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第7章 明莉
55 触れあえば変わる
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「ねー。なんであの子、月森さんたちと一緒にいたんだろうね」
「擦り寄ってんのかな?」
「えー。生意気、もうちょっと相手選ぶべき」
「まちがいない」
ぐぬぬ……。
まあ、そう思われることは重々承知でしたけど。
こうして人が言っているのを実際に聞くと凹みますねぇ……。
「でも、なんか月森さんたちの方から声を掛けてるっぽい時もあるらしいよ」
「マジ。案外、気に入られてんの?」
「みたいね」
「へー。意外」
ふっふっふっ……。
何を隠そう、こう見えて4人目の妹ですからね。義妹ですけど。
仲は悪くないと思いますよ。
でも、やっぱりあんまり目立っちゃうのはよろしくないですね。
「でも、月森さんから声を掛けられても花野の方から逃げるようにどっか去ってく事も多いらしいよ」
「えー。生意気、何様?」
「陰キャって何考えてるのか分かんないよね」
「ほんとだね」
お、おい……。
さっきは一緒にいるのが生意気って言ってたのに、立ち去っても生意気呼ばわりじゃないですか……。
矛盾してますよ貴女たち……。
とは言え、その主張をトイレの扉を越えてする勇気もなく。
わたしはなんだか本当に胃がキリキリする思いで聞き耳を立てるばかりなのでした。
「――いつまで話してんのよ。あんたたち」
そこにもう一人の声が割って入ってきます。
それは聞き覚えのある声で……。
「あ、理子ちゃん」
「花野のはなしー。得意でしょ?」
うおおお……。
ここに冴月さんも乱入……。
これじゃわたしの陰口トークに花が咲く一方じゃないですか。
き、聞きたくなぁい……。
「声デカいから聞こえてたけど。花野と月森がどうのこうのってやつでしょ?」
「そーそー。理子ちゃんもよく言ってるよね」
「なんか擦り寄ったり拒否ったり生意気ぃ。何様なんだろって」
ここに陽キャ代表の冴月さんが加わったらトークに大輪の花が咲いちゃいますよ。
そのお花の養分はわたしなんですね。
栄養が吸い取られて、わたしは干からびちゃうんです。
カピカピ……。
「あんたらと一緒にすんな」
けれど、わたしの予想に反して冴月さんの声音は否定的なものでした。
「「えっ……」」
当然、お二人も混乱している様子。
聞いてるわたしですら同調するものと思っていましたから、その反応は無理もありません。
「やり方が狡いのよ。そういうのわたしは微妙」
「や、やり方って……」
「なにそれ。理子ちゃんも似たようなこと言ってんじゃん」
お二人は冴月さんに疑問を投げかけます。
「わたしは本人に直接言ってんの。こんな誰もいないような場所で喋って何の意味あんのよ」
「そ、それはそうかもだけど……」
「でも普通にそっちの方がヤバくね……?」
風向きが変わります。
確かに冴月さんはいつも堂々とわたしに訴えてきていたので、こうして見えない所でお話ししている二人とはスタンスは異なりました。
「だからわたしのは主張で、あんたらのは陰口でしょ。花野のこと陰キャとか言ってたけど、あんたらもけっこー陰気くさいけど?」
「「……」」
口を閉ざしてしまうお二人。
ま、まあ……中身はともかく、主張の仕方は確かに対象的でありましたので、対立構造になってしまうのも仕方ないのかもしれませんが。
ですが、こういう構図になるのは意外でした……。
「ってのは冗談でぇ。ほんとは月森さんたちにお近づきになれるの羨ましいなぁ、みたいな?」
「そーそー。いいよね、仲良しで」
そして、この手の平返しである……。
冴月さんは陰気くさいと言ってましたけど、絶対このお二人も陽キャですよこれ……。
こんな潔すぎるムーブ、陰キャには出来ません。
「じゃあ最初からそう言いなっての」
「可愛さ余って憎さ百倍、てきな?」
「それそれ」
一瞬険悪な空気になりかけていましたが、おどけた空気に変えるお二人。
あははー、とそのまま足音は遠のいていくのでした。
なるほど、これが陽キャの処世術……勉強になりますね。
わたしが出来る気は全くしませんけど。
なんだか思った以上に重たいパンチを喰らった気もしましたけど、最悪までは行かずに済みましたね。
それはきっと冴月さんのおかげで、意外です。
……。
そ、そろそろ、おトイレから出てもいいですかね?
