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第116話 招かれる客5
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今日もコスタリア領は晴れていい天気、さわやかな朝だゴブ
わたしとアイラお嬢様は今日は午前のお仕事や稽古はお休みで奥方様の部屋でドレスの試着をしているのだ
もうすぐ貴族家は社交シーズンに入るらしくこの時期は半年掛かりで製作したドレスや贈答品のチェックに忙しいらしい
金持ちや社会的立場が高くなると余計な仕事が増えて大変ですね
上流貴族となれば他家と比べられるのはもちろん現在の経済力、影響力をアピールしなければいけないためあらゆるコネを使って高価なもの、珍しいものを身に着けたり贈り物をして見栄を張るものらしい
「ゴブ~」(人間は相変わらずめんどくさいことをしてるゴブ~)
「何を他人事のように言っているのミセッティ、あなたも王都で参加するのよ」
本日4回目の試着のアイラお嬢様がけだるそうに言ってきた
「ゴブ?」(はぁ?ゴブリンが貴族のパーティに参加できるわけないゴブ)
「はいはい、お嬢様こちらの鏡の前でお立ちになってください、奥様どうでしょうか?こちらのドレスも胸のあたりを少し拡げればぴったりですね。製作時は少し丈が長いかと思いましたがお嬢様もしっかり成長されて丁度良いかと」
「おほほほ、いいんじゃないかしら!私のドレスも再制作しなければいけないので間に合うか不安でしたが服飾職人達は良い仕事をしてくれたようですわね」
「今年のトレンドは精霊銀の糸で編み込まれた銀の刺繍です、奥様もお嬢様のドレスも全身の刺繍がとっても豪華で素敵です、一体いくらのご予算で製作されているのか・・・コスタリア家の今の勢いをまさに体現する一品ですね」
「おーほっほっほ、さすがカタリナ、分かっているわね~、あなた方のメイド服も新しく新調しておきましたから楽しみにしててね、王都に行くまでに間に合わせるから、もちろん精霊銀の刺繍をしっかり入れさせてますからね~」
「ふふふ、私たち侍従の服までも刺繍入りになっているのを見る他家の貴族の驚きようが目に浮かびますね、さすがは奥様です」
なんか奥方様とカタリナさんやメイドさん達が盛り上がっているゴブ
アイラお嬢様は早く終わって欲しそうに表情が死んできているが
「私はまだ14歳ですので成人のお披露目が終わっていませんからお母様たちの後ろで立っているだけですのに・・・窮屈なドレスを1日中着るのはつらいですわ」
「ふふふ、アイラちゃんはデビュー前だから本当は全貴族の集まる王城の祝賀会の参加だけで良いのだけれど、なぜか今年は是非アイラちゃんも参加してほしいって貴族家が多かったのよ~、ダンドール家のお嬢様の件でも噂になっているのかしらね」
「敵対派閥の悩みを積極的に解決するなんて貴族の常識から考えられませんから、あの事件は国中の全ての貴族女性を侮蔑した大事件でしたからね、コスタリア家の懐の深さを周囲に知らしめた素晴らしい案件でした、非公開なのが口惜しいですが」
「ダンドール家、エレノア嬢の名誉にかかわることですから口外は許されません、そのかわり王妃様には貸しを作れましたし、ダンドール家とは個人的な縁も作れましたから対費用効果は上々といったところでしょうね」
「ゴブ」(あのあと高級そうなクッキー詰合せ箱をもらえてラッキーだったゴブ)
「アレのご褒美がお菓子1箱ですか・・・まぁ納得しているならいいですけど」
なんだかアイラお嬢様がさらに疲れた表情になってきているゴブ
女の子がおしゃれしているのだからもっと嬉しそうにするゴブ
