魔女っ子になるのはムリそうなので、幼馴染を魔法使いにします!~処女と童貞の焦らしプレイ~

かみゅG

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不思議生物2

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 放課後になりました。
 部室に着くと、私はさっそく鞄の中から衣装を取り出します。

「あら? キララちゃん、それは?」

 部長が私が衣装を取り出すのに気づいて、声をかけてきます。
 それが聞こえたのでしょう。
 他の部員達も集まってきます。
 ちょうどいいです。
 みなさんにお披露目しましょう。

「ヒーローショーの衣装です。とりあえず、今日は主役の衣装を持ってきました」
「わっ、凄い。本格的ね」

 私が取り出したのは、仮面ライダ○と呼ばれるヒーローの衣装です。
 伝統です。
 王道です。
 でも、それに胡坐をかかず、工夫も施してあります。
 具体的にはフリルです。
 これは女版仮面ライダ○の衣装なのです。

「さあ、おっぱ……加藤さん、着てみて」
「え!? 私、やらないって言ったのに!?」

 私はおっぱいお化けに持ってきた衣装を渡します。
 すると、おっぱいお化けが驚いた顔をします。
 前回、部室で話題が出たときに、おっぱいお化けは必殺技である『パイスラッシュ』をヒーローショーで使うのは嫌だと言ったのです。
 わがままで困ったものです。
 けれど、心配はいりません。

「大丈夫。その対策も考えてあるから」

 本人が使わないというので、衣装に細工を施してきたのです。
 頑張りました。
 疑似魔法のノウハウを利用して、必殺技を疑似的に実現できるようにしたのです。

「でも……」
「まあまあ、加藤ちゃん。キララちゃんがせっかく用意してくれたんだから、着るだけ着てみたら?」

 私の言葉に、おっぱいお化けは、それでも拒否しようとします。
 しかし、それを部長が説得します。
 部長も興味があるのだと思います。

「わかりました。着てみます」

 部長に説得されて、おっぱいお化けが衣装を着ることを承諾します。
 制服を脱ごうとし――

「隣で着替えてきます」

 ――ソラをちらりと見てから、衣装を持って隣の部屋に行きます。
 隣は空き部屋なので、更衣室代わりに使うつもりなのだと思います。
 しかし、部屋を出ていくときの、ソラに向けた視線はなんだったのでしょう。
 もしかして、ソラを誘っていたのでしょうか。
 その可能性が高いです。
 着替えを手伝わせて誘惑し、ソラの童貞を狙ったのでしょう。
 まったく、抜け目がないです。
 むっ。
 まさか、いったん脱ごうとしてから隣の部屋に行ったのも狙いでしょうか。
 男子は見えそうで見えないという状況に興奮すると聞いたことがあります。
 単に見えるより、妄想をかき立てるのだそうです。
 なんだか、隣の部屋から淫猥な空気が漂ってきているような気がしてきました。
 まるで、魔王の部屋の前にいるかのようです。
 このままでは、ソラが感染してしまうかも知れません。
 けど、そんなことはさせません。

 すすす……ぴとっ

「? なに、キララ?」
「気にしないで」
「?」

 私はソラに密着し、身体を張って、魔王が放つ闇の波動からソラの身を護ります。
 ソラは不思議そうにしていますが、護っていることを、わざわざ伝える必要はありません。
 魔女っ子は人知れず人々を護るのが使命なのです。

 そんなことをしながら待っていると、部室の扉が少しだけ開きます。
 そこから、おっぱいお化けが少しだけ顔を覗かせます。
 衣装にはマスクもあるはずですが、かぶっていないようです。
 まあ、まだ本番というわけではないので、練習中はかぶらなくてもいいと思います。
 しかし、どうしたのでしょう。
 おっぱいお化けはなかなか部室に入ってきません。

「どうしたの? サイズが合わなかった?」
「いえ、ぴったりでした。でも、ぴったり過ぎるというか……」
「入ってきたら? 私達も見てみたいし」
「……わかりました」

 部長に促されて、ようやくおっぱいお化けが部室に入ってきます。
 そして、全身が見えると同時に、部室に歓声が上がります。

「「「おぉ~~~!」」」
「そ、そんなに見ないでください!?」

 歓声が上がった理由は私にもわかりました。
 これは、凄まじい破壊力です。
 私はまだ魔王の恐ろしさを侮っていたのかも知れません。

 決して露出が多いわけではありません。
 むしろ、露出はほとんどありません。
 ですが、ぴっちりと身体に密着する衣装は、肌を隠しているだけで、身体のラインは全く隠していません。
 むしろ、強調しているようにも見えます。
 露出がない分、身体のラインを際立たせているのです。
 滑らかな生地のスーツは、裸よりも艶めかしいです。

 ショーの間のわずかな時間なら大丈夫かと思っていましたが、これはダメかも知れません。
 一撃で観客の半数に致命傷を与えてしまう可能性があります。
 その半数とは男子達のことです。

「魔王、おそるべし」

 私は、ヒーローの衣装を着る魔法を見て、そう呟きました。
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