頬杖をつく女 2017.5.23 〜

第21章 全ては偶然ではなく必然

昭和天皇ご崩御の年は、ベルリンの壁が崩壊、ブッシュとゴルバチョフの「マルタ会談」によって冷戦終結が宣言、デイ・ドリーム・ビリバーは流れる

   ザ・タイマーズ/ THE TIMERS (1989) ( 音楽レビュー ) - 『勝手にシドバレット』（85年くらいから最近までの音楽のこと） - Yahoo!ブログ

https://blogs.yahoo.co.jp/kattenisydbarrett/14521012.html?__ysp=44K%2F44Kk44Oe44O844K644CBMTk4OQ%3D%3D


※ 転載させて頂きます！


   1989年とはどんな年だったのか。
1月に昭和天皇が崩御し、元号が平成に改まります。6月には北京で天安門事件が起きました。6月のポーランド自由選挙を皮切りに、11月にはベルリンの壁が崩壊し、12月にはルーマニアでチャウシェスク政権が崩壊するなど、いわゆる「東欧民主化」が進みました。また、12月にはブッシュとゴルバチョフの「マルタ会談」によって冷戦終結が宣言されました。
日本国内を騒がせたのは「幼女誘拐殺人事件」の犯人逮捕です。日本も含めて戦後の大きな流れが節目を迎えると同時に、次の時代の不協和音がすべりこむように鳴り出した、そんな印象があります。

　忌野清志郎を中心とする覆面バンド、ザ・タイマーズのアルバム『THE TIMERS』がリリースされたのもこの年です。
前年にRCサクセションのアルバム『COVERS』の発売を東芝EMIに拒否された清志郎が、ヒルビリー・バップスやMOJO CLUBなどのメンバーと組んで、顔をサングラスと手ぬぐいで隠し、土木作業員のコスチュームでアン・ルイスのライヴに乱入したのがタイマーズのデビューでした。
　清志郎はRCの変名ユニットとしてこのアイデアを実行させたかったようですが、そもそも『COVERS』のコンセプトにも清志郎とのほかのメンバーとの間に温度差があったくらいで、この話は実現しませんでした。



※ブログはまだまだ続きますが、転載ここまでとさせて頂きます。


改めて1989年って、歴史の節目になるような凄い年だったんですね！