異世界召喚に巻き込まれたのでダンジョンマスターにしてもらいました

まったりー

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10章魔王

234話 録画の進展

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レストラン罠の部屋で俺たちは暇なので録画を確認した。


ケイイチ
「おお!40階が表示されてる」

ミキ
「あら!?ついに40階のボスに挑んだPTが出たのね」


録画を見ると6人PTだった。

最初に5人でピラミットハウスを攻撃し、とどめに1人残っていた者が上級魔法を撃っていた。

動きの遅いアイアンボックスを2人で引き付け本体から離し、残り4人でさっきのようにアイアンパペットを倒して、最後にアイアンボックスと戦い勝利を収めた。


サーニャン
「これと言って注目する者はいませんね、突出しているのはとどめを刺している者でしょうか」

ミキ
「そうねーでも彼、魔法以外何もしてないわよ、見てよドロップ品を他の人が拾ってるわ」


確かにそうだね目の前に落ちているのに拾おうとしない、何故だろうか?

そのPTは次の部屋に着くと転移して帰って行った。

40階のボスを倒したPTが他に4組出てきた。


ケイイチ
「いきなり40階制覇者が出たと思ったら続けて出てきたね」

ミキ
「ええそうね、でもみんなギリギリね、大けがした人も多かったわ」


そうなのだ取り返しのつかないけが人はいないが重症者が各PTで1人か2人出ていた。


サーニャン
「明日はDPが少ないかもしれませんね」

ケイイチ
「ああそうかもね、でも俺たちが入ってるからそれだけでいつもの3倍だから、まあいいんじゃないかな」


今までは大体一日100万Pだったが俺たちが遠征を開始して300万Pを毎日超えているのだ。


ケイイチ
「その他の録画はまだ付与武具集めか・・・お!?サッツたちが入ってるね見ようか」

ミキ
「この前は4人で30階のボスを倒してたものね、今度は何処まで行くのかしらね」


俺たちが遠征に出る1日前にそれを見たのだがその後は入っていないらしい、フェルトにでも戻ったのかもしれない。

俺たちは録画を見てすぐ驚いた、何と30階から始めていたのだ。

しかし無謀でも無茶でもない、何故なら。


ケイイチ
「メルトとピリムが一緒だね」

ミキ
「そうね6人なら31階を進んでも平気でしょうね」


ミキはそう言っているがちょっと震えている、心配なのだろう、これは録画だ、もし大けがをしていたりやられていたらもうすんでいることになる。

そう思うとほんとに怖いね。






サッツ
「はぁー『パワースラッシュ』」


僕たちは今回ちょっと冒険をしています。

それは30階から入って40階のボスを確認しようと言う物です。


シーリュ
「それにしてもサッツにしては思い切ったな」

ガル
「そうですね、まさか40階まで行こうだなんて」


みんなも思っているようです、これが挑戦であることに、でも無茶ではないと思います。


サッツ
「メルトとピリムが来てくれたからね、それがなかったらもう少しレベルを上げてから来る予定だったさ」

メルト
「任せてくださいです、ケイイチさんから貰った付与の付いた武器があるです」

ピリム
「そうなの、この剣はすごいのーモンスターがスパスパなのー」


二人が興奮気味に言っています、でもほんとにすごいです、ケイイチさんから貰ったガルとネイの装備もすごかったですからね、分かりますよ。


アイリ
「そうだよねー私が貰った指輪もMPがすごく上がった感じだもん」


そうなのです、僕たちが貰った指輪もかなりの物だと思います、それがあったから今回は挑戦しているのです、けして無茶ではありません。


サッツ
「でも初めての階層だから慎重に行くよみんな」


僕の言葉でみんなが緊張したのが分かりました、そうですケイイチさんだったらこうするはずです。

ほんとはもっとみんなの事を見ながら行動したいですが僕にはこれが限界です、まだまだケイイチさんには届きませんね。





ガル
「あ!階段ですよなかなか順調ですね」


僕たちは1階を3時間使って進んでいて35階に降りる階段が見えます、かなり掛かっていますが順調に進めていますね。


サッツ
「降りたら野営をしようか」


僕たちは35階で野営をして今後の事を話し合いました、テントはメルトとピリムの物を使いました。

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