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Chap.11 致死猫は箱の中
Chap.11 Sec.2
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箱の中。それが第一印象だった。
その部屋は周囲すべてが真っ白で、家具も同じ。先に入った極彩色のロキが浮き上がっている。シンプルすぎて意外に見えるが、一応ここは彼の個人的な部屋だと思う。(……のだけど、ドア横の壁に書かれていた文字がどうもロキとは読めなかったような?)改めて見ると彼らの部屋は立方体に近いのかも知れない。個室にしては天井も高い。
白を背景に立つロキは人さし指を立て、くるりと天井に向け輪を描いた。すると、突如部屋が宙に浮かび、爽やかな青空に包まれる。身に覚えがあった。車の中でも体験している。あれは周囲の様子を映していたように見えたが、これは明らかに違うと思う。足下に何か——大きな建物を中心とした都市が見える。ちょっと……怖い。
「何してンの?」
空に浮いているような空間に戸惑って動けずにいると、うろんげな目がこちらを向いていた。
「……まさか、怖い?」
「……コワイ?」
『こわい? ってきいてる』
切り替わった言語に、ロキの顔を見たまま頷いた。下を見てはいけない。足がすくむ。間違いなく映像だと思うけれど、鮮明すぎて下半身の力がぬけるようにヒヤリとしている。
『元の部屋に……戻してもらえると……』
再度、ロキの指先が天に向けてくるりと回った。白に戻るかと思いきや、周囲は真っ青に——海だ。海の群青。ひらひらと魚の群れが泳ぎ、天井の海面から射し込む光がゆれている。
『これなら、へいき?』
『……ありがとう』
『上から見るサグラダ・ファミリア、かっこいいのに』
『高すぎて怖いよ……』
『えいぞうなのに?』
『映像が綺麗すぎるから……本当に空にいるみたいだった』
『そう? VRと比べたら、こんなの絵と同じだと思うけどね』
ゆっくりと恐怖が薄れるにつれ、冷静さを取り戻し……ふと、耳にやわらかいロキの話し方の変化に気づいた。
『もしかして、喋るの上手になってる……?』
尋ねると、高い位置で嬉しそうに破顔した。指摘してほしかったみたいに。
『だろ? 細かい発音、けっこう直したから。それと、あなたに合わせて古めかしくした。いい感じ?』
『(古めかしく……?)うん、すごく上達してる』
『もう子どもみたいではない?』
『うん』
小学生くらいには成長したと思う。ということは、まだ子供なのかも知れないけど。喜びに水を差してしまいそうなので黙っておいた。でも、著しく上達はしている。私も見習いたい。
『ロキ、お願いがあるんだけど……』
『なに?』
機嫌よく肩を抱くロキによって一緒に、丸く大きなベッド(?)に座らされる。さっきまでベッドは他の家具同様に白かったけれど、今は薄ピンクのような珊瑚色に変わっていた。海の真ん中、珊瑚に座る人魚……にしては、ロキはちょっとイメージが違う。こんなネオンカラーの生物がいたら海底ではとても目立ちそう。彼は今日、水色の蛍光色をしたトップスを着ている。一部裂けていて、そこから大粒のラメが散らばった黒いインナーが見える。全体的にビカビカしている。
服に気を取られた目を、ロキの顔に戻した。
『言葉を教えてほしいのと……それから、私にできる仕事って、何かあるかな……?』
『言葉は分かるけど。仕事はなんで? あなた、おれらの相手をするのが仕事だろ? ほかに何するの?』
ストレートな疑問が、ざっくりと胸を裂いた。不思議そうなロキの表情に、一瞬言葉を返せなくなった。
『……でも、もっと……役に立ちたくて……』
『マシンのメンテナンスはできる?』
『……できないと思う』
『プログラミングはどれくらいできるの? それなりにできるなら、おれの仕事あげるけど』
『……たぶん、できないと……思う』
