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真・最終章 七魔将編
退魔刀・蒼炎
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(これは……そう言う事か!!)
退魔刀の刃に刻まれた紋様の変化にレナは気付くと、彼は確信を抱いた表情を浮かべて魔力を送り込む。すると赤く染まっていた退魔刀の刃が青色に染まり、紋様が光り輝く。それを見たゴウライは驚いた表情を浮かべ、スラミンを抱えたコトミンは柱の陰から様子を伺う。
『ほうっ!!それがお前の聖剣か!!』
「……そう言う事です」
「凄い魔力を感じる……スラミン、隠れてて」
「ぷるんっ……」
スラミンはコトミンの背中に回り込み、それを一瞥したレナは二人を巻き込まないように気を配りながら退魔刀を構えた。青く変色した刃を見てレナは確信を抱き、今ならば相手がゴウライであろうと負ける気がしない。
「行きますよ!!」
『うむ、かかってこい!!』
聖剣の能力を発揮した退魔刀を構えたレナはゴウライに目掛けて突っ込み、それに対してゴウライは正面から受けようとした。この時にレナは退魔刀を全力で振りかざすと、建物内に金属音が鳴り響く。
レナとゴウライは大剣使いであり、どちらも大剣型の聖剣を扱う。純粋な身体能力はゴウライが勝るが、その代わりに魔力に関してはレナが圧倒的に大きいため、限界強化を発揮させてレナは身体能力を強化させる。
「だああっ!!」
『ぐぬぅっ!?』
マリアの訓練のお陰で以前よりも大幅に魔力が増したレナは闘技祭で戦った時よりも力を発揮した。魔力の制御も抜群に上手くなっており、ゴウライでさえも押し返す程の腕力を発揮する。
『ぐぬぬぬっ……やるではないか!!』
「くぅっ!?」
しかし、壁際まで追い詰めた際にゴウライはデュランダルを握りしめて刃に紅色の魔力を纏わせる。ゴウライは無意識のうちにデュランダルに魔力を纏わせて重量を増加させる。この魔法剣はレナも覚えがあり、彼が扱う「重力剣」を更に強化させた攻撃法だった。
(これがデュランダルの能力……違う、この人の場合は魔刀術で戦ってるんだ!!)
ゴウライがデュランダルに魔力を纏わせる光景を見て最初にレナはデュランダルの能力を発動させたのかと思ったが、すぐに彼はゴウライが「魔刀術」を使用しているのだと見抜く。元々彼女はヨツバ王国の西聖将が収めるダークエルフの里の出身であり、魔刀術を身に付けていてもおかしくはない。
ダークエルフは本来は火属性の適性が高い種族だが、ゴウライの場合は生まれながらに土属性の適性が高く、彼女の魔刀術は武器に魔力を宿すと重力が付加する。そして彼女の場合は武器に孵化させた重力を自在に操り、武器の重量を増加させるだけではなく、重力その物を相手に放つ事もできる。
『ぬんっ!!』
「うわっ!?」
「レナ!?」
「ぷるんっ!?」
ゴウライがデュランダルを振り払うと、レナは重力の衝撃波のような物を受けて吹き飛ぶ。空中で体勢を立て直した彼はどうにか壁に激突する前に床に踏み止まるが、両腕が痺れてしまう。
(くっ……この人、本当に化物か!?)
壁際間際まで吹き飛ばされたレナはゴウライと向き合い、改めて自分がこの大陸の中でも一、二を誇る剣士を相手にしている事を意識する。しかし、レナもこれまでに戦ってきた相手の事を思い出し、彼も退く気はない。
(相棒……最強に勝つぞ!!)
最強の剣士に対してレナも聖剣と化した退魔刀の力を解放させるために魔力を注ぎ込む。この時に退魔刀の刃全体に青色の炎が纏い、まるで魔刀術を発動させたかのように「蒼炎」が退魔刀を包み込む。
『ほほう、それは何度か見た事があるぞ!!熱いのか寒いのかよく分からん炎だな!!』
「言ってくれますね……でも、今回はちょっと違いますよ!!」
蒼炎を纏った退魔刀を手にしたレナはゴウライと向き合うと、彼は蒼炎を目にした時からある攻撃法を思いついた。少々子供じみた技になるが、それでも彼はゴウライを打ち倒すために踏み込む。
退魔刀を横向きに構えた状態でゴウライに駆け出したレナは目つきを鋭くさせ、この時に観察眼の技能を発動させた。どうして数多の技能の中から観察眼を発動させたかと言うと、彼が扱う技は距離とタイミングを外すと自爆しかねない危険な剣技だからである。
――ここだっ!!
