異世界召喚に巻き込まれたのでダンジョンマスターにしてもらいました

まったりー

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3章ダンジョン報告

30話 王女の極秘任務 王女1

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私の名前はローディアナ・ド・クロイツ


クロイツ王国の第三王女です。



今は近国のレイグリッドが戦争を強行し3国ファーランド・フォルス・サマエルと戦争を開始してしまった。

当初は3国同時に戦争を仕掛けたので、すぐレイグリッドが負け終戦すると思われていた

ところが調査で、レイグリッドが勇者召喚の魔術を使用し成功したと報告を受けた。

今はまだ勇者が戦争に参加したと報告はありません。

しかし今後無いとは限らない。


国王は先の事を考え、クロイツ王国が攻撃された際、援軍を送って貰う約束を交わす為、我が国の南西にあるガーディリアン王国に徳氏として、私が選ばれ今はその帰り道です。

交渉を有利にする為に、我が国の特産品を多数貢物として渡したことで色良い返事を貰うことができました。

私の任務もあと少しで終わります。


侍女
「援軍要請を確約していただけて良かったですね、姫様」

ローディアナ
「ええ、これで今後レイグリッドから攻撃されても、もちこたえる事ができるでしょう。」


勇者が戦争に参加し3国を相手に勝ったとしたら援軍が加わっても勝てないだろうことはわかります。

他にも何か作戦を考えなくてはいけませんね。

ローディアナ
「このまま取り越し苦労で済めばいいのですけどね」

侍女
「そうですね・・・しかし油断はなりませんよ姫様。」

ローディアナ
「わかっています、帰ったら国王にこれからの事を進言します。」


今後の事を考え、旅の終わりに安堵していると急に外の兵士が騒ぎ始めた。


ローディアナ
「何事でしょうか?サラ聞いてきてくれる?」

サラ
「畏まりました」


私はメイドのサラに指示を出したが嫌な予感がする。
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