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都市崩壊編
コトミンの贈り物
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――ゴブリンキングの振り翳した妖刀の爆発音が街中に広まり、アルミナに勝利したレナ達の耳にも届く。何事かと全員が爆発のした方角に視線を向けると、建物が崩壊して黒煙が舞い上がる光景が視界に映し出された。
「な、何ですか今の!?」
「あれは……一体何が起きてるんだ?」
「……そういえばさっき、あちらの方で奇妙なゴブリンを見かけたよ。全身に赤い鎧と大きな刀を持っていた気がするが」
アルミナの言葉にレナは爆発の正体が魔獣兵の仕業かと推察し、3階建ての大きな建物を崩壊させる程の爆発を引き起こす威力を誇る武器を装備している事に気付く。相手が魔道具や神器の類を装備している可能性が高く、来れ以上に非戦闘員のティナを巻き込むわけにはいかなかった。
「エリナは急いでティナとコトミンを連れて避難しろ!!行先は……ここからだと黒虎の冒険者ギルドが近い!!アルミナも付いていけ!!」
「りょ、了解っす!!」
「え、私も?」
「俺達に迷惑を掛けたんだから少しは手伝いなよ!!それとも王妃に義理立てして俺と戦いたいの?」
「……それは勘弁してほしいね。分かった、引き受けよう」
「レナたんはどうするの!?」
「俺はあっちに行く……危険だから俺一人で行く」
レナの言葉にアルミナは承諾し、彼女にティナの護衛を手伝わせると靴を脱ぎ去り、移動の準備を整える。しかし、魔法を発動させる前にコトミンがレナの腕を掴み、ある物を手渡す。
「レナ……これも持っていく」
「コトミン?」
「お母さんが小さい頃にくれた私の宝物……きっと役に立つ」
コトミンは自分の胸元からまるでサファイアのような輝きを放つ青色に光り輝く宝石を取り出してレナに渡す。不思議に思いながらもレナは受け取り、最後に自分の服の中に張り付いていたスラミンとヒトミンを返す。
「スラミン達をお願い……後で必ず迎えに行くから」
「んっ……」
「ぷるぷるっ……」
スライム達をコトミンに引き渡すと、レナは最後に彼女の身体を抱き寄せて頭を撫でやり、別れを告げると両足に力を込める。足元に「風圧」と「付与強化」の魔法を発動させ、跳躍力を上昇させて移動を行う。
「瞬動術!!」
「うわっ!?」
「わああっ!?」
両足から発生させた強烈な衝撃波を利用してレナは空中に跳躍すると、そのまま建物の壁を蹴りつけて爆発音がした方向に移動を行う。最大限にまで速度を加速させながらも警戒を怠らず、気配感知と魔力感知を発動させながら移動を続けると、前方から異様に強力な反応を感知した。
(何だこいつ……!?)
尋常ではない「力」を感じさせる存在が方向先に存在する事に気付いたレナは冷や汗を流し、これほどの大きな反応はゴウライと初めて遭遇した時以来であり、自分の向かう先にとんでもない敵が待ち受けている事を予測する。それでも足を止めずに空中を蹴りつける様に移動を行い、遂に崩壊した建物の前に降り立つ。
「ここは……何が起きたんだ?」
爆発の中心地はどうやら建物の中ではなく、建物の傍に流れていた川の近くである事が判明し、爆発が発生したと思われる場所にはクレーターが形成されていた。しかし、爆発が起きた割には周囲に火災が発生した様子もなく、熱気が漂っているだけで火事などの二次災害が起きる様子はない。
(これは魔法による爆発なのか?だから爆炎で火事も起きなかったのか……)
魔法で生み出した現象は消失しやすいという性質が存在し、仮に火属性の魔法で火事を引き起こそうとしても魔法の力のみで生成した火炎は一定の時間しか燃え盛らない。この場所で起きた激しい爆発も魔法の力で引き起こした物ならば爆炎によって別の建物に火災が広がる危険はないが、それでも被害は大きい。
(いくつか反応が残ってる……一番デカい奴も気になるけど、まだ生きている人間もいるかもしれない)
レナは周囲を探索して感知能力に引っかかった反応を探し出し、崩壊した建物の瓦礫の中から人間らしき反応がある事に気付き、限界強化を発動させて瓦礫を取り除く。
「大丈夫ですかっ!?」
「ううっ……あ、貴方は……!?」
「リンダ、さん?」
大きな瓦礫を取り除くと下敷きになっていたリンダが姿を現し、彼女は火傷と全身打撲を受けた状態で横たわっていた。慌ててレナはリンダの身体を抱きかかえて回復魔法を施すが、怪我はともかく火傷に関しては治療の進行が明らかに遅かった。
(不味い……俺の魔法じゃ簡単な怪我や打撲ぐらいしか治せない。そうだ、確かホネミンから受け取った回復薬!!)
