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第三章 クリミナティ調査編
第41話 アルセリスと隼人
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街を囲む城門の前に集まる冒険者達、それぞれが作戦に向けて準備をし、独特な緊張感が走って居た。
「寒い……ですねセリス様」
白い息を吐いて手を擦り少しでも寒さを紛らわせようとするアルラ、彼女の服装は半袖に膝丈もない程の和服姿と一桁代の気温である明朝には不釣り合いな服装だった。
「服装のせいだろ」
アルラの服装を指差し指摘する、今思えば3ヶ月程この世界に居るがずっと同じ服装……ストックがあるのだろうが何故和服にこだわるのか不思議だった。
だが特に気にもとめずアルセリスは普通の白い紙を黒い穴に手を突っ込み取り出す、そして手をかざすと紫色に光る文字が浮かび上がって来た。
先日第九階層に飛ばした男の戦闘データ、低級の毒魔法と呼んだが彼の魔法は第2位階、中々の強さを誇る冒険者だった。
その戦闘データはリリィによると低級天使20体は捌けるものの彼単体では中級は厳しいとの事、上級天使がいる限り中級と低級はほぼ無限に生み出せる故、防衛面では特に問題は無さそうだった。
だが問題はプラチナ以上のパーティーで来られた場合、その場合は恐らく盾、火力、支援の三種で連携してくる、そうなれば上級天使でも勝てるか怪しかった。
守護者はしっかりとした自我があり連携も取れるが、やはり枝分かれになっている守護者の部下であるモンスターの更に下の部類であるモンスター達は数は多いものの統率が取れなかった。
どうにかして彼らに知性を与えられないか……考えものだった。
「どうしたのセリス、もしかして怖いの?」
腕を組み俯いていると聞き覚えのあるムカつく声が聞こえて来た。
ふと顔を上げると初日に出会った金髪のシスターとのんびりとした白髪のサイドテールが特徴的な少女、そして短い金髪の少女の3人を連れていた。
メンバー4人中3人が金髪と言う金率の高いパーティーだった。
「シャリエル、この人がセリスさん?」
短髪の少女はアルセリスの姿を珍しそうに眺め尋ねる、その言葉にシャリエルは頷いた。
「私はグレーウルフのリーダー、アーネスト・ファラン、よろしくね!」
そう明るい笑顔で手を差し出し言うファラン、アルセリスは無言で手を握り頷くと背を向ける、握手の際サーチを試みると魔法無効アイテムを所持していないのかサーチに成功した。
アーネスト・ファラン、魔剣使いの様だった。
魔剣の名はアイリーン、暗黒魔法を得意とする中々レアな武器……ゲーム時代では暗黒神討伐イベの報酬だった。
(となれば暗黒神を倒したのか……)
暗黒神はまだそれ程アルセリスと言うアバターが強くない頃に戦ったが中々に苦戦した、それ程強くないと言ってもプラチナかダイヤモンド程度には強かった……それを倒したという事はかなりの実力者だった。
「あ……私は、アイリスです」
シャリエルの隣で眠そうな表情をして居た白髪の少女が名を名乗る、独特でスローペースな喋り方だった。
「俺はシャリエルも言って居たがセリスだ」
そう端的に挨拶をすませると街から出て来るライノルドの方に目線を向けた。
「あー、皆んなよく集まってくれた、各々転移魔法が書かれた魔紙を持って居ると思う、それは各々の作戦場所に転移する様設定されて居る……そして作戦内容は単純、誰も死ぬ事無く、アラサルを捕縛し帰還する事……国の為、国民の為に……いざ行くぞ!!」
剣を高々と掲げ叫ぶライノルド、彼の鼓舞に周りの兵士や冒険者達は明朝にも関わらず地を揺らす様な大声をあげた。
「耳障りですねセリス様」
耳を両手で塞ぎながら怪訝そうな表情をして言うアルラ、確かにうるさいが戦闘前に鼓舞するのは大切な事だった。
