7 / 32
【7】ハワード公爵養女マイラ・ハワード(マイラ視点)
しおりを挟む「マイラ、学園生活はどうかね。楽しく学んでいるかな?」
「はい。おかげ様で友人もできました」
恐る恐るそう答えた。
友人と言っても学園内で少し話すくらいだが他に言うべきこともない。
義父であるハワード公の目を見てしまうと怖くて何も言えなくなるので、いつも襟のあたりを見るようにしている。
「その友人がアルフレッド殿下ならありがたいがなぁ」
学園に転入してきた私は、おそらくハワード公の手回しによってアルフレッド殿下と同じクラスになった。
とはいえ、直接話したことなど一度もない。
転入当初に一度挨拶をしただけだ。
殿下はいつもたくさんの眩しい人たちに囲まれている。
私も今は公爵令嬢と呼ばれる身ではあるけれど、元は子爵家の三女で伯母がハワード公爵夫人という縁でこの家の養女になったに過ぎない。
元の家では上の二人の姉が美しい容姿のおかげか、実家より高位貴族に嫁いでいった。
私は姉たちに比べて容姿も平凡でたいした取柄もなく、どうしてハワード公爵が私を養女にしたのかまったく分からない。
殿下の年齢と釣り合い、婚約者もいない親類の娘が私しかいなかったのだろうか。
アルフレッド殿下の目に留まるよう気を引くようにと言われてきたけれど、そんなことが私にできるわけがなかった。
もしも姉たちと似た容姿を持っていたとしても、殿下の興味を惹くにはもっともっと、言い方は悪いが図々しいくらいに押しが強くないと無理なのだ。
同じクラスにいる、マチルダ・パーカー男爵令嬢のように。
彼女の家格は低いが、弾けるような美しさとそれを良いように操れる押しの強さと器用さがあるのだろう。
それらをすべて持って初めて殿下の視界に入ることができるのだ。
私は実家にいた頃、姉たちからそれなりに可愛がられていた。
身内のお茶会に行くときに、姉たちからお下がりの華やかなドレスを着せてもらった。
これがもう悲しいくらいに似合わなかったが、たまのお茶会くらい良いドレスで行きなさいと言われて逃げられなかった。
まるで子供の絵を豪華な額縁にいれたようなちぐはぐさに、私はお茶を楽しむどころではなかった。
身内のお茶会なので、物事をはっきり言う叔母の一人から『ドレスは好きな物を着ればいいというものではない』と小言を言われてしまう始末だった。
好きでもなく似合うわけでもなく場に合ったものでもないドレス姿で小さくなっていた自分の姿はことあるごとに思い出す一場面で、私の人生を象徴している気がしている。
ハワード公爵令嬢という名も、そのドレスと同じだ。
好きでここにやってきたわけでもなくその名が似合うわけでもなく、あわよくばアルフレッド殿下の婚約者にという野望が私にあるわけでもない。
毎日毎日あの時のドレスを着ているみたいに居心地が悪かった。
アルフレッド殿下はひとつ年下のアリシア・ノックスビル公爵令嬢と婚約した。
ハワード公には申し訳なく思うが、その話を聞いて全身の力が抜けるほど安心した。
私のせいではないところでこの『任務』から降りていいことになった。
あとはいつ実家に帰ることになるかとハワード公からの言伝を待っていたのに、私はまだ公爵家にいる。
恐ろしいことにハワード公は、私をアルフレッド殿下の婚約者にすることをまだ諦めていないのだ。
「近々、私はシャーリド王国の視察にその総責任者として赴くことになっている。ついてはマイラ、おまえを一緒に連れて行こうと思う。
何、学園のほうは心配いらない。学長には私から話をつけておく。アルフレッド殿下も同行するのだから、おまえもその役目を解っていよう。
殿下の一応の婚約者令嬢も一緒だが、そんなものは気にしなくてよい。
ドレスやその他、シャーリドに向かうにあたって必要なものは早めに言うように。マイラに私は大いに期待しているのだ、ノックスビル家に負けないようなものをなんでも揃えよう」
下がってよいと言われ、意識もありえないくらいに下がって倒れてしまいそうだった。
シャーリドに私も同行する?
