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side和ー4
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「別につけ上がってなんか…」
「それが気に入らないんだよ。ちょっと綺麗な顔してるからって、いい気になって。もう将の前に現れないでよ。ここに来ないで!将と会わないで!」
突き飛ばされて、後ろに転けてしまった。何も言う間も無く、その人はトイレから出て行った。
よっぽど将太さんの事が好きなんだろう。今までもカウンターのスツールに座っている時に、わざと肩をぶつけられたことがあった。
そんなに高くないスツールだけど、普通の椅子より不安定で、不意にぶつかられて落ちそうになった。
思わず声が出ると「わざとじゃ無いのに!何かわい子ぶってるの?」と俺に嫌味を言って、マスターにたしなめられていた。
「僕は悪くないよ。ちょっとぶつかっただけでよろけて僕の所為にするそいつの方が悪いんだよ」と訳の分からないことを言っていた。
マスターとケイさんが「気にするな」「相手にしちゃ、ダメだよ」と言ってくれたので、忘れることにした。
俺は将太さんの気持ちに気付きながら翔悟さんの事を忘れられずにいる。
さっきの人みたいに、真っ直ぐに将太さんに向き合えないなら、ここに来てはいけないんだろう。
でも、翔悟さんを思い続けるのは辛い。裕樹を見るとどうしてもその後ろに翔悟さんを見てしまうんだ。
忘れたい。
忘れたくない。
将太さんなら忘れさせてくれるかもしれないけど、忘れさせて欲しいのかもしれないけど、そんなこと自分にも将太さんにもいけないことだって分かってる。
けど、辛いんだ。
月島が、「大丈夫か?」とトイレに入って来た。さっき俺がエスポワールに来た時は居なかったので、今来たばかりだろうか?裕樹も一緒なら心配かけてしまったな。
「みーさんが二人が入って行くとこ見たって言ってた。何かされた?」
「ううん、大丈夫」
「無理すんな。手、怪我してる」
突き飛ばされた時に手を着いたんだろう。少し血が出てる。
「手、洗って待ってろ」
月島がトイレから一度出て直ぐに戻って来た。傷はそんなに酷くなかったのでタオルで水分を取って、薬を塗って、テープを貼ってくれた。
「裕樹は?」
「今日は来てない」
「良かった」
「そうだな。さっきの奴は出て行ったよ。戻ろ」
「うん、ありがと」
月島には先に戻ってもらってトイレを済ます。少し心を落ち着けてからカウンターに戻った。
「それが気に入らないんだよ。ちょっと綺麗な顔してるからって、いい気になって。もう将の前に現れないでよ。ここに来ないで!将と会わないで!」
突き飛ばされて、後ろに転けてしまった。何も言う間も無く、その人はトイレから出て行った。
よっぽど将太さんの事が好きなんだろう。今までもカウンターのスツールに座っている時に、わざと肩をぶつけられたことがあった。
そんなに高くないスツールだけど、普通の椅子より不安定で、不意にぶつかられて落ちそうになった。
思わず声が出ると「わざとじゃ無いのに!何かわい子ぶってるの?」と俺に嫌味を言って、マスターにたしなめられていた。
「僕は悪くないよ。ちょっとぶつかっただけでよろけて僕の所為にするそいつの方が悪いんだよ」と訳の分からないことを言っていた。
マスターとケイさんが「気にするな」「相手にしちゃ、ダメだよ」と言ってくれたので、忘れることにした。
俺は将太さんの気持ちに気付きながら翔悟さんの事を忘れられずにいる。
さっきの人みたいに、真っ直ぐに将太さんに向き合えないなら、ここに来てはいけないんだろう。
でも、翔悟さんを思い続けるのは辛い。裕樹を見るとどうしてもその後ろに翔悟さんを見てしまうんだ。
忘れたい。
忘れたくない。
将太さんなら忘れさせてくれるかもしれないけど、忘れさせて欲しいのかもしれないけど、そんなこと自分にも将太さんにもいけないことだって分かってる。
けど、辛いんだ。
月島が、「大丈夫か?」とトイレに入って来た。さっき俺がエスポワールに来た時は居なかったので、今来たばかりだろうか?裕樹も一緒なら心配かけてしまったな。
「みーさんが二人が入って行くとこ見たって言ってた。何かされた?」
「ううん、大丈夫」
「無理すんな。手、怪我してる」
突き飛ばされた時に手を着いたんだろう。少し血が出てる。
「手、洗って待ってろ」
月島がトイレから一度出て直ぐに戻って来た。傷はそんなに酷くなかったのでタオルで水分を取って、薬を塗って、テープを貼ってくれた。
「裕樹は?」
「今日は来てない」
「良かった」
「そうだな。さっきの奴は出て行ったよ。戻ろ」
「うん、ありがと」
月島には先に戻ってもらってトイレを済ます。少し心を落ち着けてからカウンターに戻った。
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