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side和ー2
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お昼時なので空いている席は僅かだけど、待っている客がいるほどでもなかった。
食事は美味しかったし、将太さんは客商売をしているだけはあって、話していて飽きることはなかった。
食事代は自分でも払えるくらいの金額だったので自分で払うと言ったけど、
「オレが誘ったし、奢るって言っただろ?じゃさ、今度は和希が奢ってよ」
「えっ、今度?」
「そう、今度」
今度か…。
同じくらいの年。
同じ音の名前。
会うと思い出してしまう。
まだ忘れられないこの気持ちは、忘れたいのか、忘れたくないのか。
思い出したくはないけど、忘れたくはない。
俺の中で複雑な感情だ。
「なあ、スマホ貸して?」
「 ? 」
「ほら…」
「はい」
思わず、渡してしまった。そして何やら操作して、何か喋ってる…。
「今から、オレ、電話するから…はい」
って、渡される自分のスマホに着信があった。
「?…もしもし?」
将太さんからだった。
半ば無理矢理連絡先を交換されてしまった。
「Siriには注意しとけよ」
って、将太さんは言うけど、『一番注意が必要なのはお前だよ』と心の中で毒付いた。
「裕樹君いない時にもたまにはエスポワールにおいでよ。勿論バーの方にだけど」
「ダメですよ。まだ、高校生ですよ」
「え~いいじゃん。遅くなる前に帰ったら良いんだし、酒飲まなかったら良いんだよ。ソフトドリンクも勿論あるし。オレがなんか作ったげるよ」
「いや、また裕樹がいる時に行きますんで」
「ダメだよ。彰が裕樹君がっちりガードしてるから、一緒にいる時なんてオレ声掛けられない」
「別に良いじゃないですか」
「和希冷たいな」
食事は美味しかったし、将太さんは客商売をしているだけはあって、話していて飽きることはなかった。
食事代は自分でも払えるくらいの金額だったので自分で払うと言ったけど、
「オレが誘ったし、奢るって言っただろ?じゃさ、今度は和希が奢ってよ」
「えっ、今度?」
「そう、今度」
今度か…。
同じくらいの年。
同じ音の名前。
会うと思い出してしまう。
まだ忘れられないこの気持ちは、忘れたいのか、忘れたくないのか。
思い出したくはないけど、忘れたくはない。
俺の中で複雑な感情だ。
「なあ、スマホ貸して?」
「 ? 」
「ほら…」
「はい」
思わず、渡してしまった。そして何やら操作して、何か喋ってる…。
「今から、オレ、電話するから…はい」
って、渡される自分のスマホに着信があった。
「?…もしもし?」
将太さんからだった。
半ば無理矢理連絡先を交換されてしまった。
「Siriには注意しとけよ」
って、将太さんは言うけど、『一番注意が必要なのはお前だよ』と心の中で毒付いた。
「裕樹君いない時にもたまにはエスポワールにおいでよ。勿論バーの方にだけど」
「ダメですよ。まだ、高校生ですよ」
「え~いいじゃん。遅くなる前に帰ったら良いんだし、酒飲まなかったら良いんだよ。ソフトドリンクも勿論あるし。オレがなんか作ったげるよ」
「いや、また裕樹がいる時に行きますんで」
「ダメだよ。彰が裕樹君がっちりガードしてるから、一緒にいる時なんてオレ声掛けられない」
「別に良いじゃないですか」
「和希冷たいな」
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