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真・最終章 七魔将編
究極の戦い
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「うおおおおっ!!」
『ぐぬぬっ……舐めるなっ!!』
退魔刀を押し込むレナに対してゴウライも余裕がなくなり、彼女は渾身の力を込めて逆に押し返す。本気になったゴウライはレナを建物の中央にまで押し返すが、レナも退魔刀に纏った蒼炎をさらに噴射させて押し込む。
重力と蒼炎の魔力が反発し合い、建物内が震え出したのでコトミンは慌ててスラミンを連れて出て行く。二人の発する魔力に気付いたのか外で探索していた者達も集まってきた。
「な、何の騒ぎですか!?」
「これは……ゴウライとレナね」
「いったい何が起きたのでござる!?」
「皆、離れた方がいい……この建物、壊れる」
「ぷるるんっ!?」
コトミンは外に飛び出して他の者と合流すると、建物全体に亀裂が走る。倒壊する前に全員が離れると、建物の内部から青と紅の光が放たれた。そして倒壊の直前に屋根が内側から破壊され、ゴウライが吹き飛ぶ。
『のわぁあああっ!?』
「ゴ、ゴウライさん!?」
「まさか!?」
「嘘でござろう!?」
上空に吹き飛んだゴウライを見て全員が信じられない表情を浮かべ、世界最強の剣聖と言っても過言ではないゴウライが遥か上空まで打ち上げられたのを見て驚く。しかもゴウライの後を追うようにレナも建物の屋根の穴から抜け出すと、直後に建物が完全に倒壊した。
「うおおおっ!!」
「レナ様!?」
「こ、これは!?」
「あれがあの子の聖剣の力……!?」
退魔刀から蒼炎を噴射させながらレナは浮上すると、空中に浮かんだゴウライに迫る。しかし、ゴウライは全身の甲冑に紅色の魔力を纏う。意識してかあるいは無意識なのかは不明だが、彼女は魔鎧術を発動させて土属性の魔力を纏う。
ゴウライの扱う魔力の性質は土属性であるため、彼女の魔鎧術は重力の性質を帯びる。だからこそ足場がない不安定な空中でも重力を利用して体勢を立て直して反撃に出る事もできた。
『まだまだぁっ!!』
「このっ!!」
下から迫ってきたレナに対してゴウライはデュランダルを振り落とすと、レナはそれを見て退魔刀で敢えて受け止めた。激しい金属音が鳴り響くが、衝突の際にレナは「流水」の戦技を発動させてゴウライの攻撃を受け流す。
「はあっ!!」
『ぬあっ!?』
受け流しの戦技の上位互換である流水は相手の攻撃を防ぐだけではなく、相手の攻撃を受け流す方向も自由に操作できた。そこでレナはゴウライの攻撃を反対方向に受け流し、ゴウライの身体が空中で一転した。
(ここで決めるしかない!!)
初めての聖剣の使用なのでどこまで持つのかは分からず、あまり時間をかけて戦ってはいられない。そこでレナはこの一撃で仕留めるために全魔力を解放させ、止めの一撃を繰り出す。
(力を貸してくれ……アリア!!)
自分が最初に教わった「兜割り」の戦技、そこからバルの教わった撃剣を組み合わせて作り出した「兜砕き」更に聖剣の能力を生かしてレナは新しい必殺剣を生み出す。
「だぁああああっ!!」
『ぐはぁあああっ!?』
ゴウライの悲鳴が空中に響き渡り、レナの振り下ろした退魔刀は彼女の甲冑に衝突すると地上に目掛けて刃の先端部分から蒼炎が噴射された。あまりの凄まじい一撃にゴウライの身体は隕石の如く地上へ向けて落下し、倒壊した建物の中にめり込む。
あまりの一撃に衝突の際に周囲の建物も巻き込む程の衝撃波が発生し、近くに立っていたコトミン達も危うく吹き飛ばされそうになったがマリアが杖を構えて防御魔法を発動させた。
「シールド!!」
「はわっ!?」
「あわわっ!?」
「ぷるるるっ……(←衝撃波で全身が震える)」
防御魔法陣を展開しても衝撃波を完全には抑える事ができず、何名かは体勢を崩して倒れ込む。一方で空中に浮かんでいたレナは退魔刀に視線を向け、刃の色が元に戻った事を確認すると、笑みを浮かべて地上へ落下した。
「レナ殿!?」
「魔力が切れた様ね……ツバサ!!」
「は、はいっ!!」
マリアは即座にツバサに命令を与えると彼女はクサナギの力を利用して浮上し、落下するレナの元へ向かう。地上に衝突する前にレナを抱き上げた彼女はマリアの元に戻ると、すぐにマリアは他の者に魔力回復薬を出すように命じる。
「この子に魔力回復薬を!!」
「は、はい!!」
「承知したでござる!!」
「マリア様、これを……」
全員が持っていた魔力回復薬を渡すとマリアはレナの口元に流し込み、強制的に飲み込ませた。落下の際中にレナは意識を失ったのか目を開く事はなかったが、流し込まれた魔力回復薬はちゃんと飲み込む。
マリアがレナに薬を飲ませている間、ハンゾウは倒壊した建物に視線を向けてゴウライがどうなったのか気になった。いくら彼女が大型の魔物よりも耐久で頑丈だと言っても聖剣の一撃を受けて平気なはずがない。心配に思ったハンゾウは崩壊した建物の敷地内に踏み込み、ゴウライが落下した地点へ向かう。
「ゴ、ゴウライ殿……生きてるでござるか?」