実際はエレノア嬢の純潔を取り戻したことには同年代のまわりの婦女子は興味がなく、「えっ?婚約していたのにまだ処女だったの?逆にかわいそう」という感想だったが復帰してきたエレノア嬢の外見の美しい変貌ぶりに衝撃を受けていたのだった
エレノア嬢は律儀に約束を守って施術のことは黙っていたのに、ダンドール家がコスタリア家を復帰祝いパーティに招待したり、王妃様がお忍びでコスタリア領に出向いたり、さらには最近の貴族夫人たちがこぞって「聖女のお墓参りツアー」をしているため『コスタリア家には女性に良い何かがある』との噂が立っているのだった
さらには情報の早い貴族には三女のアイラ嬢が聖女の素質があったらしいというところまで掴まれていて公然の秘密となって共有されていた
「はぁ、私なんかがパーティにお邪魔しても学園の友人も少ししか参加していませんし知らない年上の方々ばかりで緊張しますわ」
これは貧民街で聖女と崇められていることは黙っていたほうが良いゴブな
こちらは知らなくても向こうがアイラ様を良く知っているパターンがありそうゴブ
「ふぁぁ~、この機会にお嬢様が王太子様に気に入られて側室にでもなられたらマリーもお傍でいい暮らしが出来ますのに~」
マリーが気の抜けたあくびまじりでしょうもないことを言っている
「マリー!!」
奥方様が珍しく大声をだしてマリーを睨みつけた、相変わらずバカだねマリーは
「ひゃい!すみません、出過ぎた発言でした」
「素晴らしい提案です、マリー。正室はアリシア様で決まりでしょうが側室、いや第2王妃の候補はまだ誰もいません、アイラちゃんは充分候補になり得ますわ」
奥方様が獲物を狙う肉食獣の目になっているゴブ
「ふふふ、全ての貴族婦女子の目標は王族に嫁ぐことと言っても過言ではありませんからね、このカタリナ全身全霊をもってお支えいたします!」
「おーっほっほ、最近はホーリーウォーター領からちょっとやそっとでは使いきれない税収が入っていますからね、さすがの私もお金の使い処は心得ていますわ」
なんか奥方様とカタリナさんが盛り上がっていますね
そしてドノバンの奴、上手くやっているようで何よりゴブ
奥方様も君臨すれども統治せず、旨味だけをしっかりと享受されているようですな
「わ、私が王室へ入る・・・ルーデンハルト様と・・・」
アイラお嬢様もまんざらではないようですな
陸に上がった死にそうな魚から恋する乙女に急に変貌しているゴブ
「そういえばアイラ様が王城に行くならミセッティ様はどうなるんでしょう~」
「ゴブ~」(ゴブリンが王城を歩いている姿は想像できないゴブ)
「普通に考えれば従魔といえど魔物が王城をうろつくのは許されなさそうですね」
「おほほ、ミセッティちゃんはこのコスタリア領のお屋敷でこれまで通りにゆっくりしておいしいお菓子を食べながらお仕事を少~しだけ頑張ってもらうわ」
まぁ基本的にはそうなるよな
アイラお嬢様がいないと言葉が通じる人間がいなくなってしまうのが不安だけど
「王妃様はミセッティ様ごとアイラ様を迎えようとしそうですぅ~」
「確かに王妃様にはミセッティ様の聖魔法をばっちり見られていますからね」
「そのようです、奥方様。ここに丁度、王妃様からの今年の褒章の通知がきておりますがその中にアイラお嬢様も含まれておいでのようです」
執事さんが印章付きの手紙を金の皿に載せて奥方様に渡している
「むぅ、さすがは叔母様、なかなか早く手を回してきていますわね、アイラちゃんに実績を作って迎えやすくしようとしているのかしら」
「ゴブ~」(社交界デビューの前に褒章とはすごいゴブな~)
「え~っと、ミセッティも一緒に来るようにと書いてありますわよ?」
「ゴブ!?」(マジですか?王城になんて行ったらすぐに狩られるゴブ)
「へぇ~ゴブリンを王城に迎えるなんてよくあの堅物な宮殿近衛騎士団が認めたわね、さすがの王妃様も権威が及ばず命令できないでしょうに」