ゴウライとの距離と攻撃のタイミングを見極めたレナは退魔刀に魔力を注ぎ込む。すると刃から放たれる蒼炎がまるでロケット噴射の如く火力が強まり、ゴウライの元に目掛けてレナは加速した。
「撃剣!!」
『ぬおおっ!?』
蒼炎を噴射させて加速したレナはバルから教わった必殺の剣技を放ち、それに対してゴウライは受け止めようとしたがあまりの威力に彼女の身体は大きく後ろに後退し、今度こそ壁に叩きつけられた。
「まだまだぁっ!!」
『うぐぅっ!?』
壁にゴウライを押し付けた状態からレナは退魔刀の蒼炎を更に膨れ上がらせ、今度は上から押し込む。ゴウライは持ち前の怪力と紅色の魔力を宿ったデュランダルで受け止めようとするが、レナは蒼炎を噴射させて刃を押し込む。
退魔刀の刃に刻まれた紋様の変化にレナは気付くと、彼は確信を抱いた表情を浮かべて魔力を送り込む。すると赤く染まっていた退魔刀の刃が青色に染まり、紋様が光り輝く。それを見たゴウライは驚いた表情を浮かべ、スラミンを抱えたコトミンは柱の陰から様子を伺う。
『ほうっ!!それがお前の聖剣か!!』
「……そう言う事です」
「凄い魔力を感じる……スラミン、隠れてて」
「ぷるんっ……」
スラミンはコトミンの背中に回り込み、それを一瞥したレナは二人を巻き込まないように気を配りながら退魔刀を構えた。青く変色した刃を見てレナは確信を抱き、今ならば相手がゴウライであろうと負ける気がしない。
「行きますよ!!」
『うむ、かかってこい!!』
聖剣の能力を発揮した退魔刀を構えたレナはゴウライに目掛けて突っ込み、それに対してゴウライは正面から受けようとした。この時にレナは退魔刀を全力で振りかざすと、建物内に金属音が鳴り響く。
レナとゴウライは大剣使いであり、どちらも大剣型の聖剣を扱う。純粋な身体能力はゴウライが勝るが、その代わりに魔力に関してはレナが圧倒的に大きいため、限界強化を発揮させてレナは身体能力を強化させる。
「だああっ!!」
『ぐぬぅっ!?』
マリアの訓練のお陰で以前よりも大幅に魔力が増したレナは闘技祭で戦った時よりも力を発揮した。魔力の制御も抜群に上手くなっており、ゴウライでさえも押し返す程の腕力を発揮する。
『ぐぬぬぬっ……やるではないか!!』
「くぅっ!?」
しかし、壁際まで追い詰めた際にゴウライはデュランダルを握りしめて刃に紅色の魔力を纏わせる。ゴウライは無意識のうちにデュランダルに魔力を纏わせて重量を増加させる。この魔法剣はレナも覚えがあり、彼が扱う「重力剣」を更に強化させた攻撃法だった。
(これがデュランダルの能力……違う、この人の場合は魔刀術で戦ってるんだ!!)
ゴウライがデュランダルに魔力を纏わせる光景を見て最初にレナはデュランダルの能力を発動させたのかと思ったが、すぐに彼はゴウライが「魔刀術」を使用しているのだと見抜く。元々彼女はヨツバ王国の西聖将が収めるダークエルフの里の出身であり、魔刀術を身に付けていてもおかしくはない。
ダークエルフは本来は火属性の適性が高い種族だが、ゴウライの場合は生まれながらに土属性の適性が高く、彼女の魔刀術は武器に魔力を宿すと重力が付加する。そして彼女の場合は武器に孵化させた重力を自在に操り、武器の重量を増加させるだけではなく、重力その物を相手に放つ事もできる。
『ぬんっ!!』
「うわっ!?」
「レナ!?」
「ぷるんっ!?」
ゴウライがデュランダルを振り払うと、レナは重力の衝撃波のような物を受けて吹き飛ぶ。空中で体勢を立て直した彼はどうにか壁に激突する前に床に踏み止まるが、両腕が痺れてしまう。
(くっ……この人、本当に化物か!?)
壁際間際まで吹き飛ばされたレナはゴウライと向き合い、改めて自分がこの大陸の中でも一、二を誇る剣士を相手にしている事を意識する。しかし、レナもこれまでに戦ってきた相手の事を思い出し、彼も退く気はない。
(相棒……最強に勝つぞ!!)
最強の剣士に対してレナも聖剣と化した退魔刀の力を解放させるために魔力を注ぎ込む。この時に退魔刀の刃全体に青色の炎が纏い、まるで魔刀術を発動させたかのように「蒼炎」が退魔刀を包み込む。
『ほほう、それは何度か見た事があるぞ!!熱いのか寒いのかよく分からん炎だな!!』
「言ってくれますね……でも、今回はちょっと違いますよ!!」
蒼炎を纏った退魔刀を手にしたレナはゴウライと向き合うと、彼は蒼炎を目にした時からある攻撃法を思いついた。少々子供じみた技になるが、それでも彼はゴウライを打ち倒すために踏み込む。
退魔刀を横向きに構えた状態でゴウライに駆け出したレナは目つきを鋭くさせ、この時に観察眼の技能を発動させた。どうして数多の技能の中から観察眼を発動させたかと言うと、彼が扱う技は距離とタイミングを外すと自爆しかねない危険な剣技だからである。
――ここだっ!!
ゴウライとの距離と攻撃のタイミングを見極めたレナは退魔刀に魔力を注ぎ込む。すると刃から放たれる蒼炎がまるでロケット噴射の如く火力が強まり、ゴウライの元に目掛けてレナは加速した。
「撃剣!!」
『ぬおおっ!?』
蒼炎を噴射させて加速したレナはバルから教わった必殺の剣技を放ち、それに対してゴウライは受け止めようとしたがあまりの威力に彼女の身体は大きく後ろに後退し、今度こそ壁に叩きつけられた。
「まだまだぁっ!!」
『うぐぅっ!?』
壁にゴウライを押し付けた状態からレナは退魔刀の蒼炎を更に膨れ上がらせ、今度は上から押し込む。ゴウライは持ち前の怪力と紅色の魔力を宿ったデュランダルで受け止めようとするが、レナは蒼炎を噴射させて刃を押し込む。
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