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最終章
第1049話 尾行
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(全然姿が見えない。隠れているのか、それとも振り切られたのか……)
ビャクの嗅覚を頼りに追いかけてきたが、ナイは牙竜の姿が見えない事に不安を抱く。警戒心を解かないように気を付けながら「気配感知」の技能を常に発動させ、て周囲の状況を把握する。
しかし、ナイの心配とは裏腹に今の所は待ち伏せや罠の類が仕掛けられている様子はなく、牙竜以外の魔獣の気配すらも感じられない。ここまでの移動でナイは魔物や動物の姿を一切目撃しておらず、その原因は牙竜のせいだと考えられた。
アンが従えた牙竜は凄まじい威圧感と恐ろしい容貌をしている事から、森の中の生物も逃げまどい、そのお陰でナイは尾行中に魔物に襲われる心配はなかった。逆に言えば牙竜を妨げる存在がいないので牙竜は邪魔されずに移動する事ができるとも言える。
(大分暗くなってきたな……あんまり離れ過ぎると皆が追いつけないのに)
もしもアンが牙竜を移動させ続けた場合は乗り物を用意していない他の者たちは追いつく事はできず、いくら目印を残しても討伐隊は後を追いかけられない。仮に飛行船が直ったとしても地上の目印を確認しなければならないため、他の味方がすぐに追いつく事は有り得ない。
せめてアンが何処へ向かっているのか知れればいいのだが、未だに牙竜もアンの姿も見えない。ナイは本当に自分達が追いついているのかと心配していると、ここでビャクが何かに気付いたように鳴き声を上げる。
「クゥ~ンッ……」
「ビャク、どうしたの?」
ビャクの鳴き声を聞いてナイは不思議そうに前を見ると、森の中に大きな川が流れていた。どうやら牙竜は川を通り過ぎたらしく、そのせいで臭いが消えてしまったらしい。
「くそっ……ここまで来たのに」
「ウォンッ!!」
川で臭いを消されては追いつけないとナイが思った時、ビャクは川向うに足跡を見つけた。足跡を確認すると牙竜の物で間違いなく、いくら臭いを消そうと足跡までは消せない。
「よし、ここからは足跡を追いかけよう」
足跡を辿ってナイ達は牙竜の追跡を行い、その途中でナイはクノから受け取った弁当を食べて体力回復を行う。もしも牙竜に見つかった場合、ナイはビャクと共に戦わなければならない。
移動の途中も常に周囲を警戒していたのでナイの疲労も蓄積されているが、今は泣き言を言っている場合ではない。そして遂にナイとビャクは牙竜とアンの姿を捉えた。
「しっ……見つけたぞ」
「ウォンッ……」
ナイとビャクの視界に牙竜に乗ったアンの姿を遂に捉え、即座にナイはビャクの背中から降りて地面に伏せる。この時にナイは「隠密」の技能を発動して気配を完全に消し、ビャクも目立たないように地面に伏せる。
時間帯が夜を迎えようとしていた事が幸いし、どうやら牙竜もアンもナイ達に気付いていない様子だった。牙竜も優れた嗅覚を持っているが、ナイ達も川を通り抜ける際に臭いを消していた。
(何をしてるんだ?)
牙竜に乗り込んだアンは周囲を見渡し、何かを発見したのか牙竜から降りた。その様子をナイは「観察眼」の技能で探ると、どうやらアンが見つけたのは薬草らしく、牙竜の首元に薬草を張り付けていた。
(まさか、怪我を治しているのか?)
