スーパー忍者・タカシの大冒険

Selfish

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第130話: 拳聖タイク・マイソン

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タカシたちが「コブ王の城」と呼ばれる巨大な岩山に到着したとき、突然大地が揺れ、空が割れるような轟音が響き渡った。

「何だ!?地震か!?いや、もしかしてまたコブか!?」とタカシが叫ぶ。

その瞬間、空中から巨大な爆発音とともに降り立ったのは、一人の筋肉隆々の男だった。全身がキラキラと輝く黄金色のオーラに包まれ、背後には謎のエレキギターサウンドが流れている。

「俺の名はタイク・マイソン!拳聖タイク・マイソンだ!」

「音楽付きで登場とか、どんだけ目立ちたいんだよ!」とタカシがツッコむ。

タイク・マイソンの自慢ショー

タイク・マイソンは、登場するや否や、勝手に自己紹介を始めた。

「見ろ、この拳を!これは『世界を割る拳』と呼ばれている!」
タイクは拳を掲げるが、その拳は異常にデカく、ほぼスイカサイズだった。

「いや、どう見てもそれ拳じゃなくてハンマーだろ!」とユウジがツッコむと、タイクは「ふっ、嫉妬は人間の弱さだぞ。」と謎の名言を残す。

さらにタイクは足をドンと踏み鳴らす。すると、その衝撃で地面が波打つように揺れた。

「この脚力こそ、『大地を跳ね返す脚』と呼ばれている!」

「いや、ただの地震だから!それに迷惑だわ!」とタカシが叫ぶが、タイクは全く気にしない。

弟子たちの興奮

タイクの登場に、ヤン・コーペイ、ヤン・トンペイ、スン・フォンミンの三人は大興奮。

「拳聖様!ついにお会いできた!」
「我ら、あなたの教えを胸にここまで来ました!」
「あなたの存在が私たちの人生そのものです!」

タイクは満足げに頷き、「よし、弟子たちよ。これから最終試練を与える。」と威厳たっぷりに言い放つ。

最終試練の内容がヒドい

タイクが指し示したのは、巨大な岩でできた迷路のようなコブの壁だった。

「これが『コブ・ラビリンス』だ。この迷宮を突破できた者だけが、真の拳聖の教えを受ける資格を持つ!」

「またコブかよ!」とタカシは叫ぶが、弟子たちは「さすが拳聖様!」と感激している。

迷宮に入ると、無数の分かれ道と罠が待ち受けていた。しかも、その罠のほとんどが意味不明。
• 「崖だと思ったらコブだったゾーン」
• 「踏むと謎のスライムが出てくる足元コブ」
• 「ただのコブだが動くゾーン」

迷路の途中で、弟子たちは次々と罠にハマる。
コーペイは「俺が先陣を切る!」と叫んでコブに突撃するも、足を滑らせてスライムまみれに。
トンペイは「空中移動だ!」と再び飛び上がるが、上空から降ってきた巨大なコブに押し潰された。
そしてフォンミンは…やっぱり瞑想を始めてその場で寝てしまった。

タカシの活躍とタイクの謎のリアクション

タカシは呆れながらも迷宮を切り抜け、最終的に中央の広場へ到達した。そこにはタイク・マイソンが待ち構えていた。

「よくぞここまで来た。だが、まだだ!お前の力を試させてもらう!」

タイクは拳を振り上げ、一撃を放つ。大地が揺れるような衝撃波がタカシに襲いかかったが、タカシは「スーパー忍者キック」で応戦。タイクの拳と足がぶつかり合い、周囲が爆風に包まれる。

しかし、衝撃でタイクの髪が乱れ、つけまつげが吹き飛ぶという謎の事態に。

「うわあああ!私の拳聖ビジュアルが!」とタイクが叫ぶ姿を見て、タカシは思わず吹き出した。

拳聖の真意

タイクは地面に座り込みながら言った。
「お前、笑いのセンスあるな…。そうだ、真の拳聖とは、強さだけではなく笑いを届ける者だ。」

「いや、何その基準!」とタカシが驚くが、タイクは続けた。
「しかしお前にはその資質がある。この拳聖タイク・マイソンの教えを授けよう!」

こうしてタカシは、タイク・マイソンから「笑拳流」の極意を伝授されることとなった。しかしその技名は「無限コブパンチ」という、全く忍者っぽくないものだった。
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