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真・最終章 七魔将編
クリスタルゴーレム
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「こ、これは!?」
「クリスタルゴーレム……とでも呼べばいいのかしらね。流石は勇者の訓練場、まさかこんなゴーレムまでいるなんて……」
出現したのは体長が30メートルは存在するゴーレムであり、大きさはゴーレムキングに匹敵する。肉体を構成するのは土砂の類ではなく、この空間に存在する複数の水晶を組み合わせたような姿をしていた。様々な水晶が合体してできあがったようなゴーレムの出現にツバサはクサナギを構える。
マリアからクリスタルゴーレムと名付けられた巨大ゴーレムは二人を見下ろし、この際に空中に浮かんでいる水晶に手を伸ばす。岩程の大きさはある水晶を掴むと、それを二人に目掛けて放つ。
「ゴガァッ!!」
「なっ!?マリア様!!御下がりください!!」
「いいえ、貴方の方こそ下がりなさい」
クリスタルゴーレムが緑色の水晶を投げつけてきた瞬間、ツバサはマリアを庇おうとした。しかし、色合いを見てマリアはツバサでは相性が悪いと判断して彼女は杖を構えると火属性の砲撃魔法を放つ。
「ブラスト」
「くぅっ!?」
「ゴガァッ!?」
杖先から魔法陣が展開されると接近してきた緑色の水晶が爆発し、周囲に粉々に砕け散った水晶の破片が散らばる。それを見たクリスタルゴーレムは今度は右手を振りかざし、二人に目掛けて振り下ろす。
「ゴガァアアアッ!!」
「私を連れて避けなさい」
「は、はい!!」
マリアに言われるがままにツバサは彼女を後ろから抱えるとクサナギの力を利用して空を飛ぶ。その直後にクリスタルゴーレムの拳が地面に叩き付けられ、あまりの衝撃に地震の如く大地が揺れた。
間一髪で攻撃を避ける事ができたマリアはツバサに抱えられた状態でクリスタルゴーレムの様子を伺い、先ほど攻撃を仕掛けた拳は赤色の水晶で構成されている事に気付く。仮にもしもマリアが火属性の魔法で迎撃を試みていた場合、今頃は魔力を吸収されてツバサ諸共押し潰されていただろう。
(それなりの知能はあるみたいね。だけど、これならどうかしら?)
空を飛んだ状態でマリアは杖を構えると、今度は狙いを定めて魔法を放つ。クリスタルゴーレムの拳は赤色の水晶ならば火属性以外の魔法は効果があるはずであり、試しに風属性の魔法を放つ。
「スラッシュ」
「ゴガァッ!?」
三日月状の風属性の刃が放たれ、隙だらけだったクリスタルゴーレムの右拳に魔法は的中した。マリアの予想通りに赤色の水晶で構成された拳は風属性の魔力で構成された魔法は吸収できず、ほんの僅かではあるが拳の部分に傷ができた。
「ちゃんと魔法は効くようね。そこに下ろしなさい」
「は、はいっ!!」
ツバサは指示通りにマリアを巨大な水晶の上に置くと、彼女はクリスタルゴーレムと向かい合う形で立つ。クリスタルゴーレムは攻撃を受けた右拳を庇うように立つと、二人に対して咆哮を放つ。
「ゴガァアアアアッ!!」
「うっ!?」
「うるさいわね……」
クリスタルゴーレムは大声を放つとマリアは面倒そうに両耳を塞ぎ、ツバサもクサナギを構えて風の魔力を纏う事で音を弱める。その間にもクリスタルゴーレムは二人に目掛けて次の行動を開始した。
傷つけられた事でマリアに警戒心を抱いたのかクリスタルゴーレムは近くに存在する水晶を拾い上げ、今度は両手を使って二つの水晶を投げつける。クリスタルゴーレムが投げつけたのは赤色と緑色の水晶であり、どちらも岩程の大きさはあった。
(私が風と火の魔法を使ったから警戒してこの二つの色合いの水晶を投げた様ね。だけど、無駄よ)
投げつけられた水晶が到達する前にマリアは杖を構えると、彼女は緑色の障壁を作り出す。結界石を利用してマリアは自分達を取り囲む防護壁を作り出す。水晶は結界石に触れた瞬間に弾かれ、それを見たクリスタルゴーレムは驚く。
「ゴガァッ!?」
「そろそろ飽きてきたわ……ツバサ、仕留めるわよ」
「はっ!!」
ツバサはマリアに言われてクサナギを構えると、彼女はクリスタルゴーレムを倒すために攻撃箇所を見定める。クリスタルゴーレムはは様々な水晶が組み合わさった存在であり、彼女が得意とする風属性の魔力を吸収する水晶も取り込んでいる。しかし、緑色の水晶以外の箇所に攻撃すれば損傷は与えらえれる事はマリアが実戦済みだった。
本来であれば勇者の訓練場に出現する魔物の中でも一、二を誇る強敵なのかもしれないが、生憎とクリスタルゴーレムが相手にしているのは六聖将の中でもホムラに次ぐ実力者と、世界最強の魔術師だったのが運が悪かった。
「相手がゴーレムであるのならば必ず体内の何処かに核は存在するはずよ。まずはそれを確かめましょう」
「確かめるといっても……どうやって?」
「こうするのよ、よく見ていなさい」
マリアはクリスタルゴーレムに杖を構えると今度は黄色の魔法陣を展開させ、雷属性の砲撃魔法の準備を行う。そして彼女が狙いを定めたのはクリスタルゴーレムの左拳であり、そちらは黄色の水晶で構成されていた。