アンは牙竜が負った傷口に薬草を張り付けており、自分の懐から瓶を取り出した。色合いから確認すると回復薬らしく、どうやらアンは牙竜の治療を行っている事が確定した。
回復薬の類は人間には絶大な効果を発揮するが、魔物でも自然治癒力を高める効果がある。牙竜ほどの竜種となると高い再生力を持っており、このまま治療をさせれば短期間で牙竜は完全復活を果たすと思われた。
(くそっ……今のうちに仕掛けたいけど、勝ち目がない)
ナイとビャクだけでは牙竜に勝てる保証はなく、逆に返り討ちにされる可能性は高い。牙竜が治療される光景を見てナイは悔しく思い、何もできない自分の無力に悔しく思う。
治療を終えるとアンも身体を休ませるつもりか、彼女は牙竜の傍に座ると、牙竜は彼女を守るように横に眠る。その光景を見たナイは自分達も今のうちに身体を休める事にした。
(ビャク、俺達もここで休もう……交代しながら眠るんだ)
(ウォンッ……)
ビャクはナイの指示に従い、まずは疲れているナイが先に仮眠を取る事にした。敵が近くに居るのに眠るのは危険な行為だと分かっているが、ナイ自身も疲労の限界を迎えて身体を休ませる――
――同時刻、飛行船に残ったアルト達の方でも騒動が起きている事をこの時のナイは知る由もなかった。
「ふ、ふふ、ふふふ、ふはははっ!!」
「どうしたんですかアルト王子、遂に気でも狂いましたか」
「何だい、遂にって……違う、そうじゃないんだ。これを見てくれ!!」
飛行船の医療室に訪れたアルトはイリアに羊皮紙を渡すと、彼女は胡散臭げな表情を浮かべて中身を確認する。彼女は中身を確認して記されている内容を確認すると、驚いた表情を浮かべた。
「アルト王子、まさかこれは……」
「そうだ、僕のドゴンを更に進化させる設計図だ!!昨日から徹夜で書いてたんだ!!」
「暇人なんですか?こっちは回復薬の制作で忙しい時に……」
「失礼な!!これも大事な事なんだよ!!」
昨日から徹夜して描き上げたという設計図をアルトに見せつけられ、イリアは呆れながらも内容を確認する。この設計図通りにドゴンを改造した場合、確かにドゴンの戦闘力は上昇するが、そのために必要な素材に彼女は眉をしかめた。
「この設計図に書かれている素材、全部集めるとなると相当な時間が掛かりますよ。しかも改造するにしてもこの船には工房が無いんでしょう?」
「大丈夫だ、その辺の事はちゃんと考えてある」
「それに改造するにしても人手が足りませんよ。私は薬作りに忙しいですし、乗り合わせているハマーンさんのお弟子さんたちは船の修理に忙しいんでしょう?」
「そこも大丈夫だ。ヒイロとミイナにも手伝ってもらう。ついでに手を空いている聖女騎士団の人達もね」
「王子だからって何でも許されると思わない方がいいですよ」
「安心してくれ、皆には土下座して頼み込んできた」
「いや、王子としての誇りはないんですか!!」
アルトの言葉に珍しくイリアが突っ込みを入れるが、他人に何と言われようとアルトは自分の考えついた設計図の通りにドゴンを改造する事を誓う。
「何と言われようと僕はドゴンを最強のゴーレムに改造する!!もう誰にも負けない無敵の人造ゴーレムを作り出すんだ!!」
「そうですか、頑張ってください」
「というわけでイリア!!君も協力してくれ!!」
「嫌ですよ、こっちはロラン大将軍に朝までに全員分の薬を作るように急かされてるんですよ!?」
「そこを何とか頼む!!この通りだ!!」
「ちょっと、止めてください!!家臣に土下座する王族が何処にいるですか!!」
「ここにいるとも!!」
「開き直るなっ!!こんな所をロラン大将軍に見られたら私が叱られるんですよ!?」
設計図通りに改造を行うにはイリアの力が必要不可欠だと判断し、本当に土下座してアルトは彼女に頼み込む。しかもイリアにとって都合が悪い事に薬の素材の調達を頼んでいたモモとヒナが戻ってきた。
「イリアちゃ~ん、薬草を持って来た……えっ!?」
「モモ、どうした……アルト王子!?何をしてるんですか!?」
