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第17章 テラの社交界デビュー編
1702.魔物の大群
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私は、偵察用の気球に乗り込んで、レンゲーの待つ基地に向かった。
スピア達には、船で、軍船に合流するように指示をした。船の操縦は、スピアがうまく出来るようだ。
「おっ、あれか。結構高い建物を作っているね。地上5階建てみたいだ」
私は、風魔法で、一気に加速して、基地の屋上に到着した。レンゲーは、私を見つけて、駆け付けて来た。
「テラ、お手数を掛けます」
「気にしなくていいよ。魔物は、何階まで来ているの?」
「3階で、応戦中です」
「分かった。レンゲーは、部下を屋上まで、後退させてね」
「はい、すぐに指示します」
私は、そのまま、3階まで、降りて行った。そこで、自分の後ろの階段に闇魔法で、結界を張って、魔物が上がれないようにした。スキル探索で、私より前にレンゲーの部下がいないことを確認した。
「炎嵐」
この間の試験で出題された魔法を今回は、制限なしで起動した。
3階の魔物は、息絶えた。次に、2階に降りた。また、先ほどと同じく、自分の後ろに闇魔法で結界を張って、魔物が上がれないようにした。
「炎嵐」
これで、2階の魔物も全滅した。私は、1階に降りて、自分の後ろに結界を張った。
「炎嵐」
これで、この基地の中には、魔物が居なくなった。私は、基地の出入口を闇魔法で結界を張って、魔物が中に入れないようにした。
私は、1階ずつ上に上がりながら、兵士がいないことを確認していった。可成りの数の兵士が死んでいた。これは、私のミスだ。やはり、一緒に来ていないといけなかった。レンゲーは、優秀だが、官吏として、働いて貰っている。兵士ではないのだ。
私は、屋上で、レンゲーに声を掛けた。
「レンゲー、ご苦労様でした」
「いえ、私が不甲斐ないせいで、多くの部下を死なせてしまいました」
「それは、レンゲーの責任ではないよ。私の作戦ミスだ。少なくとも、スピアを付けておくべきだった」
「いえ、私の見通しの悪さです。あれほどの大群が一気に攻めてくるとは、予想できませんでした」
「普通は、魔物の行動は、単独のはずだが、何故、これほどの数の魔物が同じ場所を攻めて来たのか。レンゲーは、わかるか?」
「おそらく、魔物の中にリーダーがいると思われます。そのリーダーの指示で、行動しているのでしょう」
「そうだな。レンゲーの言うとおりだ。リーダーがいるのだろう」
「レンゲーは、部下を使って、基地の中を片付けてくれるか?」
「はい、分かりました」
私は、一旦外に出て、土魔法で、高さ20mの塀を基地の周りに作っていった。それは、基地を中心にした半円のようなもので、海岸と基地を取り囲んだものにした。
次に、海岸に行き、岸壁を複数作った。更に、基地の横に、地下基地を作った。これは、地下5階にして、出入口は、私達の仲間にしか見えないように闇魔法の結界で覆った。地下基地には、転移魔法用の魔法陣を地下5階に描いておいた。
一通り終わった所で、スピアに思念伝達で連絡を取った。
「スピア、船を岸壁に着けてくれる?」
「いいよ。直ぐに行くね」
スピアとの思念伝達を切って、レンゲーに船を岸壁に着ける様に、部下に伝えさせた。
スピアが乗った船が岸壁に着いた。スピアと仲間達が船から降りて来た。
「それじゃ、一緒にきてくれる?」
「うん。行くよ。仲間も行くよ」
私は、持参してきた戦闘用手榴弾を5個ずつ配った。
スキル探索で調べると近くのダンジョンにレベル60の魔物が居た。おそらく、これがリーダーだと思われる。
ダンジョンは、深くなく5階層だった。こんなに浅いダンジョンは、初めてだった。
私達は、一気にダンジョンの中に雪崩れ込んで行った。
「スピア、リーダーと思われる魔物は生け捕りにしてね」
「分かった。仲間に伝える」
私とスピアは少し遅れて、ダンジョンの最下層に到着した。すでに、リーダーは、縛りあげられていた。
「おまえが、リーダーか」
「いや、違う。私は、リーダーではない」
私は、もう一度、スキル探索でダンジョンの中を調べてみた。しかし、他に魔物は見つけられない。
「お前以外、いないよ」
「それでも、俺はリーダーじゃない。リーダーは、もっと、北にあるダンジョンの中にいる」
「そんなに情報を教えて大丈夫?」
「おい。お前たちは、何か、勘違いしているぞ」
「どういうこと? このダンジョンでは、お前が一番強かったよ」
「確かにそうだ。でも、このダンジョンは、おれのダンジョンでは、ない。そもそも、俺は魔物じゃない」
「よく言うよ。そんな顔をしていて」
「本当に、よく見てくれよ」
「それじゃ、名前ぐらいあるの?」
「モリーロという冒険者だ。これでも、冒険者IDを持っている。首からぶら下げているから、見てくれ」
「スピア、確認して?」
スピアが素早く、冒険者IDを見つけた。
「テラ、あったよ。モリーロって、書いてる」
「ほら、俺が言っていることは、真実だ。冒険者だよ。俺は」
「でも、どう見ても、魔物だよね」
「よく、勘違いされるけど。おれは、魔人族の者なんだ。だから、魔物の様に見えるけど、魔物とは違う」
「よくわかんない?」
「なあ、話の分かるやつはいないか? 魔人族を知っているような奴はいないのか?」