『アルフレッド殿下もいるのだからその役目を解っていよう』
こんなことを言われても何も解りたくなかった。
ただ、平凡で愚鈍な私にもひとつ分かったことがある。
ハワード公はノックスビル公爵に勝つことはできないということだ。
婚約者であるアリシア・ノックスビル公爵令嬢の聡明さと美しさは、彼女がもう学園を辞めたというのに学年の違う私の耳まで届くほどだ。
その令嬢に対抗する人材が『私』でいけると思っているその判断力では、ハワード公爵はノックスビル公爵に絶対に勝てない。
私は、描いた子供自身が明日には忘れるような絵であって、どんなに高価な額縁に収めても高級な絵にはなれない。
恐ろしいことになる前に、いっそ消えてしまいたかった。
***
シャーリドへの視察に私を伴うと言われた翌日に、ハワード公爵夫人に連れられドレスなどを買いにいくことになった。
「旦那様からは何でもマイラの望むものを買えと言われているの。旅に必要なものももちろんだけど、いつも使うものでもいいのよ。何でも言って欲しいわ」
「……お義母様……私は特に欲しいものは……」
なかなか『おかあさま』という言葉が出てこないが、頑張ってそう呼べるようになってきている。
義母となったハワード公爵夫人は、私にあまり興味がないのだと思っていた。
ハワード公爵がその野望のために養女にした、単なる『手駒』には。
義母がいつもドレスをあつらえているというこの大店に入った時から、義母はマイラの実母のように目を輝かせてマイラに似合うドレスの色は、今の若い娘の間では何が流行っているのかと店のドレスの間を泳ぐようにしていた。
これまでハワード公爵家にドレスを買ってもらったことはない。
実家が持たせてくれたドレスがあったからだ。
高価なドレスや宝飾品に特に興味もなかったので、新しいものが必要だと思っていなかった。
義母は買うことになりそうなドレスを掛けるハンガーバーに十着も掛けて、私に当ててはこれもいただくわと店の者に指示を出している。
「そうそう、忘れるところだったわ! 娘は旅に出るのよ。旅で着られるようなワンピースも持ってきてくださらない?」
いったいどれだけ買うつもりなのかとため息が出そうになったが、旅で着るものは確かに必要なのでそれはありがたい。
行きたくなくて仕方がないが、行かないで済む方法もないのでもう諦めている。
結局義母はドレスやワンピースだけではなく帽子や靴やジュエリーも、途中から私が数えるのをやめたほど買った。
「ああ、たくさん良い買い物をしたら疲れたわ。マイラ、この近くに最近できたケーキの店が人気らしいのよ。一緒に行きましょう」
店は中を覗くと空いているテーブルがないくらいに客でいっぱいだった。
義母が『予約をしているハワード』と名乗ると、約束の時間より少し早く着いてしまったようで対応した係の顔が真っ青になった。
ハワードと言えばそれが誰なのか判る者のようだった。
「まだ時間前ですもの、ここで待たせていただくわ。あまり前のお客を急かさないであげてね」
そう言うと、義母はテラス横の堅そうな木の椅子に掛けたから私は驚いた。
貴族は高位になるほど待たされることを嫌う。
貴族の中でもハワード公爵家といえばノックスビル公爵家と並んでこの王国では最高位にあると言っていい。
そのハワード公爵夫人が、自分よりも下位であろう貴族と平民が交じって賑わっている店の外で時間がくるのを待っているのだ。
「お義母さま、失礼かとは思いますが驚きました。まさかお待ちになるなんて」
思わずそう言ってしまうくらい、いい意味で意外だったのだ。
すると義母が小さな声で笑いながら言う。
「旦那様はああいう方でしょう? いかにも公爵という押しの強さで今の地位を守っていらっしゃる。
反発する者も多いけど、あれはあれで必要悪な態度と思っているの。
でも私まで同じであることはないわ。
むしろ私が旦那様とは違う態度でいることで、世間的に少しでもバランスが取れればいいのよ」
「そうだったのですね。私……」
言いかけたところで店の者が、席が空いたことを丁寧に伝えてきた。
店の奥まったところで個室のようにカーテンや植物に囲まれた席だ。
義母は私を連れてくるためにここを予約してくれて、表で待ってさえくれたのだった。
「大きな粒のブドウが丸ごと載ったケーキをお勧めするわ」
義母が勧めてくれたケーキとお茶が運ばれてきて、初めて外で義母とこうしてお茶を飲むのだと気づいた。
「旦那様もああ見えて、あなたを養女にできたことを喜んでいるの。
男子二人を産んだ後、次は娘を欲しかったけれど……三年の間に二度、産んですぐに亡くなってしまった娘たちのことで塞ぎこんでいた期間が長くて、旦那様にはずっと心配をかけてしまった。