「ちょっと!!誤解されちゃうでしょうが!!早く立ってください!!」
「頼む、お願いだ!!僕には君が必要なんだ、頼むから君の力を貸してくれ!!」
イリアに縋りついて頼み込むアルトの姿にモモとヒナは呆気に取られ、そんな彼女達に誤解される前にイリアはアルトを無理やり立たせる。
「ああ、もう……分かりましたよ!!手伝えばいいんでしょうが!!」
「ありがとう、信じてたよ!!」
「な、何事!?」
「さ、さあ……でも、二人ともこんなに仲が良かったんだね~」
「そういう問題かしら……」
お互いの手を握り合って喜ぶアルトと疲れた表情を浮かべるイリアを見て、モモは二人が仲が良いと思い込み、ヒナは不思議に思う――
――その後、アルトは土下座してかき集めた人員を利用してドゴンの本格的な改造計画を実行した。この計画にはヒイロやミイナだけではなく、ヒナやモモも付き合わされる事になるとはこの時点では二人とも夢には思わなかった。
ビャクの嗅覚を頼りに追いかけてきたが、ナイは牙竜の姿が見えない事に不安を抱く。警戒心を解かないように気を付けながら「気配感知」の技能を常に発動させ、て周囲の状況を把握する。
しかし、ナイの心配とは裏腹に今の所は待ち伏せや罠の類が仕掛けられている様子はなく、牙竜以外の魔獣の気配すらも感じられない。ここまでの移動でナイは魔物や動物の姿を一切目撃しておらず、その原因は牙竜のせいだと考えられた。
アンが従えた牙竜は凄まじい威圧感と恐ろしい容貌をしている事から、森の中の生物も逃げまどい、そのお陰でナイは尾行中に魔物に襲われる心配はなかった。逆に言えば牙竜を妨げる存在がいないので牙竜は邪魔されずに移動する事ができるとも言える。
(大分暗くなってきたな……あんまり離れ過ぎると皆が追いつけないのに)
もしもアンが牙竜を移動させ続けた場合は乗り物を用意していない他の者たちは追いつく事はできず、いくら目印を残しても討伐隊は後を追いかけられない。仮に飛行船が直ったとしても地上の目印を確認しなければならないため、他の味方がすぐに追いつく事は有り得ない。
せめてアンが何処へ向かっているのか知れればいいのだが、未だに牙竜もアンの姿も見えない。ナイは本当に自分達が追いついているのかと心配していると、ここでビャクが何かに気付いたように鳴き声を上げる。
「クゥ~ンッ……」
「ビャク、どうしたの?」
ビャクの鳴き声を聞いてナイは不思議そうに前を見ると、森の中に大きな川が流れていた。どうやら牙竜は川を通り過ぎたらしく、そのせいで臭いが消えてしまったらしい。
「くそっ……ここまで来たのに」
「ウォンッ!!」
川で臭いを消されては追いつけないとナイが思った時、ビャクは川向うに足跡を見つけた。足跡を確認すると牙竜の物で間違いなく、いくら臭いを消そうと足跡までは消せない。
「よし、ここからは足跡を追いかけよう」
足跡を辿ってナイ達は牙竜の追跡を行い、その途中でナイはクノから受け取った弁当を食べて体力回復を行う。もしも牙竜に見つかった場合、ナイはビャクと共に戦わなければならない。
移動の途中も常に周囲を警戒していたのでナイの疲労も蓄積されているが、今は泣き言を言っている場合ではない。そして遂にナイとビャクは牙竜とアンの姿を捉えた。
「しっ……見つけたぞ」
「ウォンッ……」
ナイとビャクの視界に牙竜に乗ったアンの姿を遂に捉え、即座にナイはビャクの背中から降りて地面に伏せる。この時にナイは「隠密」の技能を発動して気配を完全に消し、ビャクも目立たないように地面に伏せる。
時間帯が夜を迎えようとしていた事が幸いし、どうやら牙竜もアンもナイ達に気付いていない様子だった。牙竜も優れた嗅覚を持っているが、ナイ達も川を通り抜ける際に臭いを消していた。
(何をしてるんだ?)
牙竜に乗り込んだアンは周囲を見渡し、何かを発見したのか牙竜から降りた。その様子をナイは「観察眼」の技能で探ると、どうやらアンが見つけたのは薬草らしく、牙竜の首元に薬草を張り付けていた。
(まさか、怪我を治しているのか?)