「あ~宮殿騎士団さん達ですか、高位貴族の次男、三男が所属している儀礼騎士団ですよね~、あいつら弱いくせにプライドだけあって儀式じゃこうだとか順序がどうとかカッコにばかりうるさいんですよね」
「おまけに金には困っていないから賄賂をほぼ通じないし、領地も持っていないから困りごともなく恩を売ることもなかなか出来ないんですよね、いい身分です」
「おほほ、でもこの手紙にはミセッティは魔法使いの杖や指輪のような魔法を発現させる触媒と同じであるから帯同して入城して構わないと近衛騎士団も一人も反対無く全員一致で賛同したと書かれています」
「えー!そちらの方がすごいですぅ、どういう説得をされたんでしょう」
「まぁ、これでミセッティが王城へ入城する理由をさりげなく作ってくるのはさすが叔母様ってところですね、これは本当にアイラちゃんを嫁入りさせる思惑があるかもですわね」
~~~~~~
貧民街、元コスタリア南第2区、改めホーリーウォーター領
「おぉぉい、今度は王都の近衛騎士団の奥様たちが一斉に「お墓参り」に来られるだとぉぉ、『全員が5年分の施術を希望しているので叶えられたし』とか意味分かんねぇし、おい!セレス何なんだよこれ、何か知ってんだろ」
「あ~、そうきたかね、そりゃプライドの高い坊ちゃんたちも奥様には敵わないってことじゃ、ましては領地も持たず給金だけではあの施術はさすがに受けられんからのぅ。噂には聞いていても自分たちには手が届かないアレを受けさせてもらえるとなると旦那を必死に説得するじゃろうな」
「だから意味が分かんねぇって、近衛騎士団ってことは全員貴族だろうがよ」
「アイラ様、ミセッティ様の幸せ、ひいてはコスタリア領全体の発展のためになることじゃから安心するがよいわ。早速騎士団の奥方様を歓迎する支度をするがよいぞ、ミセッティ様へも新しいお菓子でも用意するんじゃな」
わたしとアイラお嬢様は今日は午前のお仕事や稽古はお休みで奥方様の部屋でドレスの試着をしているのだ
もうすぐ貴族家は社交シーズンに入るらしくこの時期は半年掛かりで製作したドレスや贈答品のチェックに忙しいらしい
金持ちや社会的立場が高くなると余計な仕事が増えて大変ですね
上流貴族となれば他家と比べられるのはもちろん現在の経済力、影響力をアピールしなければいけないためあらゆるコネを使って高価なもの、珍しいものを身に着けたり贈り物をして見栄を張るものらしい
「ゴブ~」(人間は相変わらずめんどくさいことをしてるゴブ~)
「何を他人事のように言っているのミセッティ、あなたも王都で参加するのよ」
本日4回目の試着のアイラお嬢様がけだるそうに言ってきた
「ゴブ?」(はぁ?ゴブリンが貴族のパーティに参加できるわけないゴブ)
「はいはい、お嬢様こちらの鏡の前でお立ちになってください、奥様どうでしょうか?こちらのドレスも胸のあたりを少し拡げればぴったりですね。製作時は少し丈が長いかと思いましたがお嬢様もしっかり成長されて丁度良いかと」
「おほほほ、いいんじゃないかしら!私のドレスも再制作しなければいけないので間に合うか不安でしたが服飾職人達は良い仕事をしてくれたようですわね」
「今年のトレンドは精霊銀の糸で編み込まれた銀の刺繍です、奥様もお嬢様のドレスも全身の刺繍がとっても豪華で素敵です、一体いくらのご予算で製作されているのか・・・コスタリア家の今の勢いをまさに体現する一品ですね」
「おーほっほっほ、さすがカタリナ、分かっているわね~、あなた方のメイド服も新しく新調しておきましたから楽しみにしててね、王都に行くまでに間に合わせるから、もちろん精霊銀の刺繍をしっかり入れさせてますからね~」
