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真・最終章 七魔将編
魔物狩りの正体
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「――旋斧・大回転」
「ジュラァッ!?」
『なぬっ!?』
サンドワームの上空に現れたのは巨大な斧を掲げた子供であり、それを見たゴウライは驚きを隠せない。子供が手にした武器は斧と剣が合わさったような武器をしていた。その武器はゴウライも見覚えがあり、剣聖であるジャンヌが愛用する「旋斧」と瓜二つだった。
ジャンヌの旋斧と異なる点があるとすれば子供が手にした旋斧の方が一回り程大きく、その代わりに彼女と違って1本しか持ち合わせていない。しかし、子供は空中で高速回転しながらサンドワームの元に迫り、それを見たサンドワームは消化液を吐き出そうとしたがその前に旋斧の刃がサンドワームの頭に食い込む。
ッ――――!?
声にもならない悲鳴が岩山中に響き渡り、空中で回転しながら子供は旋斧を振り回し、サンドワームの肉体を切り裂いていく。ジャンヌの場合は空中では足場がないので回転する事はできないのだが、子供は空中にも関わらずに加速して旋斧を振り回す。
やがてサンドワームの長い胴体を全て切り裂くと、子供は地面に着地して旋斧を振り払う。サンドワームを切り裂く際にサンドワームの消化液と血液を浴びたはずだが子供の身体も旋斧も全く溶けておらず、せいぜい服が少し溶けた程度の損傷だった。
『おおっ!!これは凄まじいな……だが、そろそろ正体を教えてもらうぞ!!』
「…………」
ゴウライはサンドワームの攻撃が止んだ事でようやく落ち着く事ができるが、彼女は子供の元に近付こうとすると、相手は振り返って旋斧を構えた。これまではゴウライを見ても無視し続けたが、今回は武器を構えて警戒態勢に入った。
『む?どうした、吾輩は別に敵では……』
「該当記録なし、但し武装状態を確認。10秒以内に武装解除しなければ敵《エネミー》と判断します。即刻、武装解除してください」
『ん?何を言ってる?』
子供の言葉にゴウライは不思議に思い、ここで彼女は子供の服が破れて身体を見る事ができた。今までは中性的な顔立ちだったので分からなかったが、どうやら子供の正体は少年だと判明する(胸板で確認)。
『おお、お前は男の子だったのか。まあ、それよりも色々と聞きたいことが……』
「警告、これ以上に近付けば敵と判断します。速やかに接近を中止して武装解除して下さい」
『ん?さっきから何の話を……』
「警告無視……敵と判断します」
ゴウライは少年の言葉の意味が分からずに近付こうとした瞬間、相手の少年は掲げていた旋斧を構える。それを見たゴウライは咄嗟にデュランダルを抜くと、先ほどのように少年は旋斧を振り回しながら近付く。
「大回転」
『ぬおっ!?』
自分の身の丈を遥かに越える巨大な武器を少年は軽々と振り回し、ゴウライに目掛けて躊躇なく叩き込む。あまりの威力にゴウライの身体が後退り、威力だけならばジャンヌの最大加速した攻撃にも匹敵する一撃を受けてゴウライは焦りを抱く。
少年は攻撃を受け止められても動じず、即座に距離を置くと今度は空中に跳躍した。そしてどのような原理なのか空中で回転しながらゴウライの元に旋斧を振り落とす。
「回転斬り」
『ぬうっ!?』
上から繰り出された攻撃に対してゴウライはデュランダルで受け止めたが、先ほどよりも威力が増しており、彼女の足元に亀裂が走った。少年は二度も攻撃を受け止められても動じず、それどころかさらに上空に飛翔して回転速度を上昇させる。
「加速」
『ほうっ!!まだ早くなるのか!!』
ジャンヌよりも回転速度を上げる事ができるらしく、少年は空中で回転力を高めながらゴウライの元へ向かう。ゴウライは嬉しそうにデュランダルを構えると、自身も戦技を発動させて迎え撃つ。
「大回転斬り」
『旋風!!』
縦回転を加えて斬りかかる少年に対してゴウライは横薙ぎに大剣を振り払い、二人の刃が衝突すると金属音が鳴り響く。あまりの威力に二人の身体は吹き飛び、ゴウライは地面にデュランダルを突き刺して耐え凌ぐと、少年の方は岩壁を足場にして再びゴウライの元へ向かう。
ゴウライは迫りくる少年に対してデュランダルを構え、今度は自分から攻撃を仕掛けるために大振りの攻撃を行う。それを見た少年は旋斧を構え、正面から向かう。
『回転!!』
「流水」
少年に対抗してゴウライはデュランダルを一回転させて加速させた一撃を放つと、それに対して少年は旋斧の刃でゴウライの攻撃を上手く受け流し、何事もなく地面に着地した。防御専用の戦技の「受け流し」の上位互換である「流水」の戦技も習得している事にゴウライは驚くが、久々の強敵に彼女は高揚感を抱く。
『ふはははっ!!中々やるな!!』
「……情報収集完了、殲滅形態に移行」
『ん?何を言っている……ぬおおっ!?』
ゴウライの目の前で少年の身体が唐突に変化し、骨が軋む音が鳴り響き、やがて少年の身体が成長して青年のような風貌に変わり果てた。
「ジュラァッ!?」
『なぬっ!?』
サンドワームの上空に現れたのは巨大な斧を掲げた子供であり、それを見たゴウライは驚きを隠せない。子供が手にした武器は斧と剣が合わさったような武器をしていた。その武器はゴウライも見覚えがあり、剣聖であるジャンヌが愛用する「旋斧」と瓜二つだった。
ジャンヌの旋斧と異なる点があるとすれば子供が手にした旋斧の方が一回り程大きく、その代わりに彼女と違って1本しか持ち合わせていない。しかし、子供は空中で高速回転しながらサンドワームの元に迫り、それを見たサンドワームは消化液を吐き出そうとしたがその前に旋斧の刃がサンドワームの頭に食い込む。
ッ――――!?
