1,279 / 2,091
弱肉強食の島編
男性衆
しおりを挟む
「お前みたいに強い男は初めてだ!!だから私のように強い女と交われば強い子が生まれる!!だからたくさん小作りするぞ!!」
「姉者、独り占めは駄目だぞ。私も一緒に子供を作る」
「ちょっ……何を勝手な事を!?だいたい俺は一応は結婚してんだけど!!」
アンジュとサーシャの言葉にレナは度肝を抜かれるが、咄嗟に自分が既婚者である事を伝える。すると、その返答に対してアンジュは不思議そうに首を傾げた。
「結婚している?そのおっぱい女とか?」
「誰がおっぱい女だ!!お前もおっぱいでかいだろうが!!」
「あんっ!?や、止めろぉっ……」
「大丈夫、問題はない。この島では一夫多妻は認められているし、強い男なら強い女と交わって子供をたくさん産む義務がある」
「どんな義務!?」
結婚していようがお構いなしにアンジュはレナに引っ付いてくるが、それを見かねたハルナが間に割り込んでアンジュの胸を鷲摑みながら引き剥がす。
「さっさと離れろ、それはあたしのだ!!」
「な、なら分け合えばいい……お前も強い女だ、なら一緒に子供を産んで育てればいい!?」
「どうしてそうなる!?」
ハルナはアンジュを引き剥がし、自分の物だとばかりにレナに抱きつく。その様子を見て他の者達はレナとハルナが結婚しているのかと思い込み、アンジュは敵意を剥き出しにして一方でサーシャの方は考え込む。
「サーシャ、こいつを仕留めるぞ!!強い男を独り占めなんて許さない!!」
「姉者、落ち着いて……この女も結構強い、それなら適当に里の男を送り込んで無理やり結婚させればいい。そうすればこいつはもうレナに手を出せない」
「ざけんなっ!!ぶっ飛ばすぞ!!」
「ハルナ、落ち着け」
サーシャの言葉にハルナは今にも殴り掛かる勢いだったが、それをレナは後ろから羽交い締めして抑え込む。だが、彼女の言葉からどうやらダークエルフにも男性がいる事が発覚した。
ここまでの道中ではレナが出会ったのは女性のダークエルフだけなので他に男性はいないのかと思ったが、どうやら男性のダークエルフもいるらしく、騒ぎを聞きつけたのは遺跡の建物から次々と人が姿を現す。
「うるさいぞ、何の騒ぎだ?」
「あ、族長!!」
「皆、狩猟から戻って来たのか!?」
建物の中から出てきたのは子供と若い男性陣であり、族長たちが戻って来たのを確認すると彼等は嬉しそうに駆けつけてくる。しかし、レナとハルナの姿を見て驚いた様に声を上げる。
「何だ、こいつ!?肌が白いぞ!!」
「こっちの女も見たことない!!何で角が生えてるんだ?」
「皆の者、落ち着け……彼等は島の外から来た客人じゃ、手厚くもてなすのじゃぞ」
族長が間に割って入ってレナ達の事を客人として紹介するが、遺跡の中に隠れていた者達は訝し気な表情を浮かべ、その中でも若い男性のダークエルフ達が前に出てきて抗議を行う。
「族長、どうしてこんな奴等を連れてきた!!ここは我々の住処だぞ、こいつらが逃げ出して他の部族に場所を話したらどうする!?」
「落ち着け、この者達は戦士長であるアンジュやサーシャと同じぐらいに強い。彼等が力を貸してくれれば他の部族にも対抗できるのじゃ」
「ば、馬鹿なっ!?戦士長達と同じ強さだと……信じられるか!!」
「戦士長……?」
「我々の部族の中でも2人にしか与えられない戦士の隊長の事だ」
どうやらアンジュとサーシャは部族の中ではかなり偉い立場の人間らしく、その二人と互角の強さを持つと言われて他のダークエルフ達は戸惑っている様子だった。しかし、男性陣のダークエルフは納得しない。
「嘘だ、こいつらが俺達よりも強いというのか!?信じられない、でたらめだ!!」
「でたらめではない、事実にアンジュとサーシャの態度を見よ。この男にぞっこんではないか」
「ふふふっ……」
「ごろごろっ……」
族長の言葉にレナはの元にアンジュとサーシャは擦り寄り、サーシャは意味深な表情を浮かべてレナに抱きつき、一方でアンジュの方は猫が飼い主に懐くように頬ずりを行う。その様子を見て男性のダークエルフ達は信じられない表情を浮かべ、嫉妬の視線を向けてきた。
レナとしては急に男性陣に殺気を込められた視線を向けられて困り果て、助けを求める様にハルナに顔を向けると、彼女は仕方ないとばかりにアンジュとサーシャを引き剥がす。
「さっきから色々と言いやがって、こいつはあたしのだと言ってんだろ!?」
「いや、それも違うけど……」
「むうっ……嫉妬深い女は嫌われるぞ」
「そうだそうだ、独り占めするな!!」
「俺達を無視するな!!」
ハルナが二人を引き剥がしてレナに抱きつくと、アンジュとサーシャはそんなハルナを引き剥がそうとする。しかし、それを見かねて一人の男が前に出てきた。年齢は20才程度であり、その手には槍が握りしめられていた。