「ふふふ、私たち侍従の服までも刺繍入りになっているのを見る他家の貴族の驚きようが目に浮かびますね、さすがは奥様です」
なんか奥方様とカタリナさんやメイドさん達が盛り上がっているゴブ
アイラお嬢様は早く終わって欲しそうに表情が死んできているが
「私はまだ14歳ですので成人のお披露目が終わっていませんからお母様たちの後ろで立っているだけですのに・・・窮屈なドレスを1日中着るのはつらいですわ」
「ふふふ、アイラちゃんはデビュー前だから本当は全貴族の集まる王城の祝賀会の参加だけで良いのだけれど、なぜか今年は是非アイラちゃんも参加してほしいって貴族家が多かったのよ~、ダンドール家のお嬢様の件でも噂になっているのかしらね」
「敵対派閥の悩みを積極的に解決するなんて貴族の常識から考えられませんから、あの事件は国中の全ての貴族女性を侮蔑した大事件でしたからね、コスタリア家の懐の深さを周囲に知らしめた素晴らしい案件でした、非公開なのが口惜しいですが」
「ダンドール家、エレノア嬢の名誉にかかわることですから口外は許されません、そのかわり王妃様には貸しを作れましたし、ダンドール家とは個人的な縁も作れましたから対費用効果は上々といったところでしょうね」
「ゴブ」(あのあと高級そうなクッキー詰合せ箱をもらえてラッキーだったゴブ)
「アレのご褒美がお菓子1箱ですか・・・まぁ納得しているならいいですけど」
なんだかアイラお嬢様がさらに疲れた表情になってきているゴブ
女の子がおしゃれしているのだからもっと嬉しそうにするゴブ
実際はエレノア嬢の純潔を取り戻したことには同年代のまわりの婦女子は興味がなく、「えっ?婚約していたのにまだ処女だったの?逆にかわいそう」という感想だったが復帰してきたエレノア嬢の外見の美しい変貌ぶりに衝撃を受けていたのだった
エレノア嬢は律儀に約束を守って施術のことは黙っていたのに、ダンドール家がコスタリア家を復帰祝いパーティに招待したり、王妃様がお忍びでコスタリア領に出向いたり、さらには最近の貴族夫人たちがこぞって「聖女のお墓参りツアー」をしているため『コスタリア家には女性に良い何かがある』との噂が立っているのだった
さらには情報の早い貴族には三女のアイラ嬢が聖女の素質があったらしいというところまで掴まれていて公然の秘密となって共有されていた
「はぁ、私なんかがパーティにお邪魔しても学園の友人も少ししか参加していませんし知らない年上の方々ばかりで緊張しますわ」
これは貧民街で聖女と崇められていることは黙っていたほうが良いゴブな
こちらは知らなくても向こうがアイラ様を良く知っているパターンがありそうゴブ
「ふぁぁ~、この機会にお嬢様が王太子様に気に入られて側室にでもなられたらマリーもお傍でいい暮らしが出来ますのに~」
マリーが気の抜けたあくびまじりでしょうもないことを言っている
「マリー!!」
奥方様が珍しく大声をだしてマリーを睨みつけた、相変わらずバカだねマリーは
「ひゃい!すみません、出過ぎた発言でした」
「素晴らしい提案です、マリー。正室はアリシア様で決まりでしょうが側室、いや第2王妃の候補はまだ誰もいません、アイラちゃんは充分候補になり得ますわ」
奥方様が獲物を狙う肉食獣の目になっているゴブ
「ふふふ、全ての貴族婦女子の目標は王族に嫁ぐことと言っても過言ではありませんからね、このカタリナ全身全霊をもってお支えいたします!」
「おーっほっほ、最近はホーリーウォーター領からちょっとやそっとでは使いきれない税収が入っていますからね、さすがの私もお金の使い処は心得ていますわ」
なんか奥方様とカタリナさんが盛り上がっていますね
そしてドノバンの奴、上手くやっているようで何よりゴブ
奥方様も君臨すれども統治せず、旨味だけをしっかりと享受されているようですな
