異世界に飛ばされた人見知りの僕は、影が薄かったから趣味に走る事にしました!

まったりー

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1章 占い異世界生活

6話 初日

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「これの通りにすれば良いのか?」


コクリと頷いて、ウチはその先に書かれてる事も聞いたのニャ。
占いに必要なアイテムも、何処でいくらかも書かれてるニャし、値引き交渉も言っていたニャ。


「これはほんとなのか?」


冒険者の疑問はウチも分かったニャから、頷きも心が籠ってしまったのニャ。
紙とウチを見て、やっと納得すると店を出るニャが、次のお客も同じ感じになるのニャ。


「ほんとだろうな、嘘だったら金を返してって・・・そう言えば代金はいくらだ?」


その質問は、ここに来る人全員が思う事ニャから、専用の石板を見せるのニャ。
その石板には【代金は既に貰ってるので要りません】っと書いてあるのニャ。


「それはいつなんだよ、まあ良いけどよ」


タダだからあまり追及はしてこないで、冒険者は店を出るのニャ。
そして、次々に同じ様に接客をして、最後の冒険者が問題だったのニャ。


「お前、これを本気でオレにやれってのか」


内容が分からないウチは、頷くだけだったからか、相手の怒りは上昇したのニャ。
その内容を男は口にして、ウチはどうして怒ってるのか分からなかったのニャよ。


「オレはな、この長い髪に誇りを持ってるんだ、それを切れというのか?」


そう書いてあったのニャら、そうするしかないのニャ。
頷くウチを見て、もうダメかもしれないって殺気を帯び始めた男が、遂に剣に手を掛けたのニャ。


「マサヨシ様!まだいるかしら」


そんな空気を断絶させたのは、昨日の冒険者ギルドの受付のお姉さんで、シマルの手をぎゅっと握ってお礼を言って来たのニャ。
ニャンでも、ギスギスしてた彼氏と仲直りが出来たそうで、凄く喜んでくれたのニャ。


「それで、この方は怒ってるみたいですけど、平気ですか?」


受付さんがじろりと男の人を睨み、さすがに剣から手を離したのニャ。
マサヨシの指示通り、ほんとに頷くだけで済んでホッとしたのニャよ。


「あんた、ここの占いでほんとに幸せになれたのか?」
「ええ、ほんとに信じられないくらい幸せよ、だから占い通りにする事をお勧めするわ」
「そうか・・・それならオレも覚悟を決めるぜ」


男性の占いは、髪を切ってツルツルにするように書いてあったそうニャよ。
元から、長い髪は似合ってなかったニャから、きっとその成果は出る気がしたのニャ。


「それにしても、ほんとに料金は貰わないのですね、良いのですか?」


頷く事しか出来ニャいウチは、黒板を見せて頷いたのニャ。
マサヨシの料金は、お金じゃニャくてポイントなのニャよ。


「何か困った事があればいつでも言ってください、このキャシーが全力でお助けします」


シマルが手を離して貰えなくて、下で泣きそうニャけど、ウチは慕われてる感じで嬉しくなったのニャ。
やっぱり、マサヨシにも感じてほしくなったニャが、それは確実に無理なのニャよね。


「街の近くにいるだけで吐いてたニャから、無理ニャよねぇ~」


受付さんに手を振り、ウチたちも帰る準備を始めたのニャ。
このお店は、朝の9時から11時の間で、冒険者がダンジョンに入る朝の時間だけなのニャ。


「でも、受付さんの口コミを考えると、明日は他の人も来そうニャね」


ポルトが歩いてくれる中、ウチはそんな予想をしたのニャ。
そして、その予想は当たっていて、次の日は冒険者が15人で、職員っぽい服の人が30人と多くなっていたのニャ。


「あそこのアクセサリーをねだれば良いのね」


色々な女性に頷き、ウチはそれで上手く行くのが理解できなかったニャ。
髪を違うふうに結んだり、服の色を変えるとか、全然理解できないのニャよ。


「ニャ~シマル、ウチが髪を伸ばしたら、シマルはどう思うニャ?」
「何だよ突然リッスね」


その日の帰りに、シマルとポルトに聞いたニャが、ふたりは変わらニャいと言って来たのニャ。
ウチたちには分からない感覚で、頷くだけのお仕事にしてもらえて、ほんとに良かったと正直思ったニャね。


「ニャ~マサヨシ、マサヨシはどう思うニャ?」


洞窟に戻って、今度は分かりそうなマサヨシに聞いてみたのニャが、どうやら似合うらしく、期待されてしまったのニャ。
そんニャに違うのか分からず、ウチはその日から髪を伸ばす事を決意したのニャよ。


「母ちゃん、ウチしばらく髪を伸ばすニャ」
「どうしたの突然?」
「あのニャ、マサヨシが似合うと言ってくれたのニャ、ニャから確かめたいのニャ」


紐を用意してもらって、伸びた時の対策もしたニャが、父ちゃんは反対してきたのニャ。
髪を伸ばすと何かと邪魔になり、生活が大変になるそうニャ。


「そうなのニャ?」
「そうだぞ、だから伸ばす必要はない」
「でもニャ父ちゃん、そう言われた時の事も言われてるニャ」


ウチは、マサヨシに言われた通り、母ちゃんの髪を結んであげて、ポニーテールと言う髪型にしたのニャ。
髪が長くニャいから、小さなポニーテールニャけど、その後母ちゃんにポーズを取る様に指示すると、お父ちゃんの身体の毛が総毛立ったのニャ。


「と、父ちゃん!?」
「どうしたのあなた」
「い、イヤ・・・とても良く似合ってるぞ」


父ちゃんと母ちゃんの顔を見て、ウチは分かってしまったのニャ。
ウチは、マサヨシのそんな顔が見てみたいのニャよ。


「それが、ウチを見てとかだったら、尚更嬉しいニャね」


その日から、ウチは女性の占いの内容を聞いてお勉強を始め、いつかマサヨシのそんな顔を見ようと決めたのニャ。
そして、どんどんとお客さんが増えて行き、お店が繁盛して報酬も更に増えて行ったのニャよ。
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