『医学のちしきは?』
『…………ないと思う』
『思う思うって……自分のことなのに、あいまいすぎ。あなたは何ができるの?』
『………………』
掃除とか洗濯とか。浮かんだものはサクラにもティアにも否定されている。言われればなんでもやるつもりでいたけれど、ロキの例えからは悲しいくらい何もできそうにない。これは記憶が無いせいなのだろうか。本来の私は何かできただろうか。何故かこの世界では、どう転んでも私が役立つ道はないように思う。
静かに落ち込んでいると、ロキが頭を下げて私の頬にキスをした。唐突な接触に驚いて顔を上げると、
『仕事ほしいなら、おれとする?』
ニッと口角を上げた笑顔。きっと悪意はすこしもない。……それはそれで哀しい。それしか私のできることが無いのだろうか。
『したくない? 犬としたばかりだから?』
『セトとは何もなかったよ……犬って動物の犬だよね? なんでセトのことを犬って呼ぶの?』
『サクラの犬だから。イシャンとアイツはサクラの忠犬』
『……言うことをよく聞くってこと?』
『言いなり。犬は自分の頭で考えられないのかね……いつもサクラの言うとおり。サクラより、おれのほうが頭いいのに』
『………………』
ふてくされたような表情とセリフが、発音も相まって彼を幼く見せた。彼らと出会ってからサクラが絶対的なリーダーかと思っていたが、反発ぎみの者もいるらしい。
『……あなた今、犬と何もしてないって言ったよな? それってほんと?』
目の前を色鮮やかな魚が泳いでいく。仲間を捜しているようなその姿に、視線を引っぱられる。
『ほんとだよ。……何も、されてない』
セトに関しては、今朝頼み込んでようやく、という感じだった。ロキが来たことで何もなかったように中断されたが。昨夜は元から相手にされていない。
『へぇ……犬はあなたが好みじゃないってこと?』
『そうなのかな……でも、一度……そういうことを……してるけど……』
『それなら、おれのせい?』
『……?』
『犬は昔から、おれが手を出した子とは、しない。……犬のお気に入り——みたいな子と1回したことあるけど、そのときも。そのあと、その子との関係なくなったから』
『……それってセトは怒らないの?』
『おこったね。でも、おれのことはゆるしてくれた』
仲間を見つけた先ほどの魚が、群れに加わった。ひとつの大きな魚みたいにして群泳する。イミテーションの海で、ひときわ目立つ存在になった。
彩度の高いロキもまた、青い海のなかで圧倒的な存在感を見せている。特異な眼が私を見つめ、
『する気ないなら、ほかのことでおれと遊んでよ』
『……何して遊ぶの……?』
『ゲーム? カード? ……おれは兄弟以外と遊んだことないし……ふつうは何するの?』
『……私も分からない……』
『あなたは本当に何も分からないね』
『………………』
『とりあえずゲームする? 話しながらやれるやつ、おれらの言語しばりで。ついでに勉強になるだろ?』
『そうだね。……ところで、ゲームって、どんなゲーム?』
『なんでもいいよ。おれはなんでもできるし』
『……詳しくないから、簡単なので……いい?』
『まさかあなた、ゲームも分からないの?』
『……簡単なのなら、できると思うんだけど……』
『あなたみたいなのを、この言語だったらポンコツって言う?』
『……ロキは、よく知ってるね』
『おれ天才だもん』
『…………うん、そう思う』
自分で自分を天才と断言するひとはなかなかいないと思うけれど。あと話し方がだいぶ可愛いけれど。否定はできない。ニヤッと曲げた唇が自信満々で、せいせいする。これくらい自分に自信をもてるのは羨ましい。
「ハイ、じゃァ、ここからは聞き取り頑張って」
『……ゲームの説明は、こっちじゃだめ……?』
「何言ってるか分かんねェな~?」
立ち上がって、ちょっと意地悪く見下ろす顔が、ゆらゆらとした光を帯びる。私が無知なだけで、人智の及ばないどこか——深海とか?——なら、こんなふうに派手で眩しい生物もいるかも知れない。燦然と輝く姿に、そんなことを思った。
