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休暇
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モンマルトルの丘、シャンゼリセ、
ノートルダム寺院にルーブル美術館・・・
七月の終わり、絹子と孝介はパリにいる。孝介が一週間休みを取って、ふたりの恋人記念日に旅行をプレゼントした。
⭐
初めての海外旅行という絹子は少々興奮気味。
セーヌ河岸を歩きながら
「孝介さん、バトームーシュに乗りたいわ」
街角で売っているジュースを見付けて
「孝介さん、オランジーナを飲まないこと?」
いつもは僕に任せきりなのにおねだりする。
そういう絹子も可愛いと思う。
パリの街は恋人達でいっぱいだ。
老いも若きも手を繋いで楽しそうに歩いている。
僕も絹子と恋人繋ぎをする。
そして夜のエッフェル塔の階段で
見上げる絹子の唇に小鳥がついばむようなキスをする。
いつも僕だけを見詰めている彼女と
ずっと一緒にいたい、僕は心からそう思っている。
⭐
シャルル・ド・ゴール空港でふたりは搭乗時間を待っている。
ヒースロー空港でトランジット、そうして東京に帰る予定。
「孝介さんと過ごした二年間がわたしの人生で一番幸せよ。此れからも宜しくね」
恥ずかしそうに言う絹子の手を取り、孝介は笑顔で答える。
「僕の方こそ宜しく」
恋人達を乗せた飛行機は
時間通りロンドンに向けて飛びたった。
運命の歯車が動き出す……。
ノートルダム寺院にルーブル美術館・・・
七月の終わり、絹子と孝介はパリにいる。孝介が一週間休みを取って、ふたりの恋人記念日に旅行をプレゼントした。
⭐
初めての海外旅行という絹子は少々興奮気味。
セーヌ河岸を歩きながら
「孝介さん、バトームーシュに乗りたいわ」
街角で売っているジュースを見付けて
「孝介さん、オランジーナを飲まないこと?」
いつもは僕に任せきりなのにおねだりする。
そういう絹子も可愛いと思う。
パリの街は恋人達でいっぱいだ。
老いも若きも手を繋いで楽しそうに歩いている。
僕も絹子と恋人繋ぎをする。
そして夜のエッフェル塔の階段で
見上げる絹子の唇に小鳥がついばむようなキスをする。
いつも僕だけを見詰めている彼女と
ずっと一緒にいたい、僕は心からそう思っている。
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シャルル・ド・ゴール空港でふたりは搭乗時間を待っている。
ヒースロー空港でトランジット、そうして東京に帰る予定。
「孝介さんと過ごした二年間がわたしの人生で一番幸せよ。此れからも宜しくね」
恥ずかしそうに言う絹子の手を取り、孝介は笑顔で答える。
「僕の方こそ宜しく」
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*作者ご都合主義の世界観でのフィクションです
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