その頃弟の家に三人目となる娘が生まれて、旦那様は生まれたばかりのマイラを養女にもらえないかと申し入れていたのよ」
「私が赤子の頃からですか?」
アルフレッド殿下が年頃になったから、殿下の年齢に見合う娘を急いで『調達』したのだと思っていたが、私が赤子の頃から養女にしたかったのだという。
「ええ、そうよ。私の弟のところは五人の子どもに恵まれていてね。
弟夫婦とはマイラが学園に入るくらいの年になったらと、そう約束していたの。
それまで旦那様は弟の家の資金援助を続けてくれていた。
マイラの誕生日には私たちも招待されて、あなたの成長をずっと見守ってきたわ。
弟夫妻は何も分からない赤子のマイラではなく、分別がついてからということを望んだ。
あくまでもマイラは自分たちの娘なのだと、そう育てたの」
義母はやや冷めたお茶で喉を潤すと、あと少し残っていたケーキをひと口でほおばった。
公爵夫人らしからぬ作法に、少しおかしくなる。
でもそんな自由なふるまいも、私が義母の前で硬くならないようにと慮ってくれているからだと分かりはじめていた。
ハワード公爵夫妻は、私が赤子の頃から『いつかこの娘の親になる』と思って、私の誕生日を祝いに来ていたというの……。
私が思っていたのとかなり話が違う。
「だからマイラがハワード家に来ても『さあ、私があなたの母よ』なんてできなかったわ。
マイラは旦那様から大変な役割を押し付けられてしまったと思っているかもしれない。
実際、正直に言うと私もそれはどうなのかと今も思っている。
でも、旦那様はマイラの幸せのことを蔑ろに思っているわけではないの。
ハワード公爵家からマイラが王室に嫁ぐことが、公爵家だけではなくマイラ自身のためでもあると、あの不器用でちょっと……いえ、かなり偉そうな旦那様は思っているのよ。
でも、マイラはマイラ自身のことを考えてくれたらいいわ。私はあなたが自分の気持ちを大事にしてくれることを、母として祈っている。
ああ、もっと早くこうして家の外でマイラと話せる機会を持つべきだったわね。さあお茶をお替りしましょう」
新しく運ばれてきたお茶を、今度は落ち着いて味わった。
義母の話を聞いても、今までハワード公爵に対して感じていた印象がひっくり返るほどではない。
私の幸せが、王室に嫁ぐことだと決めつけられていることにも反発心はある。
ただ少なくとも、消えたいと思っていた気持ちはどこかへ行った。
もちろんもう婚約者がいる殿下を私のような者が奪えるとは思っていないし、したいとも思わない。
でもハワード公爵にシャーリド王国に同行するようにと言われたことを、少しは前向きに捉えてみようかという気持ちが芽生えた。
アルフレッド殿下に近づくためではない。
何かそれ以外で養父であるハワード公爵の役に立てることがないか、考えてみようと思った。
285
あなたにおすすめの小説
婚約者チェンジ? 義理の妹は公爵令嬢の地位もチェンジされました』 ~三日で破談、家ごと褫奪の末路です~
ふわふわ
恋愛
「お姉様の婚約者、私がいただきますわ。だって“公爵令嬢”ですもの」
義理の妹コンキュはそう言って、王太子との婚約を奪いました。
父はそれを容認し、私は静かに受け入れます。
けれど――
公爵令嬢とは“地位”ではなく、“責任”の継承者。
王宮で礼儀も実務も拒み、「未来の王太子妃」を名乗った義妹は、わずか三日で婚約破棄。
さらに王家への不敬と統治能力の欠如が問題視され、父の監督責任が問われます。
そして下されたのは――家ごとの褫奪。
一方で私は、領地を守り、帳簿を整え、静かに家を支え続ける。
欲しがったのは肩書。
継いだのは責任。
正統は叫びません。
ただ、残るだけ。
これは、婚約を奪われた公爵令嬢が
“本当に継がれるべきもの”を証明する物語。
政略結婚だからと諦めていましたが、離縁を決めさせていただきました
あおくん
恋愛
父が決めた結婚。
顔を会わせたこともない相手との結婚を言い渡された私は、反論することもせず政略結婚を受け入れた。
これから私の家となるディオダ侯爵で働く使用人たちとの関係も良好で、旦那様となる義両親ともいい関係を築けた私は今後上手くいくことを悟った。
だが婚姻後、初めての初夜で旦那様から言い渡されたのは「白い結婚」だった。
政略結婚だから最悪愛を求めることは考えてはいなかったけれど、旦那様がそのつもりなら私にも考えがあります。
どうか最後まで、その強気な態度を変えることがないことを、祈っておりますわ。
※いつものゆるふわ設定です。拙い文章がちりばめられています。
最後はハッピーエンドで終えます。
婚約破棄したその場から、ざまぁは始まっていました
ふわふわ
恋愛
王国随一の名門、アルファルド公爵家の令嬢シャウラは、
ある日、第一王子アセルスから一方的に婚約を破棄される。