その部屋は周囲すべてが真っ白で、家具も同じ。先に入った極彩色のロキが浮き上がっている。シンプルすぎて意外に見えるが、一応ここは彼の個人的な部屋だと思う。(……のだけど、ドア横の壁に書かれていた文字がどうもロキとは読めなかったような?)改めて見ると彼らの部屋は立方体に近いのかも知れない。個室にしては天井も高い。
白を背景に立つロキは人さし指を立て、くるりと天井に向け輪を描いた。すると、突如部屋が宙に浮かび、爽やかな青空に包まれる。身に覚えがあった。車の中でも体験している。あれは周囲の様子を映していたように見えたが、これは明らかに違うと思う。足下に何か——大きな建物を中心とした都市が見える。ちょっと……怖い。
「何してンの?」
空に浮いているような空間に戸惑って動けずにいると、うろんげな目がこちらを向いていた。
「……まさか、怖い?」
「……コワイ?」
『こわい? ってきいてる』
切り替わった言語に、ロキの顔を見たまま頷いた。下を見てはいけない。足がすくむ。間違いなく映像だと思うけれど、鮮明すぎて下半身の力がぬけるようにヒヤリとしている。
『元の部屋に……戻してもらえると……』
再度、ロキの指先が天に向けてくるりと回った。白に戻るかと思いきや、周囲は真っ青に——海だ。海の群青。ひらひらと魚の群れが泳ぎ、天井の海面から射し込む光がゆれている。
『これなら、へいき?』
『……ありがとう』
『上から見るサグラダ・ファミリア、かっこいいのに』
『高すぎて怖いよ……』
『えいぞうなのに?』
『映像が綺麗すぎるから……本当に空にいるみたいだった』
『そう? VRと比べたら、こんなの絵と同じだと思うけどね』
ゆっくりと恐怖が薄れるにつれ、冷静さを取り戻し……ふと、耳にやわらかいロキの話し方の変化に気づいた。
『もしかして、喋るの上手になってる……?』
尋ねると、高い位置で嬉しそうに破顔した。指摘してほしかったみたいに。
『だろ? 細かい発音、けっこう直したから。それと、あなたに合わせて古めかしくした。いい感じ?』
『(古めかしく……?)うん、すごく上達してる』
『もう子どもみたいではない?』
『うん』
小学生くらいには成長したと思う。ということは、まだ子供なのかも知れないけど。喜びに水を差してしまいそうなので黙っておいた。でも、著しく上達はしている。私も見習いたい。
『ロキ、お願いがあるんだけど……』
『なに?』
機嫌よく肩を抱くロキによって一緒に、丸く大きなベッド(?)に座らされる。さっきまでベッドは他の家具同様に白かったけれど、今は薄ピンクのような珊瑚色に変わっていた。海の真ん中、珊瑚に座る人魚……にしては、ロキはちょっとイメージが違う。こんなネオンカラーの生物がいたら海底ではとても目立ちそう。彼は今日、水色の蛍光色をしたトップスを着ている。一部裂けていて、そこから大粒のラメが散らばった黒いインナーが見える。全体的にビカビカしている。
服に気を取られた目を、ロキの顔に戻した。
『言葉を教えてほしいのと……それから、私にできる仕事って、何かあるかな……?』
『言葉は分かるけど。仕事はなんで? あなた、おれらの相手をするのが仕事だろ? ほかに何するの?』
ストレートな疑問が、ざっくりと胸を裂いた。不思議そうなロキの表情に、一瞬言葉を返せなくなった。
『……でも、もっと……役に立ちたくて……』
『マシンのメンテナンスはできる?』
『……できないと思う』
『プログラミングはどれくらいできるの? それなりにできるなら、おれの仕事あげるけど』
『……たぶん、できないと……思う』
『医学のちしきは?』
『…………ないと思う』
『思う思うって……自分のことなのに、あいまいすぎ。あなたは何ができるの?』
『………………』
