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2、ハーフパンツから覗く無防備なお膝が子供らしく健康的で
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体調もすっかりよくなった頃、ジャスティン様がお見舞いに来てくれた。
「こんにちは、コーデリア。体調がよくなったときいて安心しました」
あどけない声は素直な響きで、好ましい。ショタコンな人がデレデレになってしまいそうな愛らしさ。
将来は儚げな美形貴公子に育つ顔立ちはとても可愛らしくて、心配そうに眉根を寄せているお姿は胸をきゅんっとさせる魅力がある。
――ああ、可愛い!
ハーフパンツから覗く無防備なお膝が子供らしく健康的で、誘拐とかされそうで心配になってしまう。護衛の人たちも責任重大ね。
「ジャスティンさま……」
「ごめんなさい」
「えっ」
ジャスティンは泣きだしそうな顔で謝ってきた。
――そのお顔、破壊力が高いです。
私は思わず鼻と口元を手で押さえて赤くなった。
鼻血は出てない。セーフっ!
悶絶したり心配したり安堵する私の耳に、魅惑のショタボイスが続いて聞こえる。
「僕との婚約のせいで、嫌な思いをさせてしまいました。そ、それに、突然あなたに触ったりしてしまって、すごくびっくりなさったでしょう。僕が失礼でした。ごめんなさい」
なんて紳士。
これは……可愛い紳士さん!
私の胸がきゅんっとなった。ときめいた。ときめいてしまった。
推しの幼少期、貴い……。
「っ、い、いいえ。ジャスティン様が謝ることはなにもないですわ! 顔をあげてくださいませ……!」
慌てて否定すると、ジャスティン様は綺麗な瞳を嬉しそうに笑ませた。
感情がすごく素直に表に出ていて、心配になるくらい。
「ありがとうコーデリア。そうだ! お見舞いの品を持ってきたんだよ……、っ」
「まあ。ありがとうございます……大丈夫ですか?」
ジャスティン様がふらっとしたので、コーデリアはびっくりして手をつかんだ。支えようとつかんだ腕はとても細くて、体温はひんやりしていた。
「あ、ありがと……、ちょっと立ち眩みがしただけだよ。もう大丈夫……」
弱々しく微笑むジャスティン様を椅子にエスコートしながら、私は小説の設定を思い出していた。
思い出したのは、ジャスティン様の幼少期について。
ディ・ソルデージュは血統の良い名家だったけれど、問題を抱えてもいた。
ひとつめは、濃すぎる血の婚姻を繰り返した末に虚弱体質な子が生まれやすくなったということ。
もうひとつは、三代にわたって超・無能で金遣いの荒すぎる当主が続いたことで、領地の経営状態も悪く、財政が傾いていること。
小説の世界では、ディ・ソルデージュの財政については婚約者コーデリアの実家が支援してくれていた。
けれどジャスティン様の体質については、ヒロインである聖女が召喚されるまでずっと病弱で、出会ったときも高熱でふらふらして辛そう、という描写がされていたのだ。
「あっ! 魔法薬ですわ!」
「えっ? 魔法薬?」
私は思い出した。
――魔法薬をつくって、お元気にして差し上げることはできないかしら。
ヒロインである聖女は、虚弱体質を改善する魔法薬を開発するのだ。
そして、それを飲んだジャスティン様はすぐに体質が改善されて、健康になる……!!
「ジャスティン様……わたくし、がんばりますわ」
「んっ……? 何を……?」
不思議そうにしている冷たいジャスティン様の手を握り、私は推しの体質改善を決意したのだった。
「あなたの体質、改善できますわ!! わたくしがお助け申し上げます!!」
「こんにちは、コーデリア。体調がよくなったときいて安心しました」
あどけない声は素直な響きで、好ましい。ショタコンな人がデレデレになってしまいそうな愛らしさ。
将来は儚げな美形貴公子に育つ顔立ちはとても可愛らしくて、心配そうに眉根を寄せているお姿は胸をきゅんっとさせる魅力がある。
――ああ、可愛い!
ハーフパンツから覗く無防備なお膝が子供らしく健康的で、誘拐とかされそうで心配になってしまう。護衛の人たちも責任重大ね。
「ジャスティンさま……」
「ごめんなさい」
「えっ」
ジャスティンは泣きだしそうな顔で謝ってきた。
――そのお顔、破壊力が高いです。
私は思わず鼻と口元を手で押さえて赤くなった。
鼻血は出てない。セーフっ!
悶絶したり心配したり安堵する私の耳に、魅惑のショタボイスが続いて聞こえる。
「僕との婚約のせいで、嫌な思いをさせてしまいました。そ、それに、突然あなたに触ったりしてしまって、すごくびっくりなさったでしょう。僕が失礼でした。ごめんなさい」
なんて紳士。
これは……可愛い紳士さん!
私の胸がきゅんっとなった。ときめいた。ときめいてしまった。
推しの幼少期、貴い……。
「っ、い、いいえ。ジャスティン様が謝ることはなにもないですわ! 顔をあげてくださいませ……!」
慌てて否定すると、ジャスティン様は綺麗な瞳を嬉しそうに笑ませた。
感情がすごく素直に表に出ていて、心配になるくらい。
「ありがとうコーデリア。そうだ! お見舞いの品を持ってきたんだよ……、っ」
「まあ。ありがとうございます……大丈夫ですか?」
ジャスティン様がふらっとしたので、コーデリアはびっくりして手をつかんだ。支えようとつかんだ腕はとても細くて、体温はひんやりしていた。
「あ、ありがと……、ちょっと立ち眩みがしただけだよ。もう大丈夫……」
弱々しく微笑むジャスティン様を椅子にエスコートしながら、私は小説の設定を思い出していた。
思い出したのは、ジャスティン様の幼少期について。
ディ・ソルデージュは血統の良い名家だったけれど、問題を抱えてもいた。
ひとつめは、濃すぎる血の婚姻を繰り返した末に虚弱体質な子が生まれやすくなったということ。
もうひとつは、三代にわたって超・無能で金遣いの荒すぎる当主が続いたことで、領地の経営状態も悪く、財政が傾いていること。
小説の世界では、ディ・ソルデージュの財政については婚約者コーデリアの実家が支援してくれていた。
けれどジャスティン様の体質については、ヒロインである聖女が召喚されるまでずっと病弱で、出会ったときも高熱でふらふらして辛そう、という描写がされていたのだ。
「あっ! 魔法薬ですわ!」
「えっ? 魔法薬?」
私は思い出した。
――魔法薬をつくって、お元気にして差し上げることはできないかしら。
ヒロインである聖女は、虚弱体質を改善する魔法薬を開発するのだ。
そして、それを飲んだジャスティン様はすぐに体質が改善されて、健康になる……!!
「ジャスティン様……わたくし、がんばりますわ」
「んっ……? 何を……?」
不思議そうにしている冷たいジャスティン様の手を握り、私は推しの体質改善を決意したのだった。
「あなたの体質、改善できますわ!! わたくしがお助け申し上げます!!」
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