ホネミンから受け取った彼女特製の回復薬の存在を思い出し、空間魔法を発動させてレナは薬瓶を異空間から取り出すと、リンダの火傷した箇所に液体を注ぐ。ホネミンの言葉通りに市販の回復薬よりも脅威的な回復性能を誇り、彼女の火傷は時間を巻き戻すように回復した。
※アイリス「最近出番がなくて暇ですね」(´ω`)ノ公開ボタン
カタナヅキ「だからって勝手に更新するなっ!!」(´Д`)
「な、何ですか今の!?」
「あれは……一体何が起きてるんだ?」
「……そういえばさっき、あちらの方で奇妙なゴブリンを見かけたよ。全身に赤い鎧と大きな刀を持っていた気がするが」
アルミナの言葉にレナは爆発の正体が魔獣兵の仕業かと推察し、3階建ての大きな建物を崩壊させる程の爆発を引き起こす威力を誇る武器を装備している事に気付く。相手が魔道具や神器の類を装備している可能性が高く、来れ以上に非戦闘員のティナを巻き込むわけにはいかなかった。
「エリナは急いでティナとコトミンを連れて避難しろ!!行先は……ここからだと黒虎の冒険者ギルドが近い!!アルミナも付いていけ!!」
「りょ、了解っす!!」
「え、私も?」
「俺達に迷惑を掛けたんだから少しは手伝いなよ!!それとも王妃に義理立てして俺と戦いたいの?」
「……それは勘弁してほしいね。分かった、引き受けよう」
「レナたんはどうするの!?」
「俺はあっちに行く……危険だから俺一人で行く」
レナの言葉にアルミナは承諾し、彼女にティナの護衛を手伝わせると靴を脱ぎ去り、移動の準備を整える。しかし、魔法を発動させる前にコトミンがレナの腕を掴み、ある物を手渡す。
「レナ……これも持っていく」
「コトミン?」
「お母さんが小さい頃にくれた私の宝物……きっと役に立つ」
コトミンは自分の胸元からまるでサファイアのような輝きを放つ青色に光り輝く宝石を取り出してレナに渡す。不思議に思いながらもレナは受け取り、最後に自分の服の中に張り付いていたスラミンとヒトミンを返す。
「スラミン達をお願い……後で必ず迎えに行くから」
「んっ……」
「ぷるぷるっ……」
スライム達をコトミンに引き渡すと、レナは最後に彼女の身体を抱き寄せて頭を撫でやり、別れを告げると両足に力を込める。足元に「風圧」と「付与強化」の魔法を発動させ、跳躍力を上昇させて移動を行う。
「瞬動術!!」
「うわっ!?」
「わああっ!?」
両足から発生させた強烈な衝撃波を利用してレナは空中に跳躍すると、そのまま建物の壁を蹴りつけて爆発音がした方向に移動を行う。最大限にまで速度を加速させながらも警戒を怠らず、気配感知と魔力感知を発動させながら移動を続けると、前方から異様に強力な反応を感知した。
(何だこいつ……!?)
尋常ではない「力」を感じさせる存在が方向先に存在する事に気付いたレナは冷や汗を流し、これほどの大きな反応はゴウライと初めて遭遇した時以来であり、自分の向かう先にとんでもない敵が待ち受けている事を予測する。それでも足を止めずに空中を蹴りつける様に移動を行い、遂に崩壊した建物の前に降り立つ。
「ここは……何が起きたんだ?」
爆発の中心地はどうやら建物の中ではなく、建物の傍に流れていた川の近くである事が判明し、爆発が発生したと思われる場所にはクレーターが形成されていた。しかし、爆発が起きた割には周囲に火災が発生した様子もなく、熱気が漂っているだけで火事などの二次災害が起きる様子はない。
(これは魔法による爆発なのか?だから爆炎で火事も起きなかったのか……)
魔法で生み出した現象は消失しやすいという性質が存在し、仮に火属性の魔法で火事を引き起こそうとしても魔法の力のみで生成した火炎は一定の時間しか燃え盛らない。この場所で起きた激しい爆発も魔法の力で引き起こした物ならば爆炎によって別の建物に火災が広がる危険はないが、それでも被害は大きい。
(いくつか反応が残ってる……一番デカい奴も気になるけど、まだ生きている人間もいるかもしれない)
レナは周囲を探索して感知能力に引っかかった反応を探し出し、崩壊した建物の瓦礫の中から人間らしき反応がある事に気付き、限界強化を発動させて瓦礫を取り除く。
「大丈夫ですかっ!?」
「ううっ……あ、貴方は……!?」
「リンダ、さん?」
大きな瓦礫を取り除くと下敷きになっていたリンダが姿を現し、彼女は火傷と全身打撲を受けた状態で横たわっていた。慌ててレナはリンダの身体を抱きかかえて回復魔法を施すが、怪我はともかく火傷に関しては治療の進行が明らかに遅かった。
(不味い……俺の魔法じゃ簡単な怪我や打撲ぐらいしか治せない。そうだ、確かホネミンから受け取った回復薬!!)
ホネミンから受け取った彼女特製の回復薬の存在を思い出し、空間魔法を発動させてレナは薬瓶を異空間から取り出すと、リンダの火傷した箇所に液体を注ぐ。ホネミンの言葉通りに市販の回復薬よりも脅威的な回復性能を誇り、彼女の火傷は時間を巻き戻すように回復した。
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カタナヅキ「だからって勝手に更新するなっ!!」(´Д`)
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