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side和ー2
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今日はバイトが休みなので、駅ビルにある本屋に来ていた。特に買いたい本はないけど、本屋が好きなので目的がなくてもよく来る。
「…和希?」
……誰?
「え~もしかして忘れた?」
「…中森さん?」
「良かった。忘れられたかと思った」
将太さんはモデルばりの容姿だ。髪は金髪で、短くウエーブのかかったそれは人目を惹く。忘れた訳じゃないけど、あの時は動揺してしっかり見ていなかったかな。
「今日は一人?」
「はい」
「お昼食べた?オレまだなんだ。付き合ってよ」
「えっ?嫌です」
何だよ。この人、強引だな。
「オレ、あの時言ったこと、結構本気だよ。『オレの好み』ってさ。
別にデートに誘ってるんじゃないし、昼飯食おって誘ってるだけだよ。何?意識してくれてんの?そんならそれでも良いけど?デートにする?最終目的地がホテルなんてのでも良いよ」
「!……」
びっくりした。
将太さんは『誘うのはマナーでしょ?』くらいに思っているのか凄く自然に口から出て来る台詞に戸惑う。
あの人はこんなにはっきり俺に性をぶつけてきたことはなかった。
何だかこんな風に言われると変に意識していると思われるのも癪なので食事を一緒にすることにした。
裕樹の事を押しに弱いと常日頃から思っていたけれど、この体たらく…。この人相手だとどうも調子が狂う。
連れて来られたのは自分一人では絶対に入らなそうな和食の、落ち着いた雰囲気の店だった。
『えっ、ここ?』って顔に出ていたのか、「オレ、料理するだろ。だからいろんな店に行ってるんだ。奢るからさ。入ろ」
店の中はそんなに堅苦しい感じでもなかった。テーブルと座敷、カウンターの席があった。
「あっ、さっき電話したんだけど……」将太さんが店員さんと話してる。
そう言えば、この店に向かう前にどこかに電話してたな。
「…和希?」
……誰?
「え~もしかして忘れた?」
「…中森さん?」
「良かった。忘れられたかと思った」
将太さんはモデルばりの容姿だ。髪は金髪で、短くウエーブのかかったそれは人目を惹く。忘れた訳じゃないけど、あの時は動揺してしっかり見ていなかったかな。
「今日は一人?」
「はい」
「お昼食べた?オレまだなんだ。付き合ってよ」
「えっ?嫌です」
何だよ。この人、強引だな。
「オレ、あの時言ったこと、結構本気だよ。『オレの好み』ってさ。
別にデートに誘ってるんじゃないし、昼飯食おって誘ってるだけだよ。何?意識してくれてんの?そんならそれでも良いけど?デートにする?最終目的地がホテルなんてのでも良いよ」
「!……」
びっくりした。
将太さんは『誘うのはマナーでしょ?』くらいに思っているのか凄く自然に口から出て来る台詞に戸惑う。
あの人はこんなにはっきり俺に性をぶつけてきたことはなかった。
何だかこんな風に言われると変に意識していると思われるのも癪なので食事を一緒にすることにした。
裕樹の事を押しに弱いと常日頃から思っていたけれど、この体たらく…。この人相手だとどうも調子が狂う。
連れて来られたのは自分一人では絶対に入らなそうな和食の、落ち着いた雰囲気の店だった。
『えっ、ここ?』って顔に出ていたのか、「オレ、料理するだろ。だからいろんな店に行ってるんだ。奢るからさ。入ろ」
店の中はそんなに堅苦しい感じでもなかった。テーブルと座敷、カウンターの席があった。
「あっ、さっき電話したんだけど……」将太さんが店員さんと話してる。
そう言えば、この店に向かう前にどこかに電話してたな。
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