――ガチャリ
と、重たい腰を上げておトイレから離れます。
「おっす」
「……ええっ!?」
入り口の方でなぜか片手を上げて、こちらを見ていた冴月さんの姿。
まるで待っていたかのような立ち振る舞いです。
「いるの、知ってたんですか?」
自意識過剰かもしれませんが、そんな雰囲気を感じ取って恐る恐る聞いてみます。
「下手な演技して教室から出てくの見てたからね」
否定をせず、その理由を明かす冴月さん。
……やはりバレていたようです。
だとすると、冴月さんはわたしがいると分かってあの会話に加わったわけで……。
「あ、ありがとうございます。なんか庇ってくれたみたいで」
「別に。似たようなこと言ってるのは確かにわたしもだし、そんなお礼言われるようなことでもないでしょ」
でも、明らかに窘めるような口調ではあったので。
わたしに対する配慮は少なからずあったように思えるのですが……。
「そんなことよりさ、どう思った?」
「どう、とは……?」
「さっきの二人が言ってた内容、矛盾してたでしょ」
「あ……まあ、難しいですよね。近くに寄っても遠ざかっても、ああ言われてしまうと……」
近寄れば生意気で、遠ざかっても生意気。
そこにはわたしがとるべき正解は見えません。
何をどうしても否定的な感情を呼び起こすのですから。
「そうよ。わたしみたいに月森たちと近づいてるのは合わないって言う奴はいるし、自分から遠ざかったらそれはそれで何様って思う奴はいるのよ」
「は、八方ふさがり……」
どないやねん。
と、純度百パーセントのエセ関西弁が出てしまうほど、どうしようもない状況に頭を抱えるのでした。
「だからさ、あんたはもっと自分に基準を持たなきゃダメなのよ」
「……自分の基準?」
「そうよ。周りの意見に流されたところで、他人は所詮勝手なことを言う生き物なの。それに合わせた所であんたが摩耗するだけ」
「……難しいです」
わたしは誰にも不快な思いをさせず、毒にも薬にもならない教室の隅にいるような人間であるから存在できるのです。
そこに自己主張が加わると、軋轢を生んでしまうのは避けられないように思います。
それに耐えられるような人間的な強度や魅力がわたしにはないのですから。
だから、わたしは陰キャなのです。
「だから言ってんのよ。月森たちとどう向き合うか考えろって」
「……そう言われましても」
「あんたが遠巻きに見ようとしていても、あいつらが来るような状況になってんだから。以前とはもう違うのよ」
「……同じではいられないってことですか」
重ねた時間、触れ合った関係性は良くも悪くも変化を生んでしまうのかもしれません。
それは人との触れあいが少ないわたしが理解できていないことでした。
「それか別の手段を考えることね」
「……別の?」
「月森みたいなやつらと一緒にいるからダメなのよ。ムカつくけど、あいつら目立つし」
学園のアイドルですからね。
それはわたしも理解しています。
「では、どうしろと」
「……わたしみたいな奴と絡めばいいんじゃない?」
「ん?」
冴月さんとわたし?
はい?
