スーパー忍者・タカシの大冒険

Selfish

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第107話: ギュウギュウ洞窟の伝説とモウモウの試練

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フリフリ山で「フリフリの鍵」を手に入れたタカシたちは、次なる目的地「ギュウギュウ洞窟」に向かうことになった。
だが、洞窟に近づくにつれ、なぜか周囲の空間が狭くなっていく。

「おい、何だこの息苦しい感じは?俺の体が大きくなってんのか?」
ユウジが困惑する中、カラッポの石が淡々と答える。

「いや、これはギュウギュウ洞窟の力だ。この洞窟は“圧縮の呪い”によって、入る者全てが物理的にも精神的にもギュウギュウにされるのだ。」

「精神的にギュウギュウって何だよ!」
タカシが叫ぶが、石は続ける。

「これは牛(うし)の守護者であるモウモウの力が影響している。彼の試練を乗り越えない限り、この洞窟から出ることはできないぞ。」

ギュウギュウ洞窟の入り口

洞窟の入り口にたどり着くと、大きな門のような岩に牛の顔が彫られていた。
突然、その岩が話し始めた。

「ギュウギュウ洞窟へようこそ!ここを通るには、モウモウ様の“究極ダジャレ試練”をクリアする必要があります!」

「究極ダジャレ試練!?嫌な予感しかしねえ!」
タカシが顔をしかめる中、岩の牛がいきなりダジャレを繰り出してきた。

「さあ、まずは私のギュウッと詰まったダジャレを聞いてみなさい!『牛(ぎゅう)っと絞ったアイデアで、君たちの考えを牛耳るぞ~!』」

「……痛い、頭が痛い!これが精神的にギュウギュウか!」
タカシが頭を抱えた瞬間、ユウジがポケットから何かを取り出した。

「待てタカシ、これを使え!」

ユウジが差し出したのは、以前手に入れた“フリフリパウダー”だった。

フリフリ vs ダジャレ

「おいユウジ、これをどうやって使うんだよ!?」
「簡単だ、フリフリして奴を混乱させるんだ!」

タカシは半信半疑でフリフリパウダーを岩に投げつけた。
すると、岩の牛が突然揺れ始めた。

「フリフリ!?これは一体……ギュウッ!?」
どうやらフリフリパウダーには、相手の思考を崩壊させる効果があるらしい。

「よし、今だ!みんなで一斉にフリフリだ!」
タカシたちは全員で全力のフリフリを披露。

岩の牛は完全に動揺し、「ギュウッ!」と一声叫ぶと、その場で崩れ落ちた。

モウモウの登場

洞窟の中に入ると、そこには巨大な牛のようなシルエットが待ち構えていた。
「俺がモウモウだ。試練を受けに来たんだな?」

「いや、受けたくないけど通らないといけないんだろ?」
タカシが不満げに答えると、モウモウはニヤリと笑った。

「ならば、“ダジャレ大戦争”で俺に勝て!」

ダジャレ大戦争の開始

モウモウがまず放ったダジャレは強烈だった。
「お前たちのやる気を、ぎゅうっと搾り取ってやるぜ!」

「くっ、これはキツい!」
タカシは額に汗を浮かべながら反撃を開始。

「じゃあこっちはどうだ!『牛(ぎゅう)に惹かれて山へ行くつもりが、海に落ちた!』」

「うむ、まあまあだな。」
モウモウは少しうなずいたが、次のダジャレで畳みかける。

「俺の牛肉は、ちょっとやそっとじゃ噛み切れないぞ!まさに“牛(ぎゅう)かたい”!」

「痛い!精神的にギュウギュウだ!」
タカシは再び頭を抱えるが、ここでユウジが割って入った。

「タカシ、ここは俺に任せろ!」

ユウジは胸を張り、大きな声で言った。
「牛(ぎゅう)っと愛して、豚(ぶた)っと見つめて、鶏(とり)っと忘れる!」

「……何だそれ!?関係ねえだろ!」
モウモウが呆れた瞬間、12支の仲間たちが次々と助け船を出す。
• トラトラーニ: 「俺は猫じゃないから、“ギュウにゃん”とは言わない!」
• ウッシータ: 「牛にぎゅうっと抱かれると、心がほっとするだろ?」
• イヌボーネ: 「散歩しながら牛に出会ったら、散歩コースが牛(ぎゅう)っと延びた!」

「お前ら、無駄に頑張るな!」
タカシが突っ込む中、モウモウがついに膝をついた。

ギュウギュウの勝利と次なる試練

「くっ…お前たちのダジャレ、なかなかやるな…。」
モウモウは敗北を認め、タカシたちに「ギュウギュウの石」を手渡した。

「これを持って、次の試練に進むがいい。」

「次の試練って何だよ!もう限界だっての!」
タカシの叫び声をよそに、洞窟の奥から新たな光が差し込む――。
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