アンは牙竜が負った傷口に薬草を張り付けており、自分の懐から瓶を取り出した。色合いから確認すると回復薬らしく、どうやらアンは牙竜の治療を行っている事が確定した。
回復薬の類は人間には絶大な効果を発揮するが、魔物でも自然治癒力を高める効果がある。牙竜ほどの竜種となると高い再生力を持っており、このまま治療をさせれば短期間で牙竜は完全復活を果たすと思われた。
(くそっ……今のうちに仕掛けたいけど、勝ち目がない)
ナイとビャクだけでは牙竜に勝てる保証はなく、逆に返り討ちにされる可能性は高い。牙竜が治療される光景を見てナイは悔しく思い、何もできない自分の無力に悔しく思う。
治療を終えるとアンも身体を休ませるつもりか、彼女は牙竜の傍に座ると、牙竜は彼女を守るように横に眠る。その光景を見たナイは自分達も今のうちに身体を休める事にした。
(ビャク、俺達もここで休もう……交代しながら眠るんだ)
(ウォンッ……)
ビャクはナイの指示に従い、まずは疲れているナイが先に仮眠を取る事にした。敵が近くに居るのに眠るのは危険な行為だと分かっているが、ナイ自身も疲労の限界を迎えて身体を休ませる――
――同時刻、飛行船に残ったアルト達の方でも騒動が起きている事をこの時のナイは知る由もなかった。
「ふ、ふふ、ふふふ、ふはははっ!!」
「どうしたんですかアルト王子、遂に気でも狂いましたか」
「何だい、遂にって……違う、そうじゃないんだ。これを見てくれ!!」
飛行船の医療室に訪れたアルトはイリアに羊皮紙を渡すと、彼女は胡散臭げな表情を浮かべて中身を確認する。彼女は中身を確認して記されている内容を確認すると、驚いた表情を浮かべた。
「アルト王子、まさかこれは……」
「そうだ、僕のドゴンを更に進化させる設計図だ!!昨日から徹夜で書いてたんだ!!」
「暇人なんですか?こっちは回復薬の制作で忙しい時に……」
「失礼な!!これも大事な事なんだよ!!」
昨日から徹夜して描き上げたという設計図をアルトに見せつけられ、イリアは呆れながらも内容を確認する。この設計図通りにドゴンを改造した場合、確かにドゴンの戦闘力は上昇するが、そのために必要な素材に彼女は眉をしかめた。
「この設計図に書かれている素材、全部集めるとなると相当な時間が掛かりますよ。しかも改造するにしてもこの船には工房が無いんでしょう?」
「大丈夫だ、その辺の事はちゃんと考えてある」
「それに改造するにしても人手が足りませんよ。私は薬作りに忙しいですし、乗り合わせているハマーンさんのお弟子さんたちは船の修理に忙しいんでしょう?」
「そこも大丈夫だ。ヒイロとミイナにも手伝ってもらう。ついでに手を空いている聖女騎士団の人達もね」
「王子だからって何でも許されると思わない方がいいですよ」
「安心してくれ、皆には土下座して頼み込んできた」
「いや、王子としての誇りはないんですか!!」
アルトの言葉に珍しくイリアが突っ込みを入れるが、他人に何と言われようとアルトは自分の考えついた設計図の通りにドゴンを改造する事を誓う。
「何と言われようと僕はドゴンを最強のゴーレムに改造する!!もう誰にも負けない無敵の人造ゴーレムを作り出すんだ!!」
「そうですか、頑張ってください」
「というわけでイリア!!君も協力してくれ!!」
「嫌ですよ、こっちはロラン大将軍に朝までに全員分の薬を作るように急かされてるんですよ!?」
「そこを何とか頼む!!この通りだ!!」
「ちょっと、止めてください!!家臣に土下座する王族が何処にいるですか!!」
「ここにいるとも!!」
「開き直るなっ!!こんな所をロラン大将軍に見られたら私が叱られるんですよ!?」
設計図通りに改造を行うにはイリアの力が必要不可欠だと判断し、本当に土下座してアルトは彼女に頼み込む。しかもイリアにとって都合が悪い事に薬の素材の調達を頼んでいたモモとヒナが戻ってきた。
「イリアちゃ~ん、薬草を持って来た……えっ!?」
「モモ、どうした……アルト王子!?何をしてるんですか!?」
「ちょっと!!誤解されちゃうでしょうが!!早く立ってください!!」
「頼む、お願いだ!!僕には君が必要なんだ、頼むから君の力を貸してくれ!!」
イリアに縋りついて頼み込むアルトの姿にモモとヒナは呆気に取られ、そんな彼女達に誤解される前にイリアはアルトを無理やり立たせる。
「ああ、もう……分かりましたよ!!手伝えばいいんでしょうが!!」
「ありがとう、信じてたよ!!」
「な、何事!?」
「さ、さあ……でも、二人ともこんなに仲が良かったんだね~」
「そういう問題かしら……」
お互いの手を握り合って喜ぶアルトと疲れた表情を浮かべるイリアを見て、モモは二人が仲が良いと思い込み、ヒナは不思議に思う――
――その後、アルトは土下座してかき集めた人員を利用してドゴンの本格的な改造計画を実行した。この計画にはヒイロやミイナだけではなく、ヒナやモモも付き合わされる事になるとはこの時点では二人とも夢には思わなかった。
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