「いや、わたしはそれなりに学校の中じゃ顔利くし。あんたの扱いだって分かってあげられると言うか……月森たちほど目立ってるわけでもないし……ってこれを認めるのは腹立つなっ」
自分で言って頭をくしゃくしゃとかき乱す冴月さん。
「と、とにかくっ!そ、そんなアイディアもあるってことよ!頭使ってやんなさいってこと!」
「は、はあ……」
それが苦手なんですけどね。
けれど、そんなわたしの戸惑いをよそになぜか冴月さんは顔を紅潮させていきます。
「あんまり本気にしないでよっ、まあ、あんたがどうしてもって言うなら考えてあげなくもないって意味だからっ!」
「な、なるほど」
「ふんっ、それじゃねっ!」
バタバタと荒い足音を立てながら冴月さんは去っていきます。
「……どうしましょう」
わたしも変わる必要があるのかもしれないと。
そんな思いにさせられるのでした。
「擦り寄ってんのかな?」
「えー。生意気、もうちょっと相手選ぶべき」
「まちがいない」
ぐぬぬ……。
まあ、そう思われることは重々承知でしたけど。
こうして人が言っているのを実際に聞くと凹みますねぇ……。
「でも、なんか月森さんたちの方から声を掛けてるっぽい時もあるらしいよ」
「マジ。案外、気に入られてんの?」
「みたいね」
「へー。意外」
ふっふっふっ……。
何を隠そう、こう見えて4人目の妹ですからね。義妹ですけど。
仲は悪くないと思いますよ。
でも、やっぱりあんまり目立っちゃうのはよろしくないですね。
「でも、月森さんから声を掛けられても花野の方から逃げるようにどっか去ってく事も多いらしいよ」
「えー。生意気、何様?」
「陰キャって何考えてるのか分かんないよね」
「ほんとだね」
お、おい……。
さっきは一緒にいるのが生意気って言ってたのに、立ち去っても生意気呼ばわりじゃないですか……。
矛盾してますよ貴女たち……。
とは言え、その主張をトイレの扉を越えてする勇気もなく。
わたしはなんだか本当に胃がキリキリする思いで聞き耳を立てるばかりなのでした。
「――いつまで話してんのよ。あんたたち」
そこにもう一人の声が割って入ってきます。
それは聞き覚えのある声で……。
「あ、理子ちゃん」
「花野のはなしー。得意でしょ?」
うおおお……。
ここに冴月さんも乱入……。
これじゃわたしの陰口トークに花が咲く一方じゃないですか。
き、聞きたくなぁい……。
「声デカいから聞こえてたけど。花野と月森がどうのこうのってやつでしょ?」
「そーそー。理子ちゃんもよく言ってるよね」
「なんか擦り寄ったり拒否ったり生意気ぃ。何様なんだろって」
ここに陽キャ代表の冴月さんが加わったらトークに大輪の花が咲いちゃいますよ。
そのお花の養分はわたしなんですね。
栄養が吸い取られて、わたしは干からびちゃうんです。
カピカピ……。
「あんたらと一緒にすんな」
けれど、わたしの予想に反して冴月さんの声音は否定的なものでした。
「「えっ……」」
当然、お二人も混乱している様子。
聞いてるわたしですら同調するものと思っていましたから、その反応は無理もありません。
「やり方が狡いのよ。そういうのわたしは微妙」
「や、やり方って……」
「なにそれ。理子ちゃんも似たようなこと言ってんじゃん」
お二人は冴月さんに疑問を投げかけます。
「わたしは本人に直接言ってんの。こんな誰もいないような場所で喋って何の意味あんのよ」
「そ、それはそうかもだけど……」
「でも普通にそっちの方がヤバくね……?」
風向きが変わります。
確かに冴月さんはいつも堂々とわたしに訴えてきていたので、こうして見えない所でお話ししている二人とはスタンスは異なりました。
「だからわたしのは主張で、あんたらのは陰口でしょ。花野のこと陰キャとか言ってたけど、あんたらもけっこー陰気くさいけど?」
「「……」」
口を閉ざしてしまうお二人。
ま、まあ……中身はともかく、主張の仕方は確かに対象的でありましたので、対立構造になってしまうのも仕方ないのかもしれませんが。
ですが、こういう構図になるのは意外でした……。
「ってのは冗談でぇ。ほんとは月森さんたちにお近づきになれるの羨ましいなぁ、みたいな?」
「そーそー。いいよね、仲良しで」
そして、この手の平返しである……。
冴月さんは陰気くさいと言ってましたけど、絶対このお二人も陽キャですよこれ……。
こんな潔すぎるムーブ、陰キャには出来ません。
「じゃあ最初からそう言いなっての」
「可愛さ余って憎さ百倍、てきな?」
「それそれ」
一瞬険悪な空気になりかけていましたが、おどけた空気に変えるお二人。
あははー、とそのまま足音は遠のいていくのでした。
なるほど、これが陽キャの処世術……勉強になりますね。
わたしが出来る気は全くしませんけど。
なんだか思った以上に重たいパンチを喰らった気もしましたけど、最悪までは行かずに済みましたね。
それはきっと冴月さんのおかげで、意外です。
……。
そ、そろそろ、おトイレから出てもいいですかね?