「姉者、独り占めは駄目だぞ。私も一緒に子供を作る」
「ちょっ……何を勝手な事を!?だいたい俺は一応は結婚してんだけど!!」
アンジュとサーシャの言葉にレナは度肝を抜かれるが、咄嗟に自分が既婚者である事を伝える。すると、その返答に対してアンジュは不思議そうに首を傾げた。
「結婚している?そのおっぱい女とか?」
「誰がおっぱい女だ!!お前もおっぱいでかいだろうが!!」
「あんっ!?や、止めろぉっ……」
「大丈夫、問題はない。この島では一夫多妻は認められているし、強い男なら強い女と交わって子供をたくさん産む義務がある」
「どんな義務!?」
結婚していようがお構いなしにアンジュはレナに引っ付いてくるが、それを見かねたハルナが間に割り込んでアンジュの胸を鷲摑みながら引き剥がす。
「さっさと離れろ、それはあたしのだ!!」
「な、なら分け合えばいい……お前も強い女だ、なら一緒に子供を産んで育てればいい!?」
「どうしてそうなる!?」
ハルナはアンジュを引き剥がし、自分の物だとばかりにレナに抱きつく。その様子を見て他の者達はレナとハルナが結婚しているのかと思い込み、アンジュは敵意を剥き出しにして一方でサーシャの方は考え込む。
「サーシャ、こいつを仕留めるぞ!!強い男を独り占めなんて許さない!!」
「姉者、落ち着いて……この女も結構強い、それなら適当に里の男を送り込んで無理やり結婚させればいい。そうすればこいつはもうレナに手を出せない」
「ざけんなっ!!ぶっ飛ばすぞ!!」
「ハルナ、落ち着け」
サーシャの言葉にハルナは今にも殴り掛かる勢いだったが、それをレナは後ろから羽交い締めして抑え込む。だが、彼女の言葉からどうやらダークエルフにも男性がいる事が発覚した。
ここまでの道中ではレナが出会ったのは女性のダークエルフだけなので他に男性はいないのかと思ったが、どうやら男性のダークエルフもいるらしく、騒ぎを聞きつけたのは遺跡の建物から次々と人が姿を現す。
「うるさいぞ、何の騒ぎだ?」
「あ、族長!!」
「皆、狩猟から戻って来たのか!?」
建物の中から出てきたのは子供と若い男性陣であり、族長たちが戻って来たのを確認すると彼等は嬉しそうに駆けつけてくる。しかし、レナとハルナの姿を見て驚いた様に声を上げる。
「何だ、こいつ!?肌が白いぞ!!」
「こっちの女も見たことない!!何で角が生えてるんだ?」
「皆の者、落ち着け……彼等は島の外から来た客人じゃ、手厚くもてなすのじゃぞ」
族長が間に割って入ってレナ達の事を客人として紹介するが、遺跡の中に隠れていた者達は訝し気な表情を浮かべ、その中でも若い男性のダークエルフ達が前に出てきて抗議を行う。
「族長、どうしてこんな奴等を連れてきた!!ここは我々の住処だぞ、こいつらが逃げ出して他の部族に場所を話したらどうする!?」
「落ち着け、この者達は戦士長であるアンジュやサーシャと同じぐらいに強い。彼等が力を貸してくれれば他の部族にも対抗できるのじゃ」
「ば、馬鹿なっ!?戦士長達と同じ強さだと……信じられるか!!」
「戦士長……?」
「我々の部族の中でも2人にしか与えられない戦士の隊長の事だ」
どうやらアンジュとサーシャは部族の中ではかなり偉い立場の人間らしく、その二人と互角の強さを持つと言われて他のダークエルフ達は戸惑っている様子だった。しかし、男性陣のダークエルフは納得しない。
「嘘だ、こいつらが俺達よりも強いというのか!?信じられない、でたらめだ!!」
「でたらめではない、事実にアンジュとサーシャの態度を見よ。この男にぞっこんではないか」
「ふふふっ……」
「ごろごろっ……」
族長の言葉にレナはの元にアンジュとサーシャは擦り寄り、サーシャは意味深な表情を浮かべてレナに抱きつき、一方でアンジュの方は猫が飼い主に懐くように頬ずりを行う。その様子を見て男性のダークエルフ達は信じられない表情を浮かべ、嫉妬の視線を向けてきた。
レナとしては急に男性陣に殺気を込められた視線を向けられて困り果て、助けを求める様にハルナに顔を向けると、彼女は仕方ないとばかりにアンジュとサーシャを引き剥がす。
「さっきから色々と言いやがって、こいつはあたしのだと言ってんだろ!?」
「いや、それも違うけど……」
「むうっ……嫉妬深い女は嫌われるぞ」
「そうだそうだ、独り占めするな!!」
「俺達を無視するな!!」
ハルナが二人を引き剥がしてレナに抱きつくと、アンジュとサーシャはそんなハルナを引き剥がそうとする。しかし、それを見かねて一人の男が前に出てきた。年齢は20才程度であり、その手には槍が握りしめられていた。
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。