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第10章 魔法学院(入学)編
1001.魔法学院の生徒募集
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いよいよ、魔法学院の生徒募集が始まった。都市デンロンの街でも、話題になっている。一番大きいのが、貴族でなくても良いということだ。
でも、魔法が使えないといけないので、結果的に貴族が多くなってしまう。
魔力は、遺伝するようだ。大きな魔力を持った親の子供は、大きな魔力を持って、生まれてくることが多い。皆、そう思っているようだ。
でも、私は、このことに関しては、少し疑問だ。まあ、今は関係がないけど。
「シルバ、募集の方はどうかな?」
「はい、順調です。もう、希望者が50人を超えました」
「そんなに、集まっているのか。まだ、募集を開始して、3日だろ」
「魔法学院の校舎は、半年以上前に立っているので、貴族は既に準備していたようです」
「そうか。貴族にとっては、細かな条件は、関係がないからな。自分の子供を行かせるか、どうかだけ、考えればいいからね」
「そうですね。それに、家庭教師を雇って、魔法の特訓を遣っている家もあるようです」
「それは、熱心なことですね」
「シルバ、試験問題は、厳重に管理しておいてくださいね」
「はい、分かっています。今回は、各教師に3題ずつ問題を提出して貰っています」
「そんなに沢山の問題、必要ないだろう」
「テラ、当り前です。その集めた問題の中から、上級教師が、使える問題か、どうかを調べて、使える問題だけを残しました。そして、1題の問題は、2人以上3人以下の上級教師が、評価しています。従って、すべての問題を見た上級教師はいません」
「確か、教師は、各種魔法毎に採用して、その中から、1人ずつ上級教師にしていたね」
「はい、そうです。だから、上級教師は、5人です。それ以外の教師は、各種魔法毎に4人います」
「そうすると、教師は、総勢で、25人だね」
「はい、そうです」
「最終問題は、誰が選ぶのかなぁ」
「テラ、何を言っているのですか。決まっているでしょ」
「そうだね。学院長のシルバが作るのだね」
「何をバカな事を言っているのですか?」
「えっ、今、私のことをバカって言ったの」
「そうですよ。バカにバカと言って、何か問題でも?」
「いや、問題はないよ。ところで、そのバカに、誰が作るのかを教えてやってくれるかな」
「当然でしょ。誰が作るかは。テラ、あなたしかいないでしょ」
「えぇっ、私が作るの?そりゃないよ。シルバ、私も忙しいよ」
「また、また、長期に旅行するぐらい、忙しいって」
「参ったなぁ。やりますよ。やればいいんでしょ」
「そうですよ。テラが、やるしかないのです」
そういって、シルバは、私に封筒を渡した。
「この封筒は、厳重に保管してくださいね。それでは、私は、魔法学院に戻ります」
「ちょっと、待ってよ」
シルバは、聞こえない振りをして、行ってしまった。
「参ったなぁ。どうしよう。スピア」
「うん。スピア、食事、行くね」
何と、私一人残されてしまった。最近は、仕事を丸投げしていたが、まるで、丸投げ返しだよ。
私は、思念伝達で、シロッコスに連絡を取った。
まだまだ、兵士が足らない。あと、1万5千人は、雇いたい。
そこで、アストーリア大陸のキャメール村以外の村から、希望者を集めて貰うように依頼した。
ただ、ミーヤ国には、極力知られないようにして欲しいと希望を言っておいた。
最悪、ミーヤ国に知られても仕方がないが、その時は、ソーロン帝国と戦争になるかもしれない。
準備をしておかないとだめかもしれない。もし、ソーロン帝国と戦争になったら、多分、海から攻めてくるだろう。というのも、陸路であれば、ヤガータ国に攻めてくる軍隊を、ミーヤ国とフークシ国を通過させなければならない。
ミーヤ国は、通過させるだろうが、フークシ国は、通さないだろう。軍隊が通過するだけとは、限らない。そんな危険なことを許すわけがない。
そうすると、我々は、まず、海からの攻撃を想定して、守りを固める必要がある。
これは、レンゲーに丸投げすべき事案だな。私は、勝手に、丸投げすることに決めた。
思念伝達で、レンゲーに連絡を入れた。
「テラだけど、今、時間はあるかな?」
「大丈夫です。何でしょうか?」
「前に、港湾の改善計画を立てて貰ったのだけど、一つ、条件を追加したい」
「はい、どのような条件でしょうか」
「海からの軍隊の攻撃に備えて、防壁の建設と、軍隊の配置計画を立てて欲しい。仮想敵国は、ソーロン帝国だ。そして、ミーヤ国が船の支援をすると、想定しておいてくれ」
「はい、わかりました。至急、検討します」
「よろしく、頼むよ」
私は、思念伝達を切った。
「ヤッタ、丸投げ出来たよ。ん、思念伝達は切っているよね。
うん、大丈夫」
「スピア、ミーヤ国が、ソーロン帝国と同盟を結ぶってことは、ないよね」
「テラ、スピア、分からない」
「えぇっ、私もわからないよ。どうしよう?やっぱり、備えないといけないかな?」
私は、少し不安になったので、ミーヤ国との国境に、高さ5mの硬化した壁を作った。ついでに、見張り塔も一定の間隔で作っておいた。
