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真・闘技祭 予選編
サンドワームの弱点
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「ギュラァッ!!」
「危ないっ!!」
「うひゃっ!?」
ハルナを抱き上げたレナはサンドワームが吐き出した消化液を回避すると、彼女を抱き上げた状態で駆け抜け、距離を取ろうとした。しかし、巨体でありながらもサンドワームは俊敏な動作でレナの後を追いかけ、二人に向けて消化液を吐き出す。
「ギュラァアアッ……!!」
「くそ、しつこいな……どうして俺達ばっかりを狙うんだよ!!」
「ひいいっ……ミミズ怖い、怖いようっ!!」
「いや、キャラ変わり過ぎじゃない!?どんだけ怖いんだ!!」
ナオと同様でハルナはうねうねとした生き物が本当に苦手らしく、彼女は怯えた表情を浮かべてレナの首元に抱き着く。そんな彼女を連れてレナは仕方なく空中に大きく跳躍すると、ハルナを片腕で抱き上げた状態でサンドワームの顔面に掌を構える。
「これならどうだ!!火炎弾!!」
「ギュロォッ!?」
レナの掌から放たれた火炎の砲弾がサンドワームの顔面に的中し、消化液を吐き出そうと大口を開いていた事が仇となり、サンドワームのは顔面と口内に爆炎が襲い掛かった。予想外の反撃にサンドワームの巨体が傾き、地面へと倒れ込む。
サンドワームが倒れたのを確認したレナは子供の様に泣きじゃくるハルナを抱えた状態で地上へ着地すると、サンドワームの様子を伺う。並大抵の魔物ならばレナの魔法を受ければ無事では済まないが、サンドワームは顔の部分をぶるぶると震わせ、口元から大きな煙の塊を吐き出すと、何事もなかったようにレナ達を見下ろす。
「ギュロロロッ!!」
「うわ、今のでも無事か……こいつ、こんなに強かったのか」
「うええんっ、もうおうちに帰るぅっ……」
「いい加減に落ち着け!!ほら、大丈夫……大丈夫だから」
小さな子供をあやすようにレナはハルナを抱きしめて落ち着かせ、その一方でサンドワームの方は先ほどのレナの攻撃に警戒した表情を浮かべ、迂闊に近づく真似はしない。この状況をどのように打破すればいいのかとレナは悩んでいると、突如としてサンドワームの巨体が動きを停止した。
「ギュロロッ!?」
「シャドウ・バインド!!」
「えっ!?この魔法は……」
サンドワームの肉体に何処からか出現した黒色の触手が絡みつき、サンドワームの全身を拘束した。サンドワームは突如として自分の身体に巻き付いた「影」に戸惑うが、やがて路地裏から杖を構えたダインが姿を現す。
「はあはあっ……や、やった!!捕まえたぞ!!」
「お見事です、ダインさん!!」
「その声は……ダインとジャンヌか!!」
「ううっ……だ、誰?」
レナはハルナを下ろすと路地裏から現れたダインとジャンヌを見て喜びの声を上げる。ダインは影魔法でサンドワームを拘束した状態で歩いてきた事にレナは驚き、かつての彼は影魔法を発動させた状態では身体を動かす事は出来なかったはずである。
この二か月の修行でダインは以前よりも影魔法を使いこなせるようになり、今現在では動きながらでも自分の影を操作できるようになった。そして巨体のサンドワームを拘束した状態で動けないようにさせ、レナに親指を立てた。
「へへへ、どうだレナ!!今回は僕が助けたんだからな、だから一つ貸しだからな!!」
「うん、ありがとうダイン……それにしてもジャンヌも一緒だったんだ」
「ええ、戦闘の途中でダインさんと出会い、二人で闘技場を目指していたのですが……あの、そちらの方は?」
「ううっ……触手怖いよう」
「ああ、うん。どう説明すればいいかな……」
レナは自分の腰にしがみつくハルナに頭を掻き、まるで幼児退行したかのように態度が変わった彼女に困り果てる。ジャンヌとしてはレナにしがみつくハルナを見て少々思う所はあるが、今はサンドワームをどうにかするのが先決だった。
「ギュロロロロッ!!」
「うわっ!?ど、怒鳴っても怖く何かないからな!!絶対に僕は影魔法を解除しないぞ!!」
「サンドワームですか……厄介な相手ですね」
「丁度良かった、こいつの弱点を知ってる?攻撃してもゴムみたいに跳ね返されて困っていたんだ」
「サンドワームの弱点……確か、こいつは寒いのが大の苦手だったはずだ。だから水属性の魔法で身体を固まらせれば攻撃が通じるはずだけど……」
「なるほど、水属性か……よし、俺が何とかするから離れてろ」
「ほ、本当か?分かった、離れる……」
ハルナにレナは言葉を掛けると、少しは落ち着いたのかハルナはレナの元を離れ、近くの建物の陰に隠れる。そんなハルナの姿を見てジャンヌは戸惑い、一方でダインの方は影魔法を維持するのがきつくなったのか額に汗を滲ませる。
「ちょ、何とか出来るなら早くしてくれ!!そろそろ僕も限界だから……!!」
「分かってる。なら、久々に……氷装剣!!」
「氷の剣……!?」
レナは両手に意識を集中させると、氷塊の魔法で作り出した氷の剣を手にしてサンドワームへと接近する。そしてサンドワームの胴体へと向けて両手の剣を振り下ろす。
※その頃のスラミン
スラミン「ぷるぷるっ(最近、出番ないからこれで遊ぶ)」(´・ω・)ノ公開ボタン