――ガチャリ
と、重たい腰を上げておトイレから離れます。
「おっす」
「……ええっ!?」
入り口の方でなぜか片手を上げて、こちらを見ていた冴月さんの姿。
まるで待っていたかのような立ち振る舞いです。
「いるの、知ってたんですか?」
自意識過剰かもしれませんが、そんな雰囲気を感じ取って恐る恐る聞いてみます。
「下手な演技して教室から出てくの見てたからね」
否定をせず、その理由を明かす冴月さん。
……やはりバレていたようです。
だとすると、冴月さんはわたしがいると分かってあの会話に加わったわけで……。
「あ、ありがとうございます。なんか庇ってくれたみたいで」
「別に。似たようなこと言ってるのは確かにわたしもだし、そんなお礼言われるようなことでもないでしょ」
でも、明らかに窘めるような口調ではあったので。
わたしに対する配慮は少なからずあったように思えるのですが……。
「そんなことよりさ、どう思った?」
「どう、とは……?」
「さっきの二人が言ってた内容、矛盾してたでしょ」
「あ……まあ、難しいですよね。近くに寄っても遠ざかっても、ああ言われてしまうと……」
近寄れば生意気で、遠ざかっても生意気。
そこにはわたしがとるべき正解は見えません。
何をどうしても否定的な感情を呼び起こすのですから。
「そうよ。わたしみたいに月森たちと近づいてるのは合わないって言う奴はいるし、自分から遠ざかったらそれはそれで何様って思う奴はいるのよ」
「は、八方ふさがり……」
どないやねん。
と、純度百パーセントのエセ関西弁が出てしまうほど、どうしようもない状況に頭を抱えるのでした。
「だからさ、あんたはもっと自分に基準を持たなきゃダメなのよ」
「……自分の基準?」
「そうよ。周りの意見に流されたところで、他人は所詮勝手なことを言う生き物なの。それに合わせた所であんたが摩耗するだけ」
「……難しいです」
わたしは誰にも不快な思いをさせず、毒にも薬にもならない教室の隅にいるような人間であるから存在できるのです。
そこに自己主張が加わると、軋轢を生んでしまうのは避けられないように思います。
それに耐えられるような人間的な強度や魅力がわたしにはないのですから。
だから、わたしは陰キャなのです。
「だから言ってんのよ。月森たちとどう向き合うか考えろって」
「……そう言われましても」
「あんたが遠巻きに見ようとしていても、あいつらが来るような状況になってんだから。以前とはもう違うのよ」
「……同じではいられないってことですか」
重ねた時間、触れ合った関係性は良くも悪くも変化を生んでしまうのかもしれません。
それは人との触れあいが少ないわたしが理解できていないことでした。
「それか別の手段を考えることね」
「……別の?」
「月森みたいなやつらと一緒にいるからダメなのよ。ムカつくけど、あいつら目立つし」
学園のアイドルですからね。
それはわたしも理解しています。
「では、どうしろと」
「……わたしみたいな奴と絡めばいいんじゃない?」
「ん?」
冴月さんとわたし?
はい?
「いや、わたしはそれなりに学校の中じゃ顔利くし。あんたの扱いだって分かってあげられると言うか……月森たちほど目立ってるわけでもないし……ってこれを認めるのは腹立つなっ」
自分で言って頭をくしゃくしゃとかき乱す冴月さん。
「と、とにかくっ!そ、そんなアイディアもあるってことよ!頭使ってやんなさいってこと!」
「は、はあ……」
それが苦手なんですけどね。
けれど、そんなわたしの戸惑いをよそになぜか冴月さんは顔を紅潮させていきます。
「あんまり本気にしないでよっ、まあ、あんたがどうしてもって言うなら考えてあげなくもないって意味だからっ!」
「な、なるほど」
「ふんっ、それじゃねっ!」
バタバタと荒い足音を立てながら冴月さんは去っていきます。
「……どうしましょう」
わたしも変わる必要があるのかもしれないと。
そんな思いにさせられるのでした。
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