理由はただ一つ――
「平民出身の聖女と婚約するため」。
だが、その“婚約破棄したその場”で、ざまぁはすでに始まっていた。
シャウラは泣かず、怒らず、抗議もしない。
ただ静かに席を立っただけ。
それだけで――
王国最大派閥アルファルド派は王子への支持を撤回し、
王国最大の商会は資金提供を打ち切り、
王太子候補だったアセルスは、政治と経済の両方を失っていく。
一方シャウラは、何もしていない。
復讐もしない。断罪もしない。
平穏な日常を送りながら、無自覚のまま派閥の結束を保ち続ける。
そして王国は、
“王太子を立てない”という前代未聞の選択をし、
聡明な第一王女マリーが女王として即位する――。
誰かを裁くことなく、
誰かを蹴落とすことなく、
ただ「席を立った」者だけが、最後まで穏やかでいられた。
これは、
婚約破棄から始まる――
静かで、上品で、取り返しのつかないざまぁの物語。
「私は何もしていませんわ」
それが、最強の勝利だった。
悪役令嬢は自称親友の令嬢に婚約者を取られ、予定どおり無事に婚約破棄されることに成功しましたが、そのあとのことは考えてませんでした
みゅー
恋愛
婚約者のエーリクと共に招待された舞踏会、公の場に二人で参加するのは初めてだったオルヘルスは、緊張しながらその場へ臨んだ。
会場に入ると前方にいた幼馴染みのアリネアと目が合った。すると、彼女は突然泣き出しそんな彼女にあろうことか婚約者のエーリクが駆け寄る。
そんな二人に注目が集まるなか、エーリクは突然オルヘルスに婚約破棄を言い渡す……。
【完結】氷の令嬢は愛を請わない - 捨て子の『義妹』に愛も家族も奪われたマリーローズの逆襲
恋せよ恋
恋愛
銀髪紫眼の美貌の侯爵令嬢、マリーローズ。
完璧な淑女に育った彼女だったが、母は捨て子ジュリエットを寵愛。
婚約者の公爵家嫡男アレックスも、友人も、次々に奪われる――。
家族に裏切られ、すべてを失った彼女が下した決断は、
家族を見かぎり、国を捨て、自らの人生を取り戻すこと。
理不尽な悲恋を力に変え、運命をひっくり返す令嬢の逆転劇!
🔶登場人物・設定は筆者の創作によるものです。
🔶不快に感じられる表現がありましたらお詫び申し上げます。
🔶誤字脱字・文の調整は、投稿後にも随時行います。
🔶今後もこの世界観で物語を続けてまいります。
🔶 『エール📣』『いいね❤️』励みになります!
【完結】断罪された悪役令嬢は、本気で生きることにした
きゅちゃん
ファンタジー
帝国随一の名門、ロゼンクロイツ家の令嬢ベルティア・フォン・ロゼンクロイツは、突如として公の場で婚約者であるクレイン王太子から一方的に婚約破棄を宣告される。その理由は、彼女が平民出身の少女エリーゼをいじめていたという濡れ衣。真実はエリーゼこそが王太子の心を奪うために画策した罠だったにも関わらず、ベルティアは悪役令嬢として断罪され、社交界からの追放と学院退学の処分を受ける。
全てを失ったベルティアだが、彼女は諦めない。これまで家の期待に応えるため「完璧な令嬢」として生きてきた彼女だが、今度は自分自身のために生きると決意する。軍事貴族の嫡男ヴァルター・フォン・クリムゾンをはじめとする協力者たちと共に、彼女は自らの名誉回復と真実の解明に挑む。
その過程で、ベルティアは王太子の裏の顔や、エリーゼの正体、そして帝国に忍び寄る陰謀に気づいていく。かつては社交界のスキルだけを磨いてきた彼女だが、今度は魔法や剣術など実戦的な力も身につけながら、自らの道を切り開いていく。
失われた名誉、隠された真実、そして予期せぬ恋。断罪された「悪役令嬢」が、自分の物語を自らの手で紡いでいく、爽快復讐ファンタジー。
婚約破棄されたその後は、何も起きない日々でした
ふわふわ
恋愛
婚約破棄――
それは、多くの令嬢にとって人生を揺るがす一大事件。
けれど彼女は、泣き叫ぶことも、復讐に走ることもなかった。
「……では、私は日常に戻ります」
派手なざまぁも、劇的な逆転劇もない。
彼女が選んだのは、線を引き、基準を守り、同じ判断を繰り返すこと。
王宮では改革が進み、領地では生活が整えられていく。
誰かが声高に称えられることもなく、
誰かが悪役として裁かれることもない。
それでも――
混乱は起きず、争いは減り、
人々は「明日も今日と同じである」ことを疑わなくなっていく。
選ばない勇気。
変えない決断。
名を残さず、英雄にならない覚悟。
これは、
婚約破棄をきっかけに
静かに日常を守り続けた一人の令嬢と、
その周囲が“当たり前”を取り戻していく物語。
派手ではない。
けれど、確かに強い。
――それでも、日常は続く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる