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真・最終章 七魔将編
女王である前に
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「喰らえっ!!乱舞!!」
「ゴアッ!?」
ナオは体勢を低くした状態で突っ込むと、両手のカトラスを振りかざして凄まじい速度で切り付けた。アイラの得意とする剣舞よりも攻撃速度は素早く、瞬く間にゴーレムの足に何十回も斬撃を加えた。
乱舞の戦技は剣技の前段階であり、剣舞と違う点は正確に狙いを定められない。剣舞として扱えるようになるには「剣聖」かあるいは「剣鬼」の称号を手に入れなければならない。どちらにも至っていないナオは剣舞は習得できないが、それでも現在の彼女が放てる最高の技だった。
「ゴオッ……!?」
「今だ!!一斉に放て!!」
『刺突!!』
ナオの猛攻によってゴーレムは体勢を崩すと、彼女は即座にワルキューレ騎士団に合図を出す。女騎士達は即座に槍や剣を構えるとゴーレムに目掛けて突き刺し、体勢を崩した状態で攻撃を受けたゴーレムは前のめりに倒れ込む。
「ゴアアッ!?」
「よし!!今のうちに取り押さえろ!!」
『はっ!!』
ゴーレムが倒れた瞬間にナオは片足を掴みかかり、全員がかりでゴーレムを抑えるように指示を出す。ゴーレムを倒す手段は持ち合わせておらず、それならばゴーレムを力ずくでも取り押さえて援軍の到着を待つ。それがナオの狙いだった。
いくらゴーレムが怪力であろうと数十名の女騎士が力を合わせれば抑えられるとナオは確信していた。倒れたゴーレムの身体に女騎士が乗り込み、動けないように武器を利用して抑え込む。
「わううっ!!」
「このっ!!」
「陛下、御下がりください!!ここは我々が……」
「いや、まだだ!!こいつの核を破壊する!!必ずどこかにあるはずだ!!」
「ゴオオッ……!!」
ゴーレムを取り押さえた状態でナオは剣を握りしめ、どこかに存在するはずのゴーレムの核を探す。ゴーレムは体内の何処かに魔石を宿しているはずであり、魔石を破壊すれば肉体が崩壊して死を迎える。煉瓦で構成されているブロックゴーレムにも核は存在するはずであり、ナオは剣を構えて煉瓦の隙間を突き刺す。
「ここかっ!?」
「ゴアアアッ!?」
直感を頼りにナオは剣を突き刺すとゴーレムは悲鳴を上げ、激しく身体を動かす。女騎士達が取り押さえようとするがオーガ以上の怪力を発揮してゴーレムは女騎士達を振り払う。
「ゴオオオッ!!」
「わうっ!?」
「うわっ!?」
「くっ……こ、これ以上は抑えきれません!?」
「もう少しだけ持ち答えろ!!手応えはあった!!」
ナオは剣をブロックゴーレムに突き刺した状態で食い込ませ、確実にブロックゴーレムの核に剣先が届いた事を悟る。直感に関してはナオは誰よりも鋭く、レナの正体を知る前から彼が赤の他人ではないと何となく気付いていたほどである。
剣を煉瓦の隙間に突き刺しながらナオは力を込め、奥深くに存在する核を感じ取る。この核を破壊すればブロックゴーレムは倒せるはずなのだが、力が足りずにブロックゴーレムに突き飛ばされた。
「ゴオオオッ!!」
『うわぁっ!?』
ワルキューレ騎士団はゴーレムに振り払われ、全員が床に倒れ込む。王妃が残したブロックゴーレムは並のゴーレムではなく、その力はミノタウロスにも匹敵した。ブロックゴーレムは胸元に突き刺さったナオのカトラスに手を伸ばすが、その前に何者かがゴーレムの正面から迫る。
「よくやったわ!!後は任せなさい!!」
「ア、アイラさん!?」
「ゴアッ!?」
姿を現わしたのはアイラであり、彼女はナオが胸に突き刺したカトラスに目掛けて突っ込む。彼女は剣を振りかざすとナオのカトラスの柄に目掛けて突き刺し、正確且つ強烈な一撃を叩き込む。
「刺突!!」
「ゴアッ!?」
女騎士達が繰り出した攻撃よりも強力で素早い一撃が放たれ、胸元に強烈な衝撃を受けたゴーレムは動きを止める。それを見たアイラはもう一撃を繰り出すために彼女は足を繰り出す。
「はああっ!!」
「ゴガァッ!?」
踵をカトラスの柄に叩き込まれ、更に刃が体内に食い込んだゴーレムは後退した。あと少しで倒せると思われたが、先にカトラスが限界を迎えて刃に罅が入る。それを見たアイラは次の一撃で確実に仕留めなければ勝てないと思い、彼女は剣を鞘に戻して両手を重ね合わせた。
ブロックゴーレムの体内に存在する核を確実に破壊するため、アイラは両手を重ねた状態で折れかかったカトラスに押し付ける。柄の部分に両手を押し込む形で強烈な衝撃を体内に流し込む。
「発勁!!」
「ゴァアアアアッ!?」
ブロックゴーレムの体内に強烈な衝撃波が流し込まれ、ナオのカトラスは砕け散るがその代わりにブロックゴーレムの体内にも衝撃を伝える事に成功した。ブロックゴーレムの瞳から光が失われ、そのまま両膝を床に下ろした状態のまま動かなくなった。
「や、やった……倒したんですね!?」
「ええ……手応えはあったわ」
「さ、流石はアイラ様……」
「これが剣姫の実力……」
「わうっ……凄いです~」
剣姫と呼ばれたアイラの実力を目の当たりにしたワルキューレ騎士団の女騎士達は圧倒されるが、この時に倒したはずのブロックゴーレムに異変が生じた。
「ゴアッ!?」
ナオは体勢を低くした状態で突っ込むと、両手のカトラスを振りかざして凄まじい速度で切り付けた。アイラの得意とする剣舞よりも攻撃速度は素早く、瞬く間にゴーレムの足に何十回も斬撃を加えた。
乱舞の戦技は剣技の前段階であり、剣舞と違う点は正確に狙いを定められない。剣舞として扱えるようになるには「剣聖」かあるいは「剣鬼」の称号を手に入れなければならない。どちらにも至っていないナオは剣舞は習得できないが、それでも現在の彼女が放てる最高の技だった。
「ゴオッ……!?」
「今だ!!一斉に放て!!」
『刺突!!』
ナオの猛攻によってゴーレムは体勢を崩すと、彼女は即座にワルキューレ騎士団に合図を出す。女騎士達は即座に槍や剣を構えるとゴーレムに目掛けて突き刺し、体勢を崩した状態で攻撃を受けたゴーレムは前のめりに倒れ込む。
「ゴアアッ!?」
「よし!!今のうちに取り押さえろ!!」
『はっ!!』
ゴーレムが倒れた瞬間にナオは片足を掴みかかり、全員がかりでゴーレムを抑えるように指示を出す。ゴーレムを倒す手段は持ち合わせておらず、それならばゴーレムを力ずくでも取り押さえて援軍の到着を待つ。それがナオの狙いだった。
いくらゴーレムが怪力であろうと数十名の女騎士が力を合わせれば抑えられるとナオは確信していた。倒れたゴーレムの身体に女騎士が乗り込み、動けないように武器を利用して抑え込む。
「わううっ!!」
「このっ!!」
「陛下、御下がりください!!ここは我々が……」
「いや、まだだ!!こいつの核を破壊する!!必ずどこかにあるはずだ!!」
「ゴオオッ……!!」
ゴーレムを取り押さえた状態でナオは剣を握りしめ、どこかに存在するはずのゴーレムの核を探す。ゴーレムは体内の何処かに魔石を宿しているはずであり、魔石を破壊すれば肉体が崩壊して死を迎える。煉瓦で構成されているブロックゴーレムにも核は存在するはずであり、ナオは剣を構えて煉瓦の隙間を突き刺す。
「ここかっ!?」
「ゴアアアッ!?」
直感を頼りにナオは剣を突き刺すとゴーレムは悲鳴を上げ、激しく身体を動かす。女騎士達が取り押さえようとするがオーガ以上の怪力を発揮してゴーレムは女騎士達を振り払う。
「ゴオオオッ!!」
「わうっ!?」
「うわっ!?」
「くっ……こ、これ以上は抑えきれません!?」
「もう少しだけ持ち答えろ!!手応えはあった!!」
ナオは剣をブロックゴーレムに突き刺した状態で食い込ませ、確実にブロックゴーレムの核に剣先が届いた事を悟る。直感に関してはナオは誰よりも鋭く、レナの正体を知る前から彼が赤の他人ではないと何となく気付いていたほどである。
剣を煉瓦の隙間に突き刺しながらナオは力を込め、奥深くに存在する核を感じ取る。この核を破壊すればブロックゴーレムは倒せるはずなのだが、力が足りずにブロックゴーレムに突き飛ばされた。
「ゴオオオッ!!」
『うわぁっ!?』
ワルキューレ騎士団はゴーレムに振り払われ、全員が床に倒れ込む。王妃が残したブロックゴーレムは並のゴーレムではなく、その力はミノタウロスにも匹敵した。ブロックゴーレムは胸元に突き刺さったナオのカトラスに手を伸ばすが、その前に何者かがゴーレムの正面から迫る。
「よくやったわ!!後は任せなさい!!」
「ア、アイラさん!?」
「ゴアッ!?」
姿を現わしたのはアイラであり、彼女はナオが胸に突き刺したカトラスに目掛けて突っ込む。彼女は剣を振りかざすとナオのカトラスの柄に目掛けて突き刺し、正確且つ強烈な一撃を叩き込む。
「刺突!!」
「ゴアッ!?」
女騎士達が繰り出した攻撃よりも強力で素早い一撃が放たれ、胸元に強烈な衝撃を受けたゴーレムは動きを止める。それを見たアイラはもう一撃を繰り出すために彼女は足を繰り出す。
「はああっ!!」
「ゴガァッ!?」
踵をカトラスの柄に叩き込まれ、更に刃が体内に食い込んだゴーレムは後退した。あと少しで倒せると思われたが、先にカトラスが限界を迎えて刃に罅が入る。それを見たアイラは次の一撃で確実に仕留めなければ勝てないと思い、彼女は剣を鞘に戻して両手を重ね合わせた。
ブロックゴーレムの体内に存在する核を確実に破壊するため、アイラは両手を重ねた状態で折れかかったカトラスに押し付ける。柄の部分に両手を押し込む形で強烈な衝撃を体内に流し込む。
「発勁!!」
「ゴァアアアアッ!?」
ブロックゴーレムの体内に強烈な衝撃波が流し込まれ、ナオのカトラスは砕け散るがその代わりにブロックゴーレムの体内にも衝撃を伝える事に成功した。ブロックゴーレムの瞳から光が失われ、そのまま両膝を床に下ろした状態のまま動かなくなった。
「や、やった……倒したんですね!?」
「ええ……手応えはあったわ」
「さ、流石はアイラ様……」
「これが剣姫の実力……」
「わうっ……凄いです~」
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