……どこだ!?さっきまで目の前に――!」
振り下ろすはずだった剣先が虚空を切り裂く。狙いが突然消え、ゲドの顔に苛立ちと戸惑いが走った。
「ブリザード……!」
これはただの雪嵐じゃねぇ。北欧やカナダ、アメリカの五大湖周辺で起きるやつだ。風速三十メートル以上、数メートル先すら見えねぇ、自然の弾幕だ。
「どこだ!どこに隠れた!卑怯者め!」
「卑怯者で結構!でも、まだ終わりじゃねぇぞ!」
俺は吹雪の中で掌を掲げた。白の渦を裂くように、空から稲光が落ちる。
「異常気象コンボだ……喰らえ!サンダースノウッ!」
雷鳴が轟き、雪片が青白く閃光に照らされる。
こっちは吹雪の最中に雷が落ちる異常気象だ。冬の日本海方面や、北米や北欧でも観測されるらしい。雪が降ってるのに雷鳴が鳴り響く、狂った気象だ。
(まったく、玄太さまさまだぜ!)
「っぐああ……!耳が!」
雷鳴の轟音の中心に立たされたゲドは、鼓膜を直接ぶん殴られたみてぇに耳を押さえた。音というより衝撃。轟音が奴の骨を震わせ、平衡感覚を粉々に砕いていく。
どっちか一つでも十分に異常気象。だが二つ重なりゃ、もう誰にも抗えねぇ空の怒りそのものだ。
「こんな天候……あり得るかァァァッ!!」
ゲドが絶叫した瞬間を逃さねぇ。
「あるんだよ……!俺の世界では、な!!」
俺は帯電したブルーストライクを逆手に構え、吹雪を裂いて踏み込んだ。
「死ぬまで痺れてろッ!」
………ドスッ!!!!
ブルーストライクの刃を、ゲドのいけすかねぇ腹筋に深々と突き立ててやった!
「ぐはああああああああッ!!!」
青雷がゲドの体の内側を走り抜ける。
「内側から……焼け……る……ッ!!」
内臓を焼かれる痛みに、ゲドの全身がド派手に痙攣した。エクリプス・ブレードは手から滑り落ち、雪に突き刺さる。
「がはっ……くそ……動け……な……!」
地に崩れたまま、奴は必死に手を伸ばす。だが痺れた指先は震えるばかりで、剣に届きもしねぇ。
「……終わりだ、ゲド」
俺はブルーストライクを引き抜き、ゲドを見下ろした。
そんな天貴の言葉に、私たちは正門から少し離れ、大木の陰へ身を寄せた。
「シーダさんやノーグさん達、大丈夫っすかね……」
玄太さんは農場を振り返りながら仲間を気遣ってくれる。
「ええ……お父様を追う前に、皆で地下室に避難させたわ」
「他の者は用水路から外へ出るように言ってある。心配するな」
安心させようとするコンバインさんの顔は、お父様をかばった炎の焦げ跡が痛々しかった。そして、その腕の中で眠るように動かないお父様……。
――――思い出す。
最初は小さな畑で、お父様と並んで鍬を振ったこと。小さな手じゃすぐに鍬がすっぽ抜けて、情けなくて泣きそうになった。
「ははは、アリス!気にするな」
お父様は大きな手で頭をくしゃっと撫でて笑った。「子供に鍬は重い」なんて言いながら、結局やらせてくれた。
「キャッ!!」
泥に足を取られて転んだとき、コンバインさんが「ほらよ」と手を差し出してくれる。その手を取って立ち上がれば、お父様とコンバインさん、二人が揃って笑っている。
そんな農場の毎日が、たまらなく好きだった。
「しょげるな、アリス。失敗は働いた証だ」
「……で、でもぉ」
「父さんが横にいるだろ?心配するな」
その横で、コンバインさんが小さく笑った。
「でも、アリスのお嬢は筋がありますぜ、ね?隊長!」
お父様の笑顔に、コンバインさんの声が重なる。二人並んだ姿に囲まれると、不安なんてどこかに消えていった。
「ほぉらアリス!焼きたてだぞ?」
家に戻れば、窯の前でパンを取り出す父の背中。そのすぐ隣には、すでにパンを頬張るコンバインさん。
ふふ……コンバインさんったら、もう何個目なんだろう。
「どうだアリス、うまいか?」
ふぅふぅ言いながら頬張る私を見て、お父様は嬉しそうに聞く。
「……うん!お父様のパンが世界で一番好き!」
「おい聞いたか、コンバイン!俺のパンは世界一だってよ!」
「俺ァ、隊長が焼いたパンも、隊長の声も笑顔も背中も、ぜ~んぶ世界で一番大好きであります!」
「ばっ、バカ者!娘の前だぞ!!」
「へへっ、つい本音が……!」
「あー!お父様ったら、赤くなってるぅ!」
二人が笑い合うのを見て私も笑う、そんな毎日が大好きだった。二人の間にいる自分が好きで、守られているのが嬉しくて……。こんな日がずっと続くと思ってた。
けれど、こんな二人は見たくなかった。
「……お父様……どうして……こんな……」
丸焦げになったお父様を抱くコンバインさんの背中は、いつもより小さく見えた。
*****
一方、ゲドはそんな俺の言葉を、鼻で笑いやがった。
「……災害だと?調子に乗るなよ?」
ゲドの口元が気持ち悪いくらい吊り上がる。
「災害ってのはな、誰一人抗えない……つまり、この俺様のことを言うのだ!!」
俺は真っ直ぐに睨み返した。
「誰一人抗えねぇ?おもしれぇ冗談だな。農場ひとつも落とせない奴が!」
俺の挑発に、にたりと歯を見せた。
「それも今日で終わりだ!この農場は消し炭になって跡形も残らん」
遠くで雷鳴がゴロゴロと鳴った。黒雲がうねり、稲光が影を引き裂く。
「……聞こえたか、ゲド」
稲光が一閃し、奴の顔を白く照らす。
「空はもう怒ってんだよ。お前に、な」
ゲドは嘲るように鼻で笑い、黒外套を脱ぎ捨てた。
「バカらしい!空も、神も……糞喰らえだ!」
次の瞬間、俺は咄嗟に掌を掲げ、空に走る稲光を呼び寄せる。
「ならこれも喰らえっ……青雷ッ!」
ピシャァァァァッ――!!