「わ、私が王室へ入る・・・ルーデンハルト様と・・・」
アイラお嬢様もまんざらではないようですな
陸に上がった死にそうな魚から恋する乙女に急に変貌しているゴブ
「そういえばアイラ様が王城に行くならミセッティ様はどうなるんでしょう~」
「ゴブ~」(ゴブリンが王城を歩いている姿は想像できないゴブ)
「普通に考えれば従魔といえど魔物が王城をうろつくのは許されなさそうですね」
「おほほ、ミセッティちゃんはこのコスタリア領のお屋敷でこれまで通りにゆっくりしておいしいお菓子を食べながらお仕事を少~しだけ頑張ってもらうわ」
まぁ基本的にはそうなるよな
アイラお嬢様がいないと言葉が通じる人間がいなくなってしまうのが不安だけど
「王妃様はミセッティ様ごとアイラ様を迎えようとしそうですぅ~」
「確かに王妃様にはミセッティ様の聖魔法をばっちり見られていますからね」
「そのようです、奥方様。ここに丁度、王妃様からの今年の褒章の通知がきておりますがその中にアイラお嬢様も含まれておいでのようです」
執事さんが印章付きの手紙を金の皿に載せて奥方様に渡している
「むぅ、さすがは叔母様、なかなか早く手を回してきていますわね、アイラちゃんに実績を作って迎えやすくしようとしているのかしら」
「ゴブ~」(社交界デビューの前に褒章とはすごいゴブな~)
「え~っと、ミセッティも一緒に来るようにと書いてありますわよ?」
「ゴブ!?」(マジですか?王城になんて行ったらすぐに狩られるゴブ)
「へぇ~ゴブリンを王城に迎えるなんてよくあの堅物な宮殿近衛騎士団が認めたわね、さすがの王妃様も権威が及ばず命令できないでしょうに」
「あ~宮殿騎士団さん達ですか、高位貴族の次男、三男が所属している儀礼騎士団ですよね~、あいつら弱いくせにプライドだけあって儀式じゃこうだとか順序がどうとかカッコにばかりうるさいんですよね」
「おまけに金には困っていないから賄賂をほぼ通じないし、領地も持っていないから困りごともなく恩を売ることもなかなか出来ないんですよね、いい身分です」
「おほほ、でもこの手紙にはミセッティは魔法使いの杖や指輪のような魔法を発現させる触媒と同じであるから帯同して入城して構わないと近衛騎士団も一人も反対無く全員一致で賛同したと書かれています」
「えー!そちらの方がすごいですぅ、どういう説得をされたんでしょう」
「まぁ、これでミセッティが王城へ入城する理由をさりげなく作ってくるのはさすが叔母様ってところですね、これは本当にアイラちゃんを嫁入りさせる思惑があるかもですわね」
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貧民街、元コスタリア南第2区、改めホーリーウォーター領
「おぉぉい、今度は王都の近衛騎士団の奥様たちが一斉に「お墓参り」に来られるだとぉぉ、『全員が5年分の施術を希望しているので叶えられたし』とか意味分かんねぇし、おい!セレス何なんだよこれ、何か知ってんだろ」
「あ~、そうきたかね、そりゃプライドの高い坊ちゃんたちも奥様には敵わないってことじゃ、ましては領地も持たず給金だけではあの施術はさすがに受けられんからのぅ。噂には聞いていても自分たちには手が届かないアレを受けさせてもらえるとなると旦那を必死に説得するじゃろうな」
「だから意味が分かんねぇって、近衛騎士団ってことは全員貴族だろうがよ」
「アイラ様、ミセッティ様の幸せ、ひいてはコスタリア領全体の発展のためになることじゃから安心するがよいわ。早速騎士団の奥方様を歓迎する支度をするがよいぞ、ミセッティ様へも新しいお菓子でも用意するんじゃな」
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