「仕方がない、スピア、基地まで連れ帰るよ」
「うん。分かった」
私達は、このダンジョンを放置して、基地に戻る事にした。
スピア達には、船で、軍船に合流するように指示をした。船の操縦は、スピアがうまく出来るようだ。
「おっ、あれか。結構高い建物を作っているね。地上5階建てみたいだ」
私は、風魔法で、一気に加速して、基地の屋上に到着した。レンゲーは、私を見つけて、駆け付けて来た。
「テラ、お手数を掛けます」
「気にしなくていいよ。魔物は、何階まで来ているの?」
「3階で、応戦中です」
「分かった。レンゲーは、部下を屋上まで、後退させてね」
「はい、すぐに指示します」
私は、そのまま、3階まで、降りて行った。そこで、自分の後ろの階段に闇魔法で、結界を張って、魔物が上がれないようにした。スキル探索で、私より前にレンゲーの部下がいないことを確認した。
「炎嵐」
この間の試験で出題された魔法を今回は、制限なしで起動した。
3階の魔物は、息絶えた。次に、2階に降りた。また、先ほどと同じく、自分の後ろに闇魔法で結界を張って、魔物が上がれないようにした。
「炎嵐」
これで、2階の魔物も全滅した。私は、1階に降りて、自分の後ろに結界を張った。
「炎嵐」
これで、この基地の中には、魔物が居なくなった。私は、基地の出入口を闇魔法で結界を張って、魔物が中に入れないようにした。
私は、1階ずつ上に上がりながら、兵士がいないことを確認していった。可成りの数の兵士が死んでいた。これは、私のミスだ。やはり、一緒に来ていないといけなかった。レンゲーは、優秀だが、官吏として、働いて貰っている。兵士ではないのだ。
私は、屋上で、レンゲーに声を掛けた。
「レンゲー、ご苦労様でした」
「いえ、私が不甲斐ないせいで、多くの部下を死なせてしまいました」
「それは、レンゲーの責任ではないよ。私の作戦ミスだ。少なくとも、スピアを付けておくべきだった」
「いえ、私の見通しの悪さです。あれほどの大群が一気に攻めてくるとは、予想できませんでした」
「普通は、魔物の行動は、単独のはずだが、何故、これほどの数の魔物が同じ場所を攻めて来たのか。レンゲーは、わかるか?」
「おそらく、魔物の中にリーダーがいると思われます。そのリーダーの指示で、行動しているのでしょう」
「そうだな。レンゲーの言うとおりだ。リーダーがいるのだろう」
「レンゲーは、部下を使って、基地の中を片付けてくれるか?」
「はい、分かりました」
私は、一旦外に出て、土魔法で、高さ20mの塀を基地の周りに作っていった。それは、基地を中心にした半円のようなもので、海岸と基地を取り囲んだものにした。
次に、海岸に行き、岸壁を複数作った。更に、基地の横に、地下基地を作った。これは、地下5階にして、出入口は、私達の仲間にしか見えないように闇魔法の結界で覆った。地下基地には、転移魔法用の魔法陣を地下5階に描いておいた。
一通り終わった所で、スピアに思念伝達で連絡を取った。
「スピア、船を岸壁に着けてくれる?」
「いいよ。直ぐに行くね」
スピアとの思念伝達を切って、レンゲーに船を岸壁に着ける様に、部下に伝えさせた。
スピアが乗った船が岸壁に着いた。スピアと仲間達が船から降りて来た。
「それじゃ、一緒にきてくれる?」
「うん。行くよ。仲間も行くよ」
私は、持参してきた戦闘用手榴弾を5個ずつ配った。
スキル探索で調べると近くのダンジョンにレベル60の魔物が居た。おそらく、これがリーダーだと思われる。
ダンジョンは、深くなく5階層だった。こんなに浅いダンジョンは、初めてだった。
私達は、一気にダンジョンの中に雪崩れ込んで行った。
「スピア、リーダーと思われる魔物は生け捕りにしてね」
「分かった。仲間に伝える」
私とスピアは少し遅れて、ダンジョンの最下層に到着した。すでに、リーダーは、縛りあげられていた。
「おまえが、リーダーか」
「いや、違う。私は、リーダーではない」
私は、もう一度、スキル探索でダンジョンの中を調べてみた。しかし、他に魔物は見つけられない。
「お前以外、いないよ」
「それでも、俺はリーダーじゃない。リーダーは、もっと、北にあるダンジョンの中にいる」
「そんなに情報を教えて大丈夫?」
「おい。お前たちは、何か、勘違いしているぞ」
「どういうこと? このダンジョンでは、お前が一番強かったよ」
「確かにそうだ。でも、このダンジョンは、おれのダンジョンでは、ない。そもそも、俺は魔物じゃない」
「よく言うよ。そんな顔をしていて」
「本当に、よく見てくれよ」
「それじゃ、名前ぐらいあるの?」
「モリーロという冒険者だ。これでも、冒険者IDを持っている。首からぶら下げているから、見てくれ」
「スピア、確認して?」
スピアが素早く、冒険者IDを見つけた。
「テラ、あったよ。モリーロって、書いてる」
「ほら、俺が言っていることは、真実だ。冒険者だよ。俺は」
「でも、どう見ても、魔物だよね」
「よく、勘違いされるけど。おれは、魔人族の者なんだ。だから、魔物の様に見えるけど、魔物とは違う」
「よくわかんない?」
「なあ、話の分かるやつはいないか? 魔人族を知っているような奴はいないのか?」
「仕方がない、スピア、基地まで連れ帰るよ」
「うん。分かった」
私達は、このダンジョンを放置して、基地に戻る事にした。
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