「まあそう言ってやるな」
アルラの肩を軽く叩き言うとアルセリスは一足早く紙を破ろうとする、だがその前にシャリエルが話しかけて来た。
「どっちが先に捕まえるか……勝負よ!」
「勝負って……あ、」
アルセリスの言葉も聞かずに転移して行くシャリエルとグレーウルフのメンバー、競争と言われてもアラサルが何処にいるか分からない故ほぼ運ゲー……あまり乗り気になれなかった。
だがアルラはアルセリスとは違いやけに乗り気だった。
「セリス様、あのムカつく人間をぎゃふんと言わせるチャンスです!これは完膚なきまでに叩き潰しましょう!!」
興奮気味にそう言い先に転移して行くアルラ、彼女が感情を剥き出しにしてアルセリスの行動前に行動するとは珍しかった。
だがそれ程にシャリエルと言う少女に何か感じているのだろう……何故か親の様な感覚で嬉しかった。
「それじゃあ俺も転移するか」
紙を破り捨て風に乗せて飛ばすとアルセリスの身体が光に包まれる、そして転移すると目の前は先程までの緑が広がる草原では無く今にも崩れそうなボロボロの外観をした古城が眼前にそびえ立って居た。
そして見た瞬間にアルセリスは気付いた、この城にアラサルが居ると。
先に到着して居たアルラはアルセリスが来るのを待機して居た。
「気が付いたかアルラ?」
「はい、城に掛けられた保護プロテクト、城内に張り巡らせられた魔法トラップの数々、そして複数の生命反応……当たりですね」
「その様だな……ただ、周りの奴らが邪魔だな」
続々と転移して来る冒険者達を見て面倒くさそうに呟く、彼らもパーティーを組んで居る冒険者、それならばある程度の階層まで攻略してもらう事にした。
正直いちいちトラップを掻い潜るのも面倒臭い、それなら彼らに解除してもらい後から進む方が賢明な判断だった。
「しかし……この地域は地震が多いのか?」
先程から小刻みに揺れる地面……心なしかこの作戦、荒れる様な気がした。
だが特に気にもとめず地面に座るとサーチを使い中の様子を確認する、順調に進んでいる様子だった。
だがやはり戦場、犠牲者ゼロとは行かない様子だった。
トラップを解除出来ず死ぬ者もいれば盗賊団と見られる生体反応に殺される者も居る……所詮寄せ集めと言った所だった。
「そろそろですかねセリス様」
いつの間にか隣に座るアルラの声にアルセリスは視線を向ける、今にも飛び出しそうな程に身体が疼いている様子だった。
それにしても……アルラ・フィナード、相変わらず美人な容姿端麗のキャラだった。
黒髪ぱっつんのショートヘアーに切れ長の少しつり上がっり青の瞳が綺麗……それに加えて胸も控えめで和服姿……それに加えて黒ニーソを履いている、隼人としての性癖を詰め込めるだけ詰め込んだ天使の様なキャラ、このキャラが運営から新規追加で発表された時は狂喜乱舞だった。
キャラデザの人には感謝してもしきれない……アルセリスと言う威厳あるキャラでなければ今にでも愛でたかった。
「どうされましたかアルセリス様?」
キョトンとした表情でアルラは首を傾げる、こうして彼女をじっくり見ると理性が蒸発しそうだった。
「な、何でもないで……ない」
思わず敬語を使いそうになる、気を張って無いとヘタレな隼人に戻ってしまう……それだけは気を付けなければならなかった。
向こうの世界の俺は冴えずモテない男だった、女性経験は無く話す事すらあまり無かった……だからこのアルセリスと言うアバターに理想の自分を映した……女性に囲まれ圧倒的な強さを持ち尊敬される、そんな自分に。
アルカド王国に女性が多いのはその所為、他にも守護者級の男キャラは居るが使って居なかった。
この世界では変わると決めた、ヘタレな隼人では無く強く威厳のあるアルセリスへと……それ故にアルラや王国の仲間にはみっともない姿は見せられ無かった。
「それじゃあ……そろそろ行くか、アルラ」