「クリスタルゴーレム……とでも呼べばいいのかしらね。流石は勇者の訓練場、まさかこんなゴーレムまでいるなんて……」
出現したのは体長が30メートルは存在するゴーレムであり、大きさはゴーレムキングに匹敵する。肉体を構成するのは土砂の類ではなく、この空間に存在する複数の水晶を組み合わせたような姿をしていた。様々な水晶が合体してできあがったようなゴーレムの出現にツバサはクサナギを構える。
マリアからクリスタルゴーレムと名付けられた巨大ゴーレムは二人を見下ろし、この際に空中に浮かんでいる水晶に手を伸ばす。岩程の大きさはある水晶を掴むと、それを二人に目掛けて放つ。
「ゴガァッ!!」
「なっ!?マリア様!!御下がりください!!」
「いいえ、貴方の方こそ下がりなさい」
クリスタルゴーレムが緑色の水晶を投げつけてきた瞬間、ツバサはマリアを庇おうとした。しかし、色合いを見てマリアはツバサでは相性が悪いと判断して彼女は杖を構えると火属性の砲撃魔法を放つ。
「ブラスト」
「くぅっ!?」
「ゴガァッ!?」
杖先から魔法陣が展開されると接近してきた緑色の水晶が爆発し、周囲に粉々に砕け散った水晶の破片が散らばる。それを見たクリスタルゴーレムは今度は右手を振りかざし、二人に目掛けて振り下ろす。
「ゴガァアアアッ!!」
「私を連れて避けなさい」
「は、はい!!」
マリアに言われるがままにツバサは彼女を後ろから抱えるとクサナギの力を利用して空を飛ぶ。その直後にクリスタルゴーレムの拳が地面に叩き付けられ、あまりの衝撃に地震の如く大地が揺れた。
間一髪で攻撃を避ける事ができたマリアはツバサに抱えられた状態でクリスタルゴーレムの様子を伺い、先ほど攻撃を仕掛けた拳は赤色の水晶で構成されている事に気付く。仮にもしもマリアが火属性の魔法で迎撃を試みていた場合、今頃は魔力を吸収されてツバサ諸共押し潰されていただろう。
(それなりの知能はあるみたいね。だけど、これならどうかしら?)
空を飛んだ状態でマリアは杖を構えると、今度は狙いを定めて魔法を放つ。クリスタルゴーレムの拳は赤色の水晶ならば火属性以外の魔法は効果があるはずであり、試しに風属性の魔法を放つ。
「スラッシュ」
「ゴガァッ!?」
三日月状の風属性の刃が放たれ、隙だらけだったクリスタルゴーレムの右拳に魔法は的中した。マリアの予想通りに赤色の水晶で構成された拳は風属性の魔力で構成された魔法は吸収できず、ほんの僅かではあるが拳の部分に傷ができた。
「ちゃんと魔法は効くようね。そこに下ろしなさい」
「は、はいっ!!」
ツバサは指示通りにマリアを巨大な水晶の上に置くと、彼女はクリスタルゴーレムと向かい合う形で立つ。クリスタルゴーレムは攻撃を受けた右拳を庇うように立つと、二人に対して咆哮を放つ。
「ゴガァアアアアッ!!」
「うっ!?」
「うるさいわね……」
クリスタルゴーレムは大声を放つとマリアは面倒そうに両耳を塞ぎ、ツバサもクサナギを構えて風の魔力を纏う事で音を弱める。その間にもクリスタルゴーレムは二人に目掛けて次の行動を開始した。
傷つけられた事でマリアに警戒心を抱いたのかクリスタルゴーレムは近くに存在する水晶を拾い上げ、今度は両手を使って二つの水晶を投げつける。クリスタルゴーレムが投げつけたのは赤色と緑色の水晶であり、どちらも岩程の大きさはあった。
(私が風と火の魔法を使ったから警戒してこの二つの色合いの水晶を投げた様ね。だけど、無駄よ)
投げつけられた水晶が到達する前にマリアは杖を構えると、彼女は緑色の障壁を作り出す。結界石を利用してマリアは自分達を取り囲む防護壁を作り出す。水晶は結界石に触れた瞬間に弾かれ、それを見たクリスタルゴーレムは驚く。
「ゴガァッ!?」
「そろそろ飽きてきたわ……ツバサ、仕留めるわよ」
「はっ!!」
ツバサはマリアに言われてクサナギを構えると、彼女はクリスタルゴーレムを倒すために攻撃箇所を見定める。クリスタルゴーレムはは様々な水晶が組み合わさった存在であり、彼女が得意とする風属性の魔力を吸収する水晶も取り込んでいる。しかし、緑色の水晶以外の箇所に攻撃すれば損傷は与えらえれる事はマリアが実戦済みだった。
本来であれば勇者の訓練場に出現する魔物の中でも一、二を誇る強敵なのかもしれないが、生憎とクリスタルゴーレムが相手にしているのは六聖将の中でもホムラに次ぐ実力者と、世界最強の魔術師だったのが運が悪かった。
「相手がゴーレムであるのならば必ず体内の何処かに核は存在するはずよ。まずはそれを確かめましょう」
「確かめるといっても……どうやって?」
「こうするのよ、よく見ていなさい」
マリアはクリスタルゴーレムに杖を構えると今度は黄色の魔法陣を展開させ、雷属性の砲撃魔法の準備を行う。そして彼女が狙いを定めたのはクリスタルゴーレムの左拳であり、そちらは黄色の水晶で構成されていた。
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