錬金術師の召喚魔法 ゴーレム擬きで世界征服?

無似死可

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 第18章 テラjr誕生編

1813.テラjrの離乳食

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 あれから、毎日、スピアに連れて行ってもらって、ダンジョンに潜っている。しかし、夜中に起きて、行くのは、疲れる。何か、別の方法を考えないと、なかなか、魔力量を以前の状態まで戻ることができない。

 私は、城の地下に、地下室を創り、闘技場ほどの広さにした。そこで、土魔法を使って、建物を創り、風魔法で、壊した。まだ、土人形を作り、細部にわたり、精密に作ることで、魔法のレベルアップを図った。

 そして、転移魔法も自由に使えるほどに上達した。これで、いつでも、レイカの寝ているベッドに移動できる。レイカは、私を生んでから、疲れやすくなっている。特に、母乳を与えた後は、寝ることが多い。
 
 体力は、無くなっているが、病気ではないので、赤のポーションを時折飲ませている。

 レイカの健康状態は、私、テラが専属で見ている。今の所、問題はない。

 転移魔法が使える様になって、自由度が増した。また、魔力量が増えるにつれて、思念伝達で、連絡できる相手が増えて来た。思念伝達で、伝えることが出来る相手は、魔力量に距離が比例するので、魔力量が多く成れば、多くなるほど、遠くの相手とリンクすることが出来る。そして、この魔力量は、思念伝達を始めたほうだけが、魔力を消費するようだ。

 スピアに薬草を持ってきて貰った。今日は、自分で、赤のポーションと青のポーションを作るつもりだ。

 最近飲んでいる物が、上級の物になっているので、効果がイマイチになっている。そこで、自分で、ごく普及のポーションを作るつもりだ。できれば、大量に作っておきたい。

 道具なしで、創ることで、魔力量の消費量が一気に増大する。そこで、すべて、道具なしで、行うことにした。

 私は、空中に蒸留水を創り、薬草を細かく刻んでから、混ぜ込んだ。そして、魔力を注ぎ込み、ポーションを作った。さらに、精錬を行い、国宝級まで、レベルを上げた。

 それを繰り返し作り、ついに、100本ずつ作ることができた。 

 動くと、お腹が減る。私は、レイカの寝ているベッドに潜りこみ、母乳を頂いた。もう、ハイハイは出来る様になっている。もう少しで、離乳食だ。少し、速いかもしれないが、食べてみることにする。

 母乳は好きだが、いつまでも、母乳だけでは、飽きてくる。

 「スピア、液状の物なら、食べれそうだよ。何か、おくれ」

 「スープは、どう?」

 「いいね。飲んでみたい」

 スピアは、スープを持ってきてくれた。スプーンで掬いながら、少しずつ、飲ませてくれた。

 あまり味は感じないが、飲めないことはない。少し早いが、離乳食を始めることにした。

 お腹が膨れたので、また、ポーション作りに励んだ。更に、国宝級のポーションを100本ずつ作った。流石に、疲れたので、レイカの横で、寝ることにした。スピアも、一緒に寝てくれる。

 私は、レイカとスピアに挟まれて、眠った。今は、本当に寝ることができる。土人形ゴーレムでは、寝ている振りをしているだけだった。

 やはり、生身の身体でないと、生きてい気がしないね。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

 朝から、城の中が騒がしい。何か、事件でもあったようだ。最近は、ガーベラも城で泊まっているので、国の大事があると、城が騒がしくなる。

 どうやら、国境付近で、何かトラブルがあったようだ。誰に聞けばいいのか。スピアでは、無理だし、ガーベラに聞くわけにいかないし、仕方がないから、リンダに聞くことにした。

 思念伝達で、リンダに連絡を取った。

 「リンダ、起きてる?」

 「あら、テラ、もう、思念伝達で、連絡ができるのね。すごいね」

 「何とか、練習しているからね。ちょっとは、頑張っているんだ」

 「それで、朝早くから、何かな?」

 「実は、城の中が慌ただしいんだけど、誰にも教えて貰えないんだ。そこで、リンダに、ガーベラに連絡を取って貰えないかと思って、連絡をしたんだ」

 「いいわよ。今から、連絡を取るから、そのまま、思念伝達を切らないでね」

 「分かった」

 リンダは、遠隔投影接続器テレビジョン・コネクタを使って、ガーベラに連絡を取ったようだ。これなら、音声がリンダと一緒に聞ける。

 「リンダだけど、城の方が慌ただしいようね。何か、あったの?」

 「あまり、口外はできないのだけど、ソーロン帝国が、攻められているらしいの。そこで、他国に応援を求めているの」

 「ソーロン帝国を攻める国って、あったんだ」

 「どうも、国では、なさそうなの、ソーロン帝国の南に魔物の大陸があるらしいの。ソーロン帝国が秘密にしていたので、今回、初めて知ったんだけどね」

 「魔物の大陸って、魔王軍ということ?」

 「まだ、魔王が復活したかどうかは、分からないの。でも、魔物の大群がソーロン帝国を攻めて来たらしくて、苦戦しているようなの」

 「それは、苦戦するよね。テラが、傭兵を引き抜いたからね」

 「そうなのよ。でも、それだけではない様なの。噂だけどね。高さ20mもの岩壁を超えて、魔物の大群が、ソーロン帝国の中にまで、侵攻してきたらしいの。おそらく、傭兵がいても防げなかったみたい」

 「へぇ、そんな防壁を作っていたんだ。それなら、魔物の攻撃は想定済みでは?」

 「それが、予想をはるかに上回る数らしいのよ」

 「ミーヤ国が船で、兵士を送ることになっているけど、それだけでは、防げないと思っているようなの。それで、他の国でも、兵士を送って欲しいって、連絡が入ったの」

 「そうか、それで、城の中も慌ただしいのね。分かったわ。忙しいのにごめんね」

 リンダは、遠隔投影接続器テレビジョン・コネクタを切った。

 「テラ、聞いていた?」

 「ありがとう。よくわかったよ」

 助けに行ってもいいけど、ガーベラの意向を聞かないとだめだな。

 「リンダ、もう一つお願い。今の内容を、レンゲーに伝えて欲しいんだ」

 「だめよ。私は、レンゲーをよく知らないもの」

 「そうだね。それじゃ、スピアに頼むよ。ありがとう」

 私は、思念伝達を切った。スピアに、ガーベラの意向を聞いてもらうことにした。単純にソーロン帝国に兵士を派遣するか、どうかだけを聞いて貰った。
 
 今回は、見送るようだ。遠いということと、国交がないということらしい。残念だ。
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