そう言いアルセリスとして立ち上がるとアルラの頭を撫でる、これが今自分に出来る精一杯のスキンシップだった。
「はい!」
凄く嬉しそうな表情をするアルラ、そしてアルセリスは切り替えるとゆっくり城へ向かい足を進めた。
「寒い……ですねセリス様」
白い息を吐いて手を擦り少しでも寒さを紛らわせようとするアルラ、彼女の服装は半袖に膝丈もない程の和服姿と一桁代の気温である明朝には不釣り合いな服装だった。
「服装のせいだろ」
アルラの服装を指差し指摘する、今思えば3ヶ月程この世界に居るがずっと同じ服装……ストックがあるのだろうが何故和服にこだわるのか不思議だった。
だが特に気にもとめずアルセリスは普通の白い紙を黒い穴に手を突っ込み取り出す、そして手をかざすと紫色に光る文字が浮かび上がって来た。
先日第九階層に飛ばした男の戦闘データ、低級の毒魔法と呼んだが彼の魔法は第2位階、中々の強さを誇る冒険者だった。
その戦闘データはリリィによると低級天使20体は捌けるものの彼単体では中級は厳しいとの事、上級天使がいる限り中級と低級はほぼ無限に生み出せる故、防衛面では特に問題は無さそうだった。
だが問題はプラチナ以上のパーティーで来られた場合、その場合は恐らく盾、火力、支援の三種で連携してくる、そうなれば上級天使でも勝てるか怪しかった。
守護者はしっかりとした自我があり連携も取れるが、やはり枝分かれになっている守護者の部下であるモンスターの更に下の部類であるモンスター達は数は多いものの統率が取れなかった。
どうにかして彼らに知性を与えられないか……考えものだった。
「どうしたのセリス、もしかして怖いの?」
腕を組み俯いていると聞き覚えのあるムカつく声が聞こえて来た。
ふと顔を上げると初日に出会った金髪のシスターとのんびりとした白髪のサイドテールが特徴的な少女、そして短い金髪の少女の3人を連れていた。
メンバー4人中3人が金髪と言う金率の高いパーティーだった。
「シャリエル、この人がセリスさん?」
短髪の少女はアルセリスの姿を珍しそうに眺め尋ねる、その言葉にシャリエルは頷いた。
「私はグレーウルフのリーダー、アーネスト・ファラン、よろしくね!」
そう明るい笑顔で手を差し出し言うファラン、アルセリスは無言で手を握り頷くと背を向ける、握手の際サーチを試みると魔法無効アイテムを所持していないのかサーチに成功した。
アーネスト・ファラン、魔剣使いの様だった。
魔剣の名はアイリーン、暗黒魔法を得意とする中々レアな武器……ゲーム時代では暗黒神討伐イベの報酬だった。
(となれば暗黒神を倒したのか……)
暗黒神はまだそれ程アルセリスと言うアバターが強くない頃に戦ったが中々に苦戦した、それ程強くないと言ってもプラチナかダイヤモンド程度には強かった……それを倒したという事はかなりの実力者だった。
「あ……私は、アイリスです」
シャリエルの隣で眠そうな表情をして居た白髪の少女が名を名乗る、独特でスローペースな喋り方だった。
「俺はシャリエルも言って居たがセリスだ」
そう端的に挨拶をすませると街から出て来るライノルドの方に目線を向けた。
「あー、皆んなよく集まってくれた、各々転移魔法が書かれた魔紙を持って居ると思う、それは各々の作戦場所に転移する様設定されて居る……そして作戦内容は単純、誰も死ぬ事無く、アラサルを捕縛し帰還する事……国の為、国民の為に……いざ行くぞ!!」
剣を高々と掲げ叫ぶライノルド、彼の鼓舞に周りの兵士や冒険者達は明朝にも関わらず地を揺らす様な大声をあげた。
「耳障りですねセリス様」
耳を両手で塞ぎながら怪訝そうな表情をして言うアルラ、確かにうるさいが戦闘前に鼓舞するのは大切な事だった。
「まあそう言ってやるな」
アルラの肩を軽く叩き言うとアルセリスは一足早く紙を破ろうとする、だがその前にシャリエルが話しかけて来た。
「どっちが先に捕まえるか……勝負よ!」