声にもならない悲鳴が岩山中に響き渡り、空中で回転しながら子供は旋斧を振り回し、サンドワームの肉体を切り裂いていく。ジャンヌの場合は空中では足場がないので回転する事はできないのだが、子供は空中にも関わらずに加速して旋斧を振り回す。
やがてサンドワームの長い胴体を全て切り裂くと、子供は地面に着地して旋斧を振り払う。サンドワームを切り裂く際にサンドワームの消化液と血液を浴びたはずだが子供の身体も旋斧も全く溶けておらず、せいぜい服が少し溶けた程度の損傷だった。
『おおっ!!これは凄まじいな……だが、そろそろ正体を教えてもらうぞ!!』
「…………」
ゴウライはサンドワームの攻撃が止んだ事でようやく落ち着く事ができるが、彼女は子供の元に近付こうとすると、相手は振り返って旋斧を構えた。これまではゴウライを見ても無視し続けたが、今回は武器を構えて警戒態勢に入った。
『む?どうした、吾輩は別に敵では……』
「該当記録なし、但し武装状態を確認。10秒以内に武装解除しなければ敵《エネミー》と判断します。即刻、武装解除してください」
『ん?何を言ってる?』
子供の言葉にゴウライは不思議に思い、ここで彼女は子供の服が破れて身体を見る事ができた。今までは中性的な顔立ちだったので分からなかったが、どうやら子供の正体は少年だと判明する(胸板で確認)。
『おお、お前は男の子だったのか。まあ、それよりも色々と聞きたいことが……』
「警告、これ以上に近付けば敵と判断します。速やかに接近を中止して武装解除して下さい」
『ん?さっきから何の話を……』
「警告無視……敵と判断します」
ゴウライは少年の言葉の意味が分からずに近付こうとした瞬間、相手の少年は掲げていた旋斧を構える。それを見たゴウライは咄嗟にデュランダルを抜くと、先ほどのように少年は旋斧を振り回しながら近付く。
「大回転」
『ぬおっ!?』
自分の身の丈を遥かに越える巨大な武器を少年は軽々と振り回し、ゴウライに目掛けて躊躇なく叩き込む。あまりの威力にゴウライの身体が後退り、威力だけならばジャンヌの最大加速した攻撃にも匹敵する一撃を受けてゴウライは焦りを抱く。
少年は攻撃を受け止められても動じず、即座に距離を置くと今度は空中に跳躍した。そしてどのような原理なのか空中で回転しながらゴウライの元に旋斧を振り落とす。
「回転斬り」
『ぬうっ!?』
上から繰り出された攻撃に対してゴウライはデュランダルで受け止めたが、先ほどよりも威力が増しており、彼女の足元に亀裂が走った。少年は二度も攻撃を受け止められても動じず、それどころかさらに上空に飛翔して回転速度を上昇させる。
「加速」
『ほうっ!!まだ早くなるのか!!』
ジャンヌよりも回転速度を上げる事ができるらしく、少年は空中で回転力を高めながらゴウライの元へ向かう。ゴウライは嬉しそうにデュランダルを構えると、自身も戦技を発動させて迎え撃つ。
「大回転斬り」
『旋風!!』
縦回転を加えて斬りかかる少年に対してゴウライは横薙ぎに大剣を振り払い、二人の刃が衝突すると金属音が鳴り響く。あまりの威力に二人の身体は吹き飛び、ゴウライは地面にデュランダルを突き刺して耐え凌ぐと、少年の方は岩壁を足場にして再びゴウライの元へ向かう。
ゴウライは迫りくる少年に対してデュランダルを構え、今度は自分から攻撃を仕掛けるために大振りの攻撃を行う。それを見た少年は旋斧を構え、正面から向かう。
『回転!!』
「流水」
少年に対抗してゴウライはデュランダルを一回転させて加速させた一撃を放つと、それに対して少年は旋斧の刃でゴウライの攻撃を上手く受け流し、何事もなく地面に着地した。防御専用の戦技の「受け流し」の上位互換である「流水」の戦技も習得している事にゴウライは驚くが、久々の強敵に彼女は高揚感を抱く。
『ふはははっ!!中々やるな!!』
「……情報収集完了、殲滅形態に移行」
『ん?何を言っている……ぬおおっ!?』
ゴウライの目の前で少年の身体が唐突に変化し、骨が軋む音が鳴り響き、やがて少年の身体が成長して青年のような風貌に変わり果てた。
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