カタナヅキ「あ、それは駄目!!返しなさいっ!!ほら、水飴を上げるから!!」( ゚Д゚)ノ水飴
「危ないっ!!」
「うひゃっ!?」
ハルナを抱き上げたレナはサンドワームが吐き出した消化液を回避すると、彼女を抱き上げた状態で駆け抜け、距離を取ろうとした。しかし、巨体でありながらもサンドワームは俊敏な動作でレナの後を追いかけ、二人に向けて消化液を吐き出す。
「ギュラァアアッ……!!」
「くそ、しつこいな……どうして俺達ばっかりを狙うんだよ!!」
「ひいいっ……ミミズ怖い、怖いようっ!!」
「いや、キャラ変わり過ぎじゃない!?どんだけ怖いんだ!!」
ナオと同様でハルナはうねうねとした生き物が本当に苦手らしく、彼女は怯えた表情を浮かべてレナの首元に抱き着く。そんな彼女を連れてレナは仕方なく空中に大きく跳躍すると、ハルナを片腕で抱き上げた状態でサンドワームの顔面に掌を構える。
「これならどうだ!!火炎弾!!」
「ギュロォッ!?」
レナの掌から放たれた火炎の砲弾がサンドワームの顔面に的中し、消化液を吐き出そうと大口を開いていた事が仇となり、サンドワームのは顔面と口内に爆炎が襲い掛かった。予想外の反撃にサンドワームの巨体が傾き、地面へと倒れ込む。
サンドワームが倒れたのを確認したレナは子供の様に泣きじゃくるハルナを抱えた状態で地上へ着地すると、サンドワームの様子を伺う。並大抵の魔物ならばレナの魔法を受ければ無事では済まないが、サンドワームは顔の部分をぶるぶると震わせ、口元から大きな煙の塊を吐き出すと、何事もなかったようにレナ達を見下ろす。
「ギュロロロッ!!」
「うわ、今のでも無事か……こいつ、こんなに強かったのか」
「うええんっ、もうおうちに帰るぅっ……」
「いい加減に落ち着け!!ほら、大丈夫……大丈夫だから」
小さな子供をあやすようにレナはハルナを抱きしめて落ち着かせ、その一方でサンドワームの方は先ほどのレナの攻撃に警戒した表情を浮かべ、迂闊に近づく真似はしない。この状況をどのように打破すればいいのかとレナは悩んでいると、突如としてサンドワームの巨体が動きを停止した。
「ギュロロッ!?」
「シャドウ・バインド!!」
「えっ!?この魔法は……」
サンドワームの肉体に何処からか出現した黒色の触手が絡みつき、サンドワームの全身を拘束した。サンドワームは突如として自分の身体に巻き付いた「影」に戸惑うが、やがて路地裏から杖を構えたダインが姿を現す。
「はあはあっ……や、やった!!捕まえたぞ!!」
「お見事です、ダインさん!!」
「その声は……ダインとジャンヌか!!」
「ううっ……だ、誰?」
レナはハルナを下ろすと路地裏から現れたダインとジャンヌを見て喜びの声を上げる。ダインは影魔法でサンドワームを拘束した状態で歩いてきた事にレナは驚き、かつての彼は影魔法を発動させた状態では身体を動かす事は出来なかったはずである。
この二か月の修行でダインは以前よりも影魔法を使いこなせるようになり、今現在では動きながらでも自分の影を操作できるようになった。そして巨体のサンドワームを拘束した状態で動けないようにさせ、レナに親指を立てた。
「へへへ、どうだレナ!!今回は僕が助けたんだからな、だから一つ貸しだからな!!」
「うん、ありがとうダイン……それにしてもジャンヌも一緒だったんだ」
「ええ、戦闘の途中でダインさんと出会い、二人で闘技場を目指していたのですが……あの、そちらの方は?」
「ううっ……触手怖いよう」
「ああ、うん。どう説明すればいいかな……」
レナは自分の腰にしがみつくハルナに頭を掻き、まるで幼児退行したかのように態度が変わった彼女に困り果てる。ジャンヌとしてはレナにしがみつくハルナを見て少々思う所はあるが、今はサンドワームをどうにかするのが先決だった。
「ギュロロロロッ!!」
「うわっ!?ど、怒鳴っても怖く何かないからな!!絶対に僕は影魔法を解除しないぞ!!」
「サンドワームですか……厄介な相手ですね」
「丁度良かった、こいつの弱点を知ってる?攻撃してもゴムみたいに跳ね返されて困っていたんだ」
「サンドワームの弱点……確か、こいつは寒いのが大の苦手だったはずだ。だから水属性の魔法で身体を固まらせれば攻撃が通じるはずだけど……」
「なるほど、水属性か……よし、俺が何とかするから離れてろ」
「ほ、本当か?分かった、離れる……」
ハルナにレナは言葉を掛けると、少しは落ち着いたのかハルナはレナの元を離れ、近くの建物の陰に隠れる。そんなハルナの姿を見てジャンヌは戸惑い、一方でダインの方は影魔法を維持するのがきつくなったのか額に汗を滲ませる。
「ちょ、何とか出来るなら早くしてくれ!!そろそろ僕も限界だから……!!」
「分かってる。なら、久々に……氷装剣!!」
「氷の剣……!?」
レナは両手に意識を集中させると、氷塊の魔法で作り出した氷の剣を手にしてサンドワームへと接近する。そしてサンドワームの胴体へと向けて両手の剣を振り下ろす。
※その頃のスラミン
スラミン「ぷるぷるっ(最近、出番ないからこれで遊ぶ)」(´・ω・)ノ公開ボタン
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