「勝負って……あ、」
アルセリスの言葉も聞かずに転移して行くシャリエルとグレーウルフのメンバー、競争と言われてもアラサルが何処にいるか分からない故ほぼ運ゲー……あまり乗り気になれなかった。
だがアルラはアルセリスとは違いやけに乗り気だった。
「セリス様、あのムカつく人間をぎゃふんと言わせるチャンスです!これは完膚なきまでに叩き潰しましょう!!」
興奮気味にそう言い先に転移して行くアルラ、彼女が感情を剥き出しにしてアルセリスの行動前に行動するとは珍しかった。
だがそれ程にシャリエルと言う少女に何か感じているのだろう……何故か親の様な感覚で嬉しかった。
「それじゃあ俺も転移するか」
紙を破り捨て風に乗せて飛ばすとアルセリスの身体が光に包まれる、そして転移すると目の前は先程までの緑が広がる草原では無く今にも崩れそうなボロボロの外観をした古城が眼前にそびえ立って居た。
そして見た瞬間にアルセリスは気付いた、この城にアラサルが居ると。
先に到着して居たアルラはアルセリスが来るのを待機して居た。
「気が付いたかアルラ?」
「はい、城に掛けられた保護プロテクト、城内に張り巡らせられた魔法トラップの数々、そして複数の生命反応……当たりですね」
「その様だな……ただ、周りの奴らが邪魔だな」
続々と転移して来る冒険者達を見て面倒くさそうに呟く、彼らもパーティーを組んで居る冒険者、それならばある程度の階層まで攻略してもらう事にした。
正直いちいちトラップを掻い潜るのも面倒臭い、それなら彼らに解除してもらい後から進む方が賢明な判断だった。
「しかし……この地域は地震が多いのか?」
先程から小刻みに揺れる地面……心なしかこの作戦、荒れる様な気がした。
だが特に気にもとめず地面に座るとサーチを使い中の様子を確認する、順調に進んでいる様子だった。
だがやはり戦場、犠牲者ゼロとは行かない様子だった。
トラップを解除出来ず死ぬ者もいれば盗賊団と見られる生体反応に殺される者も居る……所詮寄せ集めと言った所だった。
「そろそろですかねセリス様」
いつの間にか隣に座るアルラの声にアルセリスは視線を向ける、今にも飛び出しそうな程に身体が疼いている様子だった。
それにしても……アルラ・フィナード、相変わらず美人な容姿端麗のキャラだった。
黒髪ぱっつんのショートヘアーに切れ長の少しつり上がっり青の瞳が綺麗……それに加えて胸も控えめで和服姿……それに加えて黒ニーソを履いている、隼人としての性癖を詰め込めるだけ詰め込んだ天使の様なキャラ、このキャラが運営から新規追加で発表された時は狂喜乱舞だった。
キャラデザの人には感謝してもしきれない……アルセリスと言う威厳あるキャラでなければ今にでも愛でたかった。
「どうされましたかアルセリス様?」
キョトンとした表情でアルラは首を傾げる、こうして彼女をじっくり見ると理性が蒸発しそうだった。
「な、何でもないで……ない」
思わず敬語を使いそうになる、気を張って無いとヘタレな隼人に戻ってしまう……それだけは気を付けなければならなかった。
向こうの世界の俺は冴えずモテない男だった、女性経験は無く話す事すらあまり無かった……だからこのアルセリスと言うアバターに理想の自分を映した……女性に囲まれ圧倒的な強さを持ち尊敬される、そんな自分に。
アルカド王国に女性が多いのはその所為、他にも守護者級の男キャラは居るが使って居なかった。
この世界では変わると決めた、ヘタレな隼人では無く強く威厳のあるアルセリスへと……それ故にアルラや王国の仲間にはみっともない姿は見せられ無かった。
「それじゃあ……そろそろ行くか、アルラ」
そう言いアルセリスとして立ち上がるとアルラの頭を撫でる、これが今自分に出来る精一杯のスキンシップだった。
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