これで、一気に攻められることはないだろう。見張り塔には、スピアの仲間に行ってもらうことにした。あとで、スピアに頼んで置こう。
でも、魔法が使えないといけないので、結果的に貴族が多くなってしまう。
魔力は、遺伝するようだ。大きな魔力を持った親の子供は、大きな魔力を持って、生まれてくることが多い。皆、そう思っているようだ。
でも、私は、このことに関しては、少し疑問だ。まあ、今は関係がないけど。
「シルバ、募集の方はどうかな?」
「はい、順調です。もう、希望者が50人を超えました」
「そんなに、集まっているのか。まだ、募集を開始して、3日だろ」
「魔法学院の校舎は、半年以上前に立っているので、貴族は既に準備していたようです」
「そうか。貴族にとっては、細かな条件は、関係がないからな。自分の子供を行かせるか、どうかだけ、考えればいいからね」
「そうですね。それに、家庭教師を雇って、魔法の特訓を遣っている家もあるようです」
「それは、熱心なことですね」
「シルバ、試験問題は、厳重に管理しておいてくださいね」
「はい、分かっています。今回は、各教師に3題ずつ問題を提出して貰っています」
「そんなに沢山の問題、必要ないだろう」
「テラ、当り前です。その集めた問題の中から、上級教師が、使える問題か、どうかを調べて、使える問題だけを残しました。そして、1題の問題は、2人以上3人以下の上級教師が、評価しています。従って、すべての問題を見た上級教師はいません」
「確か、教師は、各種魔法毎に採用して、その中から、1人ずつ上級教師にしていたね」
「はい、そうです。だから、上級教師は、5人です。それ以外の教師は、各種魔法毎に4人います」
「そうすると、教師は、総勢で、25人だね」
「はい、そうです」
「最終問題は、誰が選ぶのかなぁ」
「テラ、何を言っているのですか。決まっているでしょ」
「そうだね。学院長のシルバが作るのだね」
「何をバカな事を言っているのですか?」
「えっ、今、私のことをバカって言ったの」
「そうですよ。バカにバカと言って、何か問題でも?」
「いや、問題はないよ。ところで、そのバカに、誰が作るのかを教えてやってくれるかな」
「当然でしょ。誰が作るかは。テラ、あなたしかいないでしょ」
「えぇっ、私が作るの?そりゃないよ。シルバ、私も忙しいよ」
「また、また、長期に旅行するぐらい、忙しいって」
「参ったなぁ。やりますよ。やればいいんでしょ」
「そうですよ。テラが、やるしかないのです」
そういって、シルバは、私に封筒を渡した。
「この封筒は、厳重に保管してくださいね。それでは、私は、魔法学院に戻ります」
「ちょっと、待ってよ」
シルバは、聞こえない振りをして、行ってしまった。
「参ったなぁ。どうしよう。スピア」
「うん。スピア、食事、行くね」
何と、私一人残されてしまった。最近は、仕事を丸投げしていたが、まるで、丸投げ返しだよ。
私は、思念伝達で、シロッコスに連絡を取った。
まだまだ、兵士が足らない。あと、1万5千人は、雇いたい。
そこで、アストーリア大陸のキャメール村以外の村から、希望者を集めて貰うように依頼した。
ただ、ミーヤ国には、極力知られないようにして欲しいと希望を言っておいた。
最悪、ミーヤ国に知られても仕方がないが、その時は、ソーロン帝国と戦争になるかもしれない。
準備をしておかないとだめかもしれない。もし、ソーロン帝国と戦争になったら、多分、海から攻めてくるだろう。というのも、陸路であれば、ヤガータ国に攻めてくる軍隊を、ミーヤ国とフークシ国を通過させなければならない。
ミーヤ国は、通過させるだろうが、フークシ国は、通さないだろう。軍隊が通過するだけとは、限らない。そんな危険なことを許すわけがない。
そうすると、我々は、まず、海からの攻撃を想定して、守りを固める必要がある。
これは、レンゲーに丸投げすべき事案だな。私は、勝手に、丸投げすることに決めた。
思念伝達で、レンゲーに連絡を入れた。
「テラだけど、今、時間はあるかな?」
「大丈夫です。何でしょうか?」
「前に、港湾の改善計画を立てて貰ったのだけど、一つ、条件を追加したい」
「はい、どのような条件でしょうか」
「海からの軍隊の攻撃に備えて、防壁の建設と、軍隊の配置計画を立てて欲しい。仮想敵国は、ソーロン帝国だ。そして、ミーヤ国が船の支援をすると、想定しておいてくれ」
「はい、わかりました。至急、検討します」
「よろしく、頼むよ」
私は、思念伝達を切った。
「ヤッタ、丸投げ出来たよ。ん、思念伝達は切っているよね。
うん、大丈夫」
「スピア、ミーヤ国が、ソーロン帝国と同盟を結ぶってことは、ないよね」
「テラ、スピア、分からない」
「えぇっ、私もわからないよ。どうしよう?やっぱり、備えないといけないかな?」
私は、少し不安になったので、ミーヤ国との国境に、高さ5mの硬化した壁を作った。ついでに、見張り塔も一定の間隔で作っておいた。
これで、一気に攻められることはないだろう。見張り塔には、スピアの仲間に行ってもらうことにした。あとで、スピアに頼んで置こう。
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