「ははっ、またそれかよ。見飽き――」
ゲドは黒い剣を振り上げ、稲光を切り裂いた……ように見えた。
「……なに!?手ごたえがない!?」
だが違う。
落雷は俺自身に落とし、そのままブルーストライクに吸い込まれていく。スコップが青白く震え、掌に痺れるほどの力が溜まった。
「よぉ、探し物はこれか?」
ブルーストライクを薙ぎ払い、稲妻をゲドの正面からぶつけてやった!
バシィィィィ!!
「ぐっ……!」
轟音とともに青雷が一直線にゲドを焼く。
「もう一発……青雷ッ!」
その頭上に、次の青雷が落ちる。
「くっ、次は上か!?チッ!」
剣を振り上げ、かろうじて受ける。だが、その間にはもう次の青雷を吸い込んだブルーストライクが正面から突き出されている。
「真上!正面!正面……と見せかけて真上!!」
的を絞らせねぇ二方向の攻撃を、間断なく叩き込んでやった。
「ぐぅっ、捌ききれん……!」
ゲドは必死にエクリプス・ブレードを振り回すが、青雷の速さに完全に翻弄されてやがる。
「ならば!!器本体を叩くまでよ!!」
ゲドが咆哮し、被弾なんざ無視して突っ込んでくる。闇をまとった剣が一直線、俺めがけて振り下ろされる。
ガキィィンッ!!
「ぐっ……!!」
ブルーストライクで受け止めた瞬間、衝撃に押し負け、俺の身体は吹っ飛ばされる。肺から空気が抜け、咳き込みながら床に転がった。
「どうした神の器ぁ!!雷ばかりでは人は救えんぞォォ!!」
追撃の影が迫る。
「ごほっ、がはっ……!間に合わねえ!!」
でも、体が動かない。
「死ねぇぇぇぇ!神の器ぁぁぁぁ!!!」
ズガァァァァン!!
大地そのものが爆ぜたような衝撃。瓦礫と雪が宙に跳ね上がり、ゲドはそのまま動きを止めた。
「な……なんだ……?」
その瞬間、視界が白に塗りつぶされる。地平も空も区別なく、すべてを呑み込んだ吹雪がゲドの視認を奪い去った。
「クソッ……どこだ!?さっきまで目の前に――!」
振り下ろすはずだった剣先が虚空を切り裂く。狙いが突然消え、ゲドの顔に苛立ちと戸惑いが走った。
「ブリザード……!」
これはただの雪嵐じゃねぇ。北欧やカナダ、アメリカの五大湖周辺で起きるやつだ。風速三十メートル以上、数メートル先すら見えねぇ、自然の弾幕だ。
「どこだ!どこに隠れた!卑怯者め!」
「卑怯者で結構!でも、まだ終わりじゃねぇぞ!」
俺は吹雪の中で掌を掲げた。白の渦を裂くように、空から稲光が落ちる。
「異常気象コンボだ……喰らえ!サンダースノウッ!」
雷鳴が轟き、雪片が青白く閃光に照らされる。
こっちは吹雪の最中に雷が落ちる異常気象だ。冬の日本海方面や、北米や北欧でも観測されるらしい。雪が降ってるのに雷鳴が鳴り響く、狂った気象だ。
(まったく、玄太さまさまだぜ!)
「っぐああ……!耳が!」
雷鳴の轟音の中心に立たされたゲドは、鼓膜を直接ぶん殴られたみてぇに耳を押さえた。音というより衝撃。轟音が奴の骨を震わせ、平衡感覚を粉々に砕いていく。
どっちか一つでも十分に異常気象。だが二つ重なりゃ、もう誰にも抗えねぇ空の怒りそのものだ。
「こんな天候……あり得るかァァァッ!!」
ゲドが絶叫した瞬間を逃さねぇ。
「あるんだよ……!俺の世界では、な!!」
俺は帯電したブルーストライクを逆手に構え、吹雪を裂いて踏み込んだ。
「死ぬまで痺れてろッ!」
………ドスッ!!!!
ブルーストライクの刃を、ゲドのいけすかねぇ腹筋に深々と突き立ててやった!
「ぐはああああああああッ!!!」
青雷がゲドの体の内側を走り抜ける。
「内側から……焼け……る……ッ!!」
内臓を焼かれる痛みに、ゲドの全身がド派手に痙攣した。エクリプス・ブレードは手から滑り落ち、雪に突き刺さる。
「がはっ……くそ……動け……な……!」
地に崩れたまま、奴は必死に手を伸ばす。だが痺れた指先は震えるばかりで、剣に届きもしねぇ。
「……終わりだ、ゲド」
俺はブルーストライクを引き抜き、ゲドを見下ろした。
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