掃除とか洗濯とか。浮かんだものはサクラにもティアにも否定されている。言われればなんでもやるつもりでいたけれど、ロキの例えからは悲しいくらい何もできそうにない。これは記憶が無いせいなのだろうか。本来の私は何かできただろうか。何故かこの世界では、どう転んでも私が役立つ道はないように思う。
静かに落ち込んでいると、ロキが頭を下げて私の頬にキスをした。唐突な接触に驚いて顔を上げると、
『仕事ほしいなら、おれとする?』
ニッと口角を上げた笑顔。きっと悪意はすこしもない。……それはそれで哀しい。それしか私のできることが無いのだろうか。
『したくない? 犬としたばかりだから?』
『セトとは何もなかったよ……犬って動物の犬だよね? なんでセトのことを犬って呼ぶの?』
『サクラの犬だから。イシャンとアイツはサクラの忠犬』
『……言うことをよく聞くってこと?』
『言いなり。犬は自分の頭で考えられないのかね……いつもサクラの言うとおり。サクラより、おれのほうが頭いいのに』
『………………』
ふてくされたような表情とセリフが、発音も相まって彼を幼く見せた。彼らと出会ってからサクラが絶対的なリーダーかと思っていたが、反発ぎみの者もいるらしい。
『……あなた今、犬と何もしてないって言ったよな? それってほんと?』
目の前を色鮮やかな魚が泳いでいく。仲間を捜しているようなその姿に、視線を引っぱられる。
『ほんとだよ。……何も、されてない』
セトに関しては、今朝頼み込んでようやく、という感じだった。ロキが来たことで何もなかったように中断されたが。昨夜は元から相手にされていない。
『へぇ……犬はあなたが好みじゃないってこと?』
『そうなのかな……でも、一度……そういうことを……してるけど……』
『それなら、おれのせい?』
『……?』
『犬は昔から、おれが手を出した子とは、しない。……犬のお気に入り——みたいな子と1回したことあるけど、そのときも。そのあと、その子との関係なくなったから』
『……それってセトは怒らないの?』
『おこったね。でも、おれのことはゆるしてくれた』
仲間を見つけた先ほどの魚が、群れに加わった。ひとつの大きな魚みたいにして群泳する。イミテーションの海で、ひときわ目立つ存在になった。
彩度の高いロキもまた、青い海のなかで圧倒的な存在感を見せている。特異な眼が私を見つめ、
『する気ないなら、ほかのことでおれと遊んでよ』
『……何して遊ぶの……?』
『ゲーム? カード? ……おれは兄弟以外と遊んだことないし……ふつうは何するの?』
『……私も分からない……』
『あなたは本当に何も分からないね』
『………………』
『とりあえずゲームする? 話しながらやれるやつ、おれらの言語しばりで。ついでに勉強になるだろ?』
『そうだね。……ところで、ゲームって、どんなゲーム?』
『なんでもいいよ。おれはなんでもできるし』
『……詳しくないから、簡単なので……いい?』
『まさかあなた、ゲームも分からないの?』
『……簡単なのなら、できると思うんだけど……』
『あなたみたいなのを、この言語だったらポンコツって言う?』
『……ロキは、よく知ってるね』
『おれ天才だもん』
『…………うん、そう思う』
自分で自分を天才と断言するひとはなかなかいないと思うけれど。あと話し方がだいぶ可愛いけれど。否定はできない。ニヤッと曲げた唇が自信満々で、せいせいする。これくらい自分に自信をもてるのは羨ましい。
「ハイ、じゃァ、ここからは聞き取り頑張って」
『……ゲームの説明は、こっちじゃだめ……?』
「何言ってるか分かんねェな~?」
立ち上がって、ちょっと意地悪く見下ろす顔が、ゆらゆらとした光を帯びる。私が無知なだけで、人智の及ばないどこか——深海とか?——なら、こんなふうに派手で眩しい生物もいるかも知れない。燦然と輝く姿に、そんなことを思った。
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