ハンゾウが声をかけながら踏み込むと、ゴウライが落下した箇所はクレーターができあがっており、その中心には甲冑が砕けて生身の状態のゴウライが倒れていた。
『ぐぬぬっ……舐めるなっ!!』
退魔刀を押し込むレナに対してゴウライも余裕がなくなり、彼女は渾身の力を込めて逆に押し返す。本気になったゴウライはレナを建物の中央にまで押し返すが、レナも退魔刀に纏った蒼炎をさらに噴射させて押し込む。
重力と蒼炎の魔力が反発し合い、建物内が震え出したのでコトミンは慌ててスラミンを連れて出て行く。二人の発する魔力に気付いたのか外で探索していた者達も集まってきた。
「な、何の騒ぎですか!?」
「これは……ゴウライとレナね」
「いったい何が起きたのでござる!?」
「皆、離れた方がいい……この建物、壊れる」
「ぷるるんっ!?」
コトミンは外に飛び出して他の者と合流すると、建物全体に亀裂が走る。倒壊する前に全員が離れると、建物の内部から青と紅の光が放たれた。そして倒壊の直前に屋根が内側から破壊され、ゴウライが吹き飛ぶ。
『のわぁあああっ!?』
「ゴ、ゴウライさん!?」
「まさか!?」
「嘘でござろう!?」
上空に吹き飛んだゴウライを見て全員が信じられない表情を浮かべ、世界最強の剣聖と言っても過言ではないゴウライが遥か上空まで打ち上げられたのを見て驚く。しかもゴウライの後を追うようにレナも建物の屋根の穴から抜け出すと、直後に建物が完全に倒壊した。
「うおおおっ!!」
「レナ様!?」
「こ、これは!?」
「あれがあの子の聖剣の力……!?」
退魔刀から蒼炎を噴射させながらレナは浮上すると、空中に浮かんだゴウライに迫る。しかし、ゴウライは全身の甲冑に紅色の魔力を纏う。意識してかあるいは無意識なのかは不明だが、彼女は魔鎧術を発動させて土属性の魔力を纏う。
ゴウライの扱う魔力の性質は土属性であるため、彼女の魔鎧術は重力の性質を帯びる。だからこそ足場がない不安定な空中でも重力を利用して体勢を立て直して反撃に出る事もできた。
『まだまだぁっ!!』
「このっ!!」
下から迫ってきたレナに対してゴウライはデュランダルを振り落とすと、レナはそれを見て退魔刀で敢えて受け止めた。激しい金属音が鳴り響くが、衝突の際にレナは「流水」の戦技を発動させてゴウライの攻撃を受け流す。
「はあっ!!」
『ぬあっ!?』
受け流しの戦技の上位互換である流水は相手の攻撃を防ぐだけではなく、相手の攻撃を受け流す方向も自由に操作できた。そこでレナはゴウライの攻撃を反対方向に受け流し、ゴウライの身体が空中で一転した。
(ここで決めるしかない!!)
初めての聖剣の使用なのでどこまで持つのかは分からず、あまり時間をかけて戦ってはいられない。そこでレナはこの一撃で仕留めるために全魔力を解放させ、止めの一撃を繰り出す。
(力を貸してくれ……アリア!!)
自分が最初に教わった「兜割り」の戦技、そこからバルの教わった撃剣を組み合わせて作り出した「兜砕き」更に聖剣の能力を生かしてレナは新しい必殺剣を生み出す。
「だぁああああっ!!」
『ぐはぁあああっ!?』
ゴウライの悲鳴が空中に響き渡り、レナの振り下ろした退魔刀は彼女の甲冑に衝突すると地上に目掛けて刃の先端部分から蒼炎が噴射された。あまりの凄まじい一撃にゴウライの身体は隕石の如く地上へ向けて落下し、倒壊した建物の中にめり込む。
あまりの一撃に衝突の際に周囲の建物も巻き込む程の衝撃波が発生し、近くに立っていたコトミン達も危うく吹き飛ばされそうになったがマリアが杖を構えて防御魔法を発動させた。
「シールド!!」
「はわっ!?」
「あわわっ!?」
「ぷるるるっ……(←衝撃波で全身が震える)」
防御魔法陣を展開しても衝撃波を完全には抑える事ができず、何名かは体勢を崩して倒れ込む。一方で空中に浮かんでいたレナは退魔刀に視線を向け、刃の色が元に戻った事を確認すると、笑みを浮かべて地上へ落下した。
「レナ殿!?」
「魔力が切れた様ね……ツバサ!!」
「は、はいっ!!」
マリアは即座にツバサに命令を与えると彼女はクサナギの力を利用して浮上し、落下するレナの元へ向かう。地上に衝突する前にレナを抱き上げた彼女はマリアの元に戻ると、すぐにマリアは他の者に魔力回復薬を出すように命じる。
「この子に魔力回復薬を!!」
「は、はい!!」
「承知したでござる!!」
「マリア様、これを……」
全員が持っていた魔力回復薬を渡すとマリアはレナの口元に流し込み、強制的に飲み込ませた。落下の際中にレナは意識を失ったのか目を開く事はなかったが、流し込まれた魔力回復薬はちゃんと飲み込む。
マリアがレナに薬を飲ませている間、ハンゾウは倒壊した建物に視線を向けてゴウライがどうなったのか気になった。いくら彼女が大型の魔物よりも耐久で頑丈だと言っても聖剣の一撃を受けて平気なはずがない。心配に思ったハンゾウは崩壊した建物の敷地内に踏み込み、ゴウライが落下した地点へ向かう。
「ゴ、ゴウライ殿……生きてるでござるか?」
ハンゾウが声をかけながら踏み込むと、ゴウライが落下した箇所はクレーターができあがっており、その中心には甲冑が砕けて生身の状態のゴウライが倒れていた。
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