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再会②
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「いつも見ているだけだったんだけど…」
うんうん、と周りの女の子たちは身を乗り出して聞く
「昨日話かけてみたの」
「それでそれで!?」
女の子たちはヒートアップする
「もう会えないと思って…」
「家に呼んだの。」
周りの女の子達がキャーキャー興奮しているなか
幸治がポツリと呟いた
「そいつからもらったんだ?薔薇の花。」
「え?う、うん、まぁ…」
敦子の頬が赤くなるのをみて、幸治はおもしろくなかった
「えー!初めて話して家にいれて薔薇ってどういうこと!?」
ガタ…
幸治はイスから立ち上がりドアへ向かう
「俺バイトあるから。」
「あ、こうちゃん…」
幸治は敦子の顔をみず店を出た
「来年はそいつに祝ってもらえば?」
「な…ちょっと!こうちゃん!」
敦子が話終わる前に外へ出て行ってしまった
「もう、何なんだろう。」
「え!?もしかして幸治の気持ち気付いてないの!?」
「こうちゃんの気持ちって言われても…ずっと兄弟のように育ってきたし、それにこうちゃん今まで普通に彼女とかいたし。」
幸治は敦子への想いを断ち切ろうと色んな女性と付き合っていた
でもできなくて、敦子へ想いを寄せていた
敦子も何度か幸治の気持ちに気づいたが、彼女がいたため、家族愛だと思っていた
「まぁ…そうだね~」
周りの女の子からみれば、幸治の気持ちはわかっていたが、幼なじみがゆえのすれ違いを見守るしかできなかった
「えっと、それでその彼とはどうなったの?」
雅が話を切り替え、敦子は昨日の出来事をみんなに話す
「初めて話してそういう展開ってすごくない?なんか運命って感じ!」
みんながワイワイ話すなか、1人の女の子が話したことで静かになる
「でもさ、その人誰かのこと待ってるんでしょ?てことはその人のことずっと好きなんじゃない?」
「そうだと思う。でもそれでも好きなんだ…なんでかと言われると上手く言えないけど。」
敦子の9年間の片想いにみんな感動しつつ、応援したくなった。
「ただ、また会えるの1年後かなって…」
敦子が不安そうな顔をする
「じゃあ病院にいってみたら?」
雅が明るく話しかける
「…でもそれはなんかちょっと違うかなって。」
「確かにちょっと違うかも…」
周りの女の子たちも頷く
「なんか昨日で一生分の勇気使っちゃった。」
「確かに敦子にしては頑張ったよね!」
「しかも家にいれるなんてすごいよね!」
「でも誕生日に薔薇の花もらうなんて素敵!」
友達が不安そうな顔をする敦子を励ました。
「なんか9年間ずっと想ってきたから、昨日があまりに幸せすぎて…この先はまだ考えられないかな?だから、みんな暇なときは遊んでよ!」
「じゃあこのあとカラオケ行こうよ!」
敦子たちはカラオケにいき、6時過ぎにお店を出た。
「今日は本当にありがとう!また明日ね!」
敦子は抱えきれないぐらいのたくさんのプレゼントをもらって家に急ぐ
周りはもう暗かった
うんうん、と周りの女の子たちは身を乗り出して聞く
「昨日話かけてみたの」
「それでそれで!?」
女の子たちはヒートアップする
「もう会えないと思って…」
「家に呼んだの。」
周りの女の子達がキャーキャー興奮しているなか
幸治がポツリと呟いた
「そいつからもらったんだ?薔薇の花。」
「え?う、うん、まぁ…」
敦子の頬が赤くなるのをみて、幸治はおもしろくなかった
「えー!初めて話して家にいれて薔薇ってどういうこと!?」
ガタ…
幸治はイスから立ち上がりドアへ向かう
「俺バイトあるから。」
「あ、こうちゃん…」
幸治は敦子の顔をみず店を出た
「来年はそいつに祝ってもらえば?」
「な…ちょっと!こうちゃん!」
敦子が話終わる前に外へ出て行ってしまった
「もう、何なんだろう。」
「え!?もしかして幸治の気持ち気付いてないの!?」
「こうちゃんの気持ちって言われても…ずっと兄弟のように育ってきたし、それにこうちゃん今まで普通に彼女とかいたし。」
幸治は敦子への想いを断ち切ろうと色んな女性と付き合っていた
でもできなくて、敦子へ想いを寄せていた
敦子も何度か幸治の気持ちに気づいたが、彼女がいたため、家族愛だと思っていた
「まぁ…そうだね~」
周りの女の子からみれば、幸治の気持ちはわかっていたが、幼なじみがゆえのすれ違いを見守るしかできなかった
「えっと、それでその彼とはどうなったの?」
雅が話を切り替え、敦子は昨日の出来事をみんなに話す
「初めて話してそういう展開ってすごくない?なんか運命って感じ!」
みんながワイワイ話すなか、1人の女の子が話したことで静かになる
「でもさ、その人誰かのこと待ってるんでしょ?てことはその人のことずっと好きなんじゃない?」
「そうだと思う。でもそれでも好きなんだ…なんでかと言われると上手く言えないけど。」
敦子の9年間の片想いにみんな感動しつつ、応援したくなった。
「ただ、また会えるの1年後かなって…」
敦子が不安そうな顔をする
「じゃあ病院にいってみたら?」
雅が明るく話しかける
「…でもそれはなんかちょっと違うかなって。」
「確かにちょっと違うかも…」
周りの女の子たちも頷く
「なんか昨日で一生分の勇気使っちゃった。」
「確かに敦子にしては頑張ったよね!」
「しかも家にいれるなんてすごいよね!」
「でも誕生日に薔薇の花もらうなんて素敵!」
友達が不安そうな顔をする敦子を励ました。
「なんか9年間ずっと想ってきたから、昨日があまりに幸せすぎて…この先はまだ考えられないかな?だから、みんな暇なときは遊んでよ!」
「じゃあこのあとカラオケ行こうよ!」
敦子たちはカラオケにいき、6時過ぎにお店を出た。
「今日は本当にありがとう!また明日ね!」
敦子は抱えきれないぐらいのたくさんのプレゼントをもらって家に急